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Fターム[4K037FD06]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱延後、巻取りまでの冷却速度 (1,226) | 水冷(急冷)するもの (118)

Fターム[4K037FD06]に分類される特許

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【課題】高強度でありながら優れた延性と形状特結性を有し、さらに靭性に優れているため、特に自動車のシャーシ、バンパーや足廻り部品に代表される構造部材の素材として最適な熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.20%、Si:0.1〜1.5%、Mn:1.0%超3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%超0.5%以下、N:0.01%以下、V:0.1%超0.5%以下、Ti:0.05%以上0.25%未満およびNb:0.005〜0.10%、0.30%<Ti+Nb+V<0.60%、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、フェライトの面積率:40%以上、マルテンサイトと残留オーステナイトの合計面積率:5%超、フェライトの平均粒径:10μm以下、清浄度d:0.05%以下であるとともに粒径5μm以上の介在物および析出物の合計の数密度が30個/mm以下である鋼組織を有し、さらに、引張強さが980MPa以上であるとともに降伏比が0.85以下である機械特性を有する熱延鋼板である。 (もっと読む)


本発明は、重量%で、C:0.1〜0.25%、Si:1.0〜1.9%、Mn:1.5〜2.5%、Al:0.5〜1.6%、Ti:0.005〜0.03%、B:5〜30ppm、及びSb:0.01〜0.03%、並びに残部Fe及び不可避の不純物を含み、かつ1.75≦Si+Al≦3.25を満たすことを特徴とする、高強度鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板及びこれらを製造する方法を提供する。
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【課題】590MPa以上の高い引張強度を有しつつ、優れた延性、伸びフランジ性および表面性状を有する高強度熱間圧延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.05%、Si:0.6〜1.0%、Mn:0.8〜1.5%、P:0.05%以下、S:0.005%以下、Al:0.10〜1.0%、N:0.01%以下、Ti:0.01〜0.10%、Nb:0.01〜0.10%、Ca:0.001〜0.005%を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライトを面積率で93%以上を含有する鋼組織を有し、機械特性が、引張強度:590MPa以上、引張強度(MPa)と全伸び(%)との積(TS×El値):17500MPa・%以上、引張強度(MPa)と穴拡げ率(%)との積(TS×λ値):72000MPa・%以上である機械特性を有し、鋼板表面において最大長さ5mm以上の島状スケール疵が面積率で5%以下である表面性状を有する。 (もっと読む)


【課題】DP鋼並み優れた延性と、単一組織並みの優れた穴拡げ性を持つと同時に、切断後の端面の損傷が極めて軽微な高強度鋼板並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%〜0.20%、Si:0.3〜2.00%、Mn:1.3〜2.6%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.10%未満、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼であり、鋼板組織が主としてフェライトとベイナイトからなり、板厚方向のMn偏析度(=中心部Mnピーク濃度/平均Mn濃度)が1.20以下であり、引張最大強さが540MPa以上であることを特徴とする切断後の特性劣化の少ない高強度鋼板を採用する。 (もっと読む)


【課題】優れたTHF性を有するハイドロフォーム加工用鋼管、その素材熱延鋼板、そしてそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.20%以下、Si:0.05%以上1.50%以下、Mn:0.2%以上3.0%以下、P:0.003%以上0.10%以下、S:0.01%以下、Al:0.01%以上2.0%以下、N:0.01%以下、およびO(酸素):0.01%以下、さらにTi:0.25%以下、Nb:0.1%以下およびV:0.5%以下からなる群から選ばれる1種または2種以上、残部がFeおよび不純物からなり、特定の式を満足する化学組成を有し、フェライト平均粒径が1.0〜10μmでフェライト面積率が50%以上の金属組織を有し、島状スケール疵の面積率が合計で10%以下である表面性状を有し、引張強度(TS)が590MPa以上である機械特性を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】
鋼中の炭素、窒素、硫化物の固溶および析出を有効に制御し、比較的に低いコストおよび柔軟な工程により高品質の熱間連続圧延広幅帯鋼製品を生産すること。
【解決手段】
溶鋼を厚さが50〜90mmの薄スラブに連続鋳造し、更に均一加熱、電磁誘導加熱、表面からのスケールの除去、熱間連続圧延、層流冷却および巻取り処理を行い、プロセスパラメーターの調整を通じて鋼中の炭素、窒素、硫化物の固溶および析出を制御することで、最終的に良品の広幅帯鋼製品を生産することができ、該システムは主に順番に直列配置されたスラブ連続鋳造機、スラブ剪断装置、ローラ底型加熱炉、スラブ電磁誘導加熱炉、高圧水スケール除去装置、スラブ熱間連続圧延機、層流冷却装置および鋼帯巻取り装置から構成され、スラブ電磁誘導加熱炉は、高速電磁誘導段と電磁誘導保温段とから構成される。 (もっと読む)


【課題】高強度と伸び特性とを両立できる窒化処理鋼材の提供。
【解決手段】板厚中心から板表面に向かってそれぞれ板厚の40%までの範囲にある板厚中心領域が、質量%で、C:0.03%以下、Si:0.001〜0.5%、Mn:0.01〜0.5%、P:0.001〜0.1%、S:0.015%以下、Al:0.001〜0.5%、Ti:0.01〜0.2%、Cr:0.02〜0.1%、Nb:0〜0.05%、B:0〜0.005%、N:0.08〜0.25%を含み、残部はFe及び不純物からなる平均化学組成で、且つ、板厚中心のビッカース硬さが150以上であり、更に、前記板厚中心領域における長辺が5μm以上の粗大窒化鉄の個数密度が1×10-82当たり10個以下である窒化処理鋼材。表面に形成される化合物層の厚さが30μm以下であれば好ましい。 (もっと読む)


【課題】コイル内全域において優れた深絞り性を有する冷延鋼板及び溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0025%、Si:0.01〜0.1%、Mn:0.05〜0.15%、P:0.001〜0.015%、S:0.001〜0.01%、Al:0.005〜0.05%、N:0.001〜0.003%を含み、Ti及びNbの1種以上をTi:0.01〜0.05%、Nb:0.005〜0.02%の範囲で含み、残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを加熱、熱間圧延、冷間圧延、連続焼鈍を行って冷延鋼板を製造するに際し、熱間圧延が連続して実施される熱延スタンド列における最終スタンドより1、2段前のスタンドにおいて、(Ar3変態点+20℃)以上の温度域で30%未満の圧下率で仕上圧延を終了した後、0.1s未満で冷却を開始し、冷却速度を平均で150℃/s以上として最終スタンドまでを連続的に冷却する際に、最終スタンドにおける出側温度を(Ar3変態点−30℃)以下とし、650〜750℃で巻取る。 (もっと読む)


【課題】延性と穴広げ性が両立した加工性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.3%、Si:0.25〜1.1%、Mn:2%超3.5%以下、P:0.028%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.03〜1%、およびN:0.01%以下を含有し、さらに必要によりCu:1%以下、Ni:1%以下、Cr:1%以下、Mo:0.5%以下およびB:0.005%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有する鋼組成を有し、鋼組織は、フェライト、低温変態相および残留オーステナイトからなり、前記フェライトの体積率VFが0.1〜0.80であり、前記残留オーステナイト体積率VAが0.30以下であり、かつ前記低温変態相に含まれる炭化物の粒径が500nm以下であり、下記式を満足する。
0.2≦(Si+Al)/(Mn+Ni)≦0.80
0.15≦C/(1−VF)≦0.50 (もっと読む)


【課題】冷間圧延前の焼鈍処理を省略可能にし、使用時の熱履歴による金属組織の変動が抑制され、生産性と耐熱性とに優れるフルハード冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.25%、Si:1.0%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下およびN:0.01%以下、さらにTi:0.01〜0.2%およびNb:0.01〜0.2%の1種または2種、残部Fe及び不純物からなる化学組成を有し、Tiおよび/またはNbの析出物を有し、該析出物の平均粒径が50nm以下である。
下記合金元素をさらに1種以上含むものであってもよい。
(i)V:0.4%以下、
(ii)B:0.01%以下,
(iii)Cr:1.0%以下、Ni:1.0%以下、Cu:1.0%以下およびMo:1.0%以下からなる群から選ばれる1種または2種以上. (もっと読む)


【課題】高い延性と伸びフランジ性を兼備する熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.2%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.5%およびN:0.01%以下を含有し、残部がFeと不純物からなり、体積率で40〜95%のベイナイト相とフェライト相とからなる組織を有し、上記フェライトの平均結晶粒径が1.2μm以上で4μm未満である熱延鋼板。上記の成分に加えてTi、Nb、V、B、Cu、Ni、Cr、Mo、Ca、REMおよびMgの中の1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】 高い強度と良好な加工性とを併せもつ新しい高強度のSi−Cr含有熱間圧延・鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】化学成分にSiおよびCrを含有させ、旧オーステナイト粒径を10μm以下に制御し、巻き取り温度を限定することで、その大きさが1μm以下で、かつ均一分散している残留オーステナイト粒の体積率が5%以上20%以下の、ベイナイト組織からなる高強度鋼板を得る。なお、マルテンサイト組織の体積率は10%以下である。 (もっと読む)


【課題】 スポット溶接における割れの発生を抑制することができるスポット溶接用合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.5〜2.0%、Mn:1.0〜2.5%、残部にFeおよび不可避的不純物を含有する下地鋼を溶製し熱間圧延する(a1,a2)。熱間圧延後に30℃/s以上の冷却速度で冷却し、かつ450〜580℃で巻き取って熱間圧延鋼板の粒界酸化深さを5μm以下にする(a3,a4)。熱間圧延鋼板を冷間圧延した鋼板に3g/m2以上の付着量でFe系電気めっき処理を行ない(a5〜a7)、その後に合金化溶融亜鉛めっき処理を行い、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の粒界酸化深さを5μm以下にする(a8)。 (もっと読む)


【課題】低温域大圧下圧延せずに、引張強度が580MPaを超える高強度化を実現できるとともに、靱性、なかでも上部棚エネルギーが大きく破壊靱性にも優れた、高強度と高靱性を兼ね備えた高強度熱延鋼板の提供。
【解決手段】フェライトを主相とする熱延鋼板であって、鋼板表面から100μmの深さ位置におけるフェライトの平均粒径が1.00μm未満であり、前記位置におけるフェライト中の平均転位密度が7×1012/m2以下であることまたは/および前記位置における大傾角粒界で囲まれたフェライトの結晶粒および結晶粒の集合体の平均アスペクト比が2.0以下である熱延鋼板。
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【課題】複雑な工程を必要とせず、簡便な方法で、ダイクエンチの加熱時にスケールの生成を抑制でき、ダイクエンチにより1000〜1500MPaの高強度化を可能にするダイクエンチ用熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.008%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.005%以下、Ti:0.01〜0.15%、B:0.0005〜0.0050%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、地鉄との界面の組成がFe3O4であるとともに、厚さが2.0〜7.0μmであるスケールを有するダイクエンチ用熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】自動車用等の用途に用いられる素材として好適な、降伏比YRが0.8以上の高降伏強度を有し、衝撃吸収特性と形状凍結性に優れる熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti、Nb、Mo、Vのうちの1種又は2種以上を合計で0.05%以下含有し、フェライトを主相とする炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板であって、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)が下記の(1)式及び(2)式を満足し、降伏比YRが0.8以上であって、平均塑性接線勾配H'が下記の(3)式を満足する熱延鋼板。 1.2≦D≦7・・(1)式 D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn)・・・(2)式 0.1≦H'/TS≦−2×YR+3.1・・・(3)式ここで、CおよびMnは鋼中の各元素の含有量(単位:質量%)、H'は平均塑性接線勾配、TSは引張強度(MPa)、YRは降伏比を示す。 (もっと読む)


【課題】SiやCrという易酸化性元素を多く含有する鋼板を母材とすることが可能なめっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:0.2〜1.5%及びCr:0.5〜1.0%のうちの1種または2種を含有し、フェライトを主相とする炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板を母材とする合金化めっき鋼板であって、母材表層のフェライトの平均結晶粒径が4μm以下であるとともに、母材表面から1μm以内におけるSi及びCrのEPMA線分析の最大強度が、母材中のSi及びCrのEPMA線分析の平均強度に較べて10倍以下であることを特徴とするめっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】SiやCrという易酸化性元素を多く含有する鋼板を母材とすることを可能にするとともに、鋼中にPやMoを多く含有させることが可能な合金化めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:0.2〜1.5%及びCr:0.5〜1.0%のうちの1種または2種、P:0.10%以下及びMo:0.5%以下を含有し、フェライトを主相とする炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板を母材とする合金化めっき鋼板であって、母材表層のフェライトの平均結晶粒径が4ημm以下であるとともに、母材表面から1μm以内におけるSi、Cr、P及びMoのEPMA線分析の最大強度が、母材中のSi、Cr、P及びMoのEPMA線分析の平均強度に較べて8倍以下であることを特徴とする優れた合金化めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】自動車用鋼板等の使途に有用な、引張強さ(TS)が440MPa以上の高強度で、かつ高r値(平均r値≧1.3)を有する、深絞り性および耐二次加工脆性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】鋼成分中、特にCおよびNbについて、C:0.0005〜0.04%、Nb:0.04〜0.1%を満足する組成にすると共に、鋼組織中に占める再結晶フェライトと加工フェライトの割合を体積率でそれぞれ、8%以上、5%以上とし、ビッカース硬さ試験における試験荷重が0.2942Nで測定したときの該再結晶フェライトに対する該加工フェライトのビッカース硬さ比を1.2以上とし、さらに該加工フェライトの平均コロニー径を15μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】、980MPa以上の強度クラスの熱延鋼板において、良好な伸び、伸びフランジ性及び表面性状を確保する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.1%を越え、2.0%以下、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、B:0.0003〜0.0050%であり、V,Zr,Mo,Ta,Hf,W:それぞれ0.010%以下、Nb:0.005%以下、かつV〜Nbの7元素の合計が0.02%以下、N:0.0020〜0.010%、Nの質量%を[N]としたとき、Ti:(3.4[N]−0.01)〜3.4[N]%、残部Fe及び不可避不純物からなり、ベイナイト分率が90%以上、マルテンサイト及び/又はオーステナイトの分率が5%以下、ベイナイトブロックサイズが8μm以下、熱延鋼板の地鉄−スケール界面でSi濃度が5%以上となる領域の割合が90%以上の熱延鋼板。 (もっと読む)


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