説明

Fターム[4K028AC07]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | プロセス量の検出・制御 (235)

Fターム[4K028AC07]に分類される特許

81 - 100 / 235


【課題】真空浸炭熱処理において1000℃以上の温度水準でアセチレンなどの炭化水素によるガス浸炭雰囲気で長期間安定して使用することのできる耐真空浸炭性及び耐熱性に優れた安価で実用的な真空浸炭用ジグを提供する。
【解決手段】真空浸炭用ジグ鋳鋼材の化学成分組成が、Cが0.15〜0.60質量%、Mnが2.00質量%以下、Crが15〜29質量%であり、Niが10〜40質量%、Si:1.8質量%以下、Nb+Ti+(W/Mo)が総量で1.8〜2.8質量%であり、残部がFe及び不可避の不純物からなる真空浸炭用ジグである。 (もっと読む)


【課題】Ni、Moを極力含有しない場合でもJIS G 4052に規定された、SNCM220H及びSCM420Hを素材鋼とする場合と同程度又はそれを上回る曲げ疲労強度とピッチング強度を確保させることができるとともに成分コストが低く、しかも、熱間および冷間での圧延や鍛造の際の良好な加工性も具備する肌焼鋼の提供。
【解決手段】C:0.15〜0.30%、Si:0.02〜1.0%、Mn:0.30〜1.0%、S≦0.030%、Cr:1.80〜3.0%、Al:0.010〜0.050%、N:0.0100〜0.0250%を含み、Si、Mn、Cr及びSの含有量が、30≦Mn/S≦150及び0.7≦Cr/(S+2Mn)≦1.1を満たし、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP≦0.020%、Ti<0.005%、O≦0.0015%である肌焼鋼。(a)Mo≦0.10%、Cu≦0.20%及びNi≦0.20%の1種以上、(b)V≦0.20%及びNb≦0.050%の1種又は2種、(c)Ca≦0.0050%、の少なくとも1つの群の元素のうちの1種以上を含んでもよい。
(もっと読む)


【課題】転がり軸受の高速回転化及び高付加容量化に対応でき、疲労強度が高く、摩耗量が少ない転がり軸受用保持器及びその表面処理方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延鋼板SPCC材又は熱間圧延鋼板SPHD材からプレス成形にて自動調心ころ軸受用のプレス保持器の母材を作製し、一次熱処理、二次熱処理、及び冷却処理を施した。一次熱処理は、400〜590℃の温度でのガス窒化処理であり、二次熱処理は、矯正型に拘束して590〜700℃の温度に保持する処理であり、冷却処理は、例えば水冷などによる急冷処理である。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性を損なうことなく、耐摩耗性・疲労強度を高めることを可能とし、過酷な使用条件下でも耐久性に優れた転がり軸受用保持器を提供する。
【解決手段】母材組織のフェライトの平均結晶粒径が20〜100μmの鋼材をプレス成形した後、一次熱処理で400〜590℃の温度でガス窒化処理を施し、二次熱処理で500〜590℃の温度に保持し、次いで急冷を行うことにより、プレス成形性を損なうことなく、耐摩耗性・疲労強度を高めることを可能とし、過酷な使用条件下でも耐久性に優れる。また、一次熱処理で、プレス成形後の鋼材の表面に存在する酸化物をフッ化膜に置き換えるフッ化処理をした後、ガスを窒化媒体とした窒化処理を施すことにより、迅速且つ均一な窒化層の形成が可能となる。 (もっと読む)


【課題】過酷な使用条件下でも優れた疲労強度及び耐摩耗性を確保でき、しかも、熱処理変形を小さく抑えられる転がり軸受用保持器を得られる製造方法を実現する。
【解決手段】鋼製の素材を所定の形状に加工し、次いで、350〜520℃の開始温度から550〜700℃の終了温度まで連続的に昇温する温度条件下でガス窒化処理を施した後、急冷する。上記素材を構成する鋼として、Cを0.01〜0.20質量%、Mnを0.05〜1.0質量%、Pを0.03質量%以下、Sを0.05質量%以下、Alを0.01〜0.1質量%、Crを0.2〜2.0質量%含み、残部をFeと不可避不純物としたもの使用する。 (もっと読む)


【課題】準高温環境における硬度低下の抑制および寸法安定性の向上とともに、硬度レベルの向上を達成可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法、機械部品および当該機械部品を含む転がり軸受を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、0.1質量%以上0.4質量%未満の炭素と、0.1質量%以上1.1質量%以下の珪素と、0.5質量%以上1.5質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼を準備する工程と、当該鋼を、A点以上の温度において浸炭窒化することにより、鋼の表面を含む領域に窒素富化層を形成する工程と、鋼を、窒素富化層のM点を超え、M点よりも50℃高い温度以下の温度に保持することにより、窒素富化層の残留オーステナイト量が5体積%以下となるように窒素富化層をベイナイト変態させる工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】製造コストが低い窒化アルミニウムとアルミニウムの混合物の製造方法を提供する。
【解決手段】この窒化アルミニウムとアルミニウムの混合物の製造方法は、容器13内に挿入されたアルミニウム粉末21及びアルミニウム片20を窒素雰囲気下でアルミニウムの融点以上に加熱することにより、窒化アルミニウムとアルミニウムの塊状混合物を製造する第1熱処理工程を有する。アルミニウム粉末21の表面には酸化膜が形成されている。この酸化膜は、例えば自然酸化膜である。アルミニウム片20に対するアルミニウム粉末21の重量比率は、例えば0.1以下である。 (もっと読む)


【課題】被処理物の窒化後の硬度を確保しつつ、被処理物の表面における、一窒化三鉄や一窒化四鉄等の脆化化合物の生成を低減することができることにより、より精密な制御が可能となる、ガス窒化処理方法、及び、ガス窒化処理装置を提案する。
【解決手段】加熱処理室12内にアンモニアガスと窒素ガスとの混合ガスGを流入させ、攪拌ファン41によって被処理物W周辺に前記混合ガスGを流通させることにより、該被処理物Wに窒化処理を行う窒化処理部21を備えるガス窒化処理装置10であって、前記窒化処理部21は、前記被処理物Wの温度を上げる昇温部31と、該被処理物Wの温度を略均一に保つ均熱部51と、を備え、前記昇温部31、及び、前記均熱部51、のそれぞれにおいて、前記被処理物Wの窒化性の制御は、該被処理物Wの表面における、前記混合ガスGの流速を制御することでなされる、ガス窒化処理装置10。 (もっと読む)


【課題】常圧下での直接浸炭であっても被処理品の浸炭深さを容易に調整できる浸炭深さ制御方法及び浸炭装置を提供する。
【解決手段】常圧下で浸炭される被処理品2の浸炭深さを制御する浸炭深さ制御方法であって、被処理品2が収容された処理室30内に浸炭ガスを導入して被処理品2を常圧下で浸炭する浸炭工程(S110)を有してなり、浸炭工程(S110)の際に、被処理品2の浸炭深さの目標値に応じて処理室30内に導入される浸炭ガスの流速を変化させる。具体的には、予め、浸炭ガスの流速と被処理品2の浸炭深さとの関係を求め、被処理品2の浸炭深さの目標値に応じた浸炭ガスの流速を演算する。 (もっと読む)


【課題】大きなコスト増加なしに、異物が混入した潤滑環境下で用いられる転動部品として適用した場合にも、長寿命化を達成することができる転動部品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.90%〜1.10%、Si:0.35%超〜0.70%、Mn:0.80%未満、Cr:1.85%〜2.50%、O:12ppm以下を含有する鉄鋼材料に対して、球状化焼鈍、加工、浸炭浸窒処理、仕上げ加工を施すことにより形成される転動部品。表面における平均C量は1.20〜1.50質量%、平均N量は0.10〜0.60質量%。表面における粒径0.1μm以上の析出物は、平均粒径が0.6μm以下、1mm2あたりに70万個以上存在、面積率は10%以上。表面の残留オーステナイト量は、体積率で25〜45%。表面の硬さはHv750以上。転動部品の内部は、残留オーステナイト量が体積率で20%以下。 (もっと読む)


【課題】工作機械のスピンドル用として好適な転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪、外輪、および転動体のうち少なくとも1つを以下の方法で製造する。先ず、炭素(C)を0.2質量%以上0.7質量%以下、クロム(Cr)を0.5質量%以上3.0質量%以下、ケイ素(Si)を0.4質量%以上2.0質量%以下、モリブデン(Mo)を0.5質量%以上3.0質量%以下の各範囲で含有し、酸素(O)の含有率が10ppm以下であり、残部が鉄及び不可避の不純物である合金鋼を用いて所定形状に成形する。次いで、840〜920℃での浸炭窒化処理、550〜650℃での焼鈍処理、加熱温度800〜860℃での焼入れ処理、−80〜−10℃での深冷処理、250℃以上400℃以下での焼戻し処理をこの順に行う。 (もっと読む)


【課題】曲げ矯正性に優れるとともに高い疲労強度を有する調質型軟窒化クランク軸およびその素材として用いるのに好適な調質型軟窒化クランク軸用粗形品の提供。
【解決手段】(1)C:0.30〜0.55%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.20〜0.80%未満、P:0.005〜0.05%、S:0.005〜0.10%、V:0.01%超〜0.30%、N:0.005〜0.030%を含み、残部はFeと不純物からなり、不純物中のCr<0.10%、Al≦0.05%の化学組成で、表面からの深さ≧2mmの部位のミクロ組織が、パーライト又はフェライト<10%のフェライト・パーライトである調質型軟窒化クランク軸用粗形品。(2)前記粗形品を素材とする軟窒化クランク軸で、前記粗形品を表面からの深さで少なくとも2mm以上切削加工してから軟窒化処理された調質型軟窒化クランク軸。化学組成に、(a)Mo≦0.15%及びTi≦0.030%の1種以上、(b)Ca≦0.020%の少なくとも1つの群の元素のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】端面の硬度を低下させ、かつ、硬度のばらつきを抑制することのできる、転動軸を提供する。
【解決手段】本発明にかかるローラ軸2は、ロッカーアーム1用軸受に使用される。ローラ軸2は、軸受鋼で形成される。またローラ軸2には、A1点以上で浸炭窒化処理する処理と、A1点未満にまで冷却する処理と、転走領域を高周波焼入する処理と、端面2cの表層部を除去する処理とがなされている。 (もっと読む)


【課題】高強度と伸び特性とを両立できる窒化処理鋼材の提供。
【解決手段】板厚中心から板表面に向かってそれぞれ板厚の40%までの範囲にある板厚中心領域が、質量%で、C:0.03%以下、Si:0.001〜0.5%、Mn:0.01〜0.5%、P:0.001〜0.1%、S:0.015%以下、Al:0.001〜0.5%、Ti:0.01〜0.2%、Cr:0.02〜0.1%、Nb:0〜0.05%、B:0〜0.005%、N:0.08〜0.25%を含み、残部はFe及び不純物からなる平均化学組成で、且つ、板厚中心のビッカース硬さが150以上であり、更に、前記板厚中心領域における長辺が5μm以上の粗大窒化鉄の個数密度が1×10-82当たり10個以下である窒化処理鋼材。表面に形成される化合物層の厚さが30μm以下であれば好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱処理歪が生じる浸炭処理などを受けた際においても内部の強度および靭性を確保しつつ、熱処理歪が生じても結晶粒の粗大化を効果的に抑制することができる、冷間加工品の有利な製造方法について提案する。
【解決手段】C:0.1〜0.4質量%、Si:0.01〜1.2質量%、Mn:0.01〜2.0質量%、Al:0.01〜0.05質量%およびN:0.005〜0.02質量%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成からなる鋼素材に、複数回の冷間加工を施して冷間加工品を製造するに際し、最終の冷間加工を行うに先立ち、該最終冷間加工後の冷間加工品において最大せん断歪を生ずる部分のせん断歪を減ずる方向に、予歪加工を施す。 (もっと読む)


【課題】余分な処理工程を付加することなく角部におけるセメンタイトの析出を抑え、靭性に優れた鋼部品を効率よく生産できる直接浸炭方法を提供する。
【解決手段】浸炭性ガスとしての炭化水素系ガスが導入される密閉容器2内に処理対象である鋼部品1を納め、密閉容器2に組込んだ高周波コイル3、4により鋼部品1の角部1aを除く部分を選択的に加熱し、角部1aは周辺からの熱伝導により昇温させて周辺の平坦部よりより低い温度とする。これにより角部1aの表面での分解反応が抑制され、この結果、角部1aに対する浸炭量が抑えられて、角部1aにおけるセメンタイトの析出が抑えられる。 (もっと読む)


【課題】長寿命な遊星ローラねじを提供する。
【解決手段】遊星ローラねじは、ねじ溝1aが外周面に形成されたねじ軸1と、ねじ溝2aが内周面に形成されたナット2と、両ねじ溝1a,2a間に転動自在に介装された複数のローラ3からなるローラ列と、を備えている。そして、両ねじ溝1a,2aのうち少なくとも一方とローラ列とが交差噛み合いとなっている。両ねじ溝1a,2aの表面とローラ3の転動面3aとには、浸炭処理又は浸炭窒化処理が施され、硬化された表面層が形成されている。この表面層中の残留オーステナイト量γR は15体積%以上30体積%以下となっており、また、表面層のビッカース硬さHvは、780−4.7×γR ≦Hv≦920−4.7×γR なる式を満足している。 (もっと読む)


【課題】プラズマ処理炉における温度計の損傷を防止し、温度計の長寿命化を図る。
【解決手段】処理室S2内に被処理体2を収納し、放電用導体物51と被処理体2との間に所定の電圧を印加することにより、処理室S2内おいてプラズマを発生させて、被処理体2を処理するプラズマ処理炉であって、先端部に温度計122の測温部127を内蔵する温度測定部材120を供え、温度測定部材120は、放電用導体物51および被処理体2から電気的に絶縁され、温度測定部材120の先端は、処理室S2内に収納された被処理体2から放電の影響がない略最小距離の位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】低級素材を活用しながら耐摩耗性及び表面硬度を極大化させると共に変形量を最小化させ、窒素吸着率を向上させて製品の生産速度を向上させることを可能にした、高温真空窒化法による硬化処理方法を提供する。
【解決手段】加熱室の内部を350〜500℃の温度に加熱して被処理物を加熱する工程P10と、前記加熱室の内部に酸素を投入して前記被処理物の表面を酸化活性化させる工程P20と、前記加熱室の内部温度を700℃以上に昇温させかつ該加熱室の内部にアンモニアガスを投入して、前記活性化させた被処理物を窒化処理する工程P30と、前記窒化処理した被処理物を冷却室に移動させ、該冷却室の圧力を制御しかつオイル焼入れ槽内の攪拌速度を制御しながら該被処理物をオイル焼入れ槽内でオイルにて均一に冷却する工程P40と、前記オイル焼入れ槽内で冷却された被処理物を持ち上げて、気化した前記オイルのガス雰囲気で均一に冷却する工程P50とを含む。 (もっと読む)


【課題】被処理体の熱処理を簡単な制御で効率的に行えるようにする。
【解決手段】浸炭室において、被処理体に浸炭処理と拡散処理を行う。カーボンポテンシャル調節機構によって、浸炭室のカーボンポテンシャルを高い第一のカーボンポテンシャルにした状態で、被処理体に浸炭処理を行う。また、カーボンポテンシャル調節機構によって、浸炭室のカーボンポテンシャルを第一のカーボンポテンシャルよりも低い第二のカーボンポテンシャルに低下させ、第二のカーボンポテンシャルを所定の時間保持した状態で、被処理体に拡散処理を行う。 (もっと読む)


81 - 100 / 235