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Fターム[4K042CA13]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) |  (582)

Fターム[4K042CA13]に分類される特許

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【課題】ベイナイト主体の金属組織で高強度化した電縫鋼管から中空スタビライザを作製する。
【解決手段】 C:0.10〜0.30%,Si:0.5%以下,Mn:0.25〜2.50%,P:0.03%以下,S:0.01%以下,Cr:0.5〜1.5%,Mo:0.1〜0.5%,B:0.0005〜0.0100%,Ti:0.01〜0.10%,N:0.01%以下,Al:0.02〜0.08%を含む鋼材を仕上げ温度:800〜950℃,巻取り温度:400〜600℃で熱間圧延し、フェライト:20面積%以下,パーライト:20面積%以下,残留オーステナイト:5面積%以下,残部ベイナイトの金属組織に調整する。熱間圧延後、酸洗し電縫鋼管とし、好ましくは電縫溶接部と母材部との間の最大硬さ差を50HV以下にするため、Ms点以下の温度に冷却した後、連続して(Ac1変態点)〜(Ac1変態点−100℃)の温度域に焼き戻す。得られた電縫鋼管を450〜710℃に1時間以下焼きなまし、冷却後に目標のスタビライザ形状に曲げ加工する。 (もっと読む)


【課題】耐焼割れ性の改善による連接部の高強度化と、大端部破断時の変形量低減を両立させることができ、破断分離工法が適用可能な、軽量かつ高強度のコンロッドと、その製造方法を提供する。
【解決手段】大端部Mと、小端部Sと、これらの間を連結する連接部Iを備え、大端部Mを破断、分離するコンロッドにおいて、0.2〜0.5質量%の炭素を含有する鋼から成るコンロッドの大端部Mにおける破断予定部Bに焼入れを施し、当該破断予定部における炭素含有量とマルテンサイト面積率の関係が次式(1)を満足するようにする。
炭素含有量(質量%)×マルテンサイト面積率(%)>10 ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】従来に比較して、曲げ矯正性および強度特性に優れたクランクシャフトを製造可能な方法を提供すること。
【解決手段】鋼を、1100℃以上の温度でクランクシャフト形状に熱間鍛造する工程と、得られた鍛造物について、そのピン部および/またはジャーナル部の隅R部を800℃〜1000℃の温度範囲内で5〜50%の加工率で加工する工程と、得られた加工物を軟窒化処理または窒化処理する工程とを有するクランクシャフトの製造方法とする。 (もっと読む)


鋼組成、およびそれからジュアル相鋼を製造する方法について示した。少なくとも一つの実施例では、ジュアル相鋼は、重量比で、約0.05%から約0.12wt%の量の炭素と、約0.005wt%から約0.03wt%の量のニオブと、約0.005wt%から約0.02wt%の量のチタンと、約0.001wt%から約0.01wt%の量の窒素と、約0.01wt%から約0.5wt%の量の珪素と、約0.5wt%から約2.0wt%の量のマンガンと、を有し、モリブデン、クロム、バナジウムおよび銅の総量は、約0.15wt%未満である。個の鋼は、フェライトで構成された第1の相と、炭化物、パーライト、マルテンサイト、下部ベイナイト、粒ベイナイト、上部ベイナイト、および変質上部ベイナイトからなる群から選定された、1または2以上の成分を有する第2の相と、を含む。第1の相中の溶質炭素量は、0.01wt%以下である。
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【課題】耐曲げ疲労特性と耐ピッチング特性に優れた浸炭部品または浸炭窒化部品の提供。
【解決手段】生地が、質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.35〜1.5%、P:0.030%以下、S:0.005〜0.050%、Cr:0.70〜3.0%、Al:0.010〜0.050%、N:0.0050〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学成分の鋼で、表面硬さの最小値がビッカース硬さで750以上、粗さ曲線の最大高さ粗さRzの最大値が6μm以下、かつ不完全焼入層の最大値が15μm以下である浸炭部品または浸炭窒化部品。Mo:1.0%以下、V:0.250%以下およびNb:0.070%以下の1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】切削加工前の硬さが低く被削性に優れ、切削加工後の時効硬化処理によって硬化し所望の強度を具備させることができる時効硬化機械部品の製造方法の提供。
【解決手段】C:0.10〜0.25%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.60〜1.0%、S:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜(4×N)%、V:0.10〜0.25%及びMo:0.05〜0.60%で且つV+0.5Mo<0.50%、N:0.010〜0.030%、Ca:0.0001〜0.005%を含有し、残部はFeと不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱して熱間鍛造を900℃以上の温度T1で終了し、少なくとも900℃から、550〜450℃の範囲内にある温度T2までを10℃/秒以上の冷却速度で冷却し、該冷却に続いて550〜450℃の温度範囲に1分以上保持してから室温まで冷却し、更に切削加工を施した後、560〜650℃の温度で時効硬化処理する。 (もっと読む)


【課題】熱間加工性に優れるとともに、YS:654MPaを超える高強度で、かつCO2、Cl-等を含む170℃以上の苛酷な高温腐食環境下において、優れた耐CO2腐食性を示し、さらにH2Sが存在する環境下においても、優れた耐SSC性を示し、かつ高靭性を有する、安価な油井用高強度ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.04%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.20〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:15.5〜17.5%、Ni:2.5〜5.5%、V:0.20%以下、Mo:1.5〜3.5%、W:0.50〜3.0%、Al:0.05%以下、N:0.15%以下、O:0.006%以下を、3つの相関式を同時に満足するように含有する組成とし、好ましくは焼入れ−焼戻処理を施して、好ましくはマルテンサイト相をベース相とし、フェライト相を10〜50体積%含有する組織を有する鋼管とする。なお、さらに、Cu、Nb、Ti、Zr、W、B、Caの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】高い静的ねじり強度と高いねじり疲労強度を有する軸部品を提供すること。
【解決手段】C:0.4〜0.6%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.3〜2%、S:0.03%以下(0%を含まない)、Cr:0.3%以下(0%を含まない)、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005〜0.005%、をそれぞれ含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる高周波焼入れ軸部品用鋼であって、軸部品用鋼の表面からの深さがD/4(D:軸部品用鋼の直径)である位置のビッカース硬さが275HV〜350HVである高周波焼入れ軸部品用鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】高クロム鋳鉄、高マンガン鋳鋼に比べて、格段に優れた耐摩耗性を有し、さらに高強度と高靭性を兼備したクラッシャー用歯、粉砕用タイヤなどの耐摩耗部材として好適な耐摩耗部材用鋳物を提供する。
【解決手段】C:1.6〜3%、Si:0.3〜2%、Mn:0.3〜2%、Cr:6〜15%、Mo:2〜8%、V:4〜8%、Nb:0.5〜4.0%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋳物素材(鋳造まま)に、焼入れと、1回以上の焼戻を繰返す、焼入れ焼戻処理を施す。これにより、従来の高クロム鋳鉄や高マンガン鋳鋼に比べて格段に優れた耐摩耗性と、高強度と高靭性を兼備する耐摩耗性鋳物とすることができる。さらに、A群:Ti:0.5%以下、B群:Ni:3%以下、C群:Al:0.1%以下、REM:0.1%以下のうちから選ばれた1種または2種、D群:W:3%以下、のうちから選ばれた1群または2群以上を含有してもよい。また、不可避的不純物のうち、P、S、Nを、P:0.1%以下、S:0.1%以下、N:0.1%以下に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】スチール製レールの熱処理方法及び該熱処理方法に用いる熱処理装置を提供する。
【解決手段】下記のステップ(1)、(2)及び(3)で構成される。(1)圧延後の高温スチール製レールを連続移送しながら、高温矯正を行うステップ、(2)矯正後のレールに対して、ジェット空冷方式によりレール頭頂部およびレール基底部を強制的に冷却する第一熱処理を行うステップ、および(3)第一熱処理したレールに対して、該レール頭頂部を850〜950℃に加熱し、次いで、ジェット空冷方式により、該レール頭頂部を該レール基底部に近い温度まで強制的に冷却する第二熱処理を行うステップ。 二度の急速冷却中にスチール製レールに相転移が生じ、微細な金属組織構造を得ることができる。レールに二回目の熱処理がなされる時はレールウェブとレール中間部は既に高温になっているので、再加熱のエネルギー消費量が少なくなる。 (もっと読む)


【課題】疲労特性が高く、熱処理に多くのコストを必要とせず、しかも成形加工性にも優れた自動車足回り部品用鋼材及びこの鋼材を用いた自動車足回り部品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の自動車足回り部品用鋼材は、Nb、Moが複合添加された鋼材であり、板外面の曲げRが板厚の2〜5倍となる曲げ成形を行った後の板厚中心のビッカース硬さと、表面から0.5mm以内のビッカース硬さの最高値との差が、50〜150ポイントである。表面硬度が高く中心部は硬度が低いので、疲労特性と成形加工性に優れる。なお、λ=T(20+log(t))で定義される焼き戻しパラメータλが14000〜19000となる条件(Tは絶対温度、tは時間(h)、温度上限は660℃)で焼鈍すれば、内部応力を緩和して疲労特性を更に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】高耐食性でしかも表面硬度が高く、鏡面研磨によって金型表面を良好な鏡面状態に仕上げることができ、また熱処理による変形も小さく抑え得て、金型の形状,寸法精度を高精度となし得る析出硬化型ステンレス鋼金型を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.005〜0.06%,Si:0.10〜2.50%,Mn:0.50〜1.50%,Cu:1.0〜5.0%,Ni:4.0〜8.0%,Cr:11.0〜17.0%,Mo+0.5W:0.1〜5.0%,V :0.1〜1.0%,Co:0.1〜4.0%、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する析出硬化型ステンレス鋼を時効処理及び窒化処理して表面硬さがHV500以上の高表面硬度及び高耐食性を有する金型となす。 (もっと読む)


本発明は、化学組成が質量パーセントで以下の含有率:0.40%≦C≦0.60%、0.20%≦Si≦1.00%、0.50%≦Mn≦1.50%、0%≦Cr≦1.00%、0%≦Ni≦0.50%、0%≦Mo≦0.20%、0%≦Nb≦0.050%、0%≦V≦0.30%、0%≦Al≦0.05%、0.005%≦N≦0.020%(この際、残分は鉄、および精錬条件による不純物、および残留物質から成る)を有することを特徴とする、少なくとも2の破断分離可能な部材から成る、より強度の高い、破断分離可能な機械部材のための鋼、および加工方法に関する。 (もっと読む)


【課題】ベルトCVTとして要求される摩擦係数の向上と耐摩耗性の維持の要求課題を満たすプーリを提供することを目的とする。
【解決手段】 プーリとエレメント間で動力伝達する無段変速機のプーリであって、Mnを特定量含む鋼材からなり、この鋼材表面に、Mnを特定量含む窒化層または浸炭窒化層のいずれかの表面硬化層を有し、この表面硬化層がSCr420現行材を上回る0.115以上の摩擦係数を安定して得ることができ、耐摩耗性もほぼ同等に維持あるいは改善する特性を有する。 (もっと読む)


【課題】高価な合金元素を多量に用いることなく、低コストでありながら、しかも耐熱性に優れたピストンリング及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】Cが0.45〜0.80重量%、Siが0.80〜2.50重量%、Mnが0.10〜1.00重量%、Crが0.30〜1.20重量%、Niが0.20〜1.50重量%、Vが0.05〜0.50重量%であって、残部が主としてFeからなる線材に、熱処理と伸線加工を施して矩形断面へ塑性加工し、焼き入れと焼き戻しを行った後にピストンリング形状に加工し、そのピストンリングに歪取焼鈍を施した後イオンプレーティングを施すことにより得られるピストンリングにおいて、歪取焼鈍後の材料の硬さがビッカース硬さ(HV0.5)で480〜550である。 (もっと読む)


【課題】鋼の成分、仕上げ圧延時の反力比、及び仕上げ圧延後の熱処理条件を制御することにより、レールの頭部の組織を微細化し、硬度を所定の範囲に収め、レールの耐摩耗性と延性を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有していて残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼片に対して、少なくとも粗圧延及び仕上げ圧延を行うことによりパーライト系レールを製造する方法において、前記仕上げ圧延において、レール頭部表面が900℃以下〜Ar3変態点もしくはArcm変態点以上の温度範囲で、頭部の累積減面率を20%以上、かつ、反力比1.25以上とする圧延を行い、その後、仕上げ圧延後のレール頭部表面を、冷却速度2〜30℃/secで少なくとも550℃まで加速冷却又は自然放冷することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性と拡管性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:14.5〜19.0%、Ni:1.5〜7.0%、Al:0.05%以下、V:0.20%以下、N:0.15%以下、O:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、焼戻マルテンサイト相とオーステナイト相を主体とし、かつオーステナイト相含有量と焼戻マルテンサイト相含有量との比が1/4以上で、さらに10体積%以上50体積%未満のフェライト相を含む組織とする。これにより、降伏強さが654MPa未満の、拡管性に優れかつ耐CO2腐食性に優れた鋼管となる。なお、Nb、および/または、Ca、および/または、Cu、および/または、Ti、Zr、B、Wのうちの1種以上、および/または、Alを、必要に応じて選択して含有できる。 (もっと読む)


【課題】過酷な油井環境で使用される鋼管に最適な、高靱性を有する鋼材を提供する。
【解決手段】(1) C:0.17〜0.32%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.30〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:0.10〜1.01%、Mo:0.01〜0.30%、sol.Al:0.001〜0.100%、B:0.0001〜0.0020%およびN:0.0070%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、同時にオーステナイト粒界に析出する炭化物中のMo量[Mo]およびオーステナイト粒度番号Gが下記(a)式および(b)式を満足し、降伏強度が703〜803MPaであり、かつインライン熱処理により製造されたことを特徴とする鋼材である。
[Mo]≦exp(G−5)+5・・・(a)、 G≦5.5・・・(b)
(2)上記(1)の鋼材は、さらにTi:0.005〜0.04%、Nb:0.005〜0.04%およびV:0.03〜0.30%の1種または2種以上を含有させるのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高温かつ転動部品を構成する鋼中に水素が侵入する環境下に適用され得る転動部品を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受1を構成する転動部品は、0.3〜0.4%のC、0.2〜0.5%のSi、0.3〜0.8%のMn、0.5〜1.2%のNi、1.6〜2.5%のCr、0.1〜0.7%のMo、0.3〜0.8%のVを含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、VはMo以上、MoとVとの和はSiの2倍以上、CrとMoとVとの和は2.3〜3.5%である鋼から構成され、表層部に形成された硬化処理層の硬度は、Hv700〜780であり、硬化処理層に分布する炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜25%であり、内部の硬度は、Hv500〜600である。 (もっと読む)


【課題】焼付などが抑制されるとともに、耐水素脆性が向上されることにより、耐久性の向上したトランスミッション用転動部品および転がり軸受を提供する。
【解決手段】トランスミッションに用いられる深溝玉軸受1を構成するトランスミッション用転動部品は、0.3〜0.4%のC、0.2〜0.5%のSi、0.3〜0.8%のMn、0.5〜1.2%のNi、1.6〜2.5%のCr、0.1〜0.7%のMo、0.3〜0.8%のVを含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、VはMo以上、MoとVとの和はSiの2倍以上、CrとMoとVとの和は2.3〜3.5%である鋼から構成され、表層部に形成された硬化処理層の硬度は、Hv700〜780であり、硬化処理層に分布する炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜25%であり、内部の硬度は、Hv500〜600である。 (もっと読む)


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