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Fターム[4K037EC04]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 圧延素材(鋳片、鋼片)の製造 (747) | 成分、組織、析出物の調整 (248)

Fターム[4K037EC04]に分類される特許

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【課題】熱間打抜き性に優れたダイクエンチ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.19%以上0.28%未満、Si:0.15〜0.5%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.020〜0.050%、Al:0.015〜0.07%、N:0.005%以下を含む組成を有し、鋼板中のMnを含む硫化物の短径の平均が0.10μm以上である鋼板とする。なお、短径が0.1μm以上の大きさのMnを含む硫化物を、鋼板断面1mm当たり平均で30個以上有することが好ましい。また、上記した組成に加えてさらにCr:0.15〜1%、B:0.0008〜0.0030%、Mo:0.1〜0.5%、W:0.05〜1%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】熱間打抜き性に優れたダイクエンチ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.28%以上0.35%未満、Si:0.15〜0.5%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.020〜0.050%、Al:0.015〜0.07%、N:0.005%以下を含む組成を有し、鋼板中のMnを含む硫化物の短径の平均が0.10μm以上である鋼板とする。なお、短径が0.1μm以上の大きさのMnを含む硫化物を、鋼板断面1mm当たり平均で30個以上有することが好ましい。また、上記した組成に加えてさらにCr:0.15〜1%、B:0.0008〜0.0030%、Mo:0.1〜0.5%、W:0.05〜1%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】熱間打抜き性に優れたダイクエンチ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.10%未満、Si:0.15〜0.5%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.020〜0.050%、Al:0.015〜0.07%、N:0.005%以下を含む組成を有し、鋼板中のMnを含む硫化物の短径の平均が0.10μm以上である鋼板とする。これにより、熱間打抜き時にバリの発生を抑制でき、ダイクエンチ工法における加熱後でダイクエンチ前に熱間打抜き加工により所望の穴加工が可能となり、ダイクエンチ後に引張強さ1000MPa以上の高強度で、穴付き成形品を安価でかつ容易に製造できる。なお、上記した組成に加えてさらにCr:0.15〜1%、B:0.0008〜0.0030%、Mo:0.1〜0.5%、W:0.05〜1%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】熱間打抜き性に優れたダイクエンチ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.28%以上0.35%未満、Si:0.15〜0.5%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.020〜0.050%、Al:0.015〜0.07%、N:0.005%以下を含み、Tiを、Ti:0.05〜0.15%の範囲で、かつTi*=Ti−3.4N−1.5Sで定義されるTi*が、C−0.25Ti*≧0.28を満足するように、含有する組成を有し、鋼板中のTiを含む硫化物の直径の平均が0.10μm以上である鋼板とする。なお、直径0.10μm以上のTiを含む硫化物を、鋼板断面で平均30個/mm以上有することが好ましい。また、上記した組成に加えてさらにCr、B、Mo、Wのうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


本発明は、自動車などの構造部材として用いられる鋼板及びその製造方法に関し、高強度、高延伸の鋼板及び熱延鋼板、冷延鋼板、亜鉛メッキ鋼板及び亜鉛メッキ合金化鋼板の製造方法を提供する。本発明の鋼板は、重量%で、C:0.5〜1.0%、Mn:0.01〜2.0%、Si:1.0〜2.0%、Al:0.01〜2.0%、S:0.012%以下、残部Fe、及びその他の不可避な不純物を含み、前記鋼板の内部組織は、ベイナイトと残留オーステナイトからなり、ベイナイトの平均ラス(lath)幅:0.3μm以下、残留オーステナイトの平均ラス幅:0.3μm以下、降伏強度:700MPa以上、引張強度:980MPa以上、及び延伸率:20%以上であることを特徴とする。本発明は、降伏強度700MPa以上、引張強度:980MPa以上、及び延伸率:20%以上である鋼板、熱延鋼板、冷延鋼板亜鉛メッキ鋼板及び亜鉛メッキ合金化鋼板を提供して自動車鋼板の軽量化と衝突安定性の向上に寄与することができる。
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【課題】
高強度(TS:1180MPa以上)であり且つ加工性にも優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】
質量%で、C:0.10%以上0.16%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以上1.8%以下、Al:0.5%以下およびN:0.001%以上0.005%以下を含有し、更に、Ti:0.14%以上0.2%以下およびNb:0.25%以上0.40%以下の少なくとも一種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、体積分率で30%以上45%未満の焼戻しベイナイト相と、フェライト相とを含む複相組織を有し、フェライト相および焼戻しベイナイト相は共に外径が10nm未満のMX析出物(但し、Mは金属元素、Xは炭素または窒素を意味する)を含有することを特徴とする熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と靱性を高いレベルで両立した鋸刃等に好適な鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.6〜1.0%、Si:0.5%以下、Mn:0.1〜1.5%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、Cr:0.1〜1.5%、Nb:0.1〜0.5%であり、必要に応じてさらにMo:0.5%以下、V:0.5%以下、Ni:2%以下、Ti:0.25%以下、B:0.005%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、焼入れ性の指標である理想臨界直径DIが50以上となる化学組成を有し、Nb、Tiの1種以上を含有する粒子径2μm以上の炭化物が300〜1000個/mm2の密度でマトリクス中に存在している耐摩耗性に優れた焼入れ焼戻し部品(例えば鋸刃)用鋼材。 (もっと読む)


【課題】耐食性処理を行わず大気環境中で使用されるフェライト系ステンレス鋼板のせん断端面の耐食性を向上させるせん断加工方法を提供する。
【解決手段】C:0.02%以下、Si:0.05〜0.8%、Mn:0.05〜1.0%、P:0.04%以下、Al:0.1%以下、Cr:20〜24%、Cu:0.3〜0.8%、Ni:0.05〜6.0%およびN:0.02%以下を含み、かつS:0.001〜0.1%を含有し、フェライト相の平均結晶粒径を5μm以上25μm以下とし、かつ鋼中に0.05μm以上〜1μm以下の粒径のMnSを1cm当たり50〜400個存在させるフェライト系ステンレス鋼板のせん断加工時のクリアランスを12%以下とする。
(ここで、クリアランス(%)=(x/d)×100、x:刃と台の隙間(mm)、d:鋼板の厚み(mm)) (もっと読む)


【課題】効率よく鋼材の製造条件を確定できる鋼材の設計方法を提供する。
【解決手段】素材の鋼片から複数の工程を経て製造される鋼材の製造条件を確定するに際し、複数の工程のうち少なくとも一つの工程から、試験材をサンプリングするサンプリングステップと、試験材中の析出物等の組成、サイズおよび着目元素の固溶量のうち少なくとも一つを分析する分析ステップとを有し、析出物等の組成、サイズおよび着目元素の固溶量のうち少なくとも一つの結果と、次の1)から3)に記載の少なくとも一つの事項とを対比することにより製造条件を確定する鋼材の設計方法;1)他の一以上の試験材で同様にして得られた析出物等の組成、サイズおよび着目元素の固溶量のうちの相当する結果、2)試験材の所望の特性の測定値の結果、3)前記鋼材の所望の特性の目標値。 (もっと読む)


【課題】引張強度(TS)が980MPa以上1180MPa以下でありながら、降伏応力(YS)が400MPa以上700MPa以下、引張強度(TS)と全伸び(El)との積(TS×El値)が13000MPa・%以上、最小曲げ半径が2.5t以下という優れた加工性を有し、さらに耐型かじり性に優れる高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.20%、Si:0.05〜0.8%、Mn:2.0〜3.0%、P:0.020%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下およびN:0.01%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記式(1)を満たすように含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋼組成を有し、フェライトおよびベイナイトを合計で80面積%以上ならびに残留オーステナイトを5〜20面積%含有し、前記フェライトおよびベイナイトの平均粒径が0.5〜3.0μm、前記残留オーステナイト中のC濃度が0.5〜1.2質量%、さらに前記フェライトおよびベイナイト中に存在する粒径が1〜15nmの析出物の数密度が100〜5000個/μmである鋼組織を有し、引張強度が980〜1180MPa、降伏応力が400〜700MPaである機械特性を有し、さらに、表面粗さがRaで0.40〜1.2μmである表面性状を有することを特徴とする冷延鋼板である。
0.05≦Ti+(1/2)Nb≦0.20 ・・・・・・・(1)
この式(1)中のTiおよびNbは各元素の含有量(単位:質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】目標特性を維持するために修正されるべき製造条件を迅速に見出し、種々の場合に応じて適切なフィードバックまたはフィードフォワードを行うことが可能な鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】製造された鋼材において、析出物および/または介在物の組成の情報、析出物および/または介在物のサイズの情報、着目する元素の固溶量の情報の一つ以上を得る。この得られた各情報のうちの少なくとも1つが所定の範囲を外れる場合に、析出物および/または介在物の組成、析出物および/または介在物のサイズ、着目元素の固溶量の一つ以上が変化する製造条件を少なくとも一つ修正する。そして、修正された製造条件により鋼材を製造する。 (もっと読む)


【課題】ナットと鋼板との接合強度(押込み剥離強度およびトルク剥離強度)を向上させると共に、接合強度のばらつきも低減することのできるナットプロジェクション溶接継手を提供する。
【解決手段】本発明のナットプロジェクション溶接継手は、鋼板の化学成分組成を適切に調整すると共に、溶接熱影響部の最大深さ部を含み鋼板表面に垂直な方向での硬度分布において、(a)ビッカース硬さが400Hv以上の領域の厚さが鋼板厚さの30%以上であるか、または(b)ビッカース硬さが300Hv以上の領域の厚さが鋼板厚さの50%以上である。 (もっと読む)


【課題】高降伏比および伸びに優れた980MPa以上の高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn等を含有し、金属組織がフェライトとマルテンサイトを含有する複合組織であるとともに、フェライト組織において、結晶方位差が10°以上の粒界の単位面積あたりの長さをLa、結晶方位差が10°未満の粒界の単位面積あたりの長さをLbとしたとき、0.2≦(Lb/La)≦1.5を満たし、結晶方位差が10°以上の粒界で囲まれたフェライト粒の円相当径をDとしたとき、Dの平均値が25μm以下であるとともに、結晶方位差が10°以上の粒界で囲まれたフェライト粒のうちD≦30μmを満たす結晶粒が面積率で50%以上であることを特徴とする、引張強度が980MPa以上の加工性に優れた高降伏比高強度溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】鋼板自体の強度を確保しつつ、ナットとの接合強度(押込み剥離強度およびトルク剥離強度)を向上させると共に、接合強度のばらつきも低減することのできる自動車部材用鋼板、およびこうした鋼板とナットとをプロジェクション溶接によって取り付けられた部材を提供する。
【解決手段】自動車部材用鋼板は、化学成分組成を適切に調整し、板厚tが0.8〜3.0mmであると共に、所定の関係式で規定されるDI、Ceqおよび上記板厚t(mm)との関係において、下記(3)式を満足するものである。1.30>(Ceq×DI)/t>0.35…(3) (もっと読む)


【課題】焼鈍加熱温度やその保持時間といった焼鈍加熱保持条件の変動に影響されることなく製造しうる、機械的特性の安定性に優れた高強度冷延鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で(以下、化学成分について同じ。)、C:0.02〜0.30%、Si:3.0%以下(0%含む)、Mn:0.2%以上3.0%未満、P:0.1%以下(0%を含む)、S:0.01%以下(0%を含む)、N:0.002〜0.030%、Al:0.002%以上を含み、さらに、NとAlの含有量が、−0.0005≦[N]−(14.01/26.98)×[Al]≦0.0020(ここに、[ ]は元素の含有量(質量%)を示す。)を満たし、残部が鉄および不可避的不純物からなる機械的特性の安定性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】炭化物生成元素を複合添加して高強度の析出強化型鋼板を製造する場合に、効率的かつ理論的に鋼設計を行うことができる析出強化型高強度鋼板の設計方法、そのような析出強化型高強度鋼板の製造方法、およびそのような析出強化型高強度鋼板を提供すること。
【解決手段】鋼組織中に炭化物を析出させてなる析出強化型高強度鋼板を設計する際に、炭化物を構成する金属元素として、電気陰性度が1.8未満でかつMC型炭化物を生成する1種または2種以上の第1の金属元素M1と、電気陰性度が1.8以上の1種または2種以上の第2の金属元素M2とを、前記第1の金属元素M1と前記第2の金属元素M2との原子半径差が10%未満となるような組み合わせで選択し、第1の金属元素M1および第2の金属元素M2を含む炭化物が生成されるように第1の金属元素M1、第2の金属元素M2、およびCの添加量を決定する。 (もっと読む)


【課題】延性および伸びフランジ性に優れ、しかも引張強さが980MPa以上の高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.17〜0.73%、Si:3.0%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.07%以下、Al:3.0%以下、N:0.010%以下およびSi+Al:0.7%以上とし、マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率を10〜90%、残留オーステナイト量を5〜50%、上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率を5%以上とし、前記マルテンサイトのうち25%以上を焼戻しマルテンサイトとして、前記マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率、前記残留オーステナイト量および前記上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率の合計を65%以上、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率を10%以下(0%を含む)とする。 (もっと読む)


【課題】高炭素熱延鋼板を製造するに際し、変態発熱を念頭において、仕上圧延終了後の鋼板の温度を目的の温度範囲に制御することにより、熱延段階にて初析フェライトを発生させることなく、厳しいプレス加工用途にも適用可能であり、伸びフランジ性を始めとする加工性に優れた高炭素熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】所定量のCrを添加することで、強冷却後の変態発熱挙動が緩やかで、温度制御が行いやすいようにした成分系の高炭素鋼を用いて、仕上圧延終了後の熱延鋼板の温度履歴を所定の値に制御し、熱延鋼板の組織を所定量のベイナイトを有する組織に制御する。 (もっと読む)


【課題】V等の遷移金属元素や多量のAlを添加することなく、非常に高い強度と高延性が得られ且つ耐遅れ破壊特性に優れ、しかも連続焼鈍後の板形状にも優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.40%、Si:1.0〜3.0%、P:0.10%以下、S:0.02%以下、Al:0.01〜0.05%、N:0.005%未満、Mn:0.5〜2.0%を含有し、必要に応じてさらに、Nbおよび/またはTi、B、Crの1種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、金属組織が体積率で50〜80%の焼戻しマルテンサイト相および体積率で20〜50%のフェライト相を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れた冷延鋼板を、高効率に生産する
【解決手段】 所定量のC、Si、Mn、P、S、Al、N、TiおよびNbを含有するとともに、下記式(1)を満足し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、TSmが335MPa以下、rmが1.70以上、|Δr|が0.46以下、rminが1.60以上である冷延鋼板。
(C/12+N/14+S/32)/(Ti/48+Nb/93)≦1.4 (1)
TSm=(TS0+2TS45+TS90)/4 (2)
m=(r0+2r45+r90)/4 (3)
Δr=(r0−2r45+r90)/2 (4)
min=min[r0,r45,r90] (5)
ただし、TS0、TS45、TS900r0、r45およびr90は、それぞれ圧延方向に対して0°、45°および90°の方向におけるTSおよびr値を、min[ ]は、[ ]内の引数の最大値を返す関数である。 (もっと読む)


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