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Fターム[4K037FC05]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延仕上(終了)温度 (2,292) | 1000℃以上 (195)

Fターム[4K037FC05]に分類される特許

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【課題】伸びと伸びフランジ性のバランスを改善した、より成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.30%、Si:3.0%以下、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.010%以下、Al:0.001〜0.10%、Nb:0.02〜0.40%を含み、Ti:0.01〜0.20%、V:0.01〜0.20%の1種以上で、[%Nb]/96+[%Ti]/51+[%V]/48)×48=0.01〜0.20%、残部:主として鉄からなり、組織が、面積率で、α=10〜80%、残留γ+M<5%、残部:硬質第2相からなり、α粒径が5μm以下であり、KAM値の頻度分布曲線において、KAM値≦0.4°の比率XKAM≦0.4°と、α面積率Vαとの関係がXKAM≦0.4°/Vα≧0.8を満たすとともに、KAM値=0.6〜0.8の比率XKAM=0.6~0.8°が10〜20%であり、かつ、αと界面を接する硬質第2相中に存在する、0.1μm以上のθ粒子は3個/μm2以下、20nm以上のNb、Ti、V含有析出物は5個/μm2以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】高強度(590MPa以上の引張強度TS)を有し、かつ、加工性(高延性と高穴広げ性)に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.04%以上0.15%以下、Si:0.7%以上2.3%以下、Mn:0.8%以上2.2%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下、N:0.008%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、組織は、面積率で、70%以上のフェライト相と2%以上10%以下のベイナイト相と0%以上12%以下のパーライト相を有し、体積率で、1%以上8%以下の残留オーステナイト相を有し、かつ、フェライトの平均結晶粒径が18μm以下で、残留オーステナイトの平均結晶粒径が2μm以下であることを特徴とする加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】従来よりも熱収縮率が小さく且つ材料毎の熱収縮率のばらつきが小さいリードフレーム用Fe−Ni系合金材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】40〜42質量%のNiを含有し、残部がFeからなるFe−Ni合金を溶解し、鋳造し、鍛造し、形削りし、熱間圧延した後、冷間圧延と焼鈍を繰り返して所定の厚さの板材にし、その後、最終冷間圧延前の中間焼鈍として、950℃以上、好ましくは1000℃以上の温度で12秒以上の焼鈍を行って、平均結晶粒径を9μm以上、好ましくは10μmにした後、所定の厚さに冷間圧延し、テンションレベラーによる矯正を行い、最後に歪取り焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性および疲労強度に優れた引張強さ780MPa級の高強度めっき鋼板を提供する。
【解決手段】(1)所定の鋼中成分を含み、(2)組織は、ポリゴナルフェライト組織および低温変態生成組織を有し、前記低温変態生成組織は少なくともベイナイトを含み、マルテンサイトを更に含んでいても良く、鋼板の表面から0.1mm深さの板面について、板幅方向位置を変えて合計20視野を顕微鏡で観察し、各視野における50μm×50μmの領域について画像解析を行ったとき、下記の要件をすべて満足する溶融亜鉛めっき鋼板または合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。
(a)ポリゴナルフェライト面積率の最大値(Fmax)≦80%
(b)ポリゴナルフェライト面積率の最小値(Fmin)≧10%
(c)Fmax−Fmin≦40%
(d)低温変態生成組織中に占めるマルテンサイト面積率の最大値(Mmax)≦50% (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、Si+Mn:1.0%以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、さらに、炭化物のアスペクト比が10以上で、かつ、前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、フェライトと層をなす炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して25°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で75%以上とすることで、圧延方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性が優れることになる。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有し、ビッカース硬さがHV200以上の鋼板に対して、圧延率:60%以上(好適には75%以上)で冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cr:0.2%〜4.0%、Mo:0.2%〜4.0%、Ni:0.2%〜4.0%のうちいずれか一種以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、炭化物のアスペクト比が10以上でかつ前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、フェライトと層をなす炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して25°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で80%以上とすることで、圧延方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性が優れることになる。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有する鋼板に対して、圧延率:55%以上(好適には70%以上)の冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】Mn含有量を低減したNi節減型オーステナイト系ステンレス鋼において、熱間圧延での耳割れの発生を抑止する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%超え下記(1)式、Si:4%以下、Mn:0.5〜3%未満、P:0.06%以下、S:0.005%以下、Ni:0.5〜5%未満、Cr:16超え〜19%、N:0.05%超え下記(1)式、Cu:0.8〜3.5%、残部Feおよび不可避的不純物のスラブを、1100〜1250℃かつオーステナイト単相温度域に保持してスラブエッジから100μm以内の領域のδフェライト相面積率が4%以下、δフェライト相長径が上位20%の平均値で30μm以下である組織状態としたのち、熱間圧延を施すNi節約型オーステナイト系ステンレス熱延鋼板の製造方法。
0.10≦C+0.5N≦0.25 …(1) (もっと読む)


【課題】高強度で優れた耐孔あき腐食性を有し、安価に製造できることから、特に自動車のシャーシ、バンパーや足廻り部品に代表される構造部材の素材として用いるのに最適な熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01%以上0.35%以下、Si:0.01%以上2.0%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P:0.3%以下、S:0.01%以下、Al:0.005%以上2.0%以下、N:0.01%以下およびTi:0.01%以上0.25%以下を含有し、残部Fe及び不純物からなる鋼組成を有するとともに、鋼板表面から板厚方向50μm深さ位置までの鋼板表層部の板厚方向断面における粒径5μm以上の介在物、晶出物および析出物の合計の数密度が50個/mm以下である熱延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】炭化物生成元素を複合添加して高強度の析出強化型鋼板を製造する場合に、効率的かつ理論的に鋼設計を行うことができる析出強化型高強度鋼板の設計方法、そのような析出強化型高強度鋼板の製造方法、およびそのような析出強化型高強度鋼板を提供すること。
【解決手段】鋼組織中に炭化物を析出させてなる析出強化型高強度鋼板を設計する際に、炭化物を構成する金属元素として、電気陰性度が1.8未満でかつMC型炭化物を生成する1種または2種以上の第1の金属元素M1と、電気陰性度が1.8以上の1種または2種以上の第2の金属元素M2とを、前記第1の金属元素M1と前記第2の金属元素M2との原子半径差が10%未満となるような組み合わせで選択し、第1の金属元素M1および第2の金属元素M2を含む炭化物が生成されるように第1の金属元素M1、第2の金属元素M2、およびCの添加量を決定する。 (もっと読む)


【課題】自動車、家電製品などの素材として用いられる冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】該冷延鋼板は、重量%でC:0.003%以下、S:0.003〜0.03%、Al:0.01〜0.1%、N:0.02%以下、P:0.2%以下、さらにMn:0.03〜0.2%とCu:0.005〜0.2%の1種、または2種を含有し、上記Mn、Cu、Sが次の条件0.58×Mn/S≦10、0.5×Cu/S:1〜10、Mn+Cu≦0.3、0.5×(Mn+Cu)/S:2〜20を満足し、MnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物の平均大きさが0.2μm以下に分布し、残部Fe及びその他の不可避的不純物から成る。該冷延鋼板は、微細なMnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物によって結晶粒中の固溶炭素量が調節され耐時効特性とともに加工性が改善される。 (もっと読む)


【課題】1470〜1750MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.40%、Si:0.01〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜55%で、マルテンサイト相の面積率が45〜95%であり、かつ前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】1770〜1940MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.30〜0.45%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜40%で、マルテンサイト相の面積率が60〜95%であり、前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】1300〜1450MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.30%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜65%で、マルテンサイト相の面積率が35〜95%であり、かつ前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


本発明は、経済的方法で容易に製造できるステンレス鋼及びそれから製造された冷間圧延平鋼製品に関する。この目的のため、本発明の鋼は、冷間圧延状態で、残りとして5〜15体積%のδフェライト及びオーステナイトを含む微細構造を有する。それは、(重量%で)下記組成:C:0.05〜0.14%、Si:0.1〜1.0%、Mn:4.0〜12.0%、Cr:>17.5〜22.0%、Ni:1.0〜4.0%、Cu:1.0〜3.0%、N:0.03〜0.2%、P:最大0.07%、S:最大0.01%、Mo:最大0.5%(「Ti、Nb、B、V、Al、Ca、As、Sn、Sb、Pb、Bi、H」からなる群のうち下記条件(重量%)で任意に選択される1つ以上の元素:Ti:最大0.02%、Nb:最大0.1%、B:最大0.004%、V:最大0.1%、Al:0.001〜0.03%、Ca:0.0005〜0.003%、As:0.003〜0.015%、Sn:0.003〜0.01%、Pb:最大0.01%、Bi:最大0.01%、H:最大0.0025%で含んでよい)、残りのFe及び不可避不純物を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、加工肌荒れの小さい成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を得るべく案出されたものであり、鋼の成分と集合組織が適正範囲を満足することにより、加工肌荒れの小さいフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼板を、熱延板焼鈍を省略して圧延率40%以上の1次冷延、750〜900℃で中間焼鈍,さらに圧延率60%以上の最終冷延、750〜1000℃で最終焼鈍を行なうことにより、{554}±10°方位粒の面積率が50%以上になる。また、フェライト系ステンレス鋼鋳片を1050〜1200℃の範囲に加熱し、粗熱延開始温度を1000〜1150℃とし、粗熱延途中に900〜1100℃で5分間以上滞留を行ない、次いで仕上げ熱延を行なってから、焼鈍することなく冷延・焼鈍を行なうことで、{554}±10°方位以外の方位粒の板幅方向の幅を100μm未満とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐水素脆化特性を確保しつつ、伸びフランジ性をも高めた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:2.0%以下(0%を含む)、Mn:0.1%超2.8%以下、P:0.1%以下、S:0.005%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜0.50%、Nb、TiおよびZrの1種または2種以上:[%C]-[%Nb]/92.9×12-[%Ti]/47.9×12-[%Zr]/91.2×12 >0.03を満足しつつ合計0.01%以上、残部:鉄および不可避的不純物からなり成分組成を有し、面積率で、焼戻しマルテンサイト:50%以上(100%を含む)、残部:フェライトからなる組織を有し、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり、円相当直径1〜10nmの析出物:20個以上、円相当直径20nm以上の、Nb、TiおよびZrの1種または2種以上含有析出物:10個以下であり、結晶方位差15°以上の大角粒界で囲まれたフェライトの平均粒径:5μm以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】高価な元素を多量に含有させることなく、また特殊な製造方法を必要とせず、特に延性と穴広げ性に優れる高強度熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Nb:0.010〜0.100%、Ti:0.05〜0.15%を含有し、適正量のC、Mnを含有し、Si、Al、P、S、Nを適正量に制限し、Aeが900℃以下であり、金属組織が、体積率95%以上のフェライトと、残部パーライト、ベイナイトからなる熱延鋼板。Ae=937−477C+56Si−20Mn−16Cu−15Ni−5Cr+38Mo+125V+136Ti−19Nb+198Al+3315B。仕上温度を950〜1050℃として熱間圧延を行い、30℃/s以上の冷却速度で冷却し、巻取温度を550〜700℃の範囲内、Bs以上とする製造方法。Bs=830−270C−90(Mn+Mo)−37Ni−70Cr。 (もっと読む)


【課題】自動車フレーム部材の形状を変えずに、板厚・重量が減少しても、弾性座屈強度が低下しない自動車フレーム部材を提供すること。
【解決手段】複数の板要素a1〜a8(b1〜b4、c1〜c6、d1〜d4)で構成される自動車フレーム部材(1,7,11,16)において、少なくとも1つの板要素a1〜a8(b1〜b4、c1〜c6、d1〜d4)が、面内弾性異方性を有する板材で構成されることにより、材長方向の弾性局部座屈強度が強化されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フェライトの硬度が、ベイナイトの硬度と同等以上である高強度鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】適量のC、Si、Mnに加えて、さらに、Ti、Nb、V、Moのうちの1種または2種以上を、0.1≦56{(2(Ti/48)+2(Nb/93)+(7/4)×(V/51)+(3/2)×(Mo/96)}≦1を満たす範囲で含有し、金属組織が体積分率10〜60%のフェライトとベイナイトからなり、フェライト粒内の炭化物の平均径が0.8〜3nm、個数密度が1×1017〜5×1018個/cmであり、フェライトのビッカース硬度Hvとベイナイトのビッカース硬度Hvとの差(Hv−Hv)が0〜40Hvである高強度鋼。加熱温度≧1200℃、最終加工温度FT[℃]>920℃超の条件で熱間加工を行い、1次冷却後、580〜650℃で3〜30s滞留させた後、2次冷却する製造方法。 (もっと読む)


【課題】疲労特性と曲げ成形性に優れた機械構造鋼管用熱延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の機械構造鋼管用熱熱延鋼板は、鋼の表層部において、ミクロ組織の80%以上がベイナイトであり、ビッカース硬さHvが210以上300以下であり、ベイナイトの長軸長さの平均値が5μm以下であり、平均粒界炭化物粒径が0.5μm以下である。疲労及び曲げ成形での割れの起点となる表層部組織が均一微細ベイナイト主体組織であるので、疲労特性と曲げ成形性が共に優れる。 (もっと読む)


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