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Fターム[4K042BA03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 耐摩耗(硬度を含む) (799)

Fターム[4K042BA03]に分類される特許

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【課題】カムシャフトの溝の表面処理における熱をカムシャフトの軸心付近にまで到達させることなく、あるいは上面処理における溝エッジ部の溶融を抑えつつ、溝表面を硬化させる表面処理を行なう方法を提供する。
【解決手段】溝18を有するカムシャフトの製造において、まず、カムシャフトの軸心方向への熱伝導を低減するための熱量低減部材を形成し、その後、熱量低減部材を形成した状態で、溝表面に熱処理を施した後、熱量低減部材を除去する。 (もっと読む)


【課題】金属リングの熱処理を自動的にかつ大量に行うことを可能とした金属リングの自動熱処理方法を提供する。
【解決手段】弾性力を有する金属リングの外周よりも辺の総和が長い開口部を備えると共に、平行かつ一定間隔で垂直方向に設けられた、複数の棚部材の間に、当該金属リングを押し込み、この金属リングの配置状態から、金属リングの全てを、開口部を通過し得る略多角形に変形させて内側から押圧把持し、開口部から引き抜き、上記開口部と同様の開口部を備えると共に、平行かつ上記間隔で垂直方向に金属リングを積載し得る熱処理治具において、当該熱処理治具の開口部から、上記配置状態で内側から把持された金属リングの全てを、挿入した後、上記配置状態における内側からの把持を解除して積載し、上記熱処理治具と共に金属リングを熱処理し、上記棚部材間から金属リングを引き出す。 (もっと読む)


【課題】 焼入硬化層の精度が良く、作業性が良く、構造が簡素で安価であり、かつ、長寿命の大型部品の高周波焼入装置を提供する。
【解決手段】 リング形状又は円板形状の大型部品(ワーク)20の被加熱面(例えば、周溝20a)と高周波誘導加熱コイル3の加熱面とを適当な一定の間隙に保つ手段として、高周波誘導加熱コイル3の加熱面近傍の周面に水平方向追従ローラ4を当接配置すると共に、高周波誘導加熱コイル3の加熱面近傍の大型部品の上面に上下旋回追従ローラ5を当接配置する。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量を0.3質量%以下に低減して高い破壊靱性値を確保するとともに、合金元素の添加を低減した鋼を素材として採用しつつ、十分な耐摩耗性を有する軸受部品、転がり軸受および軸受部品の製造方法を提供する。
【解決手段】外輪21、内輪22、ころ23は、0.15〜0.3質量%のCと、0.15〜0.7質量%のSiと、0.15〜1.0質量%のMnとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成され、転走面21A,22A,23Aを含む領域には、炭素富化層21B,22B,23Bと、窒素富化層21D,22D,23Dとが形成されている。そして、窒素富化層21D,22D,23Dに含まれる転走面21A,22A,23Aにおける窒素濃度は0.3質量%以上である。 (もっと読む)


良好な窒化特性を有する特にピストンリングとシリンダーライナの製造用の鋼組成物は、該鋼組成物100重量%に対して表示された以下の割合の元素、0.5〜1.5重量%のAl、0.5〜1.2重量%のC、68.2〜96.9重量%のFe、0.1〜3.0重量%のMn、2.0〜10.0重量%のSiを含有する。これは、出発材料の溶融塊を製造し、溶融塊を調整型に流し込むことにより製造し得る。得られた鋼組成物を窒化すると、焼入れ焼戻した球状黒鉛鋳鉄を上回る特性を有する重力鋳造製造により製造される窒化鋼組成物を得る。 (もっと読む)


【課題】亜共析鋼からなる鋼材において、「靭性」を十分に確保しながら、高強度機械部品の長寿命化にとって必要となる「耐摩耗性」を改善する。
【解決手段】質量%で、C:0.32〜0.70%好ましくは0.45超え〜0.70%、Si:0.5%以下、Mn:0.1〜1.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Nb:0.1〜0.5%であり、必要に応じてTi:0.1%未満を含有し、さらに必要に応じてCr:1.5%以下、Mo:0.5%以下、V:0.5%以下、Ni:2%以下、B:0.005%の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、Nbを含有する粒子径1μm以上の炭化物が200〜1000個/mm2の密度でマトリクス中に存在する焼鈍組織を有する、機械部品用素材鋼板。この素材を焼入れ焼戻し処理すると耐摩耗性および靭性に優れた鋼材が得られる。 (もっと読む)


良好な窒化特性を有する鋼組成物を本体として含む鋼製ピストンリングと鋼製シリンダーライナを開示する。鋼組成物は以下の元素、0〜0.5重量%のB、0.5〜1.2重量%のC、4.0〜20.0重量%のCr、0〜2.0重量%のCu、45.30〜91.25重量%のFe、0.1〜3.0重量%のMn、0.1〜3.0重量%のMo、0〜0.05重量%のNb、2.0〜12.0重量%のNi、0〜0.1重量%のP、0〜0.05重量%のPb、0〜0.05重量%のS、2.0〜10.0重量%のSi、0〜0.05重量%のSn、0.05〜2.0重量%のV、0〜0.2重量%のTi、および0〜0.5重量%のWからなる。鋼製ピストンリングと鋼製シリンダーライナは、鋳鉄部品の製造用の機械および技術を使用する鋳造プロセスで製造し得る。 (もっと読む)


良好な窒化特性を有する特にピストンリングとシリンダーライナの製造用の鋼組成物は、該鋼組成物100重量%に対して表示された以下の割合の元素、0.5〜1.2重量%のC、4.0〜20.0重量%のCr、45.30〜91.25重量%のFe、0.1〜3.0重量%のMn、0.1〜3.0重量%のMo、2.0〜12.0重量%のNi、2.0〜10.0重量%のSi、そして0.05〜2.0重量%のVを含有する。これは、出発材料の溶融塊を製造し、溶融塊を調整型に流し込むことにより製造し得る。得られた鋼組成物を窒化すると、焼入れ焼戻した球状黒鉛鋳鉄を上回る特性を有する重力鋳造製造により製造される窒化鋼組成物を得る。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性及び疲労強度に優れ、過酷な条件下で使用されても耐久性に優れている転がり軸受用保持器を提供する。
【解決手段】鋼をプレス成形等によりスラストころ軸受用保持器の形状に成形して、鋼製素材を得た。この鋼製素材にショットブラスト処理を施すことにより、その表面に転位組織を均一に分布させた。この転位組織の転位密度は、1×104 cm-2以上1×1012cm-2以下の範囲内となっている。次に、鋼製素材に400℃以上590℃以下の温度でガス窒化処理を施すと、硬質な窒化物層が形成された。さらに、ガス窒化処理が施された鋼製素材を500℃以上590℃以下の温度に所定時間保持し、その後に急冷することにより焼入れを施して、保持器4を完成した。 (もっと読む)


【課題】複雑形状の長尺鋼材に対して常時所定の範囲に熱処理加工を施す。
【解決手段】長尺鋼材Wをその長手方向に搬送しながら熱処理加工することによって、所望の性質を有する長尺熱処理鋼材を得るために用いられる熱処理装置であって、長尺鋼材Wに対して熱処理加工が施される箇所の近傍に当接部材51を配置し、長尺鋼材Wの表面の少なくとも一部と当接部材51とが、長尺鋼材Wの長手方向で常時連続的に当接するように長尺鋼材Wを搬送することで、熱処理加工が施される際の長尺鋼材Wの搬送経路が常時同一となるようにする。 (もっと読む)


【課題】組織変化の発生を抑制すると共に、亀裂が深さ方向に進展する事を抑制して、厳しい使用条件下でも長寿命化を図れる転がり軸受を実現する。
【解決手段】外輪3と内輪5と各玉6、6との何れかの部材を、水素の侵入を遅延できるCrを2.5〜5.0質量%含有し、芯部での硬さを抑え、破壊靱性値を高く確保するべく、Cを0.15〜0.30質量%含有し、Si、Mn、Mo、Ni、Cu、S、P、Al、N、Ti、Oを適正量含有する合金鋼製とする。そして、浸炭窒化処理或いは浸炭処理及び焼入れ焼戻し処理により、各玉6の直径の1%及び15%に相当する長さをX及びYとした場合に、転がり接触面から深さX位置でのC+N濃度を0.9〜1.5質量%とし、同じく硬さをHv674〜800とし、同じく残留γ量を20〜50容量%とする。又、深さY位置での硬さをHv513以下とする。これにより、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの製造において、フェライトの生成を極力抑制して窒化時の時効硬化を円滑に進行させる。
【解決手段】熱間鍛造後に冷却され、金属組織におけるベイナイトの面積率が70%以上であり、下記数1〜数3において、4.76<Kf、Hf<19.5、Hg>25.8を満たす。[数1]Kf=5[C%]−0.168[Si%]+1.8[Mn%]+0.4[Cr%]+2.5[Mo%]+1.5[V%]−1[数2]Hf=24.96×([C%]−(1/18)[Si%]+(1/12)[Mn%]+(1/6)[Cr%]+0.01+(1/7)[Mo%]+(4/5)[V%])[数3]Hg=32.16×([C%]+(3/13)[Si%]+(1/22)[Mn%]+(1/18)[Cr%]+(3/10)[Mo%]+(5/7)[V%]) (もっと読む)


【課題】大きな応力負荷に対応可能な高疲労強度を有するトーションバーおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】トーションバーの使用方向である45°方向(引張主応力発生方向)にねじり応力を負荷した状態で、トーションバーの素材である鋼材に高周波焼入れを行い、その後、ねじり応力の負荷を解除することにより、45°方向に圧縮残留応力を付与する。トーションバーでは、使用方向である45°方向に発生する引張主応力による疲労が破壊原因となるが、45°方向に圧縮残留応力を付与すると、トーションバーの使用時、45°方向に生じる引張主応力が上記圧縮残留応力と相殺される。高周波焼入れ中に負荷するねじり応力が900MPa未満の場合、試料の疲労限度は、ねじり応力を負荷しないものと略同じであるが、ねじり応力を900MPa以上にすると、試料の疲労限度は大きくなる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐剥離損傷性を発揮して近年の要求特性に十分に態様できる様な歯車を製造するため歯車用鋼、およびそのような鋼材から得られる耐剥離損傷性に優れた歯車を提供する。
【解決手段】本発明の歯車用鋼は、下記(1)式および(2)式の関係を満足させつつ化学成分組成を適切に制御したものである。
1.8(質量%)≦2×[Si]+[Cr]≦3.5(質量%) …(1)
但し、[Si]および[Cr]は、夫々SiおよびCrの含有量(質量%)を示す。
114×[Si]+2×[Cr]+68×[Mo]≧50(質量%) …(2)
但し、[Si],[Cr]および[Mo]は、夫々Si,CrおよびMoの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】スクリュロッドの加工サイクルタイムを短縮することにより、チェーンテンショナのコストを低減する。
【解決手段】シリンダ9内にプランジャ10を摺動可能に挿入し、そのプランジャ10をシリンダ9から突出する方向に付勢するリターンスプリング21を設け、プランジャ10の内周の雌ねじ12にねじ係合する雄ねじ14を外周に有するスクリュロッド15を設け、そのスクリュロッド15のプランジャ10からの突出部分をシリンダ9内に設けたロッドシート16に当接させたチェーンテンショナ1において、スクリュロッド15の外周の雄ねじ14が転造ねじであり、その雄ねじ14の谷底の径よりも小さい外径を有する逃がし部31をスクリュロッド15のプランジャ10からの突出部分に設け、その逃がし部31の軸方向端面にスクリュロッド15のロッドシート16に対する接触面17を設け、その接触面17を鍛造成形面とする。 (もっと読む)


【課題】改善された性質を有するおよび/または使用可能な寿命を延長する、打ち抜きされた金属部品を製造する方法の提供。
【解決手段】(a)約0.2インチ(約0.51cm)以下の厚さを有する平らな金属シート材料を用意する工程、(b)平らな金属シート材料を金属打ち抜きプロセスへ適用して、打ち抜きされた金属部品を形成する工程、打ち抜きされた金属部品は、頂部および底部の表面並びに縁を有し、金属打ち抜きプロセスは、打ち抜きされた金属部品の疲労破壊開始箇所を最低にする、(c)打ち抜きされた金属部品を仕上げる工程、仕上げ工程は、打ち抜きされた金属部品の縁の少なくとも一部におけるバリを除去すること、縁の少なくとも一部を丸くすることを含む。 (もっと読む)


【課題】漏れ電流に晒される環境で使用される転がり軸受の異物混入潤滑下での寿命を向上させる。
【解決手段】炭素含有率0.10〜1.2質量%、珪素含有率0.10〜1.0質量%、マンガン含有率0.40〜1.4質量%、クロム含有率0.5〜2.0質量%、モリブデン含有率0.50〜2.0質量%、バナジウム含有率2.0質量%以下の合金鋼を用い、窒化または浸炭窒化処理、焼入れ処理、および焼戻し処理をして内輪および外輪を得る。表層部の炭素含有率0.80〜1.2質量%、表層部の窒素含有率0.01〜1.00質量%、表層部の残留オーステナイト量20〜45体積%とする。内輪の外周面の軌道面以外の面を、セラミックス皮膜で被覆する。 (もっと読む)


【課題】高荷重下においても優れた耐摩耗性や耐割れ性を発揮して優れた軸受機能を長期に亘って維持できる長寿命な転がり軸受およびその熱処理方法の提供。
【解決手段】内輪および外輪のいずれか一方を固定輪とすると共に、当該内輪と外輪との間に転動体を複数配設してなる転がり軸受であって、前記固定輪が、少なくとも、C:0.15〜0.26重量%、Cr:0.1〜0.8重量%、Ni:0.5〜2.5重量%の添加物を含む鋼材からなり、かつ、当該鋼材に含まれる添加物の関係を示す値E1(40Mn+20Cr+17Ni+10Mo+10Si)およびE2((2+0.9Ni)/C)が、E1≦90かつE2≧60を満足する。これによって、高荷重下においても優れた耐摩耗性や耐割れ性を発揮して優れた軸受機能を長期に亘って維持できる。 (もっと読む)


【課題】クロム含有のニッケル又は鉄を基礎にした合金から製造された製品の形態にあり、カーバイドの形成を伴わずに製品の全面積より少ない表面領域上を選択的に肌焼きされる新規の製品を提供すること。
【解決手段】低温の浸炭により、選択的に肌焼きされた鋼製品は、クロム包含のニッケル又は鉄を基礎にした合金(例えば、ステンレス鋼)から製造された本体を含み、その本体の第1の部分は第1の硬度特徴を有し、本体の第2の部分は第2の硬度特徴を有し、第2の部分は本体全体より小さく、実質的にカーバイドを含まない。低温浸炭による選択的肌焼きの一方法は、浸炭される予定の製品の表面領域上に炭素遮蔽マスクを適用すること、浸炭されるこれらの表面領域を活性化すること、カーバイドが容易に形成する温度より低い温度で、活性化された表面領域中に炭素を拡散させること、及び炭素遮蔽マスクを除去すること、の段階を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、厚みを有する円板状の部材であっても、その部材の表面を均一に焼入れができる誘導加熱コイルを提供することを目的とした。
【解決手段】誘導加熱装置に備えられて円板状の処理対象物21を加熱処理する誘導加熱コイル1において、処理対象物21に誘導電流を発生させる加熱処理部11と、加熱処理部11に電流を供給する導通部12とを有している。また、加熱処理部11は、円弧状に形成された円弧状部15を3列以上有している。そして、3列以上の円弧状部15が導通部12に対して並列及び/又は直列に接続されている。 (もっと読む)


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