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Fターム[4K033CA04]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 添加成分 (2,142) | Mo (168)

Fターム[4K033CA04]に分類される特許

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【課題】電子ビーム照射を用いて、平坦化焼鈍後に磁区細分化処理を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、トランスを作製した際に優れた鉄損特性を有する方向性電磁鋼板を得る方法を提供する。
【解決手段】Si:2.0〜4.5質量%を含む方向性電磁鋼板用スラブを素材として、平坦化焼鈍を施すに際し、焼鈍時の均熱温度、均熱温度からの冷却過程における冷却速度および鋼板の塑性伸び量の各条件を調整し、上記平坦化焼鈍処理の前後におけるフォルステライト質被膜の被膜張力の減少量を60%以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】鉄心にギャップを設ける以外の方法で、偏磁が生じる用途で使われる場合にも、優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提案する。
【解決手段】電子ビーム照射により、板幅方向と30度以内をなす角度で線状に、照射列の圧延方向の列間隔を2〜10mmとして、以下の式(1)にて定義される単位面積あたりの照射エネルギー量E(mJ/mm2)を、磁束密度Bが1.90T以上でかつ磁束密度B0.5が1.60T以下を満足するように、20〜220 mJ/mm2の範囲で歪を導入する。
E(mJ/mm2)=電子ビーム加速電圧(kV)×ビーム電流値(mA)/ (ビーム走査速度(m/s)×ビーム径(mm)) …(1) (もっと読む)


【課題】冷間圧延前のCの存在形態を最適化し、二次再結晶焼鈍後に優れた磁気特性を安定して得ることができる方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.005〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種を合計で0.005〜0.05%を含有する鋼素材を再加熱した後、熱間圧延し、巻取温度を760〜460℃の範囲として鋼板表面にFeを主体とする酸化物を生成させた後、酸化性雰囲気中で、800℃以上に加熱後、800℃から350〜200℃間の冷却停止温度までを平均冷却速度10〜100℃/sで冷却し、その後、冷却停止温度から冷却速度5℃/s以下で40〜200s間徐冷する熱延板焼鈍を施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高速回転モータのロータ材料として好適な、安定して高強度を有し、かつ磁気特性にも優れた高強度電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:3.5%超4.5%以下、Mn:0.01%以上0.10%以下、Al:0.005%以下、Ca:0.0010%以上0.0050%以下、S:0.0030%以下、N:0.0030%以下を含有し、かつCa/S:0.80以上を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成からなり、板厚:0.40mm以下、未再結晶の加工組織:10%以上70%以下、引張強さ(TS):600MPa以上、鉄損W10/400:30W/kg以下とする。 (もっと読む)


【課題】特別な設備や工程を必要とすることなく、鉄損の改善を図ることができる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01〜0.08mass%、Si:2.0〜8.0mass%およびMn:0.005〜1.0mass%を含有する鋼素材を用いる方向性電磁鋼板の製造方法において、最高到達温度1100℃以上で仕上焼鈍を施した後、均熱温度が950〜1200℃で均熱保持時間が3hr以上の追加焼鈍を施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得るための電磁鋼板素材となる熱延鋼板と、それから電磁鋼板を得る手段を提供する。
【解決手段】質量%で、Siを0.8〜7%、酸可溶性Alを0.01〜0.065%、Nを0.004〜0.012%、Mnを0.05〜1%、Bを0.0005〜0.0080%含有し、S及びSeからなる群から選択された少なくとも1種を総量で0.003〜0.015%含有し、C含有量が0.085%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる電磁鋼板素材において、熱延工程を経た後の鋼中の析出物のXRD回折プロファイルが、
IB/IA≧0.08・・・・(1)
であることを特徴とする熱延鋼板。
ただし、IB、IAはそれぞれBN、AlNの最強線強度である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得るための手段を提供することである。
【解決手段】質量%で、Siを0.8〜7%、酸可溶性Alを0.01〜0.065%、Nを0.004〜0.012%、Mnを0.05〜1%、Bを0.0005〜0.0080%含有し、S及びSeからなる群から選択された少なくとも1種を総量で0.003〜0.015%含有し、C含有量が0.085%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる電磁鋼板素材において、熱延工程を経た後の鋼中のBをスパーク放電発光分光分析法によるPSA分析において、SInsolB≧5%・・・・(式1)
であることを特徴とする熱延鋼板。ただし、SInsol Bは、発光分光分析法を用いて、放電により得られる特定成分の発光強度を順に並べ替えたパルス強度順位図を作成して、金属中特定成分の全量、不溶成分量、固溶成分量を求められる値である。 (もっと読む)


【課題】熱歪みを導入した方向性電磁鋼板を変圧器に利用した場合の騒音の問題を解消し、磁区細分化効果並びに張力付与効果を十二分に享受し得る方途について提供する。
【解決手段】コイル状に巻き取った方向性電磁鋼板に仕上げ焼鈍を施し、次いで張力絶縁被膜の形成および平坦化焼鈍を施してから、該鋼板の圧延方向と交差する向きに線状の熱歪み領域を導入する、磁区細分化処理を施すに当り、前記平坦化焼鈍後の鋼板に、母線が前記圧延方向と交差する向きとなる湾曲を与えて、該湾曲の内側面に前記熱歪み領域を導入する。 (もっと読む)


【課題】従来の二方向性電磁鋼板とは異なる結晶方位を有しながらも、二方向性電磁鋼板としての特徴を有する新規な電磁鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.002〜0.10%、Si:1.0〜8.0%およびMn:0.005〜1.0%を含有し、さらに、Al:0.0100%以下、N:0.0050%以下、S:0.0050%以下およびSe:0.0050%以下を含有する鋼素材を熱間圧延し、必要に応じて熱延板焼鈍し、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延して最終板厚の冷延板とした後、脱炭を兼ねた一次再結晶焼鈍し、その後、仕上焼鈍する一連の方向性電磁鋼板の製造方法において、上記冷間圧延における最終冷延圧下率を94%以上とすることで、結晶粒の方位が{110}<112>から20°以内である比率が結晶粒の面積率で50%以上である電磁鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】一段の鉄損低減を図った方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】脱炭焼鈍において、連続焼鈍で、かつ、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≦0.05を条件として、少なくとも500〜700℃の昇温速度を50℃/s以上で700〜750℃の温度域まで加熱し、ついで、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≦0.05を条件として、700℃未満の温度域まで冷却し、さらに、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≧0.3を条件として、800〜900℃の温度域まで再加熱し、保持する。 (もっと読む)


【課題】化学的な手段により溝形成による磁区細分化処理を行うことで、低い鉄損特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】圧延直角方向となす角度が45°以内の線状の溝を有する方向性電磁鋼板であって、該溝の底部における、圧延方向における長さで1mm以下の微細粒の存在頻度を10%以下(微細粒が存在しない場合も含む)とし、かつ該溝に、鋼板の片面あたりのMg目付量にして0.6g/m2以上のフォルステライト被膜を具え、さらに鋼板の圧延方向を向く二次再結晶粒の〈100〉軸の圧延面となす角(β角)を平均値で3°以下とする。 (もっと読む)


【課題】表面に絶縁被膜をそなえる方向性電磁鋼板に対し、高い磁区細分化効果を得ようとして投入エネルギーを増加させた場合に、鋼板の表面近傍の熱歪みを適正化し、所期した鉄損低減効果が得られる方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】加速電圧が10kV以上の差を持つ少なくとも2本の電子ビームを照射して電子ビーム照射帯を形成し、該電子ビーム照射帯中の電子ビームの中心間距離をそれぞれ1mm以内とする。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れた方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.002〜0.100%、Si:2.0〜8.0%、Mn:0.005〜1.00%、Al:0.010%以下、N:0.005%以下、S:0.005%以下、Se:0.005%以下で含有し、さらにNb:0.001〜0.015%を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するスラブに対して熱間圧延し、次いで、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し再結晶焼鈍を施す。次いで、仕上焼鈍後、仕上焼鈍温度から600℃まで0.3℃/分以下の平均冷却速度で冷却する。このように製造される方向性電磁鋼板は、固溶Nb量が0.0006%以下となる。 (もっと読む)


【課題】数mの大きさの大型変圧器用電磁鋼板において、特に、板厚:0.220mm以下の電磁鋼板であっても、剪断加工を行った際の磁気特性劣化を低減できる鋼板を提供する。
【解決手段】電磁鋼板の成分として、質量%で、C:0.005%以下、Si:1.0〜8.0%およびMn:0.005〜1.0%を含み、かつNb、Ta、VおよびZrのうちから選んだ1種または2種以上を合計で10〜50質量ppm含有して、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、上記Nb、Ta、VおよびZrは含有量の少なくとも10%が析出物として存在し、該析出物の直径(円相当径)を平均で0.02〜3μmとし、かつ直径:10μm以上の介在物を1mm2当たり1個未満とし、さらに該鋼板の二次再結晶粒の平均粒径が5mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】鋼板に大きな外部応力がかかる条件下、もしくは正弦波に加えて3次以上の高調波成分を3%以上含む交流磁束密度波形による励磁された条件下で使用するのに好適な、線状溝が付与された変圧器鉄心用の方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】線状溝の幅を50〜300μm、深さを10μm以上、圧延方向の間隔を2mm以上10mm以下とし、かつ該線状溝の溝側壁が溝底面と交わる部分の曲率半径を1.0μm以上とする。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化を目的とした熱歪部周辺の絶縁コーティングの剥離を防止し、ビルディングファクタを増大させることなく、層間抵抗の劣化を防止した方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】圧延方向に対するゴス方位粒の[001]軸のずれ角を、平均で±10°以内とし、該下地被膜に、窒素化合物がN換算で0.02g/m2以上含有し、さらに、一定長さA(μm)と、該一定長さA(μm)当たりの下地被膜と鋼板との界面の長さの合計L(μm)とを、以下の式(1)で規定される接触度Fで1.5以上とすることを特徴とする方向性電磁鋼板。
F= L/A ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】IPMモータのロータ鉄心として用いるときにIPMモータのリラクタンストルクの低下を招くことなく、高強度化と高磁束密度の両立が可能なロータ鉄心用鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.06〜0.90質量%、Si:0.05質量%以下、Mn:0.2〜2.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005〜4.95質量%を、Si+Al:5.0質量%以下なる条件で含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板を冷延し、連続焼鈍ライン又は連続焼入れラインにて750℃以上に加熱後、450℃以下まで10℃/s以上の冷却速度で冷却し、その後200〜500℃の温度域に120s以上保持することにより、780N/mm以上の降伏強度、及び4000A/mにおける磁束密度B4000が1.6T以上なる磁界の強さを呈する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】IPMモータのロータ鉄心として用いるときにIPMモータのリラクタンストルクの低下を招くことなく、高強度化と高磁束密度の両立が可能なロータ鉄心用鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.06〜0.90質量%、Si:1.5質量%以下、Mn:0.2質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005〜3.5質量%を、Si+Al:5.0質量%以下なる条件で含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板を冷延し、連続焼鈍ライン又は連続焼入れラインにて750℃以上に加熱後、450℃以下まで10℃/s以上の冷却速度で冷却し、その後200〜500℃の温度域に120s以上保持することにより、780N/mm以上の降伏強度、及び4000A/mにおける磁束密度B4000が1.6T以上なる磁界の強さを呈する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】仕上焼鈍後の二次再結晶粒内のβ角の変動を抑え、コイル全長にわたってβ角を適正範囲に制御することによって、製品コイル全ての位置で磁気特性に優れる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】冷間圧延した電磁鋼板素材を一次再結晶焼鈍し、その後、コイル状態で二次再結晶させる仕上焼鈍を施して方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記仕上焼鈍を、鋼板の曲率半径を変化させるあるいはさらに鋼板の曲率の符号を逆転させるコイルの巻き直し工程を挟んで2回以上に分けて行い、1回目の仕上焼鈍における二次再結晶率を面積率で5〜90%とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化用の線状溝の形成により鉄損を低減した方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面に、磁区細分化用の線状溝を有する方向性電磁鋼板において、該線状溝直下に、ゴス方位から10°以上の方位差で、かつ粒径が5μm以上の結晶粒が存在している線状溝の比率を20%以下とし、さらに、二次再結晶粒の平均β角を2.0°以下、かつ粒径が10mm以上の二次再結晶粒内のβ角変動幅平均値を1〜4°の範囲に制御する。 (もっと読む)


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