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Fターム[4K029BA54]の内容

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Fターム[4K029BA54]に分類される特許

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【課題】 優れた耐焼付き性、耐亀裂性、耐溶損性を有した、高寿命の鋳造用部材を提供する。
【解決手段】 熱間ダイス鋼もしくは高速度鋼を母材とする、少なくとも作業面に被覆層を有した鋳造用部材であって、該被覆層の最表層は、Vが主体の窒化物、酸窒化物、炭窒化物の1種以上からなり、さらにCrが主体の窒化物、酸窒化物、炭窒化物の1種以上からなる被覆層が、母材直上層として形成されている鋳造用部材である。必要に応じて最表層と母材直上層の界面には、VおよびCrを主体とした窒化物、酸窒化物、炭窒化物の1種以上からなる中間層が被覆できる。最表層の層厚は0.5〜5.0μm、母材直上層の層厚は0.5〜3.0μm、また中間層の層厚は1.00μm以下が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 硬質皮膜の基体との密着性、耐酸化性、耐摩耗性に優れた硬質皮膜の特徴を保持した上で、耐溶着特性に優れ、高潤滑特性が付与された硬質皮膜を被覆した部材を提供することである。
【解決手段】 基体表面にTi、Cr、Alから選択される1種類以上の金属元素と、C、N、Oから選択される1種類以上の非金属元素とからなる硬質皮膜を被覆した部材において、該硬質皮膜はCl、S、P、B、Si、Fから選択される1種類以上の添加元素を含有し、該金属元素と該添加元素とは化学結合を有することを特徴とする硬質皮膜被覆部材と該添加元素をイオン注入法により添加する硬質皮膜被覆部材の製造方法及びその製法により製造される硬質皮膜被覆部材である。 (もっと読む)


【課題】 ドリル、エンドミル、フライス加工用または旋削加工用刃先交換型チップ、メタルソー、歯切工具、リーマ、タップなどに好適に使用される表面被覆切削工具であって、従来よりも耐剥離性、耐摩耗性が向上された表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 本発明の表面被覆切削工具は、基材上に、Alと、CrおよびVのうちの少なくともいずれかの元素と、窒素、炭素、酸素から選ばれる1種以上の元素とを少なくとも含む化合物にて形成された主に立方晶化合物からなる内層が被覆され、さらに該内層上にAl、CrおよびVのうちの少なくともいずれかの元素を含む窒化物、炭窒化物もしくは酸炭窒化物にて形成された主に六方晶化合物からなる外層が被覆されてなり、該外層が該内層よりも大きなAl含有量を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ボアピン表面の耐摩耗性を向上させることにより、シリンダボアの形成位置精度を良好に維持でき、従来材料に比べて耐用寿命が長いシリンダブロック鋳造用ボアピンを提供する。
【解決手段】 シリンダブロックを鋳造する際にライナに嵌め込んで用いられるボアピンであって、該ボアピンがサーメットからなることを特徴とし、前記サーメットが炭化タングステンを40%以上含有する超硬合金であることを特徴とする。また、シリンダブロックを鋳造する際にライナに嵌め込んで用いられるボアピンであって、炭化タングステンを40%以上含有する超硬合金からなる母材の少なくともライナと接触する部分に硬質皮膜を形成したことを特徴とし、前記硬質皮膜は、TiNおよびTiCNのいずれか
からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 超硬合金等の工具母材に対してTiWCN膜などのWを含む硬質被膜が一層優れた密着性でコーティングされるようにする。
【解決手段】 超硬合金から成る工具母材12の表面には、TiW合金をターゲットとするアーク放電イオンプレーティング法により、そのTiW合金の炭化物(TiWC)、窒化物(TiWN)、或いは炭窒化物(TiWCN)から成る単一の組成の硬質被膜14が設けられているため、TiおよびWを別々のターゲットとして用いてコーティングする場合のようにTi化合物およびW化合物が混在している場合に比較して、TiW合金とWCとの親和性により、WCを主成分とする超硬合金の工具母材12に対する密着性が一層向上する。これにより、優れた耐摩耗性が得られるようになり、クロム鋼等にドライ加工で切削加工を行う場合でも、実用上満足できる工具寿命が得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】高面圧下あるいは無潤滑環境下でも耐久する摺動表面を有する耐摩耗摺動用被膜及び耐摩耗摺動用被膜形成部材を提供。
【解決手段】物理蒸着法で基材または基材と被膜から放出されるガスを利用して基材表面に直径が50μm以下の被膜表面に通じる微細気孔を、0.1 〜20%の面積率で有する被膜を形成することで、潤滑油剤の保持力が高く、高い耐摩耗性と耐焼き付き性を持つ耐摩耗摺動用被膜を得た。又、微細気孔を有する耐摩耗摺動用被膜の気孔内に潤滑剤を浸入させることで、無潤滑環境下でも高い耐久性を持つ耐摩耗摺動用被膜形成部材を得た。 (もっと読む)


本発明はガラスからできているタイプの透明基板に関する。本発明の基板は、ケイ素またはアルミニウムまたはこの2つの混合物の[窒化物、炭窒化物、酸窒化物または酸炭窒化物]をベースとする少なくとも1つの層Cを上に配設した被覆層と共に含む被膜を含んでなる。本発明は、この被覆層が酸化物ベースの機械的保護層であり、この酸化物が場合によっては化学量論以下または化学量論以上の酸素含量を有し、および/または場合によっては窒化物であることを特徴とする。本発明を使用して、多層または合わせグレージングを製造することができる。 (もっと読む)


【目的】(TiAl)N皮膜等耐酸化性の優れる硬質皮膜の耐摩耗性並びに密着性を犠牲にすること無く、更に高温状態での耐溶着性並びに硬質皮膜中への被加工物元素の拡散を改善し、切削加工の乾式化、高速化、高送り化に対応する硬質皮膜被覆工具を提供することが目的である。
【構成】金属成分がTiとBで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかであるa層と、金属成分がAlとTiで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかであるb層とが、それぞれ一層以上交互に被覆され、該a層のX線回折における(200)面の格子定数Aが、0.4200≦A≦0.4270nmの範囲にあり、かつ該a層のラマン分光分析においてc−BN並びにh−BNのピークが検出され、該c−BNのピーク強度をQ1、h−BNのピーク強度をQ2としたとき、ピーク強度比Q1/Q2<1.0であることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


【課題】 ドロップレット量、局部溶融の発生が少なく、安定した放電特性が得られ、かつ長寿命であるTi−Si合金系ターゲット材を提供する。また、その製造方法と、これら技術の利用による皮膜コーティング方法を提供する。
【解決手段】 ターゲット材組織中に面積率で純Si相が5%以下、ターゲット材構成元素による金属間化合物相が30〜80%であるTi−Si合金系ターゲット材、具体例として、ターゲット材組織中に面積率で純Si相が5%以下、ターゲット材構成元素による金属間化合物相が30〜80%、残部実質的にターゲット材構成元素による固溶相のTi−Si合金系ターゲット材である。Si:10〜40原子%含み、残部実質的にTiでなることが好ましい。本発明のターゲット材は、アークイオンプレーティング用に好ましく、例えば切削工具、金型ならびに摺動部品の表面コーティング用に使用できる。 (もっと読む)


【課題】 ドリル、エンドミル等に好適で、耐摩耗性、高滑り性、高焼き付き性、被削材の加工精度などを向上できる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 基材と、その基材上に形成された4a、5a、6a族元素およびAlからなる群の中から選択される1種以上の元素の窒化物または炭窒化物を主成分とする耐摩耗性被膜とを具える。耐摩耗性被膜中には、B4C、BN、TiB2、TiB、TiC、WC、SiC、SiNX(X=0.5〜1.33)およびAl20をよりなる群から選択される少なくとも1種の超微粒化合物を含む。この超微粒化合物の粒径は0.5〜50nmが好ましい。基材としては、WC基超硬合金、サーメットなどが利用できる。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べて切削時の耐摩耗性、耐衝撃性などの耐久特性を顕著に改善したジルコニクム化合物膜被覆工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 基体表面にジルコニウムを必ず含む周期律表のIVa、Va、VIa族金属の一種または二種以上からなる炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、窒酸化物、炭窒酸化物のいずれか一種の単層皮膜または二種以上の多層皮膜からなるジルコニウム化合物膜、並びに少なくとも一層の酸化アルミニウム膜を被覆してなるジルコニウム化合物膜被覆工具であって、刃先部の最外層が酸化アルミニウム膜で構成され、刃先部以外の最外層がジルコニウム化合物膜で構成されていることを特徴とするジルコニウム化合物膜被覆工具。 (もっと読む)


【目的】 本発明は、従来のTiAlN皮膜に対し、更に耐酸化性、耐摩耗性を改善し、切削加工の乾式化、高速化に対応する硬質皮膜被覆工具を提供することが目的とする。
【構成】 硬質皮膜をa層(TiSi系窒化物等)、b層(TiAl系窒化物等)の皮膜を、それぞれ一層以上交互に被覆し、b層の皮膜を母材表面直上にし、かつa層の微細組織構造がTiを主成分とする窒化物、炭窒化物、酸窒化物もしくは酸炭窒化物中にSiおよびSiが独立した相として存在するように成膜することにより構成する。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層がすぐれた初期なじみ性を発揮する表面被覆超硬合金製切削チップを提供する。
【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削チップが、WC基超硬合金基体の表面に、(a)1.5〜20μmの平均層厚を有し、かつTiC層、TiN層、TiCN層、Ti2 3 層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層の内層と、(b)1〜20μmの平均層を有し、かつ表面側に、表面から前記1〜20μmの平均層厚の10〜40%に相当する深さに亘って、Al2 3 の素地に、Al2 3 との合量に占める割合で、1〜15重量%のZrO2 と同じく1〜15重量%の遊離炭素(ただし、ZrO2 と遊離炭素の合量で20重量%以下)が分散分布した組織を有する靭性化潤滑化帯域が存在し、残りの基体側が実質的にAl2 3 からなる外層と、(c)必要に応じて0.1〜5μmの平均層厚を有するTiN層の最外層と、で構成された硬質被覆層を3〜35μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる。 (もっと読む)


【目的】 TiAlN皮膜の耐摩耗性ならびに密着性を犠牲にすること無く更に耐酸化性を改善し、切削加工の乾式化、高速化に対応する硬質皮膜被覆工具を提供することが目的である。
【構成】 高速度鋼、超硬合金、サーメット、セラミックスの何れかを母材とし、金属成分のみの原子%で、Si、Cr、Nbの1種もしくは2種以上が10%以上60%以下、残Tiで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかで、層厚が0.1μm〜3μmであるa層と、金属成分のみの原子%が、Al:40%越え75%以下、残Tiで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかであるb層とが、それぞれ一層以上交互に被覆され、かつb層が母材表面直上にあることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


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