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Fターム[4K037EA26]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Sb (195)

Fターム[4K037EA26]に分類される特許

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【課題】高い降伏強度と良好な曲げ特性が要求される自動車の衝突安全部材などに適した高降伏強度熱延鋼板を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.06超〜0.24%、Si≦0.3%、Mn:0.5〜2.0%、P≦0.06%、S≦0.005%、Al≦0.06%、N≦0.006%、Mo:0.05〜0.5%、Ti:0.03〜0.2%、V:0.15超〜1.2%、Co:0.0010〜0.0050%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、実質的にフェライト単相組織であり、Ti、MoおよびVを含む複合炭化物と、Vのみを含む炭化物が分散析出するとともに、それらの炭化物が0.1000<Tp+Vp<0.4000(Tp:Ti、MoおよびVを含む複合炭化物として析出しているTi量(mass%)、Vp:Vのみを含む炭化物として析出しているV量(mass%))を満たす。 (もっと読む)


【課題】絞り成形性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表層組織の改善により、深絞り成形時の縦壁部での破断を抑制する。具体的には、平均結晶粒径10μm以下のフェライト相と体積分率30〜90%のマルテンサイト相を含み、板厚表層硬度の板厚中心硬度に対する比が0.6〜1であり、めっき層と鋼板の界面から鋼板側内部へ進展している亀裂および凹部の最大深さが0〜20μmであり、亀裂と凹部以外の平滑部面積率が60%〜100%である組織とする。このような組織を有する鋼板を得るためには、例えば、溶融亜鉛めっき処理では、600℃以上の昇温過程から焼鈍温度を経て450℃までの冷却過程までの範囲内における熱処理炉内雰囲気を水素濃度2〜20%かつ露点-60〜-10℃とし、760〜860℃の焼鈍温度で10〜500秒保持した後、1〜30℃/秒の平均冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】車両の内外板用及び構造用として主に使う、機械的な性質及び表面品質に優れた高強度亜鉛メッキ薄層鋼板を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.2〜4.0%、P:0.001〜0.1%、S:0.03%以下、Al:0.01〜1.5%、N:0.001〜0.03%、B:0.0002〜0.005%、Cr:0.01〜2.0%、Mo:0.005〜0.5%、及びSb:0.005〜0.1%を含み残部がFe及びその他の不可避な不純物で組成され、その成分が次の関係式
5≦(7Mn+4Si+2Al+18B)/(4C+3P+20Sb)≦18
を満たし、表面の酸化物層の厚さが1μm以下である鋼板。 (もっと読む)


【課題】
高強度薄鋼板として主に自動車の内外板用に使われ、加工性及び表面品質に優れた亜鉛メッキ鋼板を提供する。
【解決手段】
この鋼板は、重量%で、C:0.04〜0.25%、Mn:0.2〜2.5%、Si:0.01〜1.7%、Al:0.01〜1.5%、P:0.01〜0.1%、S:0.02%以下、Sb:0.001〜0.1%を含み、残余のFe及びその他不可避な不純物で組成され、上記Si、Alは0.5≦Si+Al≦2.0を満たし、その表面の酸化物層の厚さが冷間圧延後、焼鈍の時1μm以下に抑制されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】1度の冷延−焼なましでも高い成形性と優れた収縮性を有すると同時に、溶融亜鉛メッキが可能となる複合組織の高張力鋼版およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、C 0.05〜0.15重量%、Si 0.15重量%以下、Mn 0.5〜2.7重量%、Al 0.1〜0.7重量%、P 0.005〜0.03重量%、Sb 0.01〜0.3重量%、S 0.002〜0.02重量%、そしてMo 0.01〜0.6重量%とB 0.0005〜0.0035重量%の中から選択された少なくとも1種の元素、そして鉄(Fe)およびその他の不可避な不純物で組成され、フェライトとマルテンサイトの複合組織からなり、目標引張強度によってTi、NbおよびVの中から選択された少なくとも1種の元素を0.15重量%以下追加した組成であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】成形性のよいTi含有極低炭素鋼板を母材とする、自動車用パネル用途向けの合金化溶融亜鉛めっき鋼板に顕著に見られる筋模様の発生による表面性状の劣化を防止する。
【解決手段】鋼板の質量%での化学組成を、C:0.0038%以下、Si:0.20%以下、Mn:0.03〜0.2%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Al:0.010〜0.23%、N:0.0040%以下、Ti:0.003%以上、Nb:0.021〜0.05%、場合によりB:0.0020%以下とし、さらにTi含有量については、Mn/{S−(32/48)×Ti*}≧14を満たすと共に、次の(1)〜(3)のいずれかの条件を満たすようにする:
(1)0.014%以下、
(2)S−(32/48)×Ti* ≦0を満たす、
(3)Ti≦ (48/14)×N+(48/32)×Sを満たす。
但し、Ti*=Ti−(48/14)×Nであり、Ti*≦0の場合はTi*=0とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度が1180MPa以上の超高強度域において、耐水素脆化特性を高めると共に、打抜き加工によって形成される打抜き穴孔加工部における耐遅れ破壊性にも優れた打抜き加工用の超高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度薄鋼板は、化学成分を適切に規定した鋼板であって、
全組織に対する面積率で、残留オーステナイトが1%以上、ラス状フェライトが80%以上、
ポリゴナルフェライトおよびパーライトが合計で9%以下(0%を含む)であると共に、
前記ラス状フェライトで構成されるブロックの平均粒径が20μm以下であり、且つ該ラス状フェライトのラス幅が2μm以下であり、
更に引張強度が1180MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】幅方向の均質性に優れた高炭素熱延鋼板を得る。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.035%以下、Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。組織は、鋼板エッジ部分のフェライト平均粒径が35μm未満、前記鋼板エッジ部分よりも中央部分のフェライト平均粒径が20μm未満、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満である。そして、粗圧延後、(Ar3+40℃)以上の仕上温度で仕上圧延を行い、仕上圧延後2秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で550℃越え650℃未満の冷却停止温度まで冷却を行い、550℃以下の温度で巻取り、酸洗後、670℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍して製造される。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.20%、Mn:0.50〜1.30%、Nb:0.010〜0.030%、N:0.005%以下、Si:0.5%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下を含む鋼からなる厚さ220〜300mmのスラブから引張強度490MPa以上の熱延鋼板を製造するに際し、表面温度TがT(固溶)≦T(表面)<T(固溶)+(0.6t-60)の範囲になるようにスラブ加熱を行う。このように、スラブの表面と厚中央部の温度を制御することで、温度が高いスラブ表面ではNbが固溶し、温度が低いスラブ中心ではNbが未固溶となり、その結果、面内異方性が小さくなり加工性が向上する。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上のTS、1.2以上のr値、20000MPa・%以上のTS×El、10000MPa・%以上のTS×U-Elが得られる高強度鋼板及びその製法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.050、Si:1.0以下、Mn:1.0〜2.5、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.5、N:0.01以下、Nb:0.010〜0.3を含有し、NbとCの含有量が式(1)を満たし、残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有し、かつフェライト相のマトリックス中に、組織全体に対する面積率で1%以上のマルテンサイト相を含む第2相が面積率で15%以下含まれ、次に定義されるNmaxが5以上である組織を有し、r値が1.2以上である高強度鋼板;(Nb/93)/(C/12)=0.2〜0.7・・(1)、Nmax:板厚断面のSEM観察像を画像処理して求めた第2相の重心の分布図を用い、任意の重心を中心にフェライト粒径を半径とした円を描き、円内にある中心の重心を除く重心の数を求める操作を、観察像にある全重心に対して行ったとき、最も高頻度で現れる重心の数。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性と高強度を同時に達成でき、めっき性、めっき密着性が良好で成形性が優れた溶融亜鉛めっき鋼板並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜2.8%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.0060%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる高強度鋼板、Al:0.05〜10質量%、Fe:0.05〜3質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板において、高強度鋼板とめっき層との界面から5μm以下の鋼板側の結晶粒界と結晶粒内にSiを含む酸化物が平均含有率0.6〜10質量%で存在し、かつ、めっき側に平均粒径0.5〜3μmのFe−Zn合金が存在することを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】不メッキのない表面外観が良好な高張力溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】Siを0.3mass%以上含有する鋼板に溶融亜鉛めっき処理を施すに際し、めっき処理前に、400℃〜800℃の温度域において直火バーナ方式の還元処理する。この時、燃焼ガス中にフラックス作用を持つ物質(例えば、硼素化合物、フッ素化合物、ロジン、アミン、アミド類化合物)を混合燃焼させることとする。具体的には、まず、常温〜200℃未満を雰囲気ガス加熱、200℃以上〜600℃未満を前記直火バーナ加熱、600℃以上〜850℃未満を輻射加熱にて加熱処理を行い、次いで、Al:0.135%を含む(Fe飽和)460℃の亜鉛めっき浴を用いて、侵入板温:480℃でめっき処理を行う。このような直火バーナ方式の還元処理を行うことで、外部酸化を防止し、鋼中のSi、MnおよびCr等の表面濃化による酸化物形成を防止する。 (もっと読む)


【課題】孔拡げ率が均一な引張強度480MPa以上の熱延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】
C:0.02〜0.20%、Si:2.0%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.005〜1.0%、N:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、板厚方向の1/4t位置におけるフェライト面積率α(1/4t)と1/2t位置におけるフェライト面積率α(1/2t)とをともに50%以上とし、かつこれらの面積率比α(1/4t)/α(1/2t)を0.95以上とし、さらに鋼帯の幅方向位置1/8w〜7/8wの範囲の最大長さ5mm以上の島状スケール疵の面積率を10%以下とする。 (もっと読む)


【課題】密度が低く、かつ高いねじり剛性を有し、これにより鋼板の軽量化を可能とする、高剛性低密度鋼板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】化学成分として、mass%で、C:0.20%以下、Si:2%以下、Mn:3.5%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Al:2.5〜10.0%、N:0.01%以下を含有し、残部は鉄および不可避的不純物からなる組成を有し、密度が7.6g/cm3以下であり、(001)[0-10]方位のODF解析強度が2.5以上であることを特徴とする高剛性低密度鋼板、および前記の組成を有する鋼スラブを、熱間圧延工程において、890℃以下での総圧下率を50%以上として熱間仕上げ圧延を行なったのち、500℃以上で巻取り、次いで圧下率30〜80%で冷間圧延を行い、750〜1000℃で焼鈍を行なうことを特徴とする高剛性低密度鋼板の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】最大引張強度(TS)が590MPa以上で穴拡げ性と成形性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%未満、Si2.0%以下、Mn:1.1〜3.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、鋼板のミクロ組織が体積分率で、40%以上のフェライトを含有し、5%以上の焼き戻しマルテンサイトを含有し、フェライトの硬度(DHTF)とマルテンサイトの硬度(DHTM)の比(DHTM/DHTF)が1.5〜3.0であり、残部組織がフェライト及びベイナイト組織よりなる穴拡げ性と成形性に優れた高強度冷延鋼板であり、必要に応じて、溶融亜鉛めっき処理又は溶融亜鉛めっき後に合金化処理を施してもよい。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れた極軟質高炭素熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7 %の高炭素熱延鋼板であり、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以下のフェライト粒の体積率が20%以下、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満、アスペクト比が5以上の炭化物割合が15%以下、炭化物同士が接触する割合が20%以下である組織を有する鋼板である。そして、粗圧延後、仕上圧延入り側温度が1100℃以下、最終パスの圧下率を12%以上、かつ仕上温度を(Ar3-10)℃以上とする仕上圧延を行い、次いで、仕上圧延後1.8秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で600℃以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、次いで、2次冷却により600℃以下の温度に保持した後、580℃以下の温度で巻取り、酸洗後、箱型焼鈍法により、680℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍することで製造される。 (もっと読む)


【課題】極軟質高炭素熱延鋼板を得る。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.035%以下、Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。組織は、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以上のフェライト粒の体積率が80%以上、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満である。そして、粗圧延後、最終パスの圧下率を10%以上、仕上温度を(Ar3-20℃)以上で仕上圧延を行い、仕上圧延後2秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で600℃以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、2次冷却により600℃以下の温度に保持した後、580℃以下の温度で巻取り、酸洗後、680℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍して製造される。 (もっと読む)


【課題】高Si含有鋼板を母材とした場合に不めっきがなく美麗な表面外観を有しめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C≦0.25%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.5〜5.0%、Al:0.005〜3.0%を含有する鋼板表面に、まず、Fe,Ni,C,S、Cu、Coからなる群から選ばれた少なくとも1種の成分を含む前めっき処理を施す。次いで、O2≧0.1%を含有する雰囲気中で、400〜8000℃の温度で加熱(A帯加熱)し、次いで、O2<0.1%を含有する雰囲気中で、550〜900℃の温度で加熱(B帯加熱)し、次いで、水素を含む還元性雰囲気中で、700〜900℃の温度で加熱(C帯加熱)を施す。その後に、溶融亜鉛めっき処理を施す。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度冷延鋼板において、塗装後耐食性を改善する
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、FeSiO、FeSiO、MnSiO、MnSiOから選ばれた1種以上のシリケートと、SiOを含有しており、鋼板の厚さ方向において、前記シリケートの濃度が前記SiOの濃度より高い領域が、前記SiOの濃度が前記シリケートの濃度より高い領域より表面側に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】常温非時効性を有すると共に、低温塗装焼付け処理でも高い焼付硬化性が得られ、更に深絞り性が良好な低温焼付硬化性と常温非時効性に優れた深絞り用鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.004%以下、Si:0.6%以下、Mn:0.15〜1.2%、P:0.05%以下、S:0.003〜0.03%、Al:0.015%以下、Cu:0.002〜0.6%、Cr:0.3〜2.0%、Nb:0.01%以下、Ti:0.01%以下及びN:0.002〜0.008%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成とし、固溶N含有量を0.001〜0.004%にすると共に固溶C含有量を0.0015%以下に規制し、更に硫化物とFeとの界面の単位体積あたりの総面積を2×10−3μm/μm以上にする。 (もっと読む)


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