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Fターム[4K037FA01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋳片(スラブ)、鋼片の加熱 (2,321) | 加熱温度 1000℃以下 (60)

Fターム[4K037FA01]に分類される特許

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【課題】フランジ加工性に優れた高強度缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.020%〜0.080%、Si:0.003%〜0.100%、Mn:0.10%〜0.80%、P:0.001%〜0.100%、Al:0.005%〜0.100%、N:0.0050%〜0.0200%、B:0.0001%〜0.0020%、S(下記)を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物である。圧延直角方向の引張強度が520MPa以上、破断伸びが7%以上である。B:0.0001%以上0.0006%以下では、Sは0.002%以上(0.02-[{1-(B-0.0006)2/(2.5×10-7)}×10-4]0.5)%以下、B:0.0006%超え0.0010%以下では、Sは0.002%以上0.010%以下、B:0.0010%超え0.0020%以下では、Sは0.002%以上(−8×B+0.018)%以下 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、最終1パスの圧下量が15%超でAr3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.4秒間以内に780℃以下の温度域まで冷却し、400℃超の温度域で巻取り、得られた熱延鋼板に冷間圧延を施し、次いで(Ac3点−40℃)以上の温度域で均熱処理を施した後、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し、該温度域で30秒間以上保持する焼鈍を行って、主相が低温変態生成相、第二相に残留オーステナイトを含む金属組織の冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工硬化性、伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.30%未満、Si:0.10%超3.00%以下、Mn:1.00%超3.50%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:2.00%以下およびN:0.010%以下である化学組成を有するスラブに、Ar3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施し、圧延完了後0.4秒間以内に780℃以下の温度域まで冷却し、400℃未満の温度域で巻取って得た熱延鋼板に300℃以上の温度域に加熱する熱延板焼鈍を施した後、冷間圧延し、次いで(Ac3点−40℃)以上の温度域で均熱処理した後、500℃以下300℃以上の温度域まで冷却し(その際、好ましくは10.0℃/s未満の冷却速度で50℃以上冷却し)、該温度域で30秒間以上保持する焼鈍を行って、主相が低温変態生成相で第二相に残留オーステナイトおよびポリゴナルフェライトを含む金属組織を持つ冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】周波数が5MHz以上の電磁波に対して電磁波遮蔽効果の高い電磁波シールド材用Cu−Fe系銅合金を提供する。
【解決手段】Feを10.0mass%以上50.0mass%以下、Ni,Coを1種又は2種の合計で0.001mass%以上5.0mass%以下、及びCを10ppm以上含み、Cu母相内にFe系第二相が晶出及び析出し、導電率が20%IACS以上、透磁率が3.0以上であるCu−Fe系銅合金。P,Si,Ti,Mg,Ca,Zr,Cr,Al,Bを1種又は2種以上の合計で0.005〜2.0mass%、Znを0.005〜5.0mass%、Ag,Sn,In,Mn,Au,Ptを1種又は2種以上の合計で0.001〜5.0mass%含むことができる。 (もっと読む)


【課題】降雨や外部環境によって発生する騒音が建物の内部に伝わるのを軽減させる、遮音性に優れた建造物屋根及び外壁用パネルを提供。
【解決手段】
炭素0.001〜0.20重量%、シリコン0.01〜3.0重量%、マンガン5.0〜18.0未満重量%、クロム0.01〜20.0重量%、アルミニウム0.001〜0.1重量%、残部鉄を含んでなる鋼であって、積層欠陥エネルギー(SFE(mJ/m)を20(mJ/m)以下の条件を満たす化学組成になるように溶製し、所定の熱処理条件、冷却条件及び冷間加工条件を満たす製造方法によってε−Ms相が5〜80体積%となるようにする。 (もっと読む)


【課題】優れた延性および伸びフランジ性を有する引張強度が590MPa以上の高張力冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.20%未満、Si:0.10%超2.0%以下、Mn:1.50〜3.50%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:0.10%以下およびN:0.010%以下を含有し、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有し、主相である低温変態生成相とフェライトを含有する第二相とからなるとともに、Mn含有量(原子%)とFe含有量(原子%)の比の値である[Mn]/[Fe]が0.04以上である鉄炭化物を3.0×10-3個/μm2以上の平均数密度で含有し、さらに、前記フェライトの平均結晶粒径が5.0μm以下である金属組織を有することを特徴とする冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】アレスト特性に優れた極低温用厚鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.12%、Si:0.01〜0.3%、Mn:0.4〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.008%以下、Ni:5.0超〜10.0%未満、Al:0.002〜0.05%、N:0.005%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、板厚(1/4)t位置での残留γ量が3.0体積%以上であり、かつ2000倍の倍率でEBSP法により観察した15°以上の大角粒界で囲まれる組織単位の円相当粒径の平均値が板厚(1/4)t位置で5.5μm以下であることを特徴とするアレスト特性に優れた極低温用厚鋼板およびその製造方法。この厚鋼板は、さらに、Cu、Cr、Mo、V、B、Nb、Ti、Ca、MgおよびREMのうちの1種又は2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】低騒音で計測精度を向上させた組合せ計量装置を提供する。
【解決手段】
炭素0.001〜0.10重量%、シリコン0.1〜3.0重量%、マンガン5.0〜18.0重量%、クロム0.01〜20.0重量%、アルミニウム0.001〜0.1重量%、残部鉄を含んでなる鋼であって、積層欠陥エネルギーSFE(mJ/m)を20以下の条件を満たす化学組成になるように溶製し、所定の熱処理条件、冷却条件及び冷間加工条件を満たす製造方法によってε−Ms相が10〜50体積%とした制振に優れた鋼を組合せ計量装置の機械振動が発生する部分に配する。 (もっと読む)


【課題】温間加工でTRIP効果が最大限に発揮され、従来鋼板よりもさらに確実に高延性化しうる高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.05〜0.4%、Si+Al:0.5〜3%、Mn:0.5〜3%、P :0.15%以下(0%を含まない)、S :0.02%以下(0%を含む)を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、マルテンサイトおよび/またはベイニティック・フェライトを合計量で全組織に対して面積率で45〜80%含み、ポリゴナル・フェライトを全組織に対して面積率で5〜40%含み、残留オーステナイトを全組織に対して面積率で5〜20%含み、該残留オーステナイト中のC濃度(Cγ)は0.6質量%以上1.0質量%未満であり、さらに、ベイナイトを含んでもよい組織を有する温間加工性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】疲労特性と黒皮上への化成処理性に優れた高強度の熱延鋼板を提供する。
【解決手段】熱延後の鋼板表面から厚さ方向に10〜30μmの範囲において、グロー放電発光分光分析にて検出されるCrの濃度の平均値が母材のCr濃度の1.2倍以上であり、かつ同範囲のフェライト相の平均結晶粒径が板厚の1/4位置におけるフェライト相の平均結晶粒径の1.2倍以上であることを特徴とする熱延鋼板であって、所定の化学成分を有する鋼片を1250℃以下に加熱し、780〜860℃で終了する仕上げ圧延を行うに際し、連続圧延の最終圧延パスの圧延率を15%以下とし、その後、10℃/s以上の平均冷却速度で600〜720℃まで冷却し、4〜14秒間の空冷を行い、更に20℃/s以上の平均冷却速度で350〜550℃まで冷却して巻き取ることによって製造する。 (もっと読む)


【解決手段】
炭素0.001〜0.10重量%、シリコン0.1〜3.0重量%、マンガン5.0〜18.0重量%、クロム0.01〜20.0重量%、アルミニウム0.001〜0.1重量%、残部鉄を含んでなり、積層欠陥エネルギーSFE(mJ/m)を20以下の条件、又は、ε−Ms相を10〜50体積%という条件を満たす鋼を構成要素として使用したチェーン伝動装置。
【効果】 制振性に優れた鋼又は低延伸性の鋼を使用することにより、使用可能な寿命を顕著に延長でき、発生する騒音を顕著に低減することができる。 (もっと読む)


【課題】高強度冷延鋼板を安定的に製造しつつ、高強度冷延鋼板の製造に使用するS化合物の量を低減して製造コストを低減することが可能な冷延鋼板処理用S化合物含有溶液の濃度制御方法および冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Siを0.8〜3.0質量%含有する冷延鋼帯を焼鈍し、酸洗した後、S化合物含有溶液を用いた処理を行う際に、S化合物含有溶液中のS化合物濃度を、定量下限がS換算で0.70mg−S/L以下の分析手段を用いて測定し、測定されたS化合物濃度に基づき、S化合物含有溶液中のS化合物濃度をS換算で3.5mg−S/L以上となるように制御することを特徴とする、冷延鋼板処理用S化合物含有溶液の濃度制御方法である。また、該濃度制御方法を用いた冷延鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランスと強度−穴拡げ性バランスとがともに良好な高強度熱延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.15%、Si:0.10〜3.0%、Mn:1.9〜4.0%、Si+Mn:2.7〜5.0%,P:0.20%以下、S:0.01%以下、sol. Al:0.001〜1.0%およびN:0.001〜0.02%の化学組成を有し、鋼板表面から100μm深さ位置において、主相であるフェライトとマルテンサイトを含有する第二相からなり、この第二相の面積率X(%)が3〜40%で、下記式(1)を満足し、かつ前記位置でのフェライトの平均粒径Dsが4.0μm以下で、かつ下記式(2)を満足し、引張強度TSが550 MPa以上かつ下記式(3)を満足し、降伏比YRが0.75以下である熱延鋼板。
X≦10×(120C+Mn)0.5・・・(1)
Ds≦8/(200C×Mn)0.3・・・(2)
TS≧4500C+350・・・(3) (もっと読む)


【課題】 寒冷地においても使用できる低温靭性を有し、地震等により建築構造物等に作用する振動エネルギーを吸収し、かつ、その振動を速やかに収斂させることのできる制振・免震ダンパー装置を提供する。
【解決手段】
炭素0.001〜0.10重量%以下、シリコン0.1〜3.0重量%、マンガン5.0〜18.0未満重量%、クロム0.01〜20.0重量%、アルミニウム0.001〜0.1重量%、残部鉄を含んでなる鋼であって、積層欠陥エネルギーSFE(mJ/m)を20以下の条件を満たす化学組成になるように溶製し、所定の熱処理条件、冷却条件及び冷間加工条件を満たす製造方法によってε−Ms相が10〜50体積%とする。 (もっと読む)


本発明は、超低炭素鋼ストリップ又はシートを製造する方法であって、‐取鍋処理を含んでなる製鋼工程で、重量で、・最大0.003%の炭素、・最大0.004%の窒素、・最大0.20%のリン、・最大0.020%の硫黄、・及び残部鉄及び不可避不純物を含んでなる真空脱ガスされた鋼溶融物を製造すること、‐その際、該溶融物の該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素含有量は、該溶融物の実際の酸素含有量を測定した後、好適な形態にある適量のアルミニウムを該溶融物に添加して酸素を結合することにより得られ、その際、該取鍋処理の最後における該溶融物の狙いの酸素活性又は溶解酸素含有量は、最大80ppmである、‐こうして製造された該鋼を連続式鋳造法で鋳造し、スラブ又はストリップを形成することを含んでなり、‐該方法が、最大0.002%の酸可溶性アルミニウム及び最大0.004%のケイ素及び最大120ppmの総酸素含有量を含んでなる超低炭素鋼のスラブ、ストリップ又はシートを与える、方法に関する。
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【課題】 プレス成形性と、プレス成形後に比較的低い温度での熱処理によって引張強さが極めて大きく上昇する歪時効硬化特性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】 C:0.15%以下、Si:2.0 %以下、Mn:3.0 %以下とし、P、S、Al、Nを調整したうえで、Cu:0.5 〜3.0 %、またはCr、Mo、Wのうちの1種または2種以上を合計で2.0 %以下を含む組成を有する鋼スラブに、FDTをAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、圧延終了後、5℃/s以上の冷却速度でAr3 〜Ar1 変態点の温度域まで冷却し、該温度域で空冷または徐冷したのち、再び5℃/s以上で冷却して、550 ℃以下で巻き取り、フェライトと、面積率で2%以上のマルテンサイトを含む複合組織とする。これにより、プレス成形性に優れ、かつΔTS:80MPa 以上になる歪時効硬化特性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】Cを0.70質量%以上0.95質量%以下含有する高炭素鋼板において、材質の軟質化と打抜き性の向上を図る。
【解決手段】質量%で、C:0.70〜0.95%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.006%、Al:0.005〜0.10%、及び、N:0.001〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、組織が、観察組織1mm2当り100個以上のボイドを有することを特徴とする打抜き性に優れた軟質高炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】Cを0.65質量%以上0.85質量%以下含有する高炭素鋼板において、材質の軟質化と打抜き性の向上(特に、打抜きカエリの抑制)を図る。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜0.85%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.006%、Al:0.005〜0.10%、及びN:0.0010〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、(i)硬さが170HV以下であり、かつ、(ii)最終冷延前の組織の板厚断面にて、0.5μm2以下の炭化物の面積が、炭化物の総面積の15%以内であることを特徴とする打抜きカエリの小さい軟質高炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】強度グレードで370〜490MPa級の引張強度を得つつ、バーリング性に優れた高降伏比型熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】所定範囲の成分を含み、下記数式(1)を満足するTi(重量%)を含有し、かつ、SiとMnの合計量をTi量から制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織の90%面積以上が初析フェライトであり、平均結晶粒径が5μm〜12μmであるとともに、展伸度が1.2〜3であり、ミクロ組織の結晶粒内におけるTiC又はNbCからなる析出物の平均粒径が1.5〜3nmであるとともに、その密度が1×1016〜5×1017個/cmである高降伏比型高バーリング熱延鋼板。
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【課題】 この発明は、圧延方向の残留応力が板幅方向で均一に分布し、圧延方向長手に切断した場合の変形が小さい鋼板を提供する。
【解決手段】 好適成分として、鋼組成が、C≦0.1%、Si≦2%、Mn≦3%、P≦0.02%、S≦0.01%、Al≦0.1%、N≦0.01%、更に必要に応じてTi≦0.15%、Nb≦0.06%、V≦0.1%の一種または二種以上を含有し、残部が実質的にFeおよび不可避不純物からなる鋼スラブをAe1変態点以上に加熱し、仕上圧延温度をAr3以上とする熱間圧延終了後、1秒以内に200℃/S以上で冷却を開始し、600〜750℃まで急速冷却後、3秒以上40℃/s以下で緩冷却し、その後巻取温度まで40℃/s以上で冷却する。 (もっと読む)


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