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Fターム[4K037EC04]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 圧延素材(鋳片、鋼片)の製造 (747) | 成分、組織、析出物の調整 (248)

Fターム[4K037EC04]に分類される特許

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【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ性を有することから、例えば自動車用鋼板等に使用するのに好適な引張強度が780MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】表層部50μm厚の断面組織に占めるフェライトおよびベイナイトの割合が合計で50面積%以上であり、フェライトおよびベイナイトに占める直径5〜50nmの析出物が最近接粒子間距離50nm以下で分布する領域の割合が70%以上であるとともに、引張試験における最高荷重から破断に至るまでの破断位置を中心とした標点間距離5mmの局部伸びeLが10%以上であり、さらに、最高荷重から破断に至るまでの破断位置の真応力の増加量ΔσLが50MPa以上である、引張強度が780MPa以上の高強度冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、自動車、建材、家電製品などに適する極めて優れた伸びフランジ性を有する高強度鋼板の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、N、Oを規定量含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる組成を有し、鋼板組織が主としてフェライトとベイナイトからなり、鋼板中に含まれる5μm超の非金属介在物の個数密度が15個/mm以下であり、引張最大強さが540MPa以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度・高延性を備え、強度−延性バランスにすぐれた複層鋼を提供する。
【解決手段】フェライト組織主体の引張強さTSの炭素鋼または低合金鋼からなる第1の層と、マルテンサイト組織主体の引張強さTSが1200MPa以上の炭素鋼または低合金鋼からなる第2の層を互いに積層し、第1の層を表層として3層以上を積層一体化した複層鋼であって、第1の層の層厚tと第2の層の層厚tの比(t/t)は1.2を超え、また、第2の層の引張強さTSと第1の層の引張強さTSの比(TS/TS)は1.2以上6以下であり、複層鋼全体としての引張強さが1050MPa以上、引張強さと全伸びの積が21000MPa・%以上である強度−延性バランスにすぐれた高強度・高延性の複層鋼。 (もっと読む)


【課題】MoやW等の高価な元素を添加することなく、耐酸化性と耐熱疲労特性とが共に優れるフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】C:0.015mass%以下、Si:1.0mass%以下、Mn:1.0mass%以下、P:0.04mass%以下、S:0.010mass%以下、Cr:16〜23mass%以下、N:0.015mass%以下、Nb:0.3〜0.65mass%、Ti:0.15mass%以下、Mo:0.1mass%以下、W:0.1mass%以下、Cu:1.0〜2.5mass%、Al:0.2〜1.5mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】熱疲労特性と耐酸化性がSUS444以上に優れると共に、Type429と同等以上の溶接性を有するフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】C:0.015mass%以下、Si:0.5mass%以下、Mn:0.2〜1.0mass%、P:0.03mass%以下、S:0.006mass%以下、Cr:16〜20mass%以下、N:0.015mass%以下、Nb:0.3〜0.55mass%、Ti:0.15mass%以下、Mo:0.1mass%以下、W:0.1mass%以下、Cu:1.0〜2.5mass%、Al:0.2〜1.0mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】450MPa以上の降伏強度を有し、かつ連続鋳造工程においてスラブコーナー割れを防止した缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.10%、Si:0.01〜0.5%、P:0.001〜0.100%、S:0.001〜0.020%、Al:0.01〜0.10%、N:0.005〜0.012%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、Mnf=Mn [質量%]−1.71×S [質量%]とした場合にMnf:0.3〜0.6である。パーライト組織を含まない組織である。好適には、S:0.001〜0.005%および/またはAl:0.01〜0.04%である。C、Nなどの固溶強化元素により固溶強化、P、Mnによる固溶強化および結晶粒微細化強化により、450〜470MPaの降伏強度を得る。また、Sおよび/またはAlの含有量を低く抑えることにより、スラブコーナー部での割れを防ぐ。 (もっと読む)


本発明は、オーステナイト系ステンレス鋼からなる熱間圧延板に関し、化学組成は、含有量を重量で表して、0.015%≦C≦0.030%、0.5%≦Mn≦2%、Si≦2%、16.5%≦Cr≦18%、6%≦Ni≦7%、S≦0.015%、P≦0.045%、Al≦0.050%、0.15%≦Nb≦0.31%、0.12%≦N≦0.16%、NbおよびNの含有量は、Nb/8+0.1%≦N≦Nb/8+0.12%であり、任意に、Mo≦0.6%、0.0005%≦B≦0.0025%を含み、組成の残部は鉄および精錬に起因する不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】降伏応力と伸びと伸びフランジ性を高めた、衝突安全性に優れつつ、成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.005%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜1.00%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、硬さ380Hv以下の焼戻しマルテンサイトを面積率で50%以上(100%を含む)、残部がフェライトからなる組織であり、全組織中の転位密度が1×1015〜4×1015m-2、かつ、下記式1で定義されるSi等量が下記式2を満足することを特徴とする高強度冷延鋼板。式1:[Si等量]=[%Si]+0.36[%Mn]+7.56[%P]+0.15[%Mo]+0.36[%Cr]+0.43[%Cu]式2:[Si等量]≧4.0-5.3×10-8√[転位密度] (もっと読む)


【課題】SUS304並の耐リジング性と、SUS304に近いあるいは同等の加工性を具備する、耐リジング性と加工性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト相の体積分率が15〜70%であるフェライト相とオ−ステナイト相からなる二相組織を有し、板厚中心の板面(ND)において、フェライト相のND//{111}±10°とND//{101}±10°からなる結晶方位粒が合わせて10面積%以上存在させる。上記フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼の成分は、質量%にて、C:0.1%以下、Cr:17〜25%、Si:1%以下、Mn:3.7%以下、Ni:0.6〜3%、Cu:0.1〜3%、N:0.06%以上、0.15%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】TSが1200MPa以上、Elが13%以上で、かつ穴拡げ率が50%以上の加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.5%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.5〜3.5%、P:0.003〜0.100%、S:0.02%以下、Al:0.010〜0.5%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつ、組織観察より求めた面積率で0〜10%のフェライト、0〜10%のマルテンサイト、60〜95%の焼戻しマルテンサイトと、X線回折法により求めた割合で5〜20%の残留オーステナイトを含むミクロ組織を有する加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】低コストで、耐食性及び導電性に優れ、しかも、加工性に優れた燃料電池セパレータ用オーステナイト系ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】C≦0.08mass%、0.01≦Si≦3.00mass%、0.01≦Mn≦10.00mass%、0.01≦Cu≦3.00mass%、15.0≦Ni≦40.0mass%、20.0≦Cr≦35.0mass%、0.1≦Mo≦4.0mass%、及び、0.005≦N≦0.300mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる燃料電池セパレータ用オーステナイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】伸びと伸びフランジ性をともに高めた、より成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.005%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜1.00%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、硬さ300〜380Hvの焼戻しマルテンサイトを面積率で40%以上(100%を含む)含み、残部がフェライトからなる組織を有し、前記焼戻しマルテンサイト中におけるセメンタイト粒子の分布状態が、円相当直径0.02μm以上0.1μm未満のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり10個以上で、円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり3個以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


本発明は、重量%で、C:0.04〜0.25%、N:70ppm〜300ppm、N-14/27Al:70ppm以上、Mn:0.2〜3.0%、Si:0.5〜2.0%、P:0.01〜0.1%、Al:0.005%以下、Sb:0.001〜0.05%、及びS:0.02%以下、並びに残部Fe及びその他不可避の不純物を含んで、Co:0.01〜1.0%、Mo:0.005〜0.05%、Ti:0.001〜0.1%、Nb:0.001〜0.1%、V:0.001〜0.1%及びCa:0.0001〜0.03%からなるグループから選択された1種または2種以上の成分を追加的に含むことができる冷延鋼板、これに亜鉛メッキ処理した亜鉛メッキ鋼板、そして前記冷延鋼板及び亜鉛メッキ鋼板の製造方法を提供する。本発明によれば、変態誘起塑性を活用したメッキ鋼板の製造時、合金化処理中にも変態誘起塑性特性が維持されることができて延伸率が良く、鋼板の材質劣化がない合金化亜鉛メッキ鋼板を生産することができて、さらに、前記亜鉛メッキ鋼板の加工性を向上させることができる。
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【課題】自動車用排気系部品に要求される、高温耐力と靭性を両立させたフェライト系ステンレス鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板の任意の切断面に出現する結晶粒及び析出物を電子顕微鏡で観察して、結晶粒界上析出物の占有率を、結晶粒界上において各析出物の占める長さと結晶粒界長さとの比として、式(1)で算出し、該占有率を0.4以下としたことを特徴とする靱性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
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【課題】流れさびを抑制するステンレス鋼の検討を鋭意行ってきた結果、耐流れさび腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、N:0.020%以下、Si:0.01〜1.0、Mn:0.01〜0.5%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Cr:16.0〜23.0%、Mo:0.30〜3.00%、Ni:0.30〜3.00%、を含有し、さらに、Ti:0.05〜0.25%、Nb:0.05〜0.40%、のうちいずれか1種または2種を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、流れさび指数RIが下記(A)式を満足し、かつ、孔食指数PIが下記(B)式を満足することを特徴とする、耐流れさび性に優れるフェライト系ステンレス鋼。
RI=Mo+LogNi ≧ 0 …(A)
PI=Cr+3.3Mo ≧19 …(B) (もっと読む)


【課題】新たな焼鈍設備を必要とせず、既存の焼鈍設備を用いて、軟質で延性に優れた缶用鋼板原板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】冷間圧延後、連続焼鈍法により加熱、均熱を行う際し、加熱を320〜680℃の温度にて加熱速度を変更する方式で行う。そして、320〜680℃の温度までの前半の加熱速度を10〜30℃/sで、均熱温度までの平均加熱速度を、20〜35℃/sで、かつ、前記前半加熱速度よりも高速として加熱を行い、730〜780℃の均熱温度、5秒以上の均熱時間で均熱する。通常、加熱速度を速くしななければ軟質化することはできなかったのに対し、本発明では加熱前半段階と加熱後半段階で加熱速度を変更する加熱方式を用い、平均加熱速度等を特定な条件に設定することで、軟質化することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ASTMによる規制をクリアしながら強度と延性を両立させた加工性に優れた製缶用高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】製品板厚tが0.1〜0.5mmである製缶用高強度薄鋼板において、質量%で、 C:0.04−0.13、Si:0.01超−0.03、Mn:0.1−0.6、P:0.02以下、S:0.02以下、Al:0.01−0.2、N:0.001−0.02、を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、鋼組織がフェライト主体のフェライトとマルテンサイトとの複合組織であって、マルテンサイト分率を5%以上、30%未満とし、マルテンサイト粒径d(μm)と製品板厚t(mm)とが、下記式(A)を満たし、30T硬度が60以上であることを特徴とする。
1.0<(1−EXP(−t*3.0))*4/d―――――式(A) (もっと読む)


【課題】高い成形性と安定した品質特性を有し、自動車部品に成形したのちに十分な自動車部品強度が得られ、車体の軽量化に十分に寄与できる、歪時効硬化特性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.5%未満、P:0.08%以下、S:0.02%以下、Al:0.02%以下、N:0.0050〜0.0250%を含み、N/Alが0.3以上である組成を有する鋼スラブを1000℃以上に加熱した後に、粗圧延と、仕上圧延出側温度を800℃以上とする仕上圧延とを行った後、0.5秒以内に冷却速度20℃/s以上で冷却し、650℃以下の温度で巻取る。これにより、固溶状態のNが0.0010%以上、平均結晶粒径10μm以下のフェライト相を面積率で50%以上、あるいはさらにマルテンサイト相を面積率で5%以上含む組織とを有する高張力熱延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】 自動車用鋼板として、打ち抜き穴広げ性に優れかつそのばらつきが小さい熱延高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%にて、C:0.01〜0.1%、Si:0.01〜2%、Mn:0.05〜3%、P≦0.1%、S≦0.03%、Al:0.005〜2.0%、N≦0.01%、B:0.0005〜0.0030を含み、さらにTi−(48/12)C−(48/14)N−(48/32)S≧−0.03%を満たす範囲でTiを含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、その鋼板の硬さのばらつきをその平均値で除した値が0.2以下であり、かつ、圧延方向の{110}面の面強度が1.7以下であることを特徴とする打ち抜き穴広げ性に優れた高強度薄鋼板。 (もっと読む)


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