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Fターム[4K028AC08]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | C又はNの拡散のためのプロセス・装置 (778) | 雰囲気ガスの組成・給排等 (384)

Fターム[4K028AC08]に分類される特許

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【課題】安価な酸化鉄を原料として得ることが可能な、ベアリングボールとして好適な中空鋼ボール、およびその製造方法、ならびにそれを用いたベアリングボールを提供する。
【解決手段】有機物質からなる球形の芯材の表面に酸化鉄を塗布した後、これを加熱して芯材を消失させかつ酸化鉄を還元し、得られた中空鉄ボールに浸炭処理を施してCを0.1〜2.0質量%含有する中空鋼ボールを製造する。 (もっと読む)


本発明は、ワークピースを熱処理するための方法及び装置に関し、該装置は、冷却室及び、ワークピースが加熱装置の直接熱放射により950から1200℃に加熱される2つ以上の浸炭室を備える。
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【課題】スポット状過剰浸炭の発生を防ぎつつ高品質に被処理物を浸炭できる真空浸炭方法を提供する。
【解決手段】減圧した雰囲気の浸炭室3に浸炭ガスを噴射することで、浸炭室3に配置した被処理物2を浸炭する真空浸炭方法である。この真空浸炭方法は、浸炭室3へ噴射する浸炭ガスのガス噴射量に対する被処理物2の浸炭に現に寄与するガス消費量の割合(浸炭ガス利用率)がスポット状過剰浸炭の発生を抑止可能な範囲に含まれるように、ガス噴射量を決定するガス噴射量決定工程(S3)と、被処理物2の表面炭素濃度がスポット状過剰浸炭の発生を抑止可能な濃度上限値より小さい状態を維持するように、ガス噴射時間及びガス噴射停止時間を決定するガス噴射周期決定工程(S4)と、ステップS3で決定されたガス噴射量の浸炭ガスを、ステップS4で決定されたガス噴射時間及びガス噴射停止時間に応じて間欠噴射するガス噴射工程(S5)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】工業炉における金属材料/金属ワークピースの熱処理用のプロセスガスを調製する方法を提供する。
【解決手段】金属材料/金属ワークピースを熱処理するためのプロセスガス3を調製する方法および装置によって、各プロセスガス3を、工業炉1内の少なくとも1つの処理チャンバ1.1に、実際に完全に調製して、均質化して、かつ、加熱して供給する。この際に、上記方法を、上記装置を用いて、工業炉1の、新たに作成したユニット、および特に既に設置されているユニットにおいて行う。ここで、プロセスガス3は、処理チャンバ1.1内の温度からは切り離された温度で、処理チャンバ1.1内の熱処理プロセスとは別個のプロセスにおいて、約1250°Cまでの温度範囲において圧縮されて調製され、熱処理のために、節約されながら、かつ、排気が少ない状態で使用される。 (もっと読む)


【課題】優れた曲げ矯正性と高い疲労強度を有する調質型軟窒化部品の提供。
【解決手段】生地の鋼材が、質量%でC:0.25〜0.40%、Si:0.10〜0.35%、Mn:0.60〜1.0%、P:0.08%以下、S:0.10%以下、Al:0.05%以下、Cr:0.30〜1.10%およびN:0.0030〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる調質型軟窒化部品であって、表面から0.05mm位置のビッカース硬さが400〜600であり、かつ応力集中部の化合物層深さが5μm以下である調質型軟窒化部品。Feの一部に代えて、Cu≦1.0%、Mo≦0.3%、V≦0.3%、Ni≦0.5%、Ti≦0.020%、Ca≦0.010%のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼を基材とした耐摩耗性および耐食性に優れる耐食耐摩耗部材を提供する。
【解決手段】本発明の耐食耐摩耗部材は、TiまたはNbの少なくとも1種を合計で0.1〜5質量%含み、オーステナイト相を常温域の主相とする金属組織により構成されたオーステナイト系ステンレス鋼からなる基部と、この基部を窒化処理することにより基部の表面近傍に形成された窒化層とこの窒化層の最表面近傍に形成され少なくともCrおよびOで構成されたクロム酸化物層とからなる表面部と、を有している。窒化層により耐摩耗性が確保されると共に、クロム酸化物層によりその窒化層の腐食が抑止され、耐食性および耐摩耗性に優れた耐食耐摩耗部材が容易に低コストで得られた。 (もっと読む)


【課題】被処理物の表面に金属化合物層を短時間で安定的に形成できるとともに、溶融塩処理法の大きな欠点である生産性の悪さを改善し、しかも装置のメンテナンスも容易になる金属の表面処理方法を提供する。
【解決手段】溶融塩10中に金属製のワーク9を存在させてワーク9の表面に金属化合物層を形成させる金属の表面処理方法であって、加熱溶融により上記溶融塩10となる固体状の処理剤8とワーク9を容器7に収容する工程と、上記容器7に収容された処理剤8とワーク9を加熱する工程とを備え、上記固体状の処理剤8がワーク9の周囲を包囲するよう容器7に収容された状態で、上記処理剤8とワーク9を大気から遮断して加熱し、上記大気から遮断された加熱によって処理剤8が溶融した液状の溶融塩10にワーク9を接触させて反応を生じさせることにより、ワーク9の表面に金属化合物層を形成する。 (もっと読む)


【課題】処理室内の水素ガスの濃度を検出するためのセンサを設けることなくワークの浸炭状態を把握することが可能であり、かつ、ガスの廃棄量を最小限に抑えることが可能なガス浸炭処理装置を提供する。
【解決手段】ガス浸炭処理装置10は、処理室20、高周波誘導加熱用コイル18、ガス導入部12、ガス排出部14、水素分離ユニット142、およびガス帰還部16を備える。処理室20は、浸炭処理されるワーク22を収容するように構成される。ガス排出部14は、処理室20内のガスを排出するように構成される。水素分離ユニット142は、ガス排出部14に設けられ、処理室20から排出されるガスから水素ガスのみを捕集して分離可能に構成される。ガス帰還部16は、水素分離ユニット142に案内されたガスのうち水素ガス以外のガスを処理室20に帰還させるように構成される。 (もっと読む)


本発明は、駆動ベルト(3)のための鋼製の横方向エレメント(33)であって、駆動ベルト(3)が、無端の引張エレメント(31)と、2つのプーリ(1,2)の間で駆動力を伝達するために引張エレメント(31)上に摺動可能に設けられた複数の横方向エレメント(33)とを有している横方向エレンメントに関する。本発明によれば、横方向エレメントは、耐摩耗性を最適化するために、接触面(35)から少なくとも100ミクロン(μm)の範囲内で、25体積パーセントよりも多いオーステナイト相を含む微細構造を有している。
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【課題】特別な工程を経ることなく、浸炭条件を変化させるだけで、部分的に浸炭深さ(浸炭濃度分布)を調節することができ、これにより、特に歯元における曲げ疲労強度の大きい歯車を製造することが可能となる、鋼製部材の浸炭方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る鋼製部材の浸炭方法においては、雰囲気圧力を低圧力条件にした浸炭炉の内部に浸炭ガスを充満させ、前記浸炭炉の内部に歯車を送入して行うのである。そして、前記浸炭炉の容積1mあたりにおける前記浸炭ガスの流量を60L/分以下とすることが望ましい。より望ましくは、前記浸炭炉の容積1mあたりにおける前記浸炭ガスの流量を20L/分以下とすることが望ましい。この場合、前記浸炭ガスは100%のアセチレンCを用いることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面に窒化処理によって形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止する方法であって、部位による酸化防止皮膜の膜厚ムラが生じにくく、その結果、高周波加熱後に得られる窒素含有化合物層が均一に残存することを可能とした製造方法の提供。
【解決手段】鉄鋼材料に対して窒化処理と高周波焼入れ処理との組み合わせ複合熱処理を施す方法において、窒化処理後高周波焼入れ処理前に、窒化処理により鉄鋼に形成された窒素化合物層上に化成皮膜を形成させる化成処理工程を更に含むことを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】処理炉内の雰囲気を参照して処理炉内の雰囲気を制御することが可能な、表面硬化処理装置及び表面硬化処理方法を提供する。
【解決手段】処理炉2内の炉内ガスの熱伝導度に基づいて、炉内ガスの水素濃度を検出する水素濃度検出手段4と、水素濃度検出手段4が検出した水素濃度に基づいて、炉内ガスの組成である炉内ガス組成を演算する炉内ガス組成演算手段24と、炉内ガス組成演算手段24が演算した炉内ガス組成と予め設定した設定炉内ガス混合比率に応じて、炉内ガス組成が設定炉内ガス混合比率となるように、複数種類の炉内導入ガスの処理炉2内への導入量の比率である炉内導入ガス流量比率を一定値に保持した状態で、複数種類の炉内導入ガスの処理炉2内への合計導入量を制御する、または、炉内導入ガス流量比率が変化するように複数種類の炉内導入ガスの導入量を個別に制御するガス導入量制御手段26を備える。 (もっと読む)


【課題】Moを添加することなく、Cr−Mo鋼と同等以上の低サイクル疲労強度を確保可能な浸炭用鋼を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.12〜0.28%、Si:0.15%以下、Mn:0.30〜1.00%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cr:1.20〜2.00%、Al:0.020〜0.050%、N:0.0080〜0.0200%、B:0.0002%未満を含有し、さらにCr%−(Si%+Mn%+Cu%+Ni%+Mo%)≧0.30%を満足し、残部がFe及び不可避的不純物よりなることを特徴とするMo無添加で強度の優れた浸炭用鋼である。 (もっと読む)


【課題】ワークの周辺に浸炭ガスを保持することなくワークに浸炭処理を行うことができる浸炭方法を提供する。
【解決手段】ワークWを加熱する加熱コイル10と、浸炭ガス30を噴射するガス噴射口21が形成されるガスノズル20とを具備する構成により、ワークWに浸炭処理を行う浸炭方法であって、加熱コイル10によって加熱されるワークWに、爆発限界未満の濃度の浸炭ガス30を、ガス噴射口21より直接吹き付ける浸炭工程を行う。 (もっと読む)


【課題】窒化処理を行うことを前提とした材料設計および窒化処理方法等の製法について検討し、鋼材に窒化処理を行なうことにより、その表面を硬化するとともに圧縮応力を発生させて耐摩耗性および疲労特性等を改善した鋼薄板を提供する。
【解決手段】Cr濃度が3質量%以上9質量%以下、Ni濃度が5質量%以上12質量%以下、かつ(Cr+Ni)濃度が10質量%以上15質量%以下、さらにMn濃度が5質量%以下のオーステナイト相とマルテンサイト相の2相組織を呈する鋼材であり、
加工誘起マルテンサイト相が析出し、その加工誘起マルテンサイト相の析出量が体積%で30%以上で、かつ残存するオーステナイト相が体積%で5%以上20%以下であり、
さらに表層部に窒化処理層を形成させた鋼薄板である。 (もっと読む)


アセチレンを浸炭化学種として用いるステンレス鋼の低温浸炭が水素または他の随伴ガスの存在下に低真空条件下で行われる。その結果、低温浸炭時に普通は起こる煤および望ましくない熱酸化膜の形成が実質的に完全になくなる。本発明は、鉄、ニッケルおよび/またはクロム系合金から作られているワークピースをガス浸炭によって表面硬化させるためのプロセスを提供する。このプロセスにおいては、ワークピースは高い浸炭温度において浸炭ガスと接触してワークピース表面に炭素を拡散させ、それによって実質的に炭化物析出物を含まない硬化した一次表面層を形成させる。 (もっと読む)


【課題】連続減圧(真空)浸炭炉の有する生産性を兼ね備えつつ、多品種少量生産に対応可能な減圧(真空)浸炭炉を、高い信頼性を維持し、且つ小スペースにて実現可能なセル式減圧(真空)浸炭炉の技術の提供を課題とする。
【解決手段】不活性ガスが充満し、室内気圧が低温大気圧に保たれた搬送室5と、搬送室5に隣接配置され、被処理物50の浸炭拡散処理が行われる浸炭拡散室9と、搬送室5に隣接配置され、被処理物50を昇温する昇温室4と、搬送室5に隣接配置され、被処理物50を降温する降温室6とを備え、昇温室4と搬送室5と降温室6とは、被処理物50の搬送経路の上流側から下流側に向かって順に配設され、浸炭拡散室9は、被処理物50の搬送経路の側方に配設され、昇温室4には、第一真空パージ手段が設けられるとともに、前記降温室6には第二真空パージ手段が設けられる。 (もっと読む)


本発明は、窒素および炭素を含有する、少なくとも一つの化合物を加熱することにより、鉄または非鉄金属不動態の製品を活性化する方法に関する。活性化した製品は、より短時間、より低温で、引き続いて浸炭、窒化、または炭窒化することができ、非活性化製品と比較して、より優れた機械的性質をもたらすことができ、また、ステンレス鋼、ニッケル合金、コバルト合金またはチタン系材料でさえも、浸炭、窒化または炭窒化することができる。
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【課題】鉄鋼素材からなるワークの所定部位への過剰浸炭を抑制した浸炭処理方法における全体の処理時間を短縮した浸炭処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】鉄鋼素材からなるワーク1に炭素を浸透拡散させる、浸炭処理方法であって、ワーク1における任意の一部の箇所に脱炭処理を行って、当該任意の一部の箇所に脱炭処理が行われたワーク1を得る脱炭工程S1と、当該脱炭処理が行われたワーク1に浸炭処理S2を行う浸炭工程と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】窒化を促進させることにより窒素化合物層の厚さを厚くし窒素の内部拡散深さを増加させるとともに表面部に摩擦係数の低い層を形成し、これにより初期なじみ性および耐摩耗性を向上させる。
【解決手段】金元素を含む鉄鋼部材を窒化処理することにより得られた窒化部材であって、窒素化合物層を表層部に有し、該表層部の表面部に、内部よりも合金元素の濃度が低い合金元素低濃度領域を有する。 (もっと読む)


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