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Fターム[4K037FM02]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱処理後の処理 (754) | 再冷間加工 (543) | 調質圧延(スキンパス圧延) (480)

Fターム[4K037FM02]に分類される特許

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【課題】プレス成形性、耐二次加工脆性ならびに表面性状に優れた、引張強度が340MPa以上の高張力冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.0005%以上0.010%未満、Si:0.10%未満、Mn:0.4%以上2.5%以下、P:0.02%超0.06%以下、S:0.01%未満、sol.Al:0.15%以下、N:0.005%未満、Ti:0.020%未満、Nb:0.20%以下を含有し、必要によりTi:0.020%未満を含有し、かつTi、Nbが式(1):(93/12)×C+0.037≦Nb、および式(2):Ti≦(48/14)×N+0.012%を満足し、残部Feおよび不純物から成る化学組成を有し、FeNbP系化合物の平均数密度が5.0×10個/mm以下とする。 (もっと読む)


【課題】引張強さを780MPa以上まで高強度化した場合であっても、優れた曲げ加工性を有する高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.2〜1.2%、Mn:1.0〜2.0%、P:0.04%以下、S:0.0030%以下、Al:0.005〜0.10%、N:0.005%以下およびTi:0.03〜0.13%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、鋼板の両表面より、それぞれ全板厚の1.5〜3.0%深さまでの表層領域は、ベイナイト面積率:80%未満で、かつ粒径が2〜15μmのフェライト相の面積率:10%以上とし、該表層領域以外の内部領域は、ベイナイト相の面積率:95%超とし、さらに引張強さを780MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】耐疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.2〜1.2%、Mn:1.0〜2.0%、Al:0.005〜0.10%、N:0.006%以下を含み、さらに、Ti:0.03〜0.13%、Nb:0.02〜0.10%、V:0.02〜0.15%のうちの1種または2種以上を含有する組成の鋼素材を、圧下率が80%以上の粗圧延と、圧延終了温度が800〜950℃の範囲の温度とする仕上圧延とを施し、仕上圧延終了後、直ちに、仕上圧延終了温度から550〜610℃の冷却停止温度までを、平均冷却速度:25℃/s以上で冷却する処理と、ついで、該処理の冷却停止温度から巻取温度までを、平均冷却速度:100℃/s以上で冷却する処理とからなる二段階の冷却を施し、巻取温度:350〜550℃で巻き取る。これにより、表面から板厚方向に500μmまでの表層部が、面積率で50%以上の、微細ベイナイト相を有する組織となり、板厚の1/4位置〜3/4位置の範囲の板厚中央部が、面積率で90%以上の微細ベイナイト相を有する組織となり、引張強さTSが780MPa以上でかつ優れた耐疲労特性を有する高強度熱延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】冷延鋼板から衝撃吸収能に優れる部材の製造する製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.03%、Mn:0.05〜1.5%以下、
Si:1.5%以下、P:0.10%以下、S:0.0100%以下、Al:0.02〜0.8%以下、N:0.0100%以下を含有する鋼スラブを1050℃以上に加熱し、仕上圧延を、仕上圧延出側温度がAr変態点〜950℃で行って、600℃以下で巻き取ったのち、酸洗して冷間圧延を行い、次いで、700℃〜Ac変態点で焼鈍を行い、引き続き、700から250℃までの平均冷却速度を15℃/s以上として冷却したのち、調圧率15〜30%の調質圧延を行うことにより得た、組織が95%以上のフェライト相からなる鋼板をプレス成形したのち、140〜300℃で熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上のTS、1.2以上のr値、すぐれた強度伸びバランスの高強度鋼板及びその製法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.050、Si:1.0以下、Mn:1.0〜2.5、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.5、N:0.01以下、Nb:0.010〜0.3、Ti:0.1以下を含み、Nb、Cの量が式(1)、Ti、S、Nの量が式(2)を満たし、フェライトのマトリックス中に、1%以上のマルテンサイトを含む第2相が15%以下含まれ、Nmaxが5以上である組織を有し、r値が1.2以上である高強度鋼板;(Nb/93)/(C/12)=0.2〜0.7・・(1)、(Ti/48)/{(S/32)+(N/14)}≦2.0・・(2)、Nmax:任意の重心を中心にフェライト粒径を半径とした円を描き、観察内の重心の数。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】成分組成は、C:0.010%以上0.10%未満、Si: 1.0%以上2.0%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.020%以上0.100%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.5%以下、N:0.005%以下を含有し、かつ50(%Si)−39(%Mn)+200(%P)−10(%Cr)+40≧0を満足し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、体積分率で80%以上のフェライト相を主相とし、マルテンサイト相を1%以上有する。さらに、TS×Rmin≧700MPa、YR≦60%、TS×El≧19000MPa%である。ただし、Rminは、圧延方向、圧延方向に対する45°方向、圧延方向に対する90°方向の、各々のランクフォード値のうちの最小値、YRは降伏比(=YS×100/TS)を示す。 (もっと読む)


【課題】高強度溶融亜鉛めっき鋼板からなる温間プレス成形用素材及び耐面歪性及び耐デント性に優れたパネル用部材の製造方法を提供する。
【解決手段】マルテンサイト相の面積率が3〜15%の複合組織を有し、BH量が45MPa以上、YSが280MPa以下、YRが60%以下である高強度溶融亜鉛めっき鋼板からなることを特徴とする温間プレス成形用素材。 (もっと読む)


【課題】板厚が薄く、従来平坦な形状の確保が困難であった薄物の耐磨耗鋼板であっても良好な形状を容易に確保することができる耐磨耗鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】鋼中に質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、P≦0.04%、S≦0.04%、Sol.Al:0.005〜0.1%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼を、仕上げ圧延終了温度がAr3点以上の熱間圧延後600℃以上の温度でコイル状に巻き取り、鋼板に切断後、Ar3点以上の温度に加熱し、焼き入れることを特徴とする耐磨耗鋼板の製造方法を用いる。さらに、鋼が質量%で、Cu:0.03〜2.0%、Ni:0.03〜2.0%、Cr:0.03〜2.0%、Mo:0.03〜2.0%、Nb:0.005〜0.1%、V:0.010〜0.5%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005〜0.003%の中から選ばれる1種又は2種以上を含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、伸びとプレス安定性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.8%~3.0%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0005〜0.05%、N:0.0010〜0.010%、Al:0.01〜2.0%を含有し、残部鉄及び不可避不純物からなる鋼組成をもち、ミクロ組織は面積率でフェライト相とベイナイト相が合計10〜93%以下、残留オーステナイト相が面積率で5%〜30%以下、かつ、マルテンサイト相が面積率で5〜20%以下、上記残留オーステナイト相がラス状及び島状形態からなり、島状の残留オーステナイト相の面積率γi及び全残留オーステナイト相の面積率γが以下の式を満たすことを特徴とする伸びとプレス成形安定性に優れた高強度鋼板。0.7≧γi/γ≧0.3式(1) (もっと読む)


【課題】優れた伸びフランジ性と高い降伏比とを有する引張強度590MPa以上の溶融めっき熱延鋼板とそれを複雑な工程を経ることなく製造しうる方法とを提供する。
【解決手段】熱延鋼板の表面に溶融めっき層を有する溶融めっき熱延鋼板であって、熱延鋼板は、質量%で、C:0.03%以上0.12%以下、Si:0.005%以上0.5%以下、Mn:2.0%超3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.001%以上0.100%以下およびN:0.0050%以下を含有する化学組成を有し、フェライトが主相であり、ベイナイト、マルテンサイトおよび残留オーステナイトの体積率の合計が5%以下(0%を含む)であるとともに、フェライトの平均粒径が7μm以下である鋼組織を有し、溶融めっき熱延鋼板は、引張強度590MPa以上、降伏比70%以上、穴拡げ率90%以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐チッピング性、低いYP、高いBH、高いElを有し、さらにはコイル内の材質変動を低減した高強度鋼板およびその製造方法を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015超0.100未満、Si:0.50未満、Mn:1.0超2.0未満、P:0.05以下、S:0.03以下、sol.Al:0.01以上0.3以下、N:0.005以下、Cr:0.35未満、B:0.0010以上0.0050以下、Mo:0.15未満、Ti:0.030未満を含み、2.1≦[Mneq]≦3.1を満足し、残部鉄及び不可避不純物からなり、フェライトと第2相を有する高強度鋼板。[Mneq]=[%Mn]+1.3[%Cr]+3.3[%Mo]+8[%P]+150B*、B*=[%B]+[%Ti]/48×10.8×0.9+[%Al]/27×10.8×0.025で表され、B*≧0.0022のときはB*=0.0022とする。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の鋼組成を有し、フェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上を含み、残留オーステナイトを3%以上含む鋼板において、その平均粒径が1μm以上、8μm以下であり、オーステナイト粒の中心濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たすオーステナイト粒が50%以上ある伸びと均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc ≧ 1.1 (1) (もっと読む)


【課題】溶接性、非時効性、加工性に優れ、缶高の減少が小さい軟質缶用鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼成分が、質量%で、C:0.0015〜0.0050%、Mn:0.1〜0.8%、Al:0.01〜0.10%、N:0.0015〜0.0070%、Nb:4×C〜20×C(原子比では、0.52×C〜2.58×C)、B:0.15×N〜0.75×N(原子比では、0.20×N〜0.97×N)を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、連続焼鈍法により製造され、連続焼鈍条件として均熱時間tを20〜90秒、均熱温度Tを700〜780℃とし、かつ、前記均熱時間t(秒)、均熱温度T(℃)、鋼成分(質量%)の関係が770≦t/3+T−14.8×Loge(Nb)−32×B/N≦840を満たし、圧延率:0.5〜5%の調質圧延を行なって調質度T2〜T3.5の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板両面の表面において、板面に平行な方向の{100}面X線強度が、ランダム強度比で2.5以上である。このように規定することにより、表面には未再結晶粒の{100}面が多く存在することとなり、リン酸水溶液中で表面近傍のpH変化が短時間で大きくなり、化成結晶生成が促進されて化成処理性が優れることになる。さらに、このような集合組織分布とするには、固溶Tiが関与しており、Ti:0.01〜0.1%、かつ、Ti*=(Ti%)−3.4×(N%)−1.5×(S%)−4×(C%)とする時に、Ti*>0.007を満たす範囲で含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】370〜490MPa級の引張強度で、バーリング性に優れた焼付け硬化型熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】所定範囲の成分を含み、数式(1)および数式(2)を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織の90面積%以上が初析フェライトで他が低温変態相あり、平均結晶粒径が5μm〜12μmであるとともに、アスペクト比が4.5以上のセメンタイトの粒界占有率が25%以下、上記ミクロ組織の結晶粒内における固溶C濃度が0.002〜0.02%であり、TiCからなる析出物の平均粒径が1.5〜3nmであるとともに、その密度が1×1016〜5×1017個/cm3で、平均転位密度が、109〜1011cm-2である。
(もっと読む)


【課題】降伏応力が低く深絞り性に優れるとともに、良好な耐二次加工脆性を有する冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、sol.Al、N、Ti及びNbを所定濃度含有し、残部がFe及び不純物からなるとともに下記式(1)及び(2)を満足する化学組成を有し、フェライト結晶粒度番号が9.0以下である鋼組織を有し、塗装焼付硬化量が10〜35MPaである機械特性を有する冷延鋼板。-0.0025≦C-(12/93)×Nb-(12/48)×Ti*<0(1)Ti*=max[Ti-(48/14)×N-(48/32)×S,0](2)ここで、式(1)および(2)における各元素記号は各元素の含有量(単位:質量%)を示し、式(2)におけるmax[]は[]内の引数のうち最大の値を返す関数である。 (もっと読む)


【課題】TS≧980MPaの高い引張強度を有し、しかも曲げ性および溶接性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.12%未満、P:0.001〜0.040%およびS:0.0050%以下を含有する鋼板において、該鋼板の表面から10μmの深さまでの鋼板表層部を体積分率で70%超のフェライト相を含有する組織とし、かつ該表面より10μmの深さより内部までの鋼板内層部は、少なくとも体積分率が20〜70%で、かつ平均結晶粒径が5μm以下のフェライト相を含有する組織とし、さらに引張強度を980MPa以上とし、その後、溶融亜鉛めっき層を被覆する。 (もっと読む)


【課題】多量のN添加を必須とせずとも高いBH性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.2%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.2%以下、S:0.05%以下、sol.Al:0.001〜0.5%、N:0.001〜0.02%およびO:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライト面積率が50%以上、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均粒径D(μm)が、1.2≦D≦7、D≦3.1+5000/(5+350・C+40・Mn)を満足する鋼組織を有し、固溶Cおよび固溶Nの合計量SCNが2〜80質量ppmであり、6%の予歪付与後に170℃で20分間の熱処理を施した場合における歪時効硬化による引張強度の上昇量BHTS(MPa)が、BHTS≧10、BHTS≧SCN×1.25およびBHTS≧12.1×ln(SCN)+3.5を満足する熱延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】摺動性に優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板両面の表面において、板面に平行な方向の{100}面X線強度がランダム強度比で2.5以上である。かつ、表面での{100}面X線回折ピークの半価幅が0.15°以上である。このような集合組織分布を有する鋼板は、表面の極表層に高硬度の分布を有するため、面圧が加わる状態での摺動抵抗が小さい。そして、自動車の外板パネルをプレス成形する場合には、金型のダイ部と摺動する際に、摩擦抵抗を低減することで深絞り成形性を向上させる。また、このような集合組織分布とするには、固溶Tiが関与しており、Ti:0.01〜0.1%、かつ、Ti*=(Ti%)−3.4×(N%)−1.5×(S%)−4×(C%)とする時に、Ti*>0.007を満たす範囲で含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】VやMo等の合金コストを著しく上昇させる遷移金属元素ならびに鋳造欠陥を誘引する可能性があるAlを過剰に含まない鋼成分でありながら、耐遅れ破壊特性に優れ、1320MPa以上の引張強度を有する超高強度冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量比で、C:0.15〜0.25%、Si:1.0〜3.0%、Mn:1.5〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.01〜0.05%、N:0.005%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、金属組織が体積率で40〜85%の焼戻しマルテンサイト相、および体積率で15〜60%のフェライト相を含み、引張強度が1320MPa以上であることを特徴とする延性及び耐遅れ破壊特性に優れる超高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


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