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Fターム[4K037EC04]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 圧延素材(鋳片、鋼片)の製造 (747) | 成分、組織、析出物の調整 (248)

Fターム[4K037EC04]に分類される特許

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【課題】残留オーステナイト鋼において、高強度を確保しつつ伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】特定の鋼組成をもち、金属組織はフェライトまたはベイナイトまたは焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を3%以上、20%以下含む鋼板において、このオーステナイト粒がフェライト相、ベイナイト相、マルテンサイト相と接する相界面において、オーステナイト中の平均C濃度が0.6%以上,1.2%以下であり、オーステナイト粒の中心C濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たす範囲にあるオーステナイト粒が50%以上あることを特徴とする伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc > 1.3 (1) (もっと読む)


【課題】加熱が低温かつ短時間の熱間プレス加工でも十分に焼きが入って高強度の成形品を製造できる、熱間プレス加工用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下を含有し、場合によりB:0.005%以下、Ti:0.1%以下、Cr:0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ni:1.0%以下およびMo:0.5%以下から選ばれる1種または2種以上を含有する化学組成と、鋼中の炭化物の球状化率が0.60〜0.90である鋼組織とを有する。好ましくは炭化物の数密度が0.50個/μm2以上、炭化物に占める粒径0.5μm以上の粗大炭化物の個数比率が0.15以下である。 (もっと読む)


【課題】優れた強度−延性バランスを有する複相組織ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.2%以下、Si:1%以下、Mn:5%以下、Ni:6%以下、Cr:10〜18%、N:0.2%以下であり、必要に応じてさらに、Cu:3%以下、Mo:3%以下の1種以上、あるいはさらにB:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物であり、Cr当量が10〜20、Ni当量が5〜15、Ms点が0〜150℃である化学組成を有し、マトリクスが、オーステナイト相:10〜70体積%、残部:マルテンサイト相である金属組織を有し、引張強さが1250N/mm2以上、かつ引張強さ(N/mm2)と伸び(%)の積で表される強度・延性バランス指標A値が17300以上であるオーステナイト+マルテンサイト複相組織ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】-50℃のシャルピー衝撃値が100J/cm2以上である靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.3%以下、Nb:0.15〜0.40%、Ti:0.015%以下、N:0.020%以下、Al:0.20〜0.40%を含有し、かつ下記式(A)および(B)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト系ステンレス熱延鋼板;
Ti×N≦8.0×10-5・・・(A)
10×(C+N)≦Nb≦0.25+(C/12+N/14)×93・・・(B)
ここで、各元素記号は鋼中の成分含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】成形性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0080%を含み、Si、Mn、P、Sを調整して含み、Al:0.05%以下、N:0.0060〜0.0200%、あるいはさらにNb:0.001〜0.050%及び/又はB:0.0020%以下を含有し、N/(Al+0.3Nb+2.5B)が0.2以上の鋼素材で、固溶Nが0.0040%以上で、フェライト相を主相とし、圧延方向の引張強さ600MPa以上、全伸びが6%以上、局部伸びが6%以上の、強度−延性バランスに優れた冷延鋼板とする。1000℃以上の加熱温度で粗圧延したシートバーに、800℃以上の出側温度で仕上圧延を施し、[700−10×{(Al+0.3Nb)/N}]℃以下の温度で巻取る熱延工程と、50〜95%の圧下率による冷延工程と、300〜650℃の範囲の温度に加熱したのち冷却する熱処理工程とを施す。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を工業的規模で実現する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.20%、Si:0.005〜1.5%、Mn:1.0〜3.1%、P:0.001〜0.06%、S:0.001〜0.01%、N:0.0005〜0.01%、Al:0.005〜1.2%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、さらに、数1に示す下記 (A)(B)(C)(D)式を満足して、金属組織がフェライトとマルテンサイトを含有することを特徴とする。
【数1】
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【課題】延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.5%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板組織がフェライトを主としマルテンサイトを含み、鋼板表面のロックウェル硬さの標準偏差により与えられる鋼板の均質性を示す指標となる組織均質性指標が0.4以下となる延性及び曲げ性の良好な引張最大応力900MPa以上を有する高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】塗膜密着性と加工性に優れた引張強度が550MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】規定する成分組成を満たし、規定量のフェライト、ベイナイトおよび残留オーステナイトを含む複合組織鋼板であって、
SEMを用いて2000倍で鋼板表面近傍の断面を観察したときに、任意の10視野において幅3μm以下で深さ5μm以上のクラックが存在せず、
引張強度が550MPa以上で、かつ引張強度(TS:単位MPa)と伸び(El:単位%)が下記式(1)を満たすことを特徴とする塗膜密着性と加工性に優れた高強度冷延鋼板である。
TS×El≧19000 …(1) (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cr:0.2%〜4.0%、Mo:0.2%〜4.0%、Ni:0.2%〜4.0%のうちいずれか一種以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、炭化物のアスペクト比が10以上でかつ前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で55%以上である。さらに、炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して45°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で30%以上60%以下とする。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有する鋼板に対して、クロス圧延にて圧延率:70%以上の冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】自動車用鋼板等に使用される、曲げ加工性に優れた引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、mass%で、Cr:2.0〜4.0%を含有する。または、Cr:0.2%以上2.0%未満およびV:0.02〜0.5%を含有する。主相組織は圧延加工パーライト組織であり、さらに、固溶C量の割合が50%以上である。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、前記パーライト組織の平均ラメラ間隔が300nm以下であり、炭化物としてM7C3型炭化物またはMC型炭化物を有する鋼片に対して、圧延率:90%以上とする冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】耐肌荒れ性に優れた缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.0040〜0.01%、Nb:0.02〜0.12%を含有する。鋼板表層から板厚の1/4厚さまでの圧延方向断面フェライト平均結晶粒径が7μm以上10μm以下であり、板厚の1/4厚さから板厚中央部までの圧延方向断面フェライト平均結晶粒径が15μm以下である。さらに、前記鋼板表層から板厚の1/4厚さまでの圧延方向断面フェライト平均結晶粒径<前記板厚の1/4厚さから板厚中央部までの圧延方向断面フェライト平均結晶粒径である。以上の缶用鋼板は、最終仕上圧延後に1秒以内に50〜100℃/sで冷却し、500℃〜600℃で巻取り、酸洗処理を施した後、圧延率90%以上で冷間圧延し、再結晶温度以上800℃以下で連続焼鈍を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ性を有するとともに不めっきのない良好な表面性状を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、sol.Alの含有量が0.010質量%未満、Biの含有量が0.0001質量%以上0.05質量%以下、SiおよびMnの含有量の合計が1.0質量%以上5.0質量%以下である化学組成を有することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】従来の方法よりも迅速にかつ低廉に製造する方法によって得られる高マンガン鋼からなるストリップを提供する。
【解決手段】鉄-炭素-マンガン合金からなる厚さ1.5〜10mmの薄いストリップが鋳造機械において溶融金属から直接鋳造され、溶融金属の組成は、重量%で、C0.001〜1.6%;Mn6〜30%;Ni≦10%;(Mn+Ni)16〜30%;Si≦2.5%;Al≦6%;Cr≦10%;(P+Sn+Sb+As)≦0.2%;(S+Se+Te)≦0.5%;(V+Ti+Nb+B+Ta+Zr+希土類)≦3%;(Mo+W)≦0.5%;N≦0.3%;Cu≦5%;および鉄と製錬から生じる不純物からなる残部;であり、ストリップは一つまたは二つ以上の工程において10〜90%の加工度で冷間圧延され、そしてストリップは再結晶化焼きなましを受ける。 (もっと読む)


【課題】成形性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.06%、Si、Mn、P、Sを調整して含み、Al:0.05%以下、N:0.0060〜0.0200%を、N/Alが0.2以上となるように含有するか、さらにNb:0.001〜0.030%、B:0.0015%以下のうちの1種または2種を、N/(Al+0.3Nb+2.5B)が0.2以上となるように含有する鋼素材に、加熱温度1000℃以上に加熱し、粗圧延し、ついで該シートバーに仕上圧延出側温度:800℃以上とする仕上圧延を施し、巻取り温度:{700-10×(Al/N)}℃以下、またはNbを含有する場合は{700−10×(Al+0.3Nb)/N)}℃以下で巻取り熱延板とし、さらに圧下率:50〜95%の冷間圧延を施し、ついで冷延板を熱処理温度:300〜650℃の範囲の温度に加熱したのち冷却する。 (もっと読む)


【課題】引張強度と成形性とのバランスや、疲労寿命に優れた複合組織鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.1%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜2.0%、P≦0.03%、S≦0.003%、Al:0.005〜0.04%、N≦0.006%、Ti:0.01〜0.15%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織は面積分率で90%以上、99%未満が主相としてのフェライトであり、第二相がマルテンサイトであり、板幅方向に直交する断面において上記第二相の圧延方向長さの最大値が20μm以下であるとともに、当該第二相のうち円相当径が1.0μm以上のものの密度が10000個/mm以下であり、該断面において圧延方向長さが30μm以上である介在物の圧延方向長さの総和が1mm当たり0.25mm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大型建産機の構造部材用として好適な、降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nb、Ti、Mo、Cr、Bを適正範囲で含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃の範囲で、仕上圧延出側温度が800〜900℃の範囲で、再結晶γ域での累積圧下率を60%以上90%以下とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。M相または焼戻M相を主相とし、圧延方向断面における旧γ粒のアスペクト比が3〜18である組織を有し、高強度と高靭性を兼備する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


【課題】自動車部品などに用いられる540MPa以上の強度と優れた加工性を有する熱延鋼板、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.01〜1.50%、Mn:0.1〜1.5%を含有し、さらに、Ti:0.03〜0.06%を含有し、かつTi/Cが0.375〜1.6であり、P:0.1%以下、S:0.005%以下、Al:0.5%以下、N:0.009%以下に制限し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、TiC析出物の平均直径が0.8〜3nm、平均個数密度が1×1017個/cm3以上であることを特徴とする引張強度540〜650MPa以上の省合金型高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】TRIP鋼をベースに、優れた加工性及び耐食性を有する高強度の合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.20〜0.40%、Si:0.2〜1.5%、Mn:1.0〜3.0%Al:0.6〜2.0%、Mo:0.03〜0.50%を含有し、P:0.05%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下に制限した鋼成分よりなり、ミクロ組織が、面積率で20〜75%のフェライト、5〜25%の残留オーステナイトを含有し、前記フェライトの平均結晶粒径が10μm以下である合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、途中の熱処理及び溶融めっきの過程において、炭化物を粗大化させないようにして製造する。 (もっと読む)


【課題】Cを0.65質量%以上0.85質量%以下含有する高炭素鋼板において、材質の軟質化と打抜き性の向上(特に、打抜きカエリの抑制)を図る。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜0.85%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.006%、Al:0.005〜0.10%、及びN:0.0010〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、(i)硬さが170HV以下であり、かつ、(ii)最終冷延前の組織の板厚断面にて、0.5μm2以下の炭化物の面積が、炭化物の総面積の15%以内であることを特徴とする打抜きカエリの小さい軟質高炭素鋼板。 (もっと読む)


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