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Fターム[4K029BA54]の内容

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Fターム[4K029BA54]に分類される特許

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【課題】本発明の目的は、高温での安定性に優れるとともに、刃先のチッピングを抑制することにより工具寿命を長期化させた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と該基材の表面上に形成された被覆層とを含むものであって、該被覆層は、A層とB層とが交互にそれぞれ1層以上積層された交互層を含み、該A層は、AlとCrとを含む窒化物からなり、該A層を構成する金属原子の総数を1としたときのCrの原子数の比が0よりも大きく0.4以下であり、該B層は、CrとSiとを含む窒化物からなり、該B層を構成する金属原子の総数を1としたときのSiの原子数の比が0.05以上0.3以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】すくい面での被覆層の欠損を抑制して耐欠損性を向上させ、逃げ面における耐摩耗性を向上できる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基体6の表面に被覆層7が被覆され、すくい面2と逃げ面3との交差稜線部を切刃4とし、すくい面2での被覆層7の厚みTが逃げ面3での被覆層7の厚みTよりも薄く、被覆層7は柱状結晶からなるとともに被覆層7での表面側に位置する上層領域の平均結晶幅が被覆層7での基体6側に位置する下層領域の平均結晶幅よりも大きい2つの層領域にて構成され、すくい面2での被覆層7の膜厚Tに対する上層領域の厚みの比率が、逃げ面3で被覆層7の膜厚Tに対する上層領域の厚みの比率よりも小さく、すくい面2での柱状結晶の平均結晶幅が逃げ面3での柱状結晶の平均結晶幅より小さい切削エンドミル1である。 (もっと読む)


【課題】従来のAlCrN膜よりも飛躍的に耐摩耗性を向上させることが可能な極めて実用性に秀れた切削工具用硬質皮膜の提供。
【解決手段】切削工具用基材に形成される切削工具用硬質皮膜であって、金属元素および半金属元素として少なくともAl,Cr及びBを含む窒化物若しくは炭窒化物であり不可避不純物を含む物質から成る第一皮膜層と、Siの窒化物若しくは炭窒化物であり不可避不純物を含む物質または炭窒化硼素であり不可避不純物を含む物質から成る第二皮膜層とを交互に各2層以上積層した多層皮膜層を備え、この多層皮膜層を構成する前記第一皮膜層の厚さを0.8nm〜40nmに設定し、前記第二皮膜層の厚さを0.2nm〜4nmに設定し、更に、前記第一皮膜層が前記第二皮膜層の4倍以上の厚さとなるように前記第一皮膜層及び前記第二皮膜層の厚さを設定する。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での耐磨耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物層を少なくとも1層含む被膜であって、酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.001≦x≦0.5を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、酸化物層は非晶質である被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と耐塑性変形性とに優れる被覆切削工具及びその製造方法を提供する。
【解決手段】被覆切削工具は、微粒のWC粒子10pを硬質相とするWC基超硬合金からなる微粒層1pと粗粒のWC粒子10gを硬質相とするWC基超硬合金からなる粗粒層1gとが積層された基材1と、基材1表面に形成された被覆膜2とを具える。微粒層1pのWC粒子10pは、平均粒径1μm以下、粗粒層1gのWC粒子10gは、平均粒径が1μm以上3μm未満で、WC粒子10pよりも大きい。微粒層1pが基材表面側に配され、この上に被覆膜2が物理蒸着法により形成される。被覆膜2を構成する結晶粒20の中には、微粒層1pのWC粒子10pに直接接して成長した結晶粒20pが存在し、この結晶粒20pの粒径は、微粒層1pのWC粒子10pと同程度の大きさである。この被覆切削工具は、希ガスのイオンを用いたボンバードメント処理を基材1表面に施した後、被覆膜2を形成することで製造される。 (もっと読む)


本発明は、cBN、亜酸化ホウ素及び/又は炭化ホウ素の超硬質研磨材料の基材と、金属が、好ましくはTiであり、好ましくは実質的に、炭化物、窒化物又はホウ化物の形である、炭化物/窒化物/ホウ化物を形成する金属の第1の層と、W、Mo、Cr、Ni、Ta、Au、Pt、Pd、及びそれらの合金から選択される高融点金属の第2の層と、第2の層の金属が、オーバーコーティングの金属と異なり、Ag、Ni、Cu、Au、Pd、Pt、Rh、Os、Ir、Re、並びに青銅(Cu/Sn)、銀/青銅、及び銀/錫等のその任意の組み合わせ及び合金のオーバーコーティングを含む、cBN、亜酸化ホウ素及び炭化ホウ素から選択される、ホウ素又は窒素を含有するコーティングされた超硬質研磨材料に関する。本発明は、さらに、このような材料の製造方法と、このような材料の工具における使用と、このような材料を含む工具とに関する。 (もっと読む)


【課題】 逃げ面における突発欠損を抑制しつつ、すくい面での被膜の酸化を抑制して耐摩耗性を向上させて溶着や境界損傷が発生しやすい切削条件においても工具寿命が長い切削工具を提供する。
【解決手段】 基体の表面にTiとAlとを含む窒化物または炭窒化物からなる被膜が被覆され、すくい面と逃げ面との交差稜線部を切刃とする表面被覆切削工具であって、前記被膜におけるTiとAlとの総量に対するTiの比率が前記すくい面よりも前記逃げ面において高いことによって、すくい面における溶着や摩耗の進行を抑制できるとともに、逃げ面における境界損傷を抑制することができる。 (もっと読む)


本発明は、超硬合金、サーメット、セラミックスまたは超硬材料の切削工具基材および耐摩耗性被膜を含む耐摩耗性が向上した金属機械加工のための切削工具であって、前記耐摩耗性被膜がPVD Ti−Si−C−N層を含む切削工具およびその製造方法に関する。前記方法は、1つまたは複数のTiターゲット(A)を利用するアーク蒸発によるPVDチャンバー中の基材ホルダー(B)に被覆工具を入れる工程を含む。トリメチルシランガスが、チャンバー中の反応性ガス雰囲気に添加される。
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【課題】高硬度材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】TiN、TiCN、TiCの1種又は2種以上からなるTi化合物:35〜50%、Al及び/又はAl:8〜16%、WC:1〜6%、残部:c−BN(いずれも質量%)からなる圧粉体の超高圧焼結材料で構成され、分散相を形成するc−BN相と連続相を形成するTi化合物相との界面に超高圧焼結反応生成物が介在した組織を有するインサート本体の表面に、硬質被覆層として、(Ti1−XAl)N層(原子比で、X=0.4〜0.65)からなる下部層と、上部層とを蒸着形成し、該上部層は、TiN層とTi(C1−Y)層(原子比で、Y=0.1〜0.7)との交互積層構造として構成する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜24は、第1化合物層26、CN層27、第2化合物層28、およびCN層27がその順番で工具基材22の表面に設けられた計4層の多層構造、或いはCN層27が外表面を構成するように更に第1化合物層26から順番に繰り返し積層された4層よりも多い偶数層の多層構造を成しているため、最上層のCN層27により優れた耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性が得られる一方、工具基材22の表面には第1化合物層26が設けられているため高い付着強度が得られ、剥離等が抑制されて優れた耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜24は、工具基材22の表面にTiN等の化合物層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28がその化合物層26の上に設けられた2層構造を成しており、そのCN層28によって外表面が構成されており、且つ、全体の平均膜厚Dが0.05〜20μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、工具基材22の表面には化合物層26が設けられているため、高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れた耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜24は、工具基材22の表面に化合物層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28が外表面を構成するように最上層に設けられ、且つ、それ等の中間的な組成の化合物/CN傾斜層27がその化合物層26とCN層28との間に設けられており、全体の膜厚Dが0.05〜20μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、化合物層26により高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れたに耐久性が得られる。しかも、化合物/CN傾斜層27が介在させられているため、CN層28が高い付着強度で化合物層26に付着され、硬質被膜24全体の付着強度が高くなって耐剥離性が一層向上する。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性に優れた(Ti,Al)N層からなる被覆層を備える切削工具を提供する
【解決手段】 基体と、該基体の表面に形成された少なくとも1層からなる被覆層とを備えており、前記被覆層は、少なくともTiおよびAlを含む窒化物、窒酸化物、炭窒化物および炭窒酸化物の群から選ばれる1種類以上で構成されており、前記基体は、上面にすくい面、側面に逃げ面をそれぞれ有し、前記すくい面と逃げ面との交差稜線の少なくとも一部に切刃を備える切削工具において、前記すくい面におけるX線回折パターンのうち、(111)面に帰属するピークの2θと、(200)面に帰属するピークの2θとの差が6.0以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速度切削、高送り切削、被削材の高硬度化などの厳しい切削加工条件において長寿命を実現できる被覆部材の提供を目的とする。
【解決手段】基材と基材の表面に被覆された被膜とからなり、被膜の少なくとも1層はPVD法により被覆されたMXZ(但し、MはCr,Al,Ti,Hf,V,Zr,Ta,Mo,W,Y,Nb,Mn,Cu,Ni,Co,B,Si,Sの中から選ばれた2種以上の元素を表し、XはC,N,Oの中から選ばれた少なくとも1種の非金属元素を表し、ZはMに対するXの原子比を表し、0.95≦Z≦1.10を満足する。)で表される硬質膜であり、硬質膜はX線回折における最高ピーク強度を(220)面に示す被覆部材。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性が高く、かつ高い耐欠損性を有する回転工具を提供する。
【解決手段】 中心軸線周りに回転する工具本体の先端面に底刃および外周面に外周刃が少なくとも1つ設けられた基体9の表面に被覆層10を被覆し、被覆層10の表面に複数のマクロ粒子11が突出し、底刃および外周刃の切刃に続くすくい面13においてマクロ粒子11が基体9と被覆層10との界面の垂線方向に対して切刃から遠ざかる方向に平均で5〜20°の角度で突出しているエンドミル1等の回転工具であり、耐摩耗性が高く、かつ高い耐欠損性を有する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、Ti化合物層あるいは(Ti,Al)N層を下部層として形成し、該下部層の上に、ダイナミックオーロラPLD法により、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)からなる下部中間層、CrとAlの酸化物固溶体、Cr酸化物、Ce酸化物のいずれかからなる上部中間層、κ−Al、γ−Alおよびθ−Alのいずれかからなる上部層を設けることにより、表面被覆切削工具の耐チッピング性及び耐摩耗性を改善する。
(もっと読む)


【課題】耐熱性、耐摩耗性、および耐溶着性に優れているとともに、高い付着強度が得られる高寿命の硬質被膜を提供する。
【解決手段】ドリル10のボディ16に設けられた硬質被膜26は、工具基材22の表面にDLC層26が設けられるとともに、窒素含有量が3〜40at%のCN層28が外表面を構成するように最上層に設けられ、且つ、それ等の中間的な組成のDLC/CN傾斜層27がそのDLC層26とCN層28との間に設けられており、全体の膜厚Dが0.01〜2μmの範囲内とされているため、CN層28により優れた耐熱性、耐摩耗性、耐溶着性が得られる一方、DLC層26により高い付着強度が得られて剥離等が抑制され、優れたに耐久性が得られる。しかも、DLC/CN傾斜層27が介在させられているため、CN層28が高い付着強度でDLC層26に付着され、硬質被膜24全体の付着強度が高くなって耐剥離性が一層向上する。 (もっと読む)


【課題】ダイヤモンドライクカーボン膜(以下、DLC膜という)よりなる被覆層を有する成形金型であって、DLC膜の除膜、再生工程でのDLC膜の除膜に際し、エッチングによる成形金型基材の粗面化が生じ難い成形金型を提供する。
【解決手段】DLC膜よりなる被覆層を有する成形金型であって、この被覆層と成形金型基材との間に下記の中間層を有することを特徴とする成形金型。
中間層:(Cr1-a Sia )(Bx y 1-x-y )からなり、下記の式(1) 〜(3) を満たす皮膜層であって、成膜時のガス圧力:0.2〜0.5Paで成膜された皮膜層。
0.5 ≦a≦0.95 --- 式(1) 、0≦x≦0.2 --- 式(2) 、0≦y≦0.5 --- 式(3)
但し、上記式(1) 〜(3) において、aはSiの原子比、xはBの原子比、yはCの原子比を示すものである。 (もっと読む)


【課題】PVD法により硬質薄膜が形成されるプレス用金型において、各種鋼板、特に、高張力鋼板等をプレス加工するのに好ましく用いられうる、被膜の硬度、密着性、滑り性及びビード引抜き特性に優れた、被膜の耐久性が高いプレス用金型を提供すること。
【解決手段】被加工材料をプレス加工するためのプレス用金型であって、少なくともプレス加工の際に被加工材料と接触する部分の金型母材表面にPVD法により被膜が形成されており、前記被膜が前記金型母材表面に形成されたTiN層2a、前記TiN層表面に形成されるTi(CxNy)層2b(但し、x+y=1,x<1で、前記TiN層表面から遠ざかるにつれてxが1に近づくように徐々に増大する)、及び前記Ti(CxNy)層表面に形成されたTiC層2cからなることを特徴とするプレス用金型。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高温での安定性に優れるとともに、刃先のチッピングを抑制することにより工具寿命を長期化させた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と該基材の表面上に形成された被覆層とを含むものであって、該被覆層は、A層とB層とが交互にそれぞれ1層以上積層された交互層を含み、該A層は、AlとCrとを含む窒化物からなり、該A層を構成する金属原子の総数を1としたときのCrの原子数の比が0よりも大きく0.4以下であり、該B層は、TiとSiとを含む窒化物からなり、該B層を構成する金属原子の総数を1としたときのSiの原子数の比が0.05以上0.3以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


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