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Fターム[4K028AC07]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | プロセス量の検出・制御 (235)

Fターム[4K028AC07]に分類される特許

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【課題】窒化処理した場合でも疲労強度と靭性をバランスよく備えるオイルテンパー線を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.60〜0.70%、Si:1.0〜2.5%、Mn:0.20〜0.80%、Cr:1.0〜2.5%、V:0.05〜0.50%、を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、焼入れ焼戻し後、窒化相当熱処理(420〜480℃で2〜4時間加熱)した後のセメンタイト系炭化物中のCr濃度が2〜6Wt%である。 (もっと読む)


【課題】鋼製ワークの相互間の温度差又は、鋼製ワークの表面とコアの温度差を小さくすることができる加熱方法を提供することを課題とする。
【解決手段】鋼製ワーク11の温度が目標温度に到達する前に、(c)に示すように、加熱室20の鋼製ワーク11を前室15へ移す(矢印(3))。移動が終わったら仕切扉18を閉じる。そして、鋼製ワーク11を前室15に0.5分〜2分保持する。この保持時間が経過したら、鋼製ワーク11を、矢印(4)のように、加熱室20へ移す。
【効果】1回又は複数回鋼製ワークを加熱室から取り出し、ガス中で自然冷却する。鋼製ワーク自体にあっては、表面温度が下がるため、表面と中心との温度差が縮まる。鋼製ワークが複数である場合は、ヒータに近い方の鋼製ワークの温度が下がるため、ヒータから遠い方の鋼製ワークとの温度差が縮まる。 (もっと読む)


【課題】内部起点の破壊を抑制して、転がり軸受を長寿命化する。
【解決手段】(1)式で表されるDI値と、厚さt(mm)と、焼入れ時の冷却剤の温度T(℃)と、の関係が、下記の(2)式を満たすように、使用する鋼の組成と焼入れ時の冷却剤の温度を設定して、内輪1および外輪2を製造する。
DI=(0.2〔C〕+0.128)(1+0.7〔Si〕)(1+3.45〔Mn〕)(1+0.07〔Ni〕+0.27〔Ni〕〔Ni〕)(1+2〔Cr〕)(1+2.5〔Mo〕)(1+0.35〔Cu〕)‥‥(1)
(1.9−0.01T)DI/t≧0.45‥‥(2) (もっと読む)


【課題】真空引きすることなく炉内の酸素濃度を十分に低下させ,ムラのない浸炭層を有する浸炭製品が得られる浸炭製品の製造方法を提供すること。
【解決手段】ワークWを収納した室内に,まず水素と窒素の混合ガスを導入して雰囲気置換を行う。これにより残留酸素を減少させる。露点が−50℃以下(より好ましくは−55℃以下)まで低下してから,アセチレンと窒素の混合ガスの供給による浸炭を開始する。これにより,雰囲気の残留酸素が非常に少なくなり,ワークWの表面の酸化膜もほとんどない状態で浸炭が行われる。このため,酸化膜により浸炭が妨害されることがない。こうして,真空引きすることなく,ムラのない良好な浸炭層を有する浸炭製品が製造される。 (もっと読む)


【課題】ディファレンシャルギヤ(浸炭部品)に要求される歯面強度等と、その歯元の低サイクル疲労強度とを共に向上させる。
【解決手段】本発明の浸炭部品は、質量%で、C:0.10〜0.30%未満,Si:0.10%以下,Mn:0.20〜0.60%,P:0.015%以下,S:0.035%以下,Cr:0.50〜1.00%,Mo:0.50〜1.00%,B:0.0005〜0.0030%,Ti:0.010〜0.100%,Nb:0.010〜0.100%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、ガス浸炭処理後の表層C濃度が0.40〜0.60%であり、限界硬さを513HVとする有効硬化層深さが0.6〜1.2mmであり、かつショットピーニング処理後の表層硬さが700HV以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化技術として、コストの上昇や品質の不安定化等が生じないような方法を提供する。
【解決手段】使用する鋼の炭素含有率〔C〕(質量%)を変数とする式で表されるパラメータAと、芯部のオーステナイト最大粒径dM (μm)を変数とする式で表されるパラメータBと、芯部の最大介在物粒径r(μm)を変数とする式で表されるパラメータDとが、下記の(6)式を満たすように、浸炭または浸炭窒化処理を含む熱処理を行う。(A+B)D>280‥(6) (もっと読む)


【目的】耐力が高く、かつ、衝撃特性、靭性の低下を抑制することができる高耐力浸炭鋼及び機械構造用部品を提供すること。
【解決手段】高耐力浸炭鋼は、0.30≦C≦0.60質量%、2.00<Si≦4.00質量%、0.10≦Mn≦1.50質量%、0.50≦Ni≦2.50質量%、0.10≦Cr≦2.00質量%、0.05≦Mo≦1.00質量%、及び、0.05≦V≦0.50質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼材の表面に浸炭焼入層が形成された高耐力浸炭鋼であって、前記浸炭焼入層表面の炭素濃度Xが0.6≦X≦0.7質量%であり、かつ、浸炭距離δが0.8mm≦δ≦1.2mm、であり、Siの偏析比aが1.00≦a≦1.30であり、前記鋼材の残留γ量が10vol%以下である。 (もっと読む)


【課題】真空浸炭を行なうに当たり、適切な浸炭条件を見いだす手法を、予備的な浸炭を行なわずに、あらかじめ設定した浸炭条件によった場合に得られる結果を、コンピュータを用いたシミュレーションにより予測し、合否の判断をする方法を提供する。
【解決手段】図1に示すフローに従って、浸炭の対象となる部品の、浸炭特性が問題になる部分に関して、設定した浸炭パターンに応じてA)〜C)の「準備」をしたのち、「仮想操作」の手順1)〜6)を必要な回数繰り返して計算し、設定したパターンの浸炭が終了するまで計算を行なった後、任意の部分における浸炭の結果を「出力」して求め、それが所望の成績であるか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】 強化元素として含有されていたTiを低減したマルエージング鋼において、化学成分の最適化と窒化処理の最適化により、Tiを含有するマルエージング鋼と同等以上の高疲労強度を有するマルエージング鋼帯の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、Ni:17.0〜22.0%、Cr:0.1〜4.0%、Mo:3.0〜7.0%、Co:7.0%を超え20.0%以下、Ti:0.1%以下、B:0.01%以下(0は含まない)を含有するマルエージング鋼帯を素材とし、該素材をフッ素化合物を含むガス雰囲気下に加熱、保持することによってその表面に形成している酸化皮膜を除去した後、400〜500℃の温度で、NH3/H2ガス組成比率の値が1〜3となるよう調整した窒化ガス中で窒化処理を行なう高疲労強度を有するマルエージング鋼帯の製造方法。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムに富む皮膜と有害な反応を起こし易いニッケル基超合金基材を浸炭により安定化させることができるプロセスを提供する。
【解決手段】このプロセスでは、一般に、基材20の表面を加工処理して酸化物を実質的に含まないようにし、基材20を非酸化性雰囲気中で浸炭温度に加熱し、次いで基材20を浸炭温度に維持しつつ基材20の表面を希釈された低活性炭化水素ガスを含む浸炭ガス混合物と接触させる。浸炭温度で浸炭ガスと接触する間に、浸炭ガス中の炭素原子がそれから解離され、基材20の表面上に移動し、基材20中に拡散し、基材20内で高融点金属と反応して、基材20の表面の下の浸炭領域38内で高融点金属炭化物36を形成する。次いで、この基材20を非酸化性雰囲気中で冷却して炭化物の形成を終了させる。 (もっと読む)


【課題】転動体に乗り上げ傷が生じにくい車輪支持用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】車輪支持用転がり軸受装置1は、ハブ輪2と、ハブ輪2に一体的に固定された内輪3と、外輪4と、二列の転動体5,5と、を備えている。ハブ輪2の外周面及び内輪3の外周面に形成された軌道面と、外輪4の内周面に形成された軌道面とは対向しており、対向する両軌道面間に複数の転動体5が転動自在に配されている。転動体5は、0.3質量%以上2.2質量%以下のケイ素と0.3質量%以上2質量%以下のマンガンとを含有し、且つ、ケイ素とマンガンとの質量比Si/Mnが5以下である鋼で構成されている。そして、浸炭窒化処理又は窒化処理が施されて、その表面の窒素濃度が0.2質量%以上、窒化物の量が面積率で1%以上20%以下、表面硬さがHv780以上とされているとともに、表面の残留オーステナイト量が15体積%以下とされている。 (もっと読む)


【課題】 シャンクの細径部の疲労折損を少なくし、曲げ剛性を高め、研削作業中の曲がりを減少することにより研削寸法精度を向上した軸付き超砥粒研削砥石を提供する。
【解決手段】 オーステナイト系ステンレス鋼線または析出硬化型セミオーステナイトステンレス鋼線を溶体化処理および冷間加工によって引張強さ1300N/mm2以上とした軸付き超砥粒研削砥石用の台金2およびシャンク3に加工し、シャンク3の先端部3aの表面にダイヤモンド粒子または立方晶窒化硼素の超砥粒を金属ニッケルとともに電着し、次いでガス活性化処理した後、シャンク3を380〜450℃の温度で窒化処理または軟窒化処理して先端部3aの超砥粒部を除くシャンク3の表面に耐疲労性および耐塑性変形性に優れた窒素を含有する窒化層、あるいは窒素と炭素を含有する軟窒化層を形成する。 (もっと読む)


【課題】塑性変形が生じにくく耐久性に優れた転動軸を提供する。
【解決手段】遊星歯車装置のピニオンシャフト5は、炭素を0.3質量%以上0.5質量%以下、クロムを2質量%以上5質量%以下、モリブデンを0.1質量%以上1.5質量%以下、マンガンを0.1質量%以上1.5質量%以下、ケイ素を0.1質量%以上1.5質量%以下含有する合金鋼で構成されている。ピニオンシャフト5には浸炭処理又は浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとが施されているので、外周面には硬化された表層部が形成され、表面硬さHvが650以上900以下とされている。表層部の残留オーステナイト量は5体積%以上45体積%以下、芯部の残留オーステナイト量は5体積%以下となっていて、表層部の残留オーステナイト量は芯部の残留オーステナイト量の6倍以上となっている。表層部の炭素濃度と窒素濃度との和は、0.8質量%以上2質量%以下となっている。 (もっと読む)


【課題】SWCH16A・18Aに近い材料価格で供給できる材料で、冷間圧造によるねじ成形の加工性に優れた材料を用い、従来の連続ガス浸炭炉による処理条件を工夫して高硬度・高強度を実現できることにより、80kg級以上の高張力鋼材に対しても良好に使用することができる高張力鋼板用タッピンねじ類及びその製造方法を提供する。
【解決手段】引張り強さが80kg級〜150kg級の高張力鋼板用のタッピンねじ類であって、鋼材料をねじ形状に成形し、浸炭窒化焼入れ・焼戻し処理を施して、表面硬さが600〜900Hv、芯部硬さが300〜450Hv、硬化層深さ0.05〜0.7mm、引張り強さ700〜1500N/mm2を有する。 (もっと読む)


【課題】異常層を低減すると共に、歯車における表層部の炭素分布を適切に制御することによって、耐ピッチング性と共になじみ性をも改善した歯車部品を提供する。
【解決手段】本発明の歯車部品は、所定の化学成分組成を有する鋼材を所定形状に成形した後、浸炭処理または浸炭窒化処理した歯車部品であって、表面異常層の深さが5μm以下であると共に、歯面から50μm深さ位置でのC濃度[Cm]が0.4〜1.5%であり、且つ歯面から25μm深さ位置でのC濃度[Cs]と前記C濃度[Cm]との比[Cs]/[Cm]が1.0未満を満足するものである。 (もっと読む)


【課題】設備維持コストが少なく、冷媒の廃棄コストが不要であり、さらに、不完全焼入れを生じさせることなく、寸法精度の高い焼入れ材を製造することが可能な低ひずみ焼入れ材の製造方法を提供すること。
【解決手段】以下の工程を備えた低ひずみ焼入れ材の製造方法。(イ)鋼材を800〜1200℃に加熱する加熱工程。(ロ)加熱された前記鋼材を、加圧ガス冷却を用いて、0.1〜50℃/secの冷却速度で100〜500℃の等温保持温度まで急冷し、前記等温保持温度で30sec〜120min等温保持する1次冷却工程。(ハ)前記等温保持が終了した後、前記鋼材を室温まで冷却する2次冷却工程。この場合、前記加熱工程の前に、800〜1200℃の浸炭温度で前記鋼材の表面を浸炭処理し、冷却する浸炭工程をさらに備えていてもよい。 (もっと読む)


【課題】炉の寿命低下、鋼材の変形、作業効率の低下を生じさせることなく、微細かつ球状の炭化物を大量に分散させることが可能な高濃度浸炭鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】以下の工程を備えた高濃度浸炭鋼の製造方法。(イ)所定の組成を有する鋼材を、1次浸炭温度T1(℃)において、その表面炭素濃度Cが所定の炭素濃度となるまで浸炭させる1次浸炭工程。(ロ)1次浸炭工程終了後、鋼材を冷却速度1℃/分以上でAr1点以下まで冷却する冷却工程。(ハ)鋼材を、1次浸炭温度T1より100℃以上低い2次浸炭開始温度T2sまで昇温させ、2次浸炭温度T2において鋼材を浸炭させる2次浸炭初期工程。(ニ)2次浸炭初期工程終了後、引き続き鋼材を焼入れ温度Tqまで昇温させ、焼入れ温度Tqにおいてさらに浸炭させる2次浸炭後期工程。(ホ)2次浸炭後期工程終了後、鋼材を焼入れする焼入れ工程。 (もっと読む)


【課題】鋼材の表面処理方法において、鋼材の表面処理コストを、更に低減させることである。
【解決手段】クロム鋼等の鋼材を、炭化水素系ガス等の浸炭性ガスで所定時間浸炭し、鋼材に炭素を固溶する浸炭工程(S10)と、炭素を固溶した鋼材を加熱して、炭素を鋼材に拡散する拡散工程(S12)とを有する鋼材の表面処理方法であって、浸炭工程(S10)は、浸炭時間に対する鋼材の重量増加率を測定し、重量増加率に基づいて浸炭を止めることである。また、浸炭工程(S10)は、浸炭時間に対する鋼材の重量増加率が変わるときに浸炭を止めることが好ましい。更に、浸炭工程(S10)と拡散工程(S12)とは、複数回行われることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐曲げ疲労特性と耐ピッチング特性に優れた浸炭部品または浸炭窒化部品の提供。
【解決手段】生地が、質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.35〜1.5%、P:0.030%以下、S:0.005〜0.050%、Cr:0.70〜3.0%、Al:0.010〜0.050%、N:0.0050〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学成分の鋼で、表面硬さの最小値がビッカース硬さで750以上、粗さ曲線の最大高さ粗さRzの最大値が6μm以下、かつ不完全焼入層の最大値が15μm以下である浸炭部品または浸炭窒化部品。Mo:1.0%以下、V:0.250%以下およびNb:0.070%以下の1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】従来鋼であるJIS規格のSCM420Hに比べて、冷間鍛造時の変形抵抗が低減されているが、結晶粒粗大化防止特性は良好に維持されている肌焼鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.1〜0.3%、Si:0.1%以下、Mn:0.6%以下、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Cr:1.25〜2%、Al:0.1%以下、Ti:0.07%以下、B:0.0005〜0.005%、およびN:0.008%以下を含有し、且つ次式:0.01≦[Ti]−3.42[N]≦0.05を満たし、残部がFeおよび不可避不純物からなり、直径が0.01〜0.2μmであるTiC析出物の個数が5〜30個/μm2である肌焼鋼。 (もっと読む)


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