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Fターム[4K029BA54]に分類される特許

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【課題】潤滑油中で使用され、機械摩耗および化学摩耗の両方に対して耐久性を有する摺動部品を提供することにある。
【解決手段】基材と基材上に形成された硬質皮膜とを備えた摺動部品であって、前記硬質皮膜の最表面層(表層)に窒素と金属元素とを添加した非晶質炭素被膜を設けたことにある。前記表層は、金属の炭化物,窒化物,炭窒化物よりなる結晶体と、非晶質炭素相との複合体よりなる。硬質皮膜の膜厚は0.5〜8μmであり、表層の表面硬度はビッカース硬度で1800以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐溶着性、耐摩耗性、および耐熱性の何れについても優れた性能が得られる硬質被膜を提供する。
【解決手段】ボールエンドミル10の刃部14の表面にコーティングされた硬質被膜20は、(Ala Cr(1-a-b) b ) Cc (1-c) 〔但し、a、b、cはそれぞれ原子比で、0.4≦a≦0.8、0.01≦b≦0.05、0≦c≦0.5の範囲内〕から成るI層20aと、CrCd (1-d) 〔但し、dは原子比で、0≦d≦0.5の範囲内〕から成るII層20bとが、1nm以上の積層周期Tp で交互に1周期以上積層され、総膜厚Ttotal が0.1μm〜10μmの範囲内とされている。AlCrN系のI層20aは高硬度で優れた耐摩耗性が得られ、CrN系のII層20bは低摩擦係数で優れた耐溶着性が得られる一方、I層20aにY(イットリウム)が所定の原子比で添加されることにより、高温での耐酸化性が向上して優れた耐熱性が得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】高速・高能率切削が可能な、TiAlSiNよりも耐摩耗性に優れた切削工具用硬質皮膜、およびこの様な硬質皮膜を得るための有用な製造方法を提供する。
【解決手段】(Ti1−a−b−c−d,Al,Cr,Si,B)(C1−e)からなる硬質皮膜であって、Al,Cr,Si,Bのそれぞれの原子比a,b,c,dが、0.5≦a≦0.8、0.06≦b、0≦c≦0.1、0≦d≦0.1、0.01≦c+d≦0.1およびa+b+c+d<1を満たすようにし、かつNの原子比eが0.5≦e≦1を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】DLC並みの潤滑特性を有し且つ高硬度、高耐熱性の硬質皮膜を被覆した多層皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
基材表面に組成が異なる硬質皮膜を2層以上被覆した多層皮膜被覆部材であって、硬質皮膜1の組成は、SiaBuCvNwOzで表され、該硬質皮膜1の下部層である該硬質皮膜2の組成は、金属成分がAl、Ti、Cr、Nb、W、Si、V、Zr、およびMoから選択される2種以上と、非金属成分がNとB、C、O、およびSから選択される少なくとも1種を有し、該硬質皮膜1はラマン分光分析において1300から1600cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Ixを有し、1900から2200cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Iyを有し、3.2≦Ix/Iy≦8.0であることを特徴とする多層皮膜被覆部材である。 (もっと読む)


【課題】安価な酸化亜鉛材料を光電変換装置の透光性導電膜として用いることのできる技術を提供する。
【解決手段】第1電極と第2電極との間に、一導電型である第1不純物半導体層と、半導体層と、第1不純物半導体層と逆導電型である第2不純物半導体層とが順に積層されて半導体接合を構成するユニットセルを1つ以上含み、第1の電極または第2の電極は、亜鉛及びアルミニウムを含む導電性酸窒化物で形成される光電変換装置である。亜鉛及びアルミニウムを含む導電性酸窒化物は、亜鉛の組成比が47原子%以下であり且つ前記アルミニウムの組成比より大きく、アルミニウムの組成比は窒素の組成比より大きく、二次イオン質量分析法により測定される窒素の濃度は、5.0×1020atoms/cm以上である。 (もっと読む)


【課題】厚膜化した硬質皮膜における圧縮応力の低減と密着性を確保しつつ、高硬度化による耐摩耗性に優れた硬質皮膜被覆工具を提供する。
【解決手段】
硬質皮膜被覆工具において、硬質皮膜は基体表面から第1硬質皮膜、第2硬質皮膜が被覆され、第1硬質皮膜は、(AlMe100−aで示され、第2硬質皮膜は、(Ti100−hで示され、該第1硬質皮膜、該第2硬質皮膜の結晶構造は面心立方構造であり、該第1硬質皮膜と該第2硬質皮膜のX線回折において、最も強度の高い面における面間隔(nm)を夫々d1、d2としたときに、1.00≦d2/d1≦1.03であり、該第2硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織の結晶粒はB成分に組成差を有する組成変調構造であることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


【課題】少なくともAl/Cr比に関して調節可能な均質または変更可能な層組成を有しかつ少なくとも特定の用途においては従来公知の層を設けた工作物よりも高い耐摩耗性を有する工作物を提供する。
【解決手段】工作物あるいは部品であって、組成(AlyCr1-y)Xの少なくとも1層を含む層システムを有し、X=N、C、B、CN、BN、CBN、NO、CO、BO、CNO、BNOまたはCBNOでありかつ0.2≦y<0.7であり、上記層中の層組成は、実質的に一定であるか、または層厚にわたって連続的あるいは段階的に変化する。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の高速切削加工で、すぐれた耐欠損性と仕上げ面精度を発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】 立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料からなる工具基体の表面に、Ti化合物層からなる硬質被覆層を蒸着形成した被覆cBN基焼結工具において、工具基体と上記硬質被覆層の間に、立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料の構成成分であるバインダーの非晶質層、非晶質ほう化チタン層、非晶質窒化珪素層の何れかからなる非晶質密着層を形成する。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の高速重切削加工で、すぐれた耐摩耗性、耐欠損性を発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】cBN含有量が70容量%以上であるcBN基超高圧焼結材料からなる工具基体の表面に、下部層、中間層および上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成し、下部層はTiB層、中間層は、組成式:Ti1−X−Yで表した場合、0.15≦X≦0.60、0.05≦Y≦0.35、0.50≦X+Y≦0.65(X、Yは原子比)を満足する平均組成を有し、さらに、下部層側から上部層側へ向うにしたがって、Xの値は次第に減少、Yの値は次第に増加する傾斜組織を有するTiB相とTiN相との2相混合層、上部層は、組成式:(Ti1−YAl)N層で表した場合、Yは0.3〜0.65(原子比)であるTiとAlの複合窒化物層、で構成する。 (もっと読む)


物理蒸着法によって、柔らかく多孔質の材料に多層セラミックコーティングをコーティングする。このようにしてコーティングされた材料は、フードウェア、具体的にはプレーンな銅の基板、基コーティング、および、セラミックコーティングを含む銅製フードウェア物品として使用するのに適している。基コーティングは、スパッタリングと陰極アークとの組み合わせによって堆積され、優れた耐食性、および、基板への付着を提供することができる。セラミックコーティングは物理蒸着窒化物または炭窒化物層を含み、変色しにくい表面、優れた耐久性、および、熱安定性を提供することができる。コーティングされた銅製フードウェア物品は、純銅と同じ熱伝導性、優れた耐食性、高い耐久性、優れた調理性能、および、クリーニングの容易さを示す。また、多層コーティングを有する金属製物品、および、このような金属製物品の製造方法も説明される。 (もっと読む)


【課題】表面硬度と耐傷性と耐腐食性とに優れ、かつ美しい彩度を有する装飾部材を提供することにある。
【解決手段】本発明の装飾部材は、基材上に硬質被膜を被覆した硬質装飾部材であって、前記硬質被膜上に密着層と複数層の誘電体多層膜とをこの順に積層した構成を備えることを特徴とする。これにより、本発明の装飾部材では基材表面硬度と耐傷性が向上し、硬質被膜と誘電体多層膜との密着性が十分に確保されているので、誘電体多層膜が硬質被膜から剥離するのを抑止しさらに耐傷性が向上する。また、密着層の上に複数層の誘電体多層膜を形成することで、透明感と高い彩度を呈する装飾部材を提供できる。さらに、最表層にあたる誘電体多層膜は絶縁膜であるので、耐孔蝕性や耐腐蝕性が向上する。 (もっと読む)


【課題】耐摩擦性と高いすべり性を兼備し、連続切削で摩耗しても性質が変化しない切削用工具を提供する。
【解決手段】切削用工具は、表面粗さが500〜2000オングストロームの基材11の表面に、基材の表面粗さの1/20以上1/3以下の厚さで、硬度が大きいTiAlN層12とすべり性に優れたCrN層13が交互に積層され、全体で厚さ1〜3μmの金属層が構成されたものである。表面が摩耗すると、表面にはTiAlN層12とCrN層13が同時に現れるので、高い耐摩耗性とすべり性が同時に得られ、摩耗が進行しても初期と同じ状態・性能を維持できる。 (もっと読む)


【課題】各種鋼板、特に、高張力鋼板等をプレス加工するのに好ましく用いられうる、高い密着力を有する硬質被膜が表面に形成された硬質被膜を有する球状化黒鉛鋳鉄材を提供することを目的とする。
【解決手段】窒化処理された球状化黒鉛鋳鉄の表面にチタン系硬質被膜が形成されており、前記表面における球状黒鉛の平均粒子径が30μm以下である硬質被膜を有する球状化黒鉛鋳鉄材を得る。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れ、長期に渡って使用できる寿命の長い工具および工具の製造方法を提供する。
【解決手段】工具鋼からなる基材2と、基材2の表面の少なくとも一部を、グロー放電により窒素または窒素化合物を含有するガスをプラズマ化してイオン窒化することにより設けられた窒素が拡散されてなるプラズマイオン窒素拡散層3と、プラズマイオン窒素拡散層3上に設けられた金属窒化物からなるコーティング層4とを備える工具とする。 (もっと読む)


【課題】クレータ摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与することができる被膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具はA層とB層とを含む被膜を備え、A層は、化学式Ti1-a(M1)aNb(M1はCr、Hf、Ta、NbまたはSiの少なくとも1種の元素、0<a≦0.3、0.9<b≦1.1)で示される組成を有するa1層と、化学式Ti1-c(M2)cNd(M2はCr、Hf、Ta、NbまたはSiの少なくとも1種の元素、M1とM2とは少なくとも1種が相異なり、0<c≦0.3、0.9<d≦1.1)、または化学式Ti1-eAleNf(0.4<e≦0.8、0.9<f≦1.1)で示される組成を有するa2層とを含み、B層は、化学式Ti1-α(M3)αCβNγ(M3はCr、Hf、Ta、NbまたはSiの少なくとも1種の元素、0≦α≦0.3、0.9<β+γ≦1.1、0.1<β≦1.1)で示される組成を有するb1層を含み、A層におけるa1層とa2層とは交互に積層され、B層がA層よりも基材の表面層側に形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高度な耐摩耗性を付与することができ、かつ熱亀裂による影響を低減する被膜を備えた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材上の少なくとも一部に形成された被膜が、A層とB層とを含み、A層は、化学式Ti1-X(M1)XY(M1はAl、Cr、Hf、Ta、Nb、VおよびSiからなる群より選択されるいずれか1の元素であり、XおよびYは原子比であり、0≦X≦0.8、0.9<Y≦1.1)で表わされる化合物により構成されるa1層を含み、B層は、化学式Ti1-p(M3)prs(M3はAl、Cr、Hf、Ta、Nb、VおよびSiからなる群より選択されるいずれか1の元素であり、p、rおよびsは原子比であり、0≦p≦0.3、0.9<r+s≦1.1、0.1<r≦1.1)で表わされる化合物により構成されるb1層を含み、A層とB層との積層数の合計は3層以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】チップやドリル、エンドミルなどの切削工具や鍛造金型や打ち抜きパンチなどの冶工具などに形成する硬度と潤滑性に優れた硬質皮膜およびその関連技術を提供する。
【解決手段】(Al1-a-d-eaMod)(C1-XX)からなる硬質皮膜であって、0.2≦a≦0.75、0<d+e≦0.3、0.3≦X≦1(式中、a、d、eおよびXは互いに独立して原子比を示す:なおdおよびeは、一方が0であってもよいが、両方が0になることはない)である組成を特徴とする硬質皮膜を、例えば、チャンバー1、アーク式蒸発源2、支持台3、バイアス電源4、ターゲット6、アーク電源7、磁界形成手段8、排気口11、ガス供給口12、被処理体WからなるAIP装置を用いて成膜する。 (もっと読む)


【課題】 従来の硬質皮膜であるTiN皮膜やTiAlN皮膜よりも耐摩耗性に優れた硬質皮膜およびその形成用スパッタリングターゲット材を提供する。
【解決手段】[1](Zr1-a-b ,Hfa ,Mb )(C1-x x )からなる硬質皮膜(但し、MはW,Moの1種以上)であって、0≦1−a−b、0≦a、0.03≦b≦0.35、0≦x≦1を満たすことを特徴とする硬質皮膜、[2](Zr1-a-b-c ,Hfa ,Mb ,Dc )(C1-x x )からなる硬質皮膜(但し、DはSi,Bの1種以上)であって、0≦1−a−b、0≦a、0.03≦b≦0.35、0.03≦c≦0.3、0≦x≦1を満たすことを特徴とする硬質皮膜等。なお、上記式において、aはHfの原子比、bはMの原子比、cはDの原子比、xはNの原子比を示すものである。 (もっと読む)


【課題】摩耗性や耐焼付き性を向上させるために硬度を高めた硬質皮膜を被覆する場合であっても、鉄基合金基材表面に窒化層を形成した基材と硬質皮膜との密着性を優れたものとした硬質皮膜被覆部材、およびこのような硬質皮膜被覆部材を有する治工具を提供する。
【解決手段】本発明の硬質皮膜被覆部材は、鉄基合金基材表面に窒化層を形成した後に、PVD法によって窒化膜、炭化膜または炭窒化膜を窒化層上に形成した硬質皮膜被覆部材であって、前記窒化層中のFe−N化合物におけるX線回折のピークを、基材表面を基準として入射角θ−回折角2θの条件で測定したときに、ε相(Fe2-3N)の(101)のピークに対するγ’相(Fe4N)の(111)のピーク強度比が、60%以下である。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、硬度と耐酸化性に優れた硬質皮膜およびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の硬質皮膜は、[(Nb1-d ,Tada ,Al1-a-b-c ,Sib ,Bc](C1-XX)からなる硬質皮膜であって、0.4≦a≦0.6、0<b+c≦0.15、0≦d≦1、0.4≦X≦1(式中、a、b、c、dおよびXは互いに独立して、原子比を示す:なおbおよびcは、一方が0であってもよいが、両方が0になることはない)であることを特徴とする。 (もっと読む)


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