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Fターム[4K028AC07]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | プロセス量の検出・制御 (235)

Fターム[4K028AC07]に分類される特許

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【課題】真空浸炭炉の加熱室の酸素分圧を測定するジルコニア式酸素センサーの長寿命化し、交換頻度を少なくする検出装置を提供する。
【解決手段】真空浸炭炉1の加熱室6内に検出用パイプ22を設け、第一の開閉バルブ20、センサー取付管21、第二の開閉バルブ23、配管36、第三の開閉バルブ24を順次接続し、真空ポンプ10に接続する。センサー取付管の内部に検出部31が位置するようにセンサー取付管の反先端21b側にジルコニア式酸素センサー30を設ける。真空浸炭時には、第一の開閉バルブを閉とし、第二又は第三のいずれか又は両方を閉とし、ジルコニア式酸素センサーと加熱室の炭化水素系ガスとが接触反応しないようにする。 (もっと読む)


【課題】浸炭ガスの消費、エネルギー等の無駄が少なく、工程の無駄のない真空浸炭炉加熱室の前処理方法を提供し、さらにジルコニア式酸素センサーの長寿命化を図る。
【解決手段】真空浸炭炉1の加熱室6内にワークを搬入せずに、加熱室を閉塞密閉し、加熱・真空引きし、加熱室内の酸素分圧が所定値以下になるまで、炉内構造物の吸着酸素を排出する。加熱室を再起動後に加熱室内を加熱及び真空引きし、加熱室内の酸素分圧が所定値以下でない時、バーンアウト完了後、炉内構造物の交換後等の加熱室内構造物の吸着酸素が大になった場合に前処理を行う。加熱室を真空浸炭処理温度下とし、加熱室の酸素分圧の所定値を1×10-19.6atm以下とする。酸素分圧測定はジルコニア式酸素センサーを用いる。真空浸炭時には、ジルコニア式酸素センサーと加熱室の炭化水素系ガスとが接触反応しないようにする。 (もっと読む)


【課題】経年変化による不純物の析出を抑え、NO窒化処理プロセスの安定を阻害しない窒化処理装置を得ること。
【解決手段】半導体装置を窒化処理する反応容器室11に配管20を介してNOガスボンベ12と窒素ガス供給部13とが接続され、NOガスボンベ12からのNOガスと窒素ガス供給部13からの窒素ガスとを混合し、所定のNO濃度にした処理用ガスを反応容器室11に導入して半導体装置の窒化処理を行う窒化処理装置において、NOガスボンベ12は、NOガスを窒素ガスで希釈した希釈NOガスによって充填される。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波を用い、無電極且つ大気圧下で浸炭を行えるようにしたマイクロ波浸炭炉と、その浸炭炉による鉄鋼材料の浸炭処理方法を提供する。
【解決手段】マイクロ波が導入されるマイクロ波照射室に、少なくともArとOを含む雰囲気ガスを供給する雰囲気ガス供給機構と、浸炭後の被処理物を冷却媒体により冷却するための急冷機構とを備え、マイクロ波照射室に鉄鋼材料よりなる被処理物と浸炭に必要な炭素源が配備されるようにした。炭素源は固体又はガスにて供給される。被処理物と炭素源及びArとOを含む雰囲気ガスの存在下でマイクロ波を照射し、炭素源と酸素の反応とそれに伴うCOの発生及び励起によりArプラズマを発生させ、炭素イオンを生成させて被処理物を浸炭する。その後、冷却媒体により被処理物を急冷して焼入れを施す。 (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制しつつ、転走面を含む領域の硬度を十分に高くして十分な転動疲労寿命を確保するとともに、塑性変形する領域の硬度を安定して制御可能な軌道部材の製造方法を提供する。
【解決手段】軌道部材の製造方法は、鋼製部材準備工程と、熱処理工程と、仕上げ加工工程とを備えている。熱処理工程は、鋼製部材が、A点以上の温度である浸炭窒化温度に加熱されて浸炭窒化される浸炭窒化工程と、鋼製部材が、浸炭窒化温度から、A点よりも100℃低い温度以上A点未満の温度域に冷却されて当該温度域に60分間以上180分間以下の時間保持される温度保持工程と、鋼製部材において、軌道部材の転走面となるべき領域を含む高硬度領域以外の領域である低硬度領域が焼入硬化されることなく、高硬度領域が高周波焼入される高周波焼入工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 窒化深さを増加させつつ硬さも高めることができ、かつ、凹部底等の応力集中部においてもクラック等の欠陥が生じにくい窒化部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 部品母材を、C:0.0050質量%以上0.20質量%以下、Si:0.010質量%以上0.30質量%以下、Mn:0.10質量%以上2.0質量%以下、Cr:0.10質量%以上1.5質量%以下、N:0.0050質量%以上0.025質量%以下、及び、Ti:0.60質量%以上1.5質量%以下を含有し、残部Fe及び不純物元素からなり、かつ、Ti含有量をWTi(質量%)、C有量をWC(質量%)及びN有量をWN(質量%)として、1.5≧WTi−4WC−3.4WN≧0.6を充足する組成の鋼にて形成し、該部品母材の表面に600℃以上750℃以下の温度範囲にて窒化処理を実施する。 (もっと読む)


【課題】長寿命化を図ることができるとともに、静的負荷容量が増大して静止時および低速回転時の塑性変形による圧痕に対する耐圧痕性が向上した転がり、摺動部品を提供する。
【解決手段】転がり、摺動部品を、C:0.7〜0.9wt%およびCr:3.2〜5.0wt%を含み、かつ表面に浸炭処理が施された表層部を有する鋼により形成する。表層部の全析出炭化物の面積率を15〜25%とする。表層部に存在する全析出炭化物のうち、面積率で50%以上の炭化物をM型および/またはM23型とする。表層部の炭化物の平均粒径を0.3〜0.6μmとするとともに最大粒径を4μmとする。表面硬さをロックウェルC硬さで62以上とする。表層部の残留オーステナイト中の固溶炭素量を0.95〜1.15wt%とする。 (もっと読む)


【課題】浸炭窒化温度を上昇させることなく、処理効率を向上させることが可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、0.8質量%以上の炭素を含有する鋼からなる被処理物を浸炭窒化するための浸炭窒化方法であって、熱処理炉内の雰囲気が制御される雰囲気制御工程と、熱処理炉内において被処理物に付与される温度履歴が制御される加熱パターン制御工程とを備えている。そして、雰囲気制御工程においては、熱処理炉内の温度が、被処理物を浸炭窒化するために熱処理炉内の温度が保持される温度である本加熱温度に到達する前に、被処理物に対して窒素を供給するための窒素供給物質としてのアンモニアが熱処理炉内に導入される。 (もっと読む)


【課題】良好なピッチング強度と回転曲げ疲労強度を有する軟窒化部品の製造方法の提
供。
【解決手段】C:0.15〜0.30%、Si:0.10〜0.80%、Mn:0.40〜2.0%、P≦0.025%、S:0.005〜0.10%、Cr:0.70〜3.0%、Al:0.020〜0.20%、V:0.050〜0.50%、N:0.0030〜0.010%を含有し残部はFeと不純物の鋼を、部品形状に加工した後、軟窒化して表面硬さをHV≧600とし、(1)「ショット粒径:0.1〜0.3mm、ショット硬さ:HRCで58〜65、投射速度:30〜60m/秒、投射時間:5〜20秒」、(2)「ショット粒径:0.5〜1.2mm、ショット硬さ:HRCで58〜65、投射速度:60〜120m/秒、投射時間:30〜60秒」、(3)「ショット粒径:0.1〜0.3mm、ショット硬さ:HRCで58〜65、投射速度:60〜120m/秒、投射時間:30〜60秒」を満たすショットピーニング処理をこの順に施す。
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【課題】JIS規格SUJ2からなり、窒素富化層が形成された被処理物を、不完全焼入組織を発生させることなく焼入硬化する焼入硬化方法を提供する。
【解決手段】焼入硬化方法は、JIS規格SUJ2からなり、窒素富化層が形成された被処理物を、A点以上の温度からM点以下の温度まで冷却することにより焼入硬化する焼入硬化方法である。当該焼入硬化方法は、A点以上の温度からM点以下の温度まで冷却する冷却工程における750℃から300℃までの平均冷却速度が、以下に示す式(1)で定義されるRよりも大きくなるように、被処理物が冷却される。
R=133.4899−0.1253T+23.5957C+342.8263C・・・(1)
T:冷却前の保持温度、C:被処理物中の窒素濃度 (もっと読む)


【課題】Si・Mn系窒化物の適正化を図ることで、より長寿命で、耐摩耗性、耐焼き付き性に優れる転がり軸受を提供する。
【解決手段】Si:0.3wt%以上2.2wt%以下、Mn:0.3wt%以上2.0wt%以下で且つSi/Mnが5以下の鋼からなる転動体に、浸炭窒化処理による浸炭窒化層を形成し、その表面層の窒素濃度を0.2wt%以上とし、且つ完成品表面層にSi・Mn系窒化物を有し、且つ前記窒化物面積率を1%以上10%未満とすると共に、炭素量が0.4wt%を超え、0.8wt%以下の浸炭肌焼鋼からなる内輪に浸炭窒化処理を施して表面窒素濃度を0.05wt%以上0.3wt%以下とする。また、転動体表面の残留オーステナイト量をγC、軌道輪表面の残留オーステナイト量をγRABの比を、0.8≦γRAB/γC≦1.5とする。 (もっと読む)


【課題】曲げ疲労特性に極めて優れた浸炭部品を提供する。他の目的は、こうした浸炭部品を製造できる方法を提供する。
【解決手段】母材が、質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.35%を超え、2%以下、Mn:3%以下(0%を含まない)、Cr:2%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)、N:0.03%以下(0%を含まない)を含有し、P:0.03%以下、S:0.03%以下、O:0.002%以下を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、浸炭硬化層のC濃度が0.9%以上で、その組織はベイナイトとセメンタイトを含んでおり、且つ最大硬さが650Hv以上である浸炭部品である。 (もっと読む)


【課題】軟化抵抗性、ひいては面疲労強度(特に、耐ピッティング性)の良好な浸炭部品を提供する。
【解決手段】C:0.10質量%以上0.40質量%以下、Si:0.05質量%以上0.8質量%以下、Mn:0.35質量%以上1.2質量%以下、Cr:2.0質量%以上6.0質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を母材とし、該母材の表層部には、粒界酸化層深さが1μm以下で、表面から深さ25μm位置での平均C濃度SCが1.5質量%以上4.0質量%以下の浸炭層が形成される。母材のCr含有量WCrは、1.76SC−1.06 < WCr <1.76SC+0.94の範囲とする。浸炭層は、表面から深さ25μm位置での炭化物面積率が15%以上60%以下であり、炭化物総面積に対する寸法0.5μm以上10μm以下の微細炭化物の面積比率が80%以上であり、さらに、当該微細炭化物の70体積%以上がMC型炭化物とされる。 (もっと読む)


【課題】組成変化のない炉内雰囲気のCPを誤差を伴うことなく正確に算出し、算出したCPによってエンリッチガスの供給量を調節して被処理品の品質を適正に維持する。
【解決手段】浸炭装置10の排気管5にガスクーラ6、フィルタ7、露点センサ8、制御部11を設けた。ガスクーラ6は、炉1内から排気管5内に排出された雰囲気ガスを60℃程度の測定温度に冷却する。フィルタ7は、排気管5内を流れる雰囲気ガスの塵埃を除去する。露点センサ8は、排気管5内で測定温度に冷却された後に塵埃を除去された雰囲気ガスの露点温度を測定する。制御部11は、演算部12で露点センサ8が測定した雰囲気ガスの露点温度及び温度センサ9が測定した炉1内の雰囲気ガスの温度に基づいて炉1内の雰囲気ガスのCPを算出し、調節部13でCPに基づいてエンリッチガスの供給量を調節する。 (もっと読む)


【課題】窒素侵入速度を向上させ、浸炭窒化処理の効率化を図ることが可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、0.8質量%以上の炭素を含有する鋼からなる被処理物を、アンモニア、一酸化炭素、二酸化炭素および水素を含む雰囲気中で加熱することにより浸炭窒化する浸炭窒化方法であって、雰囲気制御工程50と、加熱パターン制御工程60とを備えている。雰囲気制御工程50は、未分解NH分圧制御工程51と、CO/CO分圧制御工程53と、H分圧制御工程52とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】生産効率の向上と製造コストの低減が可能な、高炭素鋼製の転動部品の製造方法を提供する。
【解決手段】この転動部品の製造方法では、通常長時間の加熱を行なう最終熱処理工程において、雰囲気ガスのカーボンポテンシャルを制御し、素材の脱炭層について、熱間加工工程と大気焼鈍工程とにおいて脱炭した炭素を補う。よって、復炭焼鈍のような特別な復炭処理工程を設けることなく、素材の表層部の脱炭層を復炭できる。また、焼入後において脱炭層のない素材を提供できることから、脱炭層除去のために素材の表面を旋削する必要がない。したがって、工程を簡略化できるので、生産能率の向上と製造コストの低減を達成することができる。さらに、完成品の転動部品の表層部が含有する炭素量を熱処理前炭素量以上とすることから、転動部品の表面硬度を向上できる。したがって、転動部品の転動疲労強度を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制しつつ、水素脆性剥離を抑制し得る自動車電装・補機用転動部材および自動車電装・補機用転がり軸受を提供する。
【解決手段】外輪11、内輪12および玉13は、ロータ31を回転させることにより、ステータ33に起電力を発生させるオルタネータ30において、ロータ31と一体に回転するロータ軸32をハウジング34に対して軸支するオルタネータ用玉軸受1を構成するオルタネータ用転動部材である。そして、当該外輪11、内輪12および玉13は、0.25質量%以上0.65質量%以下の炭素と、0.15質量%以上0.35質量%以下の珪素と、0.6質量%以上0.9質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不可避的不純物からなり、クロム含有量が0.3質量%以下に抑制された鋼から構成され、表層部に窒素富化層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ疲労強度と優れたピッチング強度を兼備し、自動車や産業機械の動力伝達装置の歯車、軸受及びシャフトなどとして好適な鋼製部品の提供。
【解決手段】浸炭焼入れ後に再度加熱して浸炭焼入れされる鋼製部品であって、生地の鋼が、質量%で、C:0.08〜0.4%、Si:0.03〜2.0%、Mn:0.3〜2.5%、P≦0.04%、S≦0.2%、Cr:0.1〜3.5%、Al:0.01〜0.05%及びN:0.0050〜0.0200%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のTi≦0.01%及びO≦0.003%の化学組成を有し、かつ、再加熱での浸炭焼入れ後の表面から50μm以内の部位において、旧オーステナイト結晶粒度番号が11番以上、粒径0.5μm以下の析出炭化物の面密度が10個/10μm2以上及び析出炭化物の平均粒径が1μm以下である鋼製部品。なお、Nb≦:0.1%、V≦0.4%、Mo≦2.0%のうちの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】窒化によって強化しても溶接性時にブローホールが発生するのを抑制できる高強度鋼材を提供する。また、こうした溶接性に優れた高強度鋼材を圧延負荷を軽減しながら製造できる方法を提供する。
【解決手段】N量が0.020質量%以下(0質量%を含まない)の高強度鋼材であり、この鋼材の金属組織はフェライト単相で、且つ最大径が20nm以下のTi窒化物が、1μm当たり250個以上整合析出している高強度鋼材である。この高強度鋼材は、最大径が6nm以下のTi窒化物の個数が、最大径が20nm以下のTi窒化物の個数に対して80%以上になっている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、浸炭処理したコバルト・クロム基合金から形成されており、表面の硬度が向上すると共に生体安全性も確保された摺動部材に適した材料と、その製造方法とを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、コバルト・クロム基合金を基材とする耐食性及び耐摩耗性に優れた合金材料であり、その材料の表面に、2.3〜4.0重量%の炭素を固溶化した固溶化層が形成されており、固溶化層の格子定数が3.65Å以上であることを特徴とする。また、本発明は、上記のようなコバルト・クロム基合金材料を製造するのに適した方法であって、コバルト・クロム基合金の基材を形成する工程と、前記基材の表面を活性化処理する工程と、前記基材の表面を浸炭処理する工程と、を含み、前記浸炭処理が、ガス浸炭であることを特徴とする。 (もっと読む)


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