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Fターム[4K028AC08]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | 雰囲気ガスの組成・給排等 (384)

Fターム[4K028AC08]に分類される特許

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【課題】雰囲気熱処理中にリアルタイムに異常層を検出することにより、処理効率を向上させることができる雰囲気熱処理方法、及び、雰囲気熱処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る雰囲気熱処理方法は、熱処理炉11の内部に設置されたワークWを加熱して行うものであって、前記熱処理炉11内に雰囲気ガスを導入することで、ワークWの表面から内部に元素を侵入させる侵入工程と、前記侵入工程中に、放射温度計21で前記ワークW表面の放射率を測定し、異常層検出器22でワークW表面における異常層の生成を検出する検出工程と、前記検出工程で異常層の生成を検出した場合は、前記熱処理炉11内に不活性ガスを導入し、熱処理炉11内から前記雰囲気ガスを排出することで、ワークW内部に前記元素を拡散させる拡散工程と、を繰り返すことで雰囲気熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高温の浸炭炉の熱効率を向上させるとともに,その廃熱を利用することにより設備全体を省エネルギーなものとすることのできる熱処理炉を提供すること。
【解決手段】本発明の熱処理炉の浸炭炉1は,対象物に対して第1の加熱温度(例えば950℃)で浸炭処理を施す浸炭拡散ゾーン11と,対象物に対して第1の加熱温度より低い第2の加熱温度(例えば150℃)で焼き戻し処理を施す第2炉と,第1炉と第2炉との間を仕切る炉間壁15と,第2炉と外部との間を仕切る外壁16とを有し,第1炉と第2炉とが,炉間壁15を介して隣接して配置されているものである。 (もっと読む)


【課題】回転曲げ、熱疲労等の機械的強度が著しく改善されたダイカスト金型の製造方法を提供する。
【解決手段】窒化ガス雰囲気中で金型を加熱して、該金型の表面に窒化層6を形成するダイカスト金型の製造方法において、窒化ガスが、NH、NHとNとの混合物又はNHとHとの混合物のいずれかであり、かつ加熱時の圧力が、1,000〜10,000Paであること、また、加熱温度が450〜550℃であることを特徴とする方法である。 (もっと読む)


【課題】従来の浸炭処理で用いられていた浸炭性ガスとしての炭化水素ガスでは、浸炭速度が遅かった。また、浸炭性ガスとしてアセチレンを用いると浸炭速度が速いが、高周波加熱コイルの構成材と反応して爆発性物質を生成するため、高周波浸炭処理における浸炭性ガスとしてアセチレンを用いることは好ましくない。
【解決手段】鋼材にて構成されるワーク11を、炭化水素ガスを含む雰囲気下で高周誘導波加熱により加熱して、前記ワーク11表面に浸炭処理を行う浸炭処理方法であって、前記炭化水素雰囲気を構成する炭化水素ガスとしてイソブタンガスを用いる。 (もっと読む)


【課題】表面を硬化するとともに圧縮応力を発生させて耐摩耗性および疲労特性等を改善したステンレス鋼薄板を提供する。
【解決手段】Cr濃度が3質量%以上10質量%以下、Ni濃度が5質量%以上10質量%以下で、かつ(Cr+Ni)濃度が10.0質量%以上15.0質量%以下の鋼材中に加工誘起マルテンサイト相が析出し、さらに表層部に窒化処理層が形成されている。これにより、靭性が高く均一な高N濃度の表面硬化層である窒化層を有し、疲労特性に優れ、高価なマルエージング鋼の代替材料として使用可能な高強度のステンレス鋼薄板となる。 (もっと読む)


【課題】O2 濃度に基づき算出されたCP値が出力上限を超えた場合であっても、安定したCP値測定が行えるカーボンポテンシャル演算装置を提供する。
【解決手段】センサ部20で検出するO2 濃度の入力上限値を設定する設定部11と、炉内雰囲気中のO2 濃度、温度、CO濃度に基づき当該雰囲気のカーボンポテンシャルを算出するとともに、該算出したカーボンポテンシャルが出力上限値を超えた場合に設定部11で設定されたO2 濃度の入力上限値に基づき比例演算を行う演算部12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】浸炭処理した鋼の機械的特性を安定化させる鋼の浸炭処理方法を得る。
【解決手段】表面炭素濃度が0.7〜0.9質量%に浸炭された被処理品を再加熱焼入れ処理して表面炭素濃度を目標表面炭素濃度に設定すべく、被処理品を加熱室の内部に配置し、加熱室に、N2,H2,CO,CO2を混合した浸炭ガス、および、CH4,C38,410のうち少なくとも一つを含むエンリッチガスを充填すると共に、被処理品を加熱し、被処理品の温度が炭素鋼のA1点以上に設定した第1浸炭温度T1に至るまでは、加熱室の内部のカーボンポテンシャル(CP値)を、目標表面炭素濃度よりも低い第1CP値CP1に設定しておき、被処理品の温度が第1浸炭温度T1に達したとき、CP値を目標表面炭素濃度に等しい第2CP値CP2に高めて、被処理品への浸炭処理を行い、被処理品を焼入れ処理する鋼の浸炭処理方法。 (もっと読む)


【課題】金属バリなどの異物や泥水が混入して潤滑条件が劣化しやすい環境で使用される転がり軸受の内輪、外輪、転動体に割れが生じ難くする。
【解決手段】内輪1を以下のように構成する。表面から10μmの深さまでの範囲で、炭素と窒素の合計含有率を0.9質量%以上1.6質量%以下とし、窒化物と炭窒化物の単位面積当りの存在率を合計で0.5面積%以上とする。表面から0.006T(Tは径方向で最も厚い部分の厚さ)の深さまでの範囲で、断面積が1μm2 以上の炭化物、窒化物、および炭窒化物の単位面積当りの合計存在率を1.0面積%以下とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性が良好なアルミニウム部材を安定して製造すること。
【解決手段】バレル窒化工程において、窒素ガスを含む処理ガスの存在の下、アルミナ(Al2O3)粉末及びAl-Mg合金粉末を含むAl-Mg/Al2O3充填粉末と、アルミニウムからなる基材とをバレル容器1内で混合し、該基材3の表面に窒化物層を形成し、続いてイオン窒化工程において、真空環境の下、プラズマを用いて窒素ガスを含む処理ガスから窒素イオンを形成するとともに、該窒素イオンを基材3の表面にスパッタリングにより導入し、該基材3の表面に新たに窒化物層を形成する複合窒化処理を行うことを解決手段とする。 (もっと読む)


【課題】スチールベルトからなるリングの時効処理および窒化処理を連続的に実施して生産性にも優れた熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理用治具にワークを保持した状態で時効処理とフッ化処理を行う時効処理室と、上記フッ化処理が行われたワークを窒化処理する窒化処理室と、上記時効処理室と窒化処理室との間に配置され、時効処理室と窒化処理室のガスが混入するのを防止するための中間室と、上記熱処理用治具へのリングの保持状態を維持したまま時効処理室から中間室、窒化処理室への搬送を行なう搬送手段とを備えたことにより、安定性および生産性を大幅に高めた熱処理が可能となる。 (もっと読む)


【課題】プラネタリギヤ装置のピニオンシャフトのような、転がり軸受の内輪軌道面として機能する面を有する軸として、油膜形成性が劣化する過酷な環境下での転動疲労特性が良好で、熱変形(塑性曲がり)が生じ難いものを提供する
【解決手段】ピニオンシャフト5を、所定の合金鋼からなる素材を用い、浸炭または浸炭窒化処理、焼入れ処理、サブゼロ処理、および150℃以上200℃以下での焼戻し処理をして得、表面の炭素と窒素の合計含有率を0.8質量%以上2.0質量%以下、表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で700以上900以下、表面の残留オーステナイト量を20体積%以上50体積%以下とし、芯部の残留オーステナイト量を0にする。 (もっと読む)


【課題】金属材料の浸炭処理においては、Cポテンシャルを好適に制御するためには熱処理室をスキャベンジングする多量のガスが必要であり、スキャベンジングによる損失を小さくする方法を提供する。
【解決手段】熱処理室2.1を備えた加熱室2及び焼き入れ室8を有する工業用炉1内で金属材料を熱処理するための方法に於いて、シールドガスをリサイクルするために、a)工業用炉の加熱室のための、構造的に又は機能的に熱処理室に関連して配置され、かつ触媒床3.1を備えた準備室3に於いて、二酸化炭素、酸素及び水蒸気を、反応ガスとして送り込まれた炭化水素と触媒反応させることにより、一酸化炭素及び水素に変換し、b)触媒床の触媒により、前記反応を加速させ、c)前記反応の後に、シールドガスを制御されたCポテンシャル状態とし、d)このようにして処理された前記シールドガスを、熱処理室から準備室に再循環させる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも、酸素を含む雰囲気中でリング(14)を酸化させるプロセスステップ(VIII−O)と、アンモニアを含む雰囲気中でリング(14)を窒化する後続のプロセスステップ(VIII−N)とを含む、駆動ベルト(1)において使用するための金属リング(14)のための製造方法における熱処理プロセスを提供し、酸素を含む雰囲気中でリング(14)を酸化させるプロセスステップ(VIII−O)が、450℃を超える温度及び/又は数分以上の間行われる。
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【課題】腐食の厳しい環境においても、優れた耐遅れ破壊特性を有する高強度鋼材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材の表面の窒化層深さが200μm以上であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材並びにその製造方法である。特に、表面の圧縮残留応力が200MPa以上有すると耐遅れ破壊特性が向上する。鋼は、適正量のC、Si、Mnを含有し、Cr、V、Mo、Nb、Cu、Ni、B、Al、Ti、Mg、Ca、Zr1種又は2種以上を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなることが好ましい。鋼材の表面から少なくとも200μm以上の深さまで平均窒素濃度より0.02%以上窒素濃度を高めることにより、拡散性水素の侵入が大幅に抑制され、耐遅れ破壊特性が向上する。 (もっと読む)


【課題】ヒーター表面でのアンモニアガスの分解量を一定にして、炉内の残留アンモニア濃度を安定させ、浸窒焼入れ部品の品質を向上することができる浸窒焼入れ方法、浸窒焼入れ用ヒーター、浸窒焼入れ装置を提供する。
【解決手段】鉄または鉄合金にて構成されるワーク11をアンモニアが供給される熱処理炉1内に設置し、金属部材にて構成され熱処理炉1内雰囲気に接触するように配置されるヒーター13により前記熱処理炉1内を加熱することで、前記ワーク11に窒素を浸透拡散させるとともに焼入れを行う浸窒焼入れ方法であって、前記ヒーター13の表面における酸化膜の形成範囲を調整することにより、ヒーター13表面でのアンモニアの分解度合いを制御する。 (もっと読む)


【課題】COガスの排出量を低減することが可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、Rガスを生成させる工程と、Rガスに窒素ガスを混合することにより希釈Rガスを製造する工程と、希釈Rガスを含む雰囲気中で鋼を加熱することにより、鋼の表面を含む厚み0.3mm以上の領域に、炭素富化層を形成する工程とを備えている。そして、希釈Rガスを製造する工程においては、混合される窒素ガスの体積を、混合される窒素ガスの体積とRガスの体積との和で除した値である窒素希釈率は66体積%未満とされる。 (もっと読む)


【課題】アンモニアガスが供給される熱処理炉内での熱処理において、煩雑な準備作業を行うことなくワークの初回の熱処理時から安定した窒化ポテンシャルや窒化品質を得ることができる治具の空焼き方法および空焼き完了判定装置を提供する。
【解決手段】アンモニアガスが供給される熱処理炉2内で熱処理がなされるワーク21を熱処理炉2内に設置する際に用いられる治具22の空焼き方法であって、ワーク21に対する熱処理を行う前に熱処理炉2内に載置された治具22の空焼きを行い、空焼き中の熱処理炉2内の雰囲気の残留アンモニア濃度を計測し、計測した残留アンモニア濃度の値に基づいて治具22の空焼きの完了を判定する。 (もっと読む)


【課題】処理品表面が無酸化の状態で目的の熱処理を行うことが出来る熱処理設備とその方法を提供する。
【解決手段】扉によって区画された加熱炉10と塩浴室20を接するように構成した熱処理装置において、雰囲気ガスを加熱炉に集中的に導入し、加熱炉と塩浴室との間の扉100にガス通路110を設け、加熱炉に導入した雰囲気ガスを塩浴室に流入させる。塩浴室は密閉構造とし外気と遮断する。加熱炉から流れ込んだ雰囲気ガスは塩浴室の雰囲気を無酸化雰囲気とし、余剰のガスは排気口300を通じて燃焼排気される。このとき加熱炉の内圧は塩浴室の内圧より高く維持し、塩浴室より加熱炉に雰囲気ガスが逆流しないようにする。また、塩浴室の上部に圧力逃がし弁400を設け塩浴室の内圧が加熱炉の内圧より高くなったときに開閉する。さらに扉の開閉や処理品が塩浴槽に浸漬した際に生じる炉内圧の急激な低下の際にはスーパーパージを行う安全回路を設ける。 (もっと読む)


【課題】半導体プロセス装置内においてハロゲン含有化学種に晒されたアルミニウム物品の腐食を避ける手段を提供する。
【解決手段】最適なマグネシウム含有量を有するアルミニウム−マグネシウム合金をハロゲン含有化学種に晒した際には、該物品の表面下にハロゲン化マグネシウムの保護層512が形成される。該保護層は、ハロゲンが基部アルミニウムに浸透するのを防止し、腐食および「ひび割れ」から保護する。ハロゲン化マグネシウム層を摩耗から保護するには、ハロゲン化マグネシウム層の上に、硬い凝集性のコーティング514を有していることが好ましい。好ましいコーティングは、酸化アルミニウムまたは窒化アルミニウムである。アルミニウム物品のマグネシウム含有量は、該物品全体で、あるいは少なくとも耐腐食性とされるべき表面下の領域で、約0.1重量%〜1.5重量%である。該アルミニウムの不純物含有量は、0.2%未満であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 軸受の摩耗の一形態である硬質異物混入潤滑下での摩耗を低減することができる軸受を提供する。
【解決手段】 軸8の少なくとも軸方向中間部が熱処理により硬化され、軸8、外輪9、および転動体10の少なくともいずれか一つの転走面に硬質被膜12を施し、この硬質被膜12のダイナミック硬度をHD800以上HD2000以下とし、硬質被膜12の膜厚δ2が1μm以上5μm以下で、且つこの膜厚δ2が硬質被膜12の軸方向中央P1の膜厚δ2を基準として±2μm以下の範囲とする。 (もっと読む)


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