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Fターム[4K037EA32]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) |  (1,045)

Fターム[4K037EA32]に分類される特許

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【課題】薄肉の、加工性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.08〜0.15%、Si:0.5〜1.5%、Mn:0.5〜1.5%、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下を含む組成を有する鋼素材に、熱間圧延を行い熱延板とする熱延工程と、前記熱延板に酸洗を施したのち、該熱延板に、冷間圧延を省略して、連続焼鈍ラインで、Ac1変態点〜Ac3変態点の第一の温度域で5〜400s間保持する焼鈍処理と、第一の温度域〜700℃までを、5℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、さらに700℃〜400℃の第二の温度域での滞留時間を30〜400sとする冷却処理を行う。これにより、組織全体に対する面積率で、75〜90%のフェライト相と、10〜25%のパーライトを含む第二相とからなる組織を得ることができる。なお、パーライトは、第二相全体に対する面積率で70%以上を占め、パーライトの平均粒径は5μm以下となる。これにより、TS:540MPa以上の高強度と、優れた伸びと伸びフランジ性とを兼備する、加工性に優れた高強度鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛めっき時に鋼板と亜鉛との反応を阻害するSi酸化物を無害化し、表面性状に優れたSi含有高強度溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】少なくともSi:0.2〜2.0、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.001〜1.5%を含有するとともに、Si、MnおよびAlの比率がそれぞれ式(1)〜(3)を満足する鋼板を、還元炉を有する溶融亜鉛めっきラインで連続的に溶融亜鉛めっき処理をし、かつ加熱炉または保熱炉中の雰囲気ガスの水素分圧および水蒸気分圧の対数比が下記式(4)を満足するようにする。
28≦(Si/(Si+Mn+Al))×100≦54 ・・・・・(1)
30≦(Mn/(Si+Mn+Al))×100≦70 ・・・・・(2)
0≦(Al/(Si+Mn+Al))×100≦30 ・・・・・(3)
−1.39≦log(PH2O/PH2)≦−0.695 ・・・・・(4) (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板両面の表面において、板面に平行な方向の{100}面X線強度が、ランダム強度比で2.5以上である。このように規定することにより、表面には未再結晶粒の{100}面が多く存在することとなり、リン酸水溶液中で表面近傍のpH変化が短時間で大きくなり、化成結晶生成が促進されて化成処理性が優れることになる。さらに、このような集合組織分布とするには、固溶Tiが関与しており、Ti:0.01〜0.1%、かつ、Ti*=(Ti%)−3.4×(N%)−1.5×(S%)−4×(C%)とする時に、Ti*>0.007を満たす範囲で含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】370〜490MPa級の引張強度で、バーリング性に優れた焼付け硬化型熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】所定範囲の成分を含み、数式(1)および数式(2)を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織の90面積%以上が初析フェライトで他が低温変態相あり、平均結晶粒径が5μm〜12μmであるとともに、アスペクト比が4.5以上のセメンタイトの粒界占有率が25%以下、上記ミクロ組織の結晶粒内における固溶C濃度が0.002〜0.02%であり、TiCからなる析出物の平均粒径が1.5〜3nmであるとともに、その密度が1×1016〜5×1017個/cm3で、平均転位密度が、109〜1011cm-2である。
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【課題】バーリング性に優れる高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】Nb含有量を[Nb]、Ti含有量を[Ti]、N含有量を[N]、S含有量を[S]、C含有量を[C]、B含有量を[B]としたとき、以下の式を満たし、0.012<[C]+12/11[B]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])、[C]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])≦0.03、固溶Cと固溶Bの合計の粒界個数密度が4.5個/nm2超12個/nm2以下であり、さらに鋼板中の粒界に析出しているセメンタイト粒径が2μm以下であり、板厚中心での平均結晶粒径が9μm以下であり、且つ板厚中心での{211}ランダム強度比が2以下であり、結晶粒内におけるTiCを含む析出物の平均粒径が3nm以下であるとともに、その密度が1×1016個/cm3以上とする。 (もっと読む)


【課題】バーリング性に優れる高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】Nb含有量を[Nb]、Ti含有量を[Ti]、N含有量を[N]、S含有量を[S]、C含有量を[C]、B含有量を[B]としたとき、以下の式を満たし、0.004≦[C]+12/11[B]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])、[C]−12/48×([Ti]+48/93[Nb]−48/14[N]−48/32[S])≦0.012、固溶Cと固溶Bの合計の粒界個数密度が4.5個/nm2超12個/nm2以下であり、さらに鋼板中の粒界に析出しているセメンタイト粒径が2μm以下であり、板厚中心での平均結晶粒径が9μm以下であり、且つ板厚中心での{211}ランダム強度比が2以下であり、結晶粒内におけるTiCを含む析出物の平均粒径が3nm以下であるとともに、その密度が1×1016個/cm3以上とする。 (もっと読む)


【課題】良好な延性と曲げ性とを有する溶融めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に溶融めっき層を有する溶融めっき鋼板において,鋼板は,質量%で,C:0.03〜0.35%,Si:0.005〜2.0%,Mn:1.0〜4.0%,P:0.0004〜0.1%,S:0.02%以下,sol.Al:0.0002〜2.0%,N:0.01%以下を含有する化学組成を有し,濃化部平均間隔が1000μm以下であり,表層領域における鋼組織が,フェライトを90面積%以上含有し,内部領域における鋼組織が,面積率で,フェライト:20〜90%,マルテンサイト:1〜30%及び残留オーステナイト:0.5%以上を含有するとともにフェライト平均粒径が1.0〜20μm以下であり,界面における深さが3〜10μmであるクラックの数密度が3〜1000個/mm以下であり, TSが590MPa以上,TS×El値が9000MPa・%以上である。 (もっと読む)


【課題】耐リジング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.15%、N:0.02%以下、Cr:16〜23%、Ni:0.50%以下、Ti:0.10%以下、Nb:0.01%以下、Zr:0.20〜0.80%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、仕上焼鈍後のフェライト粒の平均結晶粒径が15μm以下であることを特徴とする耐リジング特性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】強度が900MPaを越え、積(強度(MPa)×破断伸び(%))が45000を越える熱間圧延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で0.5%≦C≦0.7%、17%≦Mn≦24%、Si≦3%、Al≦0.050%、S≦0.030%、P≦0.080%、N≦0.1%が含まれ、そして任意の選択として、Cr≦1%、Mo≦0.40%、Ni≦1%、Ti≦0.50%、Nb≦0.50%、V≦0.50%、Cu≦5%、Cu≦5%といった元素のうちの一つまたは複数を含ませ、残りは鉄と不可避的不純物とからなる鉄・炭素・マンガンのオーステナイト鋼を特定の条件で熱間圧延、冷却、巻き取る。特に、圧延完了後急速冷却開始までの時間を規定する。得られた熱間圧延鋼板の再結晶化された割合は75%を越えており、その鋼鉄の析出炭化物の表面積の割合は1.5%未満であり、その鋼鉄の粒の平均サイズは18ミクロン未満である。 (もっと読む)


【課題】焼付硬化性および伸びフランジ性に優れた引張強度が590MPa以上の高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%で、C:0.040〜0.10%、Si:0.3%以下、Mn:1.7〜2.5%、P:0.030%以下、S:0.005%以下、Al:0.1%以下、N: 0.006〜0.025%を含有する。組織は、ベイナイト相の占積率が60%以上、フェライト相およびパーライト相の合計の占積率が10%以下であり、前記ベイナイト相の粒内にセメンタイト粒が1.4×104個/mm2以上析出するとともに該セメンタイト粒の平均粒径が1.5μm以下である。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工において介在物を起点とした曲げ割れ率を十分に小さくすることのできる、曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分が、C:0.12〜0.3%、Si:0.5%以下(0%を含む)、Mn:1.5%未満(0%を含まない)、Al:0.15%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、およびS:0.01%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼組織が、マルテンサイト単一組織であり、かつ、鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、規定のn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が100μm以上であるものが、圧延面100cm当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】靭性に優れかつ良好な耐食性を有し、生産性および経済性に優れるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、(〔%C〕+〔%N〕):0.05%以下(但し〔%X〕は鋼中のX含有量)、Si:0.70%以下、Mn:1.0%以下、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Cr:16〜25%、Ni:1.0%以下、Ti:4×(〔%C〕+〔%N〕)%未満、Nb:0.15〜0.50%、Al:0.005〜0.15%、およびZr:0.02〜0.40%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、鋼板中の窒化物が実質的にZrNであるフェライト系ステンレス鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】Cuの添加量を少なくしつつ、冷延鋼板として十分な耐水素脆性を有する高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】本発明に係る高強度薄鋼板は、引張強度が570MPa以上である高強度薄鋼板であって、化学成分が、全体として、C:0.10〜0.30質量%、Si:1.0〜2.5質量%、Mn:1.0〜3.5質量%、Cu:0.016〜0.09質量%、Ni:前記Cuの濃度の1/2以上0.20質量%以下、残部が鉄および不可避不純物からなり、かつ表面から0.4μmの深さまでの領域におけるCu濃度が0.10質量%以上である。 (もっと読む)


【課題】易酸化性元素を多量に含有する冷延鋼板を基材としながら、良好な表面性状を有する均一な合金化溶融亜鉛めっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板は、質量%で、C:0.02%以上0.25%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.5%以上3.5%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:1.0%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、合金化溶融めっき層は、目付量が10g/m以上80g/m以下、合金化度が7質量%以上16質量%以下であり、さらに、めっき厚の分布がdmax/d≦2.5(dmaxは最大めっき厚、dは平均めっき厚)を満足する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.02〜0.075%、Si:0.001〜0.2%、Mn:2.0〜4.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001〜0.2%、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。
0.14≦Ti+Nb/2≦0.3 (もっと読む)


【課題】高い降伏比と良好な伸びフランジ性および延性とを有する引張強度500MPa以上の溶融めっき熱延鋼板と、それを複雑な工程を経ることなく製造しうる製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.03〜0.12%,Si:0.01〜0.5%,Mn:1.4〜5.0%,P:0.05%以下,S:0.010%以下,sol.Al:0.001〜0.5%及びN:0.020%以下を含有する化学組成を有し、体積率で,フェライトを30〜94%,ベイナイトを5〜69%並びに残留オーステナイト及びマルテンサイトを合計で1.0〜10%を含有するとともに,残留オーステナイトおよびマルテンサイトは長径が7μm以下であり,残留オーステナイトおよびマルテンサイトの合計数密度が20個/100μm2以下である鋼組織を有し、引張強度が500MPa以上、降伏比が70%以上、引張強度と全伸びとの積であるTS×El値が12000MPa・%以上、引張強度と穴拡げ率との積であるTS×λ値が50000MPa・%以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上で曲げ性に優れ、しかも溶接性など自動車用部材に求められる特性をバランスよく満たす高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.12%以上0.20%以下、Si:0.10%超0.40%以下、Mn:2.2%以上3.0%以下、P:0.025%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.10%以下、B:0.0010%超0.010%以下、N:0.01%以下を含有する化学組成を有し、未再結晶フェライトの面積率が0.5%未満であり、残留オーステナイトの面積率が5.0%以下であり、引張強度が980MPa以上であることを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ性を有するとともに不めっきのない良好な表面性状を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、sol.Alの含有量が0.010質量%未満、Biの含有量が0.0001質量%以上0.05質量%以下、SiおよびMnの含有量の合計が1.0質量%以上5.0質量%以下である化学組成を有することを特徴とする引張強度が1180MPa以上である溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる鋼板及び表面処理鋼板ならびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.20%以下、Si:0.001%以上2.0%以下、Mn:1.2%以上5.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上2.0%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下、Bi:0.0001%以上0.05%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする鋼板。
0.05≦Ti+Nb/2≦0.30。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の鋼板部材において硬度分布が均一で靭性に優れ、かつ、優れたスケール密着性を兼ね備えた熱処理用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.0002〜0.2%、S:0.0002〜0.01%、sol.Al:0.0002〜2.0%、N:0.0002〜0.01%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、濃化部平均間隔が1000μm以下であり、鋼板の表面における深さが1〜10μmのクラックの数密度が3〜1000個/mmであり、硬質相平均間隔が30μm以下である鋼組織を有することを特徴とする熱処理用鋼板。 (もっと読む)


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