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Fターム[4K042BA03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 耐摩耗(硬度を含む) (799)

Fターム[4K042BA03]に分類される特許

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【課題】低剛性かつ高強度であり、かつ、衝撃特性に優れたタイロッドエンドおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】軸部2と第1取付部3と第2取付部4とを持つ鋼製タイロッドエンド1の軸部2に径方向断面積の小さい最小面積部26を設け、かつ、最小面積部26の鋼組織の90%以上をマルテンサイトまたは焼戻しマルテンサイトで構成する。最小面積部26の表面硬さおよび径方向断面の平均硬さを600Hv以下にし、第1取付部3の径方向断面の平均硬さおよび第2取付部4の径方向断面の平均硬さを300Hv以下にする。また、鋼製タイロッドエンド1の製造方法に、軸予定部のみを高周波にてオーステナイト化温度にまで加熱した後に水または冷却媒によって急冷する焼入れ工程を設ける。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 レール頭頂部表面を起点として深さ25mm範囲内の硬度を上昇させ、耐摩耗性と耐疲労損傷性の両特性に優れた内部高硬度型パーライト鋼レールをその好ましい製造方法とともに提供する。
【解決手段】 C:0.73〜0.85質量%,Si:0.5〜0.75質量%,Mn:0.3〜1.0質量%,P:0.035質量%以下,S:0.0005〜0.012質量%,Cr:0.5質量%超え1.3質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、Mn含有量を[%Mn]としCr含有量を[%Cr]として[%Mn]/[%Cr]値が0.3以上1.0未満であり、レール頭部における析出Cr量が0.20質量%超え0.50質量%以下であり、レール頭部の表層から少なくとも25mm深さの範囲におけるビッカース硬さで定義されるレール頭部の内部硬さがHv395以上Hv480未満である。 (もっと読む)


【課題】翼先端に設けられたインテグラルカバーと翼有効部との境界に発生する応力を低減することができ、前縁の耐エロージョン性を向上させることができるタービン動翼およびこのタービン動翼を備えた蒸気タービンを提供することを目的とする。
【解決手段】タービン動翼10の先端部のインテグラルカバー40は、前縁部31を除いて、翼有効部30の先端の背側面に沿って後縁端まで翼有効部30と一体的に形成された背側カバー41と、前縁部31を除いて、翼有効部30の先端の腹側面に沿って後縁端まで翼有効部30と一体的に形成された腹側カバー42とを備える。背側カバー41と腹側カバー42とが凹凸連結構造を有して少なくとも1つの接触面で接触し、接触面における上流側を向く法線方向N1と、上流側から下流側へ向かうタービンロータ軸方向とのなす角が90〜150度である。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入され、かしめ加工される転動軸を含み、高温にさらされる軸受において、表面損傷型の剥離を抑制することができる軸受を提供する。
【解決手段】転動軸1と、外輪と、転動軸1および外輪に接して転動するころとを有し、転動軸1が高周波焼入れによる表面硬化層を有する軸受であり、上記の転動軸1は、加熱処理230℃×2hの処理前と処理後とにおける中央の径の寸法変化率が10×10-5〜50×10-5の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】外径面に径が異なる円筒面を有するワークの形成すべき熱硬化処理層全体に対して、焼戻しに必要な温度域に上昇させて焼戻処理性能の向上を図ることができる高周波誘導加熱焼戻装置及び高周波誘導加熱焼戻方法を提供する。
【解決手段】ワークを高周波誘導加熱する高周波誘導加熱焼戻装置である。ワーク熱処理部の熱処理部の軸方向長さよりも短い軸方向長さの誘導加熱コイル50、54、58と、誘導加熱コイル50、54、58をワークの軸方向に沿って移動させる移動手段と、誘導加熱コイル50、54、58に高周波電流を印加する高周波電源52、56、60と、高周波電源の電流印加量を制御する制御手段67、68、69とを備えた。 (もっと読む)


【課題】端面に複雑形状を有する被加熱部材を効率的に高周波誘導加熱するコイルを提供する。
【解決手段】二つの第1扇状コイル部10A,10Bと一つの第2扇状コイル部20とが連接され、第1扇状コイル部は、ワーク50の中心50Cの傍らの位置から半径方向に沿って外周縁50A側へ延出し所定角度で開いた二つの第1径方向部11A,11Bと第1径方向部の外周縁50A側の端部を連結する弧状の第1円弧部11Cとから成り、第2扇状コイル部は中心50Cの傍らの位置から半径方向に沿って外周縁側へ延出し所定角度で開いた二つの第2径方向部21A,21Bと第2径方向部の外周縁側の端部を連結する弧状の第2円弧部21Cとから成り、第1円弧部11Cを、切欠部の半径方向外側の端部から外周縁までに亘る中間領域でワークと同心の第1の仮想円C1に沿うように配設し、第2円弧部21Cは凸部を覆うように第1の仮想円C1よりも半径の大きい第2の仮想円C2上に沿うように配設した。 (もっと読む)


【課題】浸炭処理した鋼の機械的特性を安定化させる鋼の浸炭処理方法を得る。
【解決手段】表面炭素濃度が0.7〜0.9質量%に浸炭された被処理品を再加熱焼入れ処理して表面炭素濃度を目標表面炭素濃度に設定すべく、被処理品を加熱室の内部に配置し、加熱室に、N2,H2,CO,CO2を混合した浸炭ガス、および、CH4,C38,410のうち少なくとも一つを含むエンリッチガスを充填すると共に、被処理品を加熱し、被処理品の温度が炭素鋼のA1点以上に設定した第1浸炭温度T1に至るまでは、加熱室の内部のカーボンポテンシャル(CP値)を、目標表面炭素濃度よりも低い第1CP値CP1に設定しておき、被処理品の温度が第1浸炭温度T1に達したとき、CP値を目標表面炭素濃度に等しい第2CP値CP2に高めて、被処理品への浸炭処理を行い、被処理品を焼入れ処理する鋼の浸炭処理方法。 (もっと読む)


【課題】歯先の幅と歯底の幅とが相違するスプロケットの外周面の誘導加熱を均一化することができる誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】歯先幅d1と歯底幅d2とが異なるスプロケット2の外周面11を誘導加熱する誘導加熱装置1であって、環状の加熱コイル3を備えており、前記加熱コイル3は、幅が狭く構成された部位5と幅が広く構成された部位4とを備えている。加熱コイル3の、幅が狭く構成された部位5の周方向の長さと、幅が広く構成された部位4の周方向の長さを同程度としたり、加熱コイル3の、幅が狭く構成された部位5と幅が広く構成された部位4とを交互に配置したり、加熱コイル3の幅が狭く構成された部位5の幅寸法D2を、スプロケット2の歯底7の幅寸法d2と同程度とし、加熱コイル3の幅が広く構成された部位4の幅寸法D1を、スプロケット2の歯先6の幅寸法d1と同程度とする。 (もっと読む)


【課題】
熱間鍛造後の冷却処理を適切に行うことにより、鍛造品の切削性にバラツキがでることがなく、高周波焼入を行うのに支障のないフェライトサイズを作ることができ、しかも、熱間鍛造中、或いは熱間鍛造後において、鍛造品の温度を上げる処理が必要でない、軸受装置の製造方法及び軸受装置を提供する。
【解決手段】
ハブシャフト、内輪部材及び外輪の部材は中炭素鋼を使用して熱間鍛造により成形した後、冷却処理し、その後、少なくとも硬化層となる部分を旋削した後、高周波焼入して硬化層を形成する。この場合、冷却処理は、熱間鍛造後の部材を800〜650℃の温度域では、その後の650〜550℃の温度域の冷却よりも急速冷却し、650〜550℃においては、硬化層となる部分が硬さHRC15〜28を得るように除令する。 (もっと読む)


【課題】内部起点破壊が生じにくく長寿命な転がり軸受及びその製造方法を提供する。
【解決手段】円筒ころ軸受の内輪1及び外輪2は、炭素の含有量が0.7質量%以上の鋼で構成されており、転動体3はSUJ3等の軸受鋼で構成されている。内輪1及び外輪2には高周波焼入れを含む熱処理が施されていて、該熱処理により硬化されてなる硬化層が軌道面1a,2aに形成されている。この硬化層はマルテンサイト組織からなるが、硬化層の内側には、前記熱処理によりパーライト組織層が形成されており、さらにその内側には、硬化されておらず球状化組織からなる芯部が形成されている。 (もっと読む)


本発明は、プレス硬化用部品を生産する鋼板ブランクのプレス工程中、トリミング切断部位の冷却速度を遅延させられるようにその構造が改善されたものである。本発明に係るプレス硬化用金型の冷却装置は、鋼板ブランクを上、下部からプレス加工するように内部に冷却水供給部が配置される上、下部金型で構成されたプレス硬化用金型と、上、下部金型の冷却水供給部と鋼板ブランクの接触面との間に配置され、鋼板ブランク側に伝達される冷却水の温度を調節する冷却水温度調節手段に大別される。これによれば、本発明は、上、下部金型の冷却水供給部から伝達される冷却速度を遅延させてトリミング切断部位の急冷を防止して、硬度の高いマルテンサイト組織化することを防止することができるため、トリミング工程時にトリミング金型の摩耗を減らすことができ、耐久性の向上および生産性を増加させることができる有用な効果を有する。 (もっと読む)


【課題】外径面に径が異なる円筒面を有するワークの形成すべき熱硬化層全体に対して、焼戻しに必要な温度域に上昇させて焼戻処理性能の向上を図ることができる高周波誘導加熱焼戻装置および高周波誘導加熱焼戻方法を提供する。
【解決手段】外径面に径が異なる円筒面を有するワークにおいて、その小径部の外径面に段付部39乃至段付部近傍に至る硬化層Sを焼戻する際に、小径部ならびに第2誘導加熱コイル38を包囲する第1誘導加熱コイル35に高周波電流を印加して、第1誘導加熱コイル35に交流磁界を発生させる。これによって、段付部39乃至段付部近傍を包囲する第2誘導加熱コイル38に交流電流を流して、第2誘導加熱コイル38に交流磁界を発生させる。 (もっと読む)


【課題】安価なラックアンドピニオン式ステアリング装置を提供する。
【解決手段】ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック21は、鋼からなる素材を冷間鍛造により所定の形状に成形し、さらに高周波焼入れを施すことにより製造されている。この素材は、炭素の含有量が0.35質量%以上0.55質量%以下、ケイ素の含有量が0.1質量%以下、マンガンの含有量が0.35質量%以下、クロムの含有量が0.5質量%以下で、残部が鉄及び不可避の不純物である鋼で構成されている。また、この冷間鍛造前の素材は、圧延ままのフェライト・パーライト組織を有し、ビッカース硬さがHV180以下であり、且つ、日本工業規格JIS G0551に規定の方法で測定された旧オーステナイト結晶粒度が、粒度番号で3以上である。 (もっと読む)


【課題】狭い間隔でも硬化部と軟質部のパターンが形成でき、これにより潤滑性能に優れた油溝を形成する油溝形成方法を提供する。
【解決手段】熱処理加工されるワークWを回転させて回転軸方向に所定の送りピッチPで送り動作させながら、所定のパワーでワークWの外周面上をレーザ光LBで照射して加熱するレーザ加熱工程と、ワークWのレーザ光LBが照射される加熱領域に、レーザ加熱工程と同時に冷却液を供給してワークWを冷却する冷却工程と、レーザ加熱工程及び冷却工程の後に、ワークWの外周面上を弾性砥石により加工を施す加工工程と、を行なうことによりワークWの外周面上に油溝を形成する方法とする。 (もっと読む)


【課題】スチールベルトからなるリングの時効処理および窒化処理を連続的に実施して生産性にも優れた熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理用治具にワークを保持した状態で時効処理とフッ化処理を行う時効処理室と、上記フッ化処理が行われたワークを窒化処理する窒化処理室と、上記時効処理室と窒化処理室との間に配置され、時効処理室と窒化処理室のガスが混入するのを防止するための中間室と、上記熱処理用治具へのリングの保持状態を維持したまま時効処理室から中間室、窒化処理室への搬送を行なう搬送手段とを備えたことにより、安定性および生産性を大幅に高めた熱処理が可能となる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも、酸素を含む雰囲気中でリング(14)を酸化させるプロセスステップ(VIII−O)と、アンモニアを含む雰囲気中でリング(14)を窒化する後続のプロセスステップ(VIII−N)とを含む、駆動ベルト(1)において使用するための金属リング(14)のための製造方法における熱処理プロセスを提供し、酸素を含む雰囲気中でリング(14)を酸化させるプロセスステップ(VIII−O)が、450℃を超える温度及び/又は数分以上の間行われる。
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【課題】プラネタリギヤ装置のピニオンシャフトのような、転がり軸受の内輪軌道面として機能する面を有する軸として、油膜形成性が劣化する過酷な環境下での転動疲労特性が良好で、熱変形(塑性曲がり)が生じ難いものを提供する
【解決手段】ピニオンシャフト5を、所定の合金鋼からなる素材を用い、浸炭または浸炭窒化処理、焼入れ処理、サブゼロ処理、および150℃以上200℃以下での焼戻し処理をして得、表面の炭素と窒素の合計含有率を0.8質量%以上2.0質量%以下、表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で700以上900以下、表面の残留オーステナイト量を20体積%以上50体積%以下とし、芯部の残留オーステナイト量を0にする。 (もっと読む)


【課題】COガスの排出量を低減することが可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、Rガスを生成させる工程と、Rガスに窒素ガスを混合することにより希釈Rガスを製造する工程と、希釈Rガスを含む雰囲気中で鋼を加熱することにより、鋼の表面を含む厚み0.3mm以上の領域に、炭素富化層を形成する工程とを備えている。そして、希釈Rガスを製造する工程においては、混合される窒素ガスの体積を、混合される窒素ガスの体積とRガスの体積との和で除した値である窒素希釈率は66体積%未満とされる。 (もっと読む)


【課題】複列の外輪軌道11a、11bと複列の内輪軌道17a、17bとの間に設けた各玉20、20の性状を改良し、これら各玉20、20がこれら各軌道11a、11b、17a、17bの肩部に乗り上げて、これら各玉20、20の転動面に過大面圧が作用した場合でも、これら各玉20、20の転動面に傷や圧痕が付きにくくする。そして、使用条件が厳しい場合でも、十分な耐久性を確保する。
【解決手段】上記各玉20、20を、浸炭窒化処理又は窒化処理が施されたものとする。そして、これら各玉20、20の表面層の窒素濃度を0.2質量%以上とし、且つ、これら各玉20、20の表面に存在するSi−Mn系窒化物の面積率を、1%以上、10%未満とする。 (もっと読む)


【課題】軽量・コンパクト化を図りつつ、加締加工に伴う内輪の変形を抑えると共に、内輪の肩乗り上げを防止して耐久性を確保した車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブ輪2の小径段部2bに内輪3が圧入され、小径段部2bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部2cにより内輪3が固定された車輪用軸受装置において、内輪3の肩部の肉厚をL1、内輪3の内側転走面3aと転動体6との接触点P1と、内輪3の大端面3bとのタッチ部幅をL2とした時、L1×L2≧135に設定されると共に、ハブ輪2のインナー側の端部に予め凹部12が形成され、この凹部12の内輪3の大端面3bからの深さをL4、インナー側の軸受列の作用線と小径段部2bとの交点P2から内輪3の大端面3bまでの軸方向寸法をL3とした時、L3>L4に設定されている。 (もっと読む)


201 - 220 / 799