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Fターム[4K037EA22]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) |  (232)

Fターム[4K037EA22]に分類される特許

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【課題】耐水素脆化特性に優れた高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.50%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板内部が、主相であるフェライトと、ブロックサイズ1μm以下のマルテンサイトを含む硬質組織とを含み、鋼板表層が、前記硬質組織の体積率が鋼板の板厚の1/4厚み位置に含まれる硬質組織の体積率の80%以下である厚み0.5μm以上の脱炭層からなる耐水素脆化特性に優れた引張最大強度900MPa以上の高強度鋼板とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度であるとともに加工性に優れ、機械切断特性に優れた引張最大強度900MPa以上の高強度冷延鋼板及びその製造方法、並びに、高強度亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.07%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.60%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼成分を有し、鋼板組織が、主としてフェライト及びマルテンサイトからなる鋼板の表層において、前記鋼板の表層4μm以下の結晶粒界、もしくは、結晶粒内のいずれか一方、あるいは、両方に、Siを含有する酸化物を2×10(個/mm)以上の分布で含有する。 (もっと読む)


【課題】延性及び耐遅れ破壊特性の良好な引張最大強度900MPa以上を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.5%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、鋼板組織がフェライトを主とし、1μm以下のブロックサイズより構成されるマルテンサイトを含み、フェライトの体積率が50%以上、マルテンサイト中のC濃度が0.3%〜0.9%、降伏比(YR)が0.75以下である延性及び耐遅れ破壊特性の良好な引張最大強度900MPa以上を有する高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】塗膜密着性と加工性に優れた引張強度が550MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】規定する成分組成を満たし、規定量のフェライト、ベイナイトおよび残留オーステナイトを含む複合組織鋼板であって、
SEMを用いて2000倍で鋼板表面近傍の断面を観察したときに、任意の10視野において幅3μm以下で深さ5μm以上のクラックが存在せず、
引張強度が550MPa以上で、かつ引張強度(TS:単位MPa)と伸び(El:単位%)が下記式(1)を満たすことを特徴とする塗膜密着性と加工性に優れた高強度冷延鋼板である。
TS×El≧19000 …(1) (もっと読む)


【課題】自動車用鋼板等に使用される、曲げ加工性に優れた引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、mass%で、Cr:2.0〜4.0%を含有する。または、Cr:0.2%以上2.0%未満およびV:0.02〜0.5%を含有する。主相組織は圧延加工パーライト組織であり、さらに、固溶C量の割合が50%以上である。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、前記パーライト組織の平均ラメラ間隔が300nm以下であり、炭化物としてM7C3型炭化物またはMC型炭化物を有する鋼片に対して、圧延率:90%以上とする冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cr:0.2%〜4.0%、Mo:0.2%〜4.0%、Ni:0.2%〜4.0%のうちいずれか一種以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、炭化物のアスペクト比が10以上でかつ前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で55%以上である。さらに、炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して45°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で30%以上60%以下とする。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有する鋼板に対して、クロス圧延にて圧延率:70%以上の冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】圧延方向および圧延直角方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性に優れた引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】フェライトと炭化物が層をなしており、炭化物のアスペクト比が10以上で、かつ、前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して45°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で30%以上60%以下である。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有し、ビッカース硬さがHV200以上の鋼板に対して、圧延方向を90°回転させて圧延を繰り返し行うクロス圧延にて圧延率:70%以上で冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】形状凍結性の低下やコスト増大の問題がなく、自動車構造部材用途に用いられたときに優れた耐衝撃性を発現できる自動車構造部材用途に用いられる加工素材用鋼板を提供する。また、耐衝撃特性に優れた自動車構造部材用途のプレス成形部材を提供する。
【解決手段】引張強度が980MPa以上の高強度鋼板であって、局部的に焼戻し処理が施された焼戻し軟化領域を有し、該焼戻し軟化領域の強度は、母材強度の0.5〜0.7の範囲内にあることを特徴とする部分焼戻し軟化鋼板。この部分焼戻し軟化鋼板は、質量%で、C:0.10〜0.20%、Si:0.5〜1.5%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下、Cr:0.05〜1.0%、さらに、Ti、Nb、Mo、V、Wの1種以上を合計0〜0.2%の範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.8〜1.5%、P、S、Alを適正範囲に調整し、Nb:0.001〜0.05%、Ti:0.001〜0.05%、Mo:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、B:0.0005〜0.0050%を含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃で、仕上圧延出側温度が800〜900℃で、未再結晶γ域での累積圧下率を0〜30%とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。 (もっと読む)


【課題】大型建産機の構造部材用として好適な、降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nb、Ti、Mo、Cr、Bを適正範囲で含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃の範囲で、仕上圧延出側温度が800〜900℃の範囲で、再結晶γ域での累積圧下率を60%以上90%以下とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。M相または焼戻M相を主相とし、圧延方向断面における旧γ粒のアスペクト比が3〜18である組織を有し、高強度と高靭性を兼備する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】導電性と延性に優れた燃料電池セパレータ用ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、P:0.05%以下、Al:0.20%以下、N:0.02%以下、Cr:20〜40%およびMo:4.0%以下を含み、かつNb,Ti,Zrのうちから選んだ一種または二種以上合計で:0.05〜0.60%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、円相当径:0.1μm以上の析出物が100μm2当たり1個以上存在させ、かつ析出物の最大径Dmax(μm)に対する板厚t(μm)の比が、次式(1)
20≦t/Dmax ・・・ (1)
の関係を満足するようにし、さらに板厚を200μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】自動車構造部材用として好適な、高強度と、優れた成形性、優れた断面成形加工後の耐ねじり疲労特性とを兼備する高張力鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.24%、V:0.021〜0.044%を含み、さらにNbおよび/またはTiを含有する組成を有する鋼素材に、log[V][C]=−9500/T+6.72(ここで、V、C:各元素の含有量(質量%))から計算される平衡固溶温度Tより高い温度とする熱間圧延を施し、成形性と耐ねじり疲労特性に優れた自動車足回り部材用高張力熱延鋼板とし、さらにこれを鋼管用素材とし、造管、溶接工程により溶接鋼管とする。 (もっと読む)


【課題】自動車構造部材用として好適な、高強度と、優れた成形性、優れた断面成形加工後の耐ねじり疲労特性とを兼備する引張強さ690MPa以上を有する高張力鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.24%、V:0.044超〜0.109%を含み、さらにNbおよび/またはTiを含有する組成を有する鋼素材に、log[V][C]=−9500/T+6.72から計算される平衡固溶温度Tより高い温度とする熱間圧延を施し、成形性と耐ねじり疲労特性に優れた自動車足回り部材用高張力熱延鋼板とし、さらにこれを鋼管用素材とし、造管、溶接工程により溶接鋼管とする。 (もっと読む)


本発明は、超低炭素鋼ストリップ又はシートを製造する方法であって、‐取鍋処理を含んでなる製鋼工程で、重量で、・最大0.003%の炭素、・最大0.004%の窒素、・最大0.20%のリン、・最大0.020%の硫黄、・及び残部鉄及び不可避不純物を含んでなる真空脱ガスされた鋼溶融物を製造すること、‐その際、該溶融物の該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素含有量は、該溶融物の実際の酸素含有量を測定した後、好適な形態にある適量のアルミニウムを該溶融物に添加して酸素を結合することにより得られ、その際、該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素活性又は溶解酸素含有量は、最大80ppmである、‐こうして製造された該鋼を連続式鋳造法で鋳造し、スラブ又はストリップを形成することを含んでなり、‐該方法が、最大0.002%の酸可溶性アルミニウム及び最大0.004%のケイ素及び最大120ppmの総酸素含有量を含んでなる超低炭素鋼のスラブ、ストリップ又はシートを与える、方法に関する。
(もっと読む)


【課題】加工後の伸びフランジ特性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、mass%で、C:0.08%以上0.20%以下、Si:0.2%以上1.0%以下、Mn:0.5%以上2.5%以下、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.07%以上0.20%以下、V:0.20%以上0.80%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして、組織は体積占有率で80%以上98%以下のフェライト相と第二相である。さらに、大きさが20nm未満の析出物に含まれるTiとVの合計量は0.150 mass%以上である。前記フェライト相の硬度(HVα)と前記ベイナイト相の硬度(HVS)の差(HVα−HVS)は−300以上300以下である。 (もっと読む)


【課題】Cを0.65質量%以上0.85質量%以下含有する高炭素鋼板において、材質の軟質化と打抜き性の向上(特に、打抜きカエリの抑制)を図る。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜0.85%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.006%、Al:0.005〜0.10%、及びN:0.0010〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、(i)硬さが170HV以下であり、かつ、(ii)最終冷延前の組織の板厚断面にて、0.5μm2以下の炭化物の面積が、炭化物の総面積の15%以内であることを特徴とする打抜きカエリの小さい軟質高炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】Cを0.70質量%以上0.95質量%以下含有する高炭素鋼板において、材質の軟質化と打抜き性の向上を図る。
【解決手段】質量%で、C:0.70〜0.95%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.006%、Al:0.005〜0.10%、及び、N:0.001〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、組織が、観察組織1mm2当り100個以上のボイドを有することを特徴とする打抜き性に優れた軟質高炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】成形性と、断面成形加工後の耐ねじり疲労特性に優れた薄肉高強度溶接鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.24%、Si:0.001〜1.5%、Mn:0.8〜2.8%、Al:0.01〜0.08%を含有し、P、S、N、Oを所定値以下に調整した組成を有する鋼素材を加熱し、仕上圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、ついで巻取温度:650〜500℃で巻取り熱延鋼帯とし、ついで圧下率41〜76%の冷間圧延と、連続焼鈍炉で750〜950℃に加熱均熱したのち、平均冷却速度:81〜500℃/sでMs変態点以下の温度まで冷却する焼鈍処理を施し、ついで(Ms変態点−150℃)〜(Ms変態点−350℃)で焼戻し処理を施す。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工において介在物を起点とした曲げ割れ率を十分に小さくすることのできる、曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分が、C:0.12〜0.3%、Si:0.5%以下(0%を含む)、Mn:1.5〜3.0%、Al:0.15%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、およびS:0.01%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼組織が、マルテンサイト単一組織であり、かつ、鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、規定のn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が100μm以上であるものが、圧延面100cm当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】成形性と耐型かじり性に優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.20%、Si:0.05〜0.8%、Mn:2.0〜3.0%、P:0.020%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を、式(1): 0.03≦Ti+(1/2)Nb≦0.20を満たすように含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋼組成を有し、フェライトおよびヘ゛イナイトを合計で80面積%以上ならびに残留オーステナイトを5〜20面積%含有し、フェライトおよびヘ゛イナイトの平均粒径が0.5〜3.0μm、残留オーステナイト中のC濃度が0.5〜1.2%、残留オーステナイトのうちヘ゛イナイトのラス間に存在するものの割合が50%以下、さらにフェライトおよびヘ゛イナイト中に存在する粒径が1〜15nmの析出物の数密度が100〜5000個/μm2である鋼組織を有し、引張強度が980〜1180MPa、降伏応力が400〜700MPa、式(2): n=(lnσ6%-lnσ4%)/(ln0.06-ln0.04)で求められる真歪量5%となるときの瞬間n値が0.20以上である機械特性を有し、表面粗さがRaで0.40〜1.2μmである表面性状を有する冷延鋼板である。式(1)中のTiおよびNbは各元素の含有量(単位:質量%)を示すとともに、式(2)におけるσx%は真歪量x%のときの真応力の値を示す。 (もっと読む)


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