説明

Fターム[4K033BA02]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | インヒビター (283) | Mn−S、Mn−Se (131)

Fターム[4K033BA02]に分類される特許

61 - 80 / 131


【課題】粒径分布が適切に調整された焼鈍分離剤を用いることによって、優れたグラス被膜特性と磁気特性を備える方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】一次再結晶焼鈍後、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を行う方向性電磁鋼板の製造方法において、粒径1μm以下が15〜30重量%、粒径10μm以上が2重量%以上である粒径分布を有し、さらに、CAA40%値が100秒以上、比表面積が5〜30m/g、Ig−lossが0.7〜2.0重量%である焼鈍分離剤をスラリー状にして鋼板表面に塗布し、仕上焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】コイル全長にわたって磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を得ることができる有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.01〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.02〜0.12%、Al:0.005〜0.10%、N:0.004〜0.015%を含有し、さらにSe:0.005〜0.06%およびS:0.005〜0.06%のうちから選ばれる1種または2種を含有する方向性電磁鋼板を製造する方法において、熱間圧延における仕上圧延終了後の冷却時におけるコイル全長の鋼板温度が、T(t)<FDT−(FDT−700)×t/6(ここで、T(t):鋼板温度(℃)、FDT:仕上圧延終了温度(℃)、t:仕上圧延終了からの経過時間(秒))を満たし、かつ、コイル先端側10%長さ部分について、熱間圧延終了から3秒後の鋼板温度が650℃以上となるよう制御する。 (もっと読む)


【課題】Alを含有する窒化型の方向性電磁鋼板の生産において二次再結晶性を確保し、窒化装置の設備投資低減およびメンテマンスを容易にすべくアンモニア導入方法を規定する。
【解決手段】窒化処理における鋼板の一方の面及び他方の面における表面から20%厚み部分の窒素含有量(質量%)をそれぞれσN1、σN2としたとき、σN1及びσN2を下記の式(1)を満たす範囲内とする。
D=|σN1−σN2|/tN ≦ 0.40 ・・・式(1)
ここで、tN:窒化後全板厚窒素含有量(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】完全固溶窒化型の製造方法において、一次再結晶集合組織を適正化又は改善して、二次再結晶集合組織におけるGoss方位集積度を先鋭(高度)にし、より高位の磁気特性を安定的に確保する。
【解決手段】Alを含有する完全固溶窒化型の方向性電磁鋼板(C:0.05〜0.09%、Si:2.8〜4.0%、酸可溶性Al:0.022〜0.033%、N:0.003〜0.006%、Mn:0.03〜0.09%、S当量(Seq=S+0.405Se):0.010〜0.023%、Ti:0.005%)の製造方法において、スラブ加熱から熱間圧延完了後までの脱炭量(質量%)を、下記式(1)を満たすように製造する。脱炭量(質量%)≦0.2×スラブの炭素含有量−0.006(質量%) ただし、スラブの炭素含有量:0.05〜0.09(質量%)。 (もっと読む)


【課題】鉄損特性に優れる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】方向性電磁鋼板用熱延鋼板を、1回あるいは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延で最終板厚の冷延鋼板とし、その後、一次再結晶焼鈍し、二次再結晶焼鈍する一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、最終冷間圧延における1パス以上を、ロール周方向に対して2°以上90°未満傾斜した研磨目と、上記研磨目とは逆向きに0°以上90°未満傾斜した研磨目とからなるクロス研磨目を有するワークロールを用いて圧延することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁束密度を向上したNbを含有したスラブからなる鋼板の鉄損特性も同時に向上させる方法を提供する。
【解決手段】鋼スラブの成分として、Mn、S、酸可溶性AlおよびNに加えて、Nb:0.001〜0.015質量%を含有し、最終冷間圧延の前に施す焼鈍の焼鈍温度を900℃以上とし、ついで、900℃から600℃までの冷却速度を平均で1℃/s以上として、最終冷間圧延における圧下率を80%以上とし、
再結晶焼鈍における焼鈍温度が900℃以下で、かつ鋼板が800℃以上の温度に保持される時間を600秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】優れた被膜性状の方向性電磁鋼板を製造する技術を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.02〜0.10%、Si:2.0〜4.0%、Cu:0.002〜0.2%、SおよびSeのいずれか1種または2種を0.01〜0.08%を含有する鋼スラブを熱間圧延し、熱延板焼鈍し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延し、脱炭焼鈍し、仕上焼鈍して方向性電磁鋼板を製造するに際し、最終冷延前の中間焼鈍加熱帯のPHO/PHを0.01〜0.2に制御し、均熱帯を非酸化性雰囲気とし、さらに必要に応じて酸洗および/または研削して、最終冷延前の鋼板表面の脱珪層深さを、次式;X(μm)=61.7[Cu]−23.5[Cu]+3.2(ただし、[Cu]:地鉄中のCu含有量(mass%))で求められるX(μm)よりも深くし、かつ、鋼板表面の酸素目付量を両面当たり0.6g/m以下に調整する。 (もっと読む)


本発明は、溶融ケイ素合金鋼材が50〜100mmの範囲で厚さを有するストランドで連続的に鋳造され、0.7〜4.0mmの範囲で厚さを有する最終熱間圧延鋼帯コイルを製造するために複数の一方向圧延スタンドで熱間圧延、次いで熱間圧延鋼帯の連続焼なまし、冷間圧延、一次再結晶と、場合により、脱炭および/または窒化を誘導するために冷間圧延鋼帯の連続焼なまし、焼なまし鋼帯の被覆、二次再結晶を誘導するために巻取り鋼帯の焼なまし、焼なまし鋼帯の連続熱平坦化焼なまし、および電気絶縁のために焼なまし鋼帯の被覆に付されることで提供される、方向性電磁鋼(GOES)帯を製造する方法と、それにより製造された製品に関する。 (もっと読む)


【課題】板厚0.15〜0.23mmの薄手方向性電磁鋼板とした鉄損の小さい方向性電磁鋼板であって、占積率が高く、かつ大きな磁束密度を持つ薄手方向性電磁鋼板及び張力絶縁膜被覆薄手方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】マグネシウム珪酸塩を含む被膜を有し、板厚が0.15mm〜0.23mmである薄手方向性電磁鋼板において、Mgが金属換算質量で1.5g/m2〜2.5g/m2含まれるようにし、さらにその鋼板の表面に張力絶縁膜による被覆を施す。 (もっと読む)


【課題】最初に高い確率で、{110}<001>方位に対する配向性が極めて良い核を発生させ、この核を、2次再結晶粒として優先的に成長させることにより高磁束密度を有する一方向性電磁鋼板の安定製造方法を提案する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.15%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.002〜0.15%を含み、かつS:0.005〜0.05%、Se:0.005〜0.05%のうちから選んだ一種または二種を含有する組成とし、S化合物をMgO:100質量部に対しS換算で5.5質量部以上含有させた焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍をコイル幅:600mm以上、かつコイル外径:1000mm以上で施し、少なくとも850〜1100℃の温度域を、昇温速度:12.5℃/hr以上として加熱することで2次再結晶を実現し、ついで、乾H2雰囲気ガス中、1100℃〜1250℃の温度域にて焼鈍することで純化を行う。 (もっと読む)


高炭素含有珪素鋼スラブを用いて方向性電気鋼板のゴス集合組職を向上させ、極薄圧延性とインヒビターの熱的安全性を向上させることで、極めて優れた磁気的特性を持つ低鉄損高磁束密度方向性電気鋼板及びその製造方法を提供する。本発明は、方向性電気鋼板に関し、高炭素含有珪素鋼スラブを加熱して熱間圧延した後、熱延板の焼鈍と冷間圧延を実施し、脱炭及び硝化焼鈍を実施した後、2次再結晶焼鈍を実施して方向性電気鋼板を製造する方法であって、熱延板の焼鈍と同時に脱炭を行う、低鉄損高磁束密度方向性電気鋼板の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】被膜特性に優れ、かつ磁気特性にも優れる方向性電磁鋼板を安定して製造することができる有利な方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01〜0.10%、Si:1.0〜5.0%、Mn:0.5%以下を含有し、さらに、インヒビターを含有しないか、あるいは、インヒビターとしてAl,N,Mn,Sおよび/またはSeを適正量含有する鋼スラブを、熱間圧延し、熱延板焼鈍し、中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延により最終板厚とし、その後、一次再結晶焼鈍し、二次再結晶焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、熱延板焼鈍条件および/またはその後の脱スケール条件を調整して熱延板焼鈍後の脱珪層深さを1μm以上とするとともに、中間焼鈍後に生成したスケールを除去する方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】歪取り焼鈍後でもその歪領域の効果が消失しない磁区幅の細分化方法を提供する。
【解決手段】脱炭焼鈍後の鋼板に、冷間圧延方向と交差する方向に線状の歪付与領域を形成し、さらに、圧延直角方向に温度勾配を付与して最終仕上げ焼鈍を施す。二次再結晶開始温度に達した時点で温度勾配が鋼帯コイルに付与されていれば、二次再結晶粒が圧延方向と交差する歪付与領域に沿って成長し、歪取り焼鈍でも消失しない磁区細分化効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】数mの大きさの大型変圧器用電磁鋼板において、剪断加工を行った際の磁気特性劣化を低減できる鋼板を提供する。
【解決手段】電磁鋼板の成分として、質量%で、C:0.005%以下、Si:1.0〜8.0%およびMn:0.005〜1.0%を含有し、かつNb、Ta、VおよびZrのうちから選んだ1種または2種以上を合計で10〜50質量ppm含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、これらNb、Ta、VおよびZrは含有量の少なくとも10%が析出物として存在し、かつ該析出物の直径(円相当径)が平均で0.02〜3μmであり、さらに鋼板の2次再結晶粒の平均粒径が5mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】AlNを二次再結晶の主なインヒビターとし二次再結晶焼鈍前に窒化をする方向性電磁鋼板製造において、鋼板表面のグラス被膜形成を均一にならしめること。
【解決手段】鋼帯を脱炭焼鈍後、一次再結晶焼鈍を施し、ストリップ走行状態下で水素、窒素及びアンモニアの混合ガス中で窒化処理し、その後MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して、鋼帯をコイル状に巻き取った状態で最終仕上げ焼鈍を施す際、鋼帯厚み表裏面における窒化窒素増量について、│(表側面窒化量−裏側面窒化量)/ΔN│×100≧15%、を満たす時は、窒化量が多い面をコイル状で最終仕上げ焼鈍する時のコイル外面側とする。 (もっと読む)


【課題】磁束密度の良好な方向性電磁鋼板を、工業的な規模で、安定的に製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】Si:2.5〜4.5%、C:0.02〜0.10%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.003〜0.02%、S:0.005〜0.04%、Mn:0.04〜0.20%を含有するスラブを、1250℃以上に加熱し、熱間圧延し、該熱延板に焼鈍を施し、次いで、冷間圧延で冷延板とし、該冷延板に脱炭焼鈍を施し、続いて、焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上焼鈍を実施して方向性電磁鋼板を製造するにあたり、脱炭焼鈍後の鋼板表層における結晶方位{111}<112>の強度を2以上11以下かつ粒径を全体の平均粒径の97%以下、結晶方位{411}<148>の強度を2以上7以下かつ粒径を全体の平均粒径の105%以上とする。 (もっと読む)


【課題】竪型の誘導加熱炉による方向性電磁鋼板のスラブ加熱では、スラブ端部と誘導加熱炉壁との隙間が生じるとスラブの均熱加熱が困難となる。この加熱炉壁(加熱補助材)とスラブとの距離を適正に制御し、かつ、様々な長さのスラブサイズに柔軟に対応することことができる竪型誘導加熱炉を提供する。
【解決手段】スラブの一端面側または両端面側それぞれに端部の加熱補助材を備え、該加熱補助材は、対向面が傾斜面でかつ非対向面が平行になる一対の断熱材からなり、該断熱材の片方を炉壁内面に固定する一方、他方の断熱材の傾斜面を上記片方の断熱材の傾斜面に接したまま、上下に摺動運動可能として配置し、スラブ長さの変動に応じて、他方の断熱材を上下移動させることにより、該スラブ端面と該加熱補助材の間隔を調整する竪型誘導加熱炉とする。 (もっと読む)


【課題】一次再結晶焼鈍時の急速加熱による鉄損低減効果を最大限発揮させることにより、所期した鉄損低減効果を安定して発現させる。
【解決手段】方向性電磁鋼板の製造工程中、一次再結晶焼鈍工程の前に、少なくとも500〜700℃の温度域について、雰囲気酸化度(P[H2O]/P[H2])が0.05以下の非酸化性雰囲気中にて、150℃/s以上の昇温速度で加熱する急速加熱処理を施し、その後、雰囲気酸化度(P[H2O]/P[H2])が0.05以下の非酸化性雰囲気中にて一次再結晶焼鈍を実施する。 (もっと読む)


【課題】近年開発された様々な新規のプロセス、および方向性電磁鋼板に対応した脱炭および脱窒処理方法が望まれていた。
【解決手段】単位面積当たりの酸素量が0.3g/m2未満の表面酸化物を有する方向性電磁鋼板の表面に、酸化度がPH2O/PH2<0.1で、かつ濃度:0.5vol%以上の塩化物ガスと、水素とを含有する非酸化性雰囲気ガスを作用させる。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の圧延方向に直角な方向の張力は、圧延方向の鋼板の弾性伸びを小さくし、実質的な圧延方向の張力を低下させる。その結果、張力付与による鉄損改善効果が十分に発揮されない。
【解決手段】方向性電磁鋼板において、張力被膜を形成した後、圧延と直角な方向に3.0%以下の圧延直角方向伸びを与える。 (もっと読む)


61 - 80 / 131