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Fターム[4K042BA07]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 目的、効果 (4,247) | 耐食性 (185) | 耐応力腐食 (38)

Fターム[4K042BA07]に分類される特許

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【課題】電縫溶接部の耐HIC性および低温靭性に優れた、引張強さ434MPa以上を有する電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】電縫溶接部に存在し、かつ円相当径で20μm以上の介在物に含まれる、Si、Mn、Al、Ca、Crの合計量が、質量%で、20ppm以下する。C、Si、Mn、Al、あるいはさらに、Ca、Crを所定量含有する電縫鋼管とする。酸素含有量を(1000/foxy)ppm以下に調整した雰囲気中で電縫溶接を行うか、あるいは、鋼帯の端部に、管内表面または管外表面から肉厚方向に肉厚の10〜60%の位置まで、10×log(foxy)〜40×log(foxy)を満足する傾斜平均角からなるテーパ部を有する開先を付与するロール成形を行うか、あるいはこれらの両方を組み合わせて行うことにより、達成できる。なお、foxy=Mn+10(Si+Cr)+100Al+1000Caで定義される。 (もっと読む)


【課題】長さに沿って改良され、変化する特性を有するコイル管を提供する。
【解決手段】連続動的熱処理過程(CDHT)を使うことにより生産され、長さに沿って改良され、変化する特性を有するコイル管。コイル管はスプールからほどかれ、連続動的熱処理過程に供され、そしてスプール上に捲かれる。連続動的熱処理過程は“複合”管を、該管の長さに沿った該管の特性が選択的に変えられるよう、作ることが出来る。例えば、該管の特性は、該管が使用される特定応用のために該管の長さに沿って選択的に誂えられることが出来る。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼および、それから厚肉の管(約35mm以上の肉厚)を製造する方法を提供する。
【解決手段】一つの態様において、約15もしくは20μmを超え、約100μm未満の平均プライアーオーステナイト粒度を生成する鋼組成物が加工される。この組成物に基づいて、フェライト、高ベイナイトまたは粒状ベイナイトの実質的形成を伴わずに、約50容量%以上のマルテンサイトおよび約50容量%以下の低ベイナイトの微細組織を提供する焼き入れ手順が決定された。焼き入れ後、管を焼き戻しにかけることができる。焼き入れおよび焼き戻しされた管の降伏強さは約450MPaまたは485MPa超であることができ、そして機械的特性の測定値および硫化物応力腐食亀裂に対する抵抗は、450MPa等級と485MPa等級に適する焼き入れおよび焼き戻し管を見いだす。 (もっと読む)


【課題】二相ステンレス鋼の成分およびボルトの加工率、熱処理を制御することにより、ボルト加工性を維持しながら、耐応力腐食性、耐食性、強度に優れたステンレス鋼高力ボルトを得る。
【解決手段】質量%で、C:0.003〜0.05%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Ni:3.0〜9.0%、Cr:19.0〜30.0%、Mo:1.0%超、4.0%以下、N:0.05〜0.30%、を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、(a)式のF値が35〜80であり、引張強さが1000〜1300MPa、引張耐力が800〜1200MPaであることを特徴とする耐応力腐食割れに優れる高強度・高耐食性のステンレス鋼ボルトである。 (もっと読む)


【課題】CrやMo等の高価な合金元素を多量に添加することなく、1100MPa以上の高強度であっても耐遅れ破壊性に優れたボロン添加高強度ボルト用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.20〜0.40%未満、Si:0.20〜1.50%、Mn:0.30〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、Ni:0.05〜1.0%、Cr:0.01〜1.50%、Cu:1.0%以下(0%を含む)、Al:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.1%、B:0.0003〜0.0050%およびN:0.002〜0.010%を夫々含有し、Cu,NiおよびCrよりなる群から選ばれる1種以上を合計で0.10〜3.0%含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、且つSiの含有量[Si]とCの含有量[C]の比([Si]/[C])が1.0以上であると共に、フェライト・パーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】X65〜80級の強度と、靭性、耐食性、耐硫化物応力腐食割れ性に優れ、かつ溶接熱影響部の耐粒界応力腐食割れ性に優れたラインパイプ用Cr含有鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.001〜0.015%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.10〜2.0%、Al:0.001〜0.10%、Cr:13%以上15%未満、Ni:2.0〜5.0%、Mo:1.5〜3.5%、V:0.001〜0.20%、N:0.015%以下を、P:11.5〜13.3かつ、P=(0.5Cr+5.0)−P:0以上を満足組成とする。これにより、溶接時に1300℃以上のフェライト単相温度域に加熱され、冷却された溶接熱影響部が、全長に対する比率で、旧フェライト粒界の50%以上がマルテンサイト相で占有された組織となり、Cr炭化物の欠乏層の形成が抑制されて、溶接熱影響部の耐粒界応力腐食割れ性が顕著に向上した鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】高強度と、靭性、耐食性、耐硫化物応力腐食割れ性に優れ、溶接熱影響部の耐粒界応力腐食割れ性に優れたラインパイプ用Cr含有鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.001〜0.015%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.10〜2.0%、Al:0.001〜0.10%、Cr:15.0〜18.0%、Ni:2.0〜6.0%、Mo:1.5〜3.5%、V:0.001〜0.20%、N:0.015%以下を、Cr+Mo+0.4W+0.3Si−43.5C−0.4Mn−Ni−0.3Cu−9N:11.5〜13.3を満足する組成とする。これにより、溶接時に1300℃以上のフェライト単相温度域に加熱され、冷却された溶接熱影響部が、全長に対する比率で、旧フェライト粒界の50%以上がマルテンサイト相および/またはオーステナイト相で占有された組織となり、溶接熱影響部の耐粒界応力腐食割れ性が顕著に向上した鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】低い残留応力と高い靱性とが両立でき、腐食成分が含まれた流体が供給された場合であっても、腐食や応力腐食割れが生じるのが抑制された回転機械部品を製造することが可能な回転機械部品用素材の製造方法及び回転機械部品の製造方法、回転機械部品用素材、回転機械部品並びに遠心圧縮機を提供する。
【解決手段】二相ステンレス鋼からなる素材に、少なくとも溶体化処理を施して回転機械部品用素材Aを製造する方法であり、前記溶体化処理は、素材を950〜1100℃の範囲の温度に加熱した後、この温度から700℃迄の平均冷却速度を20℃/min以上として冷却する。 (もっと読む)


【課題】耐SSC性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%以下、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.01〜0.10%、Cr:10〜14%、Ni:3〜8%以下、Ti:0.03〜0.15%、N:0.015%以下を含み、さらに、Cu:1〜4%、Mo:1〜4%、W:1〜4%、Co:1〜4%のうちから選ばれた1種または2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有するステンレス継目無鋼管に、750〜840℃の範囲の温度に加熱したのち焼入れする焼入れ処理と、引続き、650℃以下の温度で焼き戻す焼戻処理を施す。これにより、降伏強さ95ksi級の高降伏強さと、さらにHRCで27未満という低硬さを兼備し、耐SSC性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】 粗製芳香族カルボン酸の精製工程における装置材質の腐食による補修、および、補修のための運転停止に伴う生産損失等のコスト増加を抑制し、さらに設備の更新時期を延長させることのできる芳香族カルボン酸の精製装置を提供する。
【解決手段】 粗製芳香族カルボン酸と水とを含有する液状物を調製する液状物調製槽、該液状物を加熱溶解する加熱溶解装置、及び、加熱された該液状物中の粗製芳香族カルボン酸を精製する精製槽、を有する芳香族カルボン酸の精製装置において、液状物調整槽、加熱溶解装置、精製槽、及びこれらを接続する配管並びに該精製槽から精製反応液を排出する排出管のうち少なくとも一部分が固溶体化熱処理を施された金属からなることを特徴とする芳香族カルボン酸の精製装置。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系ステンレス鋼の溶接部におけるSCCの発生を防止する接合部の補強方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼から形成される構造体1を互いに溶接する溶接部2の補強方法であって、構造体1に機械加工を施す機械加工工程と、上記機械加工工程により生成された機械加工層10をレーザー光の照射により溶融させて、上記機械加工層10にフェライトを生成するフェライト生成工程とを有するという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、熱処理されて861MPa(125ksi)以上の降伏強さを生成することができ、それとともに上記の降伏強さにおいてとりわけ優れたSSC抵抗性を有し、かつ、ベイナイト焼入れのための工業的設備を必要とせず、したがって継ぎ目無し管の製造コストが低い低合金鋼組成物を製造することである。
【解決手段】鋼が、重量基準でC:0.2%〜0.5%、Si:0.1%〜0.5%、Mn:0.1%〜1%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:0.3%〜1.5%、Mo:0.3%〜1%、Al:0.01%〜0.1%、V:0.1%〜0.5%、Nb:0.01%〜0.05%、Ti:0〜0.01%、W:0.3%〜1%、N:0.01%以下を含有し、当該鋼の化学組成の残部は、Fe、ならびに製鋼工程および鋳造工程から生じる、もしくは当該工程に必要な不純物または残留物によって構成される。当該鋼は、861MPa以上の熱処理後降伏強さを有する継ぎ目なし管を製造するために用いられることができる。 (もっと読む)


【課題】降伏応力(YS)が551MPa以上の高強度で、かつ母材および溶接熱影響部の全域に渡って良好な耐水素割れ性を有するラインパイプ用継目無鋼管の提供
【課題手段】 質量%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜1.6%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Mo:0.5〜3.0%、Al:0.005〜0.100%、N:0.01%以下、O:0.01%以下およびCa:0.001〜0.005%、必要に応じて、更に、Cr:1.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.1%以下、Zr:0.1%以下、Ni:1.5%以下、Cu:1.0%以下、V:0.2%以下およびB:0.005%以下のうちから選択された1種以上を含有し、残部Feおよび不純物からなるラインパイプ用継目無鋼管。 (もっと読む)


【課題】溶接性や靭性を高めるためにC含有量を制限し、Crを含有させずに、高強度、低降伏比を達成し、靭性に優れた電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C量を0.25%以下とし、適量のMn、Tiを含有し、Si、Al、P、S、Nの含有量を制限し、更に、Mo:0.05〜2.0%、V:0.1%超、1.0%以下を添加し、Ceqを0.45以上とした、金属組織が焼戻しマルテンサイトからなる電縫鋼管。ただし、Ceq=C+Mn/6+Ni/15+(Mo+V)/5、である。B、Ni、Nbを添加してもよい。降伏強度は800MPa以上、降伏比は90%以下、シャルピー吸収エネルギーは200J以上である。製造方法は、電縫鋼管を、Ac3〜Ac3+100℃に加熱し、焼入れ後、550℃以下の温度で焼戻す。 (もっと読む)


【課題】降伏強さYS110ksi級の高強度と優れた低温靭性とを兼備する油井管用継目無鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.010%未満、Si:1.0%以下、Mn:0.1〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.10%以下、Cr:10〜14%、Ni:0.1〜4.0%、N:0.05%以下を含み、さらに、Cu、Moおよび/または、V、Nb、Tiのそれぞれのうちから選ばれた1種または2種以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、降伏強さ110ksi級の高強度とvTrs:−60℃以下の優れた低温靭性とを兼備する油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管および、Ac変態点以上の焼入温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で100℃以下の温度域まで冷却する焼入処理、および450℃超え550℃以下の焼戻温度とする焼戻処理による製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】光ファイバの芯ずれによらず、照射位置を再現性よく調整することができる管体の残留応力改善装置及びその調整方法を提供する。
【解決手段】管体の残留応力改善装置において、レーザヘッド5に、光ファイバ6をその周方向に回転可能に保持する回転保持機構9を設け、配管2の軸方向における光ファイバ6からのレーザ光の強度ピークの位置が、照射プロファイルの中心からずれた場合、ずれがない、若しくは、影響を最小化できるように、回転保持機構9により、光ファイバ6の周方向の保持位置を調整した。 (もっと読む)


【課題】拡管性に優れた油井用鋼管を提供する。
【解決手段】降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足する鋼管とする。これにより、優れた拡管性を確保できる。この鋼管は、質量%で、C:0.35%以下、Si:1.5%以下、Mn:0.10〜3.50%を含み、P、S、Alを適正量含有し、あるいはさらにCr,Cuの群、Niの群、Mo,V,Nb,Ti,Zr,B,Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を含有する組成を有する鋼管に、熱処理として、焼入れ処理および焼戻処理、または焼準処理および焼戻処理、または焼戻処理を施して得られる。 (もっと読む)


【課題】容器の溶接継手部の外面に生じた残留引張応力を低減する。
【解決手段】応力腐食割れの発生を助長する環境で使用される容器10の溶接継手部14、15の外面19の残留引張応力を低減する残留応力改善方法であって、容器10全体を高温に加熱した後、容器10の内面16が冷却液体17に接しないように容器10を冷却液体17に浸漬して、容器10の外面19のみを冷却することで、容器10の外面19を容器10の内面16より収縮させて、溶接継手部14、15の外面19に圧縮応力を生じさせるようにする。 (もっと読む)


【課題】高拡管率での拡管が可能であり、拡管後の、油井内の腐食環境における耐硫化物応力割れ性に優れる拡管油井用電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:0.01〜0.7%、Mn:0.5〜2.0%、Nb:0.005〜0.1%、Ti:0.005〜0.05%、Al:0.002〜0.1%、Ca:0.0005〜0.008%を含有し、P:0.10%以下、S :0.005%以下、O:0.0040%以下に制限し、Si/Mn:0.005〜1.5を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とする拡管性能及び耐食性に優れた拡管油井用電縫鋼管。更に、Cr:0.5%以下を含有し、Si/(Mn+Cr):0.005〜1.5を満足することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】小口径配管内表面の引張残留応力を低減させる熱処理方法を提供する。
【解決手段】配管の残留応力低減対象箇所を所望の温度に加熱する手順と、冷却水を収容した密閉容器を加圧器8として加圧気体を供給して前記冷却水を加圧する手順と、前記所望の温度に加熱された配管対象箇所内部に、前記加圧された冷却水を、少なくとも該冷却水が前記加熱された配管対象箇所内面に接する箇所で膜沸騰を生じさせない流量、圧力で通流する手順とを有し、配管の残留応力低減対象箇所を所望の温度に加熱するために、配管の下方及び側方を囲む油容器23を設け、配管の加熱目標温度に調整した油を前記油容器23に供給する手順を備えた小口径配管内表面の引張残留応力低減方法とする。 (もっと読む)


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