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Fターム[4K037EA22]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) |  (232)

Fターム[4K037EA22]に分類される特許

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【課題】不メッキのない表面外観が良好な高張力溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】Siを0.3mass%以上含有する鋼板に溶融亜鉛めっき処理を施すに際し、めっき処理前に、400℃〜800℃の温度域において直火バーナ方式の還元処理する。この時、燃焼ガス中にフラックス作用を持つ物質(例えば、硼素化合物、フッ素化合物、ロジン、アミン、アミド類化合物)を混合燃焼させることとする。具体的には、まず、常温〜200℃未満を雰囲気ガス加熱、200℃以上〜600℃未満を前記直火バーナ加熱、600℃以上〜850℃未満を輻射加熱にて加熱処理を行い、次いで、Al:0.135%を含む(Fe飽和)460℃の亜鉛めっき浴を用いて、侵入板温:480℃でめっき処理を行う。このような直火バーナ方式の還元処理を行うことで、外部酸化を防止し、鋼中のSi、MnおよびCr等の表面濃化による酸化物形成を防止する。 (もっと読む)


【課題】不めっきや表面欠陥が抑制され、耐食性と高延性、さらには良好溶接部強度を兼ね備えた高強度溶融亜鉛めっき鋼板並びにその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.001〜0.200%未満、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.5〜2.0%、P:0.001〜0.300%、S:0.0001〜0.1000%、O:0.0005〜0.0100%、N:0.001〜0.010%を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる溶融亜鉛めっき鋼板であって、鋼のミクロ組織が、体積分率で30〜90%のフェライト相、5%以上のベイナイト、10%以下のマルテンサイト、および5〜30%の残留オーステナイト相を含み、さらに残留オーステナイト中の炭素濃度が質量%で1.0%以上であり、かつ、残留オーステナイト粒の平均アスペクト比(最大幅/最小幅)が2以下である溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】最大引張強度(TS)が590MPa以上で穴拡げ性と成形性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%未満、Si2.0%以下、Mn:1.1〜3.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、鋼板のミクロ組織が体積分率で、40%以上のフェライトを含有し、5%以上の焼き戻しマルテンサイトを含有し、フェライトの硬度(DHTF)とマルテンサイトの硬度(DHTM)の比(DHTM/DHTF)が1.5〜3.0であり、残部組織がフェライト及びベイナイト組織よりなる穴拡げ性と成形性に優れた高強度冷延鋼板であり、必要に応じて、溶融亜鉛めっき処理又は溶融亜鉛めっき後に合金化処理を施してもよい。 (もっと読む)


【課題】
複雑な形状に加工できる溶込み形状および加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼溶接金属を提供する。
【解決手段】
フェライト系ステンレス鋼板の端面同士を突き合わせ溶接してなるフェライト系ステンレス鋼溶接金属であって、前記溶接により形成された溶接金属部の断面形状が、溶接表ビード幅が前記フェライト系ステンレス鋼板の厚さの3倍以下、溶接裏ビード幅が1mm以上、溶接裏ビード幅/溶接表ビード幅が0.4以上であることを特徴とする耐割れ性および加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼溶接金属。 (もっと読む)


【課題】面内異方性が小さく、イヤリングの発生が少なく打抜き性が良好な冷延鋼板および冷延焼鈍母板用として好適な熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.05%を含み、Si、Mn、Al、P、S、N、Oを適正範囲に調整した鋼素材に、Ar変態点以下の温度域で3パス以上かつ該温度域での累積圧下率を20〜90%、圧延終了温度を700〜850℃、巻取り温度を600〜800℃とする仕上圧延を施す。平均粒径:40〜60μmのフェライト相単相で、かつ、{118}〈110〉方位および{115}〈110〉方位のランダム強度比が10以上、{111}〈110〉方位および{111}〈121〉方位のランダム強度比が1以下の組織を有する熱延板とする。さらに、冷延−再結晶焼鈍を施すし、{001}〈110〉〜{113}〈110〉方位と、{111}〈110〉、{111}〈112〉および{554}〈225〉方位のランダム強度比の値を満足し、YSおよびr値の面内異方性が共に小さい冷延鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明方法は、易酸化性成分の酸化物生成によって引き起こされるめっき外観の劣化と焼鈍雰囲気下に存在する水素起因のふくれ、を解決する手段を提供する。
【解決手段】 易酸化性成分を含む高張力熱延鋼板を全還元方式の溶融亜鉛めっき設備を用いて還元性の雰囲気で焼鈍した後、該鋼板を大気に接触させることなく、溶融亜鉛めっき中を通板せしめる溶融亜鉛めっき熱延鋼板の製造方法において、焼鈍時の水素濃度を10%以上25%以下とし、焼鈍終了後、過時効炉にて、鋼板温度を200℃以上550℃以下、水素濃度を2%以上7%以下の雰囲気下で30秒以上400秒以下に保持して、均熱処理し、その後溶融めっきすることを特徴とする濡れ性、ふくれ性に優れた高張力溶融亜鉛めっき熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れた極軟質高炭素熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7 %の高炭素熱延鋼板であり、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以下のフェライト粒の体積率が20%以下、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満、アスペクト比が5以上の炭化物割合が15%以下、炭化物同士が接触する割合が20%以下である組織を有する鋼板である。そして、粗圧延後、仕上圧延入り側温度が1100℃以下、最終パスの圧下率を12%以上、かつ仕上温度を(Ar3-10)℃以上とする仕上圧延を行い、次いで、仕上圧延後1.8秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で600℃以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、次いで、2次冷却により600℃以下の温度に保持した後、580℃以下の温度で巻取り、酸洗後、箱型焼鈍法により、680℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍することで製造される。 (もっと読む)


【課題】自動車用構造部材及びシャシー用部材等に好適な440MPa超のTSを有する、形状凍結性、延性及び塗装焼付硬化性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】各規定量の化学成分組成を有し、面積分率で1%以上25%以下のパーライト、ベイナイト又はマルテンサイトの内の何れか1種又は2種以上を含み、残部が再結晶率80%以上のフェライトからなる複合組織鋼であり、1/2板厚における板面の{100}<011>〜{223}<110>方位群のX線ランダム強度比の平均値が3.0以上であり、且つこれらの方位群の中で{100}<011>方位のX線ランダム強度比が最大且つ5.0以上を満足し、更に{554}<225>、{111}<112>及び{111}<110>の結晶方位のX線ランダム強度比の平均値が6.0以下として構成されている。 (もっと読む)


【課題】制振性能と遮熱性能が向上されると共に、これらの特性に関して適宜、所望の特性を得ることが可能な制振パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】制振パネルの製造方法には、対象部材からの振動と熱の少なくとも一方の放散を抑制すべく、対象部材に臨んで間隔をあけて配置される制振パネルの製造方法であって、制振パネルが、予め定められたAl素材及びFe素材を減圧下で溶融して制振合金鋳塊を鋳造する第1工程と、制振合金塊を加工して薄板を形成する第2工程と、薄板を波形形状に加工する第3工程と、波形形状薄板をプレス形成して製品形状を形成する第4工程とを含み、第2工程乃至第4工程のいずれかの工程において、対象中間材を所定の加熱温度に昇温し、その後に所定の温度変化態様で徐冷する熱処理工程が含まれる。 (もっと読む)


【課題】極軟質高炭素熱延鋼板を得る。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.035%以下、Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。組織は、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以上のフェライト粒の体積率が80%以上、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満である。そして、粗圧延後、最終パスの圧下率を10%以上、仕上温度を(Ar3-20℃)以上で仕上圧延を行い、仕上圧延後2秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で600℃以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、2次冷却により600℃以下の温度に保持した後、580℃以下の温度で巻取り、酸洗後、680℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍して製造される。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性と磁気特性に優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:0.1%以下、Mn:0.1〜0.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.004%以下、N:0.005%以下、O:0.02%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ平均結晶粒径が40μm以上、鋼板面に平行な(222)結晶面のX線回折強度が標準ランダム試料の(222)結晶面のX線回折強度の8倍以上であることを特徴とする鋼板。 (もっと読む)


【課題】FB加工性に優れ、さらにFB加工後の成形加工性にも優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.2〜1.5%、P、Sを適正範囲に調整した組成を有する鋼素材に、熱間圧延を施して熱延鋼板とするに当り、熱間圧延の仕上げ圧延が、Ar変態点〜850℃の温度域における総圧下率:25%以上、圧延終了温度:Ar変態点〜850℃、好ましくは仕上圧延終了後、50℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、500〜700℃の温度域で冷却を停止し、巻取り温度:500〜650℃とする圧延を施す。これにより、パーライトを主体とする組織を有し、前記パーライトのパーライトコロニー平均粒径が1〜5μmで、あるいはさらにパーライトブロック全数のうちの60%以上が、パーライトコロニー数が2個以下のパーライトブロックである組織となり、FB加工性、金型寿命、およびFB加工後の加工性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】 表面キズを防止した耐候性、耐塗装剥離性に優れた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.15%、Si:2.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.01〜0.5%以下、Cr:0.01〜3.0%、Al:0.003〜0.2%およびN:0.001〜0.1%、O(酸素):0.005%以下、さらにSn:0.03〜0.20%を含有し、残部がFeおよび不純物からなるスラブであって、Ni/Cuが0.5以下であるスラブの表面温度を1175〜1325℃に加熱した後、900℃以上の温度域で、全圧下量のうち70%以上の圧延を終了し、700℃以上で圧延を終了させたのち、必要により、30℃/s以下の平均冷却速度で500℃以下の温度まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】FB加工性に優れ、さらにFB加工後の成形加工性にも優れた鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.7〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.02%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、フェライトの平均粒径が1〜10μm、炭化物の球状化率が80%以上で、かつSgb(%)={Son/(Son+Sin)}×100で定義されるフェライト粒界炭化物量Sgbが40%以上である組織とを有し、かつ、表面から板厚の10%までの領域の平均硬さと板厚中央部の平均硬さとの差が、ビッカース硬さHVで、5〜20ポイントである鋼板とする。なお、Mnを0.2〜1.5%とし、さらに、Cr、Moのうちから選ばれた1種または2種を、Mn、Cr、Mo、Al含有量の合計で5.0%以下となるように含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】金型寿命の低下を伴うことなくまたバリの発生が少なく、FB加工性に優れおよびFB加工後の成形加工性に優れた鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si、Mn、P、Sを適正範囲に調整した組成を有する鋼素材に、熱間圧延の仕上げ圧延が、Ar変態点〜850℃の温度域における累積圧下率:25%以上、かつ最終圧延パスにおける摩擦係数を0.2以上とし、圧延終了温度をAr変態点〜850℃として、圧延終了後、50℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、500〜700℃の温度域で冷却を停止し、巻取り温度450〜700℃とし、熱延板とし、さらに焼鈍を施す。これにより、表面から板厚の5%までの領域である表層が、フェライトの平均粒径が20〜50μmである組織となり、表層以外の内層が、フェライトの平均粒径が1〜20μm、炭化物の球状化率が80%以上で、かつ、フェライト粒界炭化物量が40%以上となる、複層組織を有する鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】塩素の添加量を増加した温水中での使用においても、十分な溶接部の耐食性を有する、特に温水器に用いて好適なフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】C:0.020%以下、Si:0.10〜1.00%、Mn:1.00%以下、P:0.040%以下、S:0.010%以下、Cr:17.0〜31.0%、Ni:0.60%以下、Al:0.08%以下、N:0.020%以下、O:0.0020〜0.0150%、Mo:0.3〜3.0%、Ti:0.30%以下およびNb:0.10〜0.50%を含有し、
Cr+3.3Mo≧22.0並びに 4Al+Ti≦0.32
を満足する成分組成に調整する。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性に優れ、かつ安定してBH量:30MPa以上の高い焼付硬化性を有する溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0008〜0.0025%、Nb:0.008〜0.020%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Bの適正範囲に調整するとともに、Excess C量(%)(=C−(12/93)Nb)が−0.0005%以上となるようにC、Nbを含有する鋼素材に、熱間圧延、酸洗、冷間圧延を施し、ついで連続溶融亜鉛めっきラインで、再結晶焼鈍処理と、さらに溶融亜鉛めっき処理を施し、溶融亜鉛めっき鋼板とする。鋼素材あるいは熱延板あるいは冷延板のC、Nb分析値に基づいて算出されたExcess C量に基づき、再結晶焼鈍処理における焼鈍温度を、Excess C量が0%超えの場合には800℃以上850℃未満、Excess C量が−0.0005%以上0%以下の場合には850℃以上Ac3変態点未満とし、焼鈍後、5℃/s以上の平均冷却速度で750℃以下の温度まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】FB加工性に優れ、さらにFB加工後の成形加工性にも優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si、Mn:0.2〜1.5%、Si、P、Sを適正範囲に調整した組成を有する鋼素材に、熱間圧延と、熱延板焼鈍と、冷間圧延と、冷延板焼鈍を順次施し、フェライトの平均粒径が1〜20μmで、アスペクト比が2以下のフェライトが全フェライト量に対する面積率で70%以上、炭化物の球状化率が80%以上、かつSgb(%)={Son/(Son+Sin)}×100 (ここで、Son:単位面積あたりに存在する炭化物のうち、粒界上に存在する炭化物の総占有面積、Sin:単位面積あたりに存在する炭化物のうち、粒内に存在する炭化物の総占有面積)で定義されるフェライト粒界炭化物量が40%以上である、組織を有する鋼板とする。これにより、FB加工性、金型寿命、およびFB加工後の成形加工性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】FB加工性に優れ、さらにFB加工後の成形加工性にも優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.2〜1.5%、P、Sを適正範囲に調整した組成と、平均粒径が10μm超20μm未満のフェライトと、炭化物のうち、フェライト粒内炭化物の平均粒径が0.3〜1.5μmである組織とを有し、表面から板厚の10%までの領域である表層部の平均硬さHVsufと、板厚中央部の平均硬さHVmidの比が1.1〜1.5である鋼板とする。これにより、ダレの発生が防止され、金型寿命の低下を伴うことなく、FB加工性、およびFB加工後の加工性(サイドベンド伸び性)に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度冷延鋼板において、塗装後耐食性を改善する
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、FeSiO、FeSiO、MnSiO、MnSiOから選ばれた1種以上のシリケートと、SiOを含有しており、鋼板の厚さ方向において、前記シリケートの濃度が前記SiOの濃度より高い領域が、前記SiOの濃度が前記シリケートの濃度より高い領域より表面側に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


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