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Fターム[4K042CA13]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) |  (582)

Fターム[4K042CA13]に分類される特許

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【課題】軟化抵抗性、ひいては面疲労強度(特に、耐ピッティング性)の良好な浸炭部品を提供する。
【解決手段】C:0.10質量%以上0.40質量%以下、Si:0.05質量%以上0.8質量%以下、Mn:0.35質量%以上1.2質量%以下、Cr:2.0質量%以上6.0質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を母材とし、該母材の表層部には、粒界酸化層深さが1μm以下で、表面から深さ25μm位置での平均C濃度SCが1.5質量%以上4.0質量%以下の浸炭層が形成される。母材のCr含有量WCrは、1.76SC−1.06 < WCr <1.76SC+0.94の範囲とする。浸炭層は、表面から深さ25μm位置での炭化物面積率が15%以上60%以下であり、炭化物総面積に対する寸法0.5μm以上10μm以下の微細炭化物の面積比率が80%以上であり、さらに、当該微細炭化物の70体積%以上がMC型炭化物とされる。 (もっと読む)


【課題】曲げ疲労特性に極めて優れた浸炭部品を提供する。他の目的は、こうした浸炭部品を製造できる方法を提供する。
【解決手段】母材が、質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.35%を超え、2%以下、Mn:3%以下(0%を含まない)、Cr:2%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)、N:0.03%以下(0%を含まない)を含有し、P:0.03%以下、S:0.03%以下、O:0.002%以下を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、浸炭硬化層のC濃度が0.9%以上で、その組織はベイナイトとセメンタイトを含んでおり、且つ最大硬さが650Hv以上である浸炭部品である。 (もっと読む)


【課題】焼入れ時の冷却速度が相対的に遅い場合であっても、高い焼入れ性、高い靱性、及び大きな焼戻し軟化抵抗を維持することが可能な合金鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.40〜0.60mass%、Si:0.02〜2.00mass%、Mn:0.50〜2.00mass%、Cu:1.00mass%以下、Ni:0.01〜2.00mass%、Cr:3.00〜6.00mass%、Mo:0.05〜6.00mass%、W:10.00mass%以下、V:0.10〜2.00mass%、Co:5.00mass%以下を含み、残部が実質的にFe及び不可避的不純物からなり、さらに、前記不可避的不純物の中で、P≦0.050mass%、S≦0.020mass%、Al≦0.050mass%、O≦0.0100mass%、N≦0.0200mass%に制限し、かつ、3.00≦Weq≦10.00、Mt≧190、Mt2≧15、PN≦11である合金鋼。但し、Weq=2Mo+W。Mt=300C+15Mn+Cu+20Ni+2Cr+Mo+0.5W+0.2V。Mt2=15Mn+Cu+20Ni。PN=Cr+3Mn+2Ni+Cu。 (もっと読む)


【課題】自動車用部品、機械構造用部品等として使用される優れた加工性を有する鋼管とその製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.60%以下、Mn:0.20〜2.50%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.005〜0.050%、N:0.0050%以下を基本成分として含む鋼管であって、鋼管の管軸方向に垂直な断面の全域においてフェライトの分率が50%以上で残部がマルテンサイト、ベイナイトのうち一種以上含む複合組織からなり、かつ鋼管の円周方向全域で降伏強度と引張強度の比(YR)が0.50以下である加工性に優れた鋼管およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高靱性と高耐摩耗性および経年変化特性を要求される廃棄物破砕機の破砕刃用鋼およびそれを使用した破砕刃を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:4.0〜6.0%、MoおよびWの内の1種または2種をMo+1/2W:0.8〜2.5%、VおよびNbの内の1種または2種をV+1/2Nb:0.3〜1.0%、を基本成分として含有し、残部をFeと不可避的不純物からなることを特徴とする耐摩耗性に優れ、かつ経年変化を抑制した破砕用刃物用鋼。 (もっと読む)


【課題】例えば重荷重鉄道のレールにおいて、頭部の耐摩耗性と延性を同時に向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.85超〜1.40%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有し、V:0.005〜0.500%およびNb:0.002〜0.050%のいずれか一方または両方を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を熱間圧延することによりレールを形成し、熱間圧延直後からレールの頭表面が900℃以下700℃以上になるまで、冷却速度(CR:℃/sec)が鋼レールの炭素量(C、質量%)、V量(V、質量%)、Nb量(Nb、質量%)からなる下記の式1及び式2で示される値(CRL、CRH)からなるCRL<CR<CRHの範囲となるように第1の加速冷却処理を行う。
CRL=1/15×((C/(3V+10Nb))…(式1)
CRH=5/9×((C/(3V+10Nb)) …(式2) (もっと読む)


【課題】高炭素含有のレール鋼において、レール頭部内部における初析セメンタイト組織の生成を抑制し、靭性の低下を防止する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.20%、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、V:0.01〜0.30%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を加熱炉で加熱処理し、その後前記レール圧延用鋼片を熱間圧延することによりパーライト系レールを製造する、靭性に優れたパーライト系レールの製造方法であって、前記加熱処理において、鋼片の加熱温度(T、℃)が、鋼レールのC量(C、%)及びV量(V、%)からなる関数で示される値(T、T)に対してT<T<Tを満たし、かつこの加熱温度での保持時間(t、min)が、鋼レールのC量(C、%)、V量(V、%)からなる関数で示される値(t、t)に対してt<t<tを満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 靱性に優れた熱間工具鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.50%、Cr:4.0〜5.5%、Mo:0.5〜2.0%、V:0.5〜1.5%、残部がFeと不可避的不純物から成る鋼を、圧鍛加熱温度950〜1250℃にて圧延鍛造し、その圧鍛終止温度を900〜1150℃とした後、該圧鍛後の冷却速度0.05℃/sec以上にて焼鈍してなることを特徴とする高靱性熱間工具鋼およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ疲労強度と優れたピッチング強度を兼備し、自動車や産業機械の動力伝達装置の歯車、軸受及びシャフトなどとして好適な鋼製部品の提供。
【解決手段】浸炭焼入れ後に再度加熱して浸炭焼入れされる鋼製部品であって、生地の鋼が、質量%で、C:0.08〜0.4%、Si:0.03〜2.0%、Mn:0.3〜2.5%、P≦0.04%、S≦0.2%、Cr:0.1〜3.5%、Al:0.01〜0.05%及びN:0.0050〜0.0200%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のTi≦0.01%及びO≦0.003%の化学組成を有し、かつ、再加熱での浸炭焼入れ後の表面から50μm以内の部位において、旧オーステナイト結晶粒度番号が11番以上、粒径0.5μm以下の析出炭化物の面密度が10個/10μm2以上及び析出炭化物の平均粒径が1μm以下である鋼製部品。なお、Nb≦:0.1%、V≦0.4%、Mo≦2.0%のうちの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】安価でありながら、引張強度1200MPa以上であり、かつ、耐遅れ破壊特性に優れた高強度パーライト系レールを提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.6〜1.0%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.4〜2.0%、P:0.035%以下、S:0.0005〜0.010%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、引張強度が1200MPa以上であり、さらに、レール頭部長手方向断面において、A系介在物の大きさが250μm以下であり、かつ1μm以上、250μm以下の大きさのA系介在物が被検面積1mm当たり25個未満存在する。 (もっと読む)


【課題】優れた強度と延性とを併せ持つ冷間鍛造部品を、効率よく製造することができる製造方法を提供すること。
【解決手段】C:0.11〜0.30%、Si:0.6%以下、Mn:0.1〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Ni:0.3%以下、Cr:1.0%以下、Mo:0.3%以下、Al:0.01〜0.06%、N:0.007%以下、およびV:0.05〜0.3%、Nb:0.1%以下、およびTi:0.1%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、前記合金元素が式:0.55≦[C]+0.195[Si]+0.22[Mn]+0.11[Ni]+0.196[Cr]+0.21[Mo]+0.1[V]+1.19[Nb]+0.2[Ti])≦0.8を満たす鋼材を、冷間鍛造した後に、焼ならし・焼戻しする冷間鍛造部品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高温強度と靱性に優れたCr含有鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.020%未満、Si:0.10%以上0.50%未満、Mn:2.0%未満、P:0.06%未満、S:0.008%未満、Ni:1.00%未満、Cr:12.0%以上16.0%未満、N:0.020%未満、Nb:10×([C]+[N])%以上0.80%未満、Mo:0.8%以上3.0%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなるCr含有鋼管を歪取焼鈍後冷却するにあたり、冷却速度Rが下記の式(1)を満たすように冷却することを特徴とする高温強度および靱性に優れたCr含有鋼管の製造方法;50×[Nb]2≦R ・・・(1)、ただし、[C]、[N]、[Nb]は、それぞれC、N、Nbの含有量(mass%)を、Rは、500℃までの冷却速度(℃/sec)を表す。 (もっと読む)


【課題】切断時における割れの発生を防止するのと共に切断後のバリ発生をも抑制する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.22%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.10〜1.00%、Cr:12.00〜14.00%、N:0.01%〜0.05%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法である。前記マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管を製管後、鋼管外表面温度が135〜175℃になるまで空冷し、その後管端部を切断する。
【効果】鋼管自体の割れ感受性を低く抑えつつ、特定の温度範囲で切断することで、切断部分の割れを発生させることなく、かつバリの発生も抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】剪断応力に対する耐遅れ破壊特性に優れた高強度支圧接合部品及びその製造方法並びに支圧接合部品用鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:0.05〜3%、Al:0.01〜1%を含有し、(Si+1.3×Al):0.08〜3.5%を満足し、かつ旧オーステナイト結晶の粒度番号が6以上であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度支圧接合部品。式(1)で定義される焼戻しパラメータPを6000〜12000として、焼戻し処理を行うことを特徴とする高強度支圧接合部品の製造方法。
P=(T+273){log(t/3600)+21.3−5.8C
−(Si+1.3Al)} ・・・(1)
ここで、C、Si、Alは成分の含有量[質量%]である。 (もっと読む)


【課題】加締め加工を行なっても割れを生じる恐れがなく品質上の管理が容易である車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】内周に複列の転走面を有する外輪3と、転走面に対向する転走面を有する内方部材と、対向する複列の転走面間に介在するボール1とを有し、内方部材は、ハブ輪4と内輪2とからなり、ハブ輪4に加締め加工がされて内輪2と結合され、少なくとも加締め部のオーステナイト粒の粒度番号が6番以上である。 (もっと読む)


鋼管が、本質的に、重量で、約0.06%〜約0.18%の炭素、約0.3%〜約1.5%のマンガン、約0.05%〜約〜0.5%のケイ素、約0.015%までの硫黄、約0.025%までのリン並びに少なくとも1種の次の元素:約0.30%までのバナジウム、約0.10%までのアルミニウム、約0.06%までのニオブ、約1%までのクロム、約0.70%までのニッケル、約0.70%までのモリブデン、約0.35%までの銅、約0.15%まで残留元素並びに残余の鉄及び偶発的不純物よりなる、特に、保存ガスの空気ポンプの圧力容器のための低炭素合金鋼管及びその製法。毎秒約100℃の高い加熱速度後、毎秒約100℃の冷却速度で水基剤急冷溶液中で鋼管を急速に、完全に急冷する。鋼は少なくとも約145ksi、そして220ksiのような高い引っ張り強さを有し、−100℃のような低温で延性の動きを示す。
(もっと読む)


【課題】 自動車のエンジン補機用の軸受などの部品における鋼材の白色組織変化を防止して軸受などの部品の長寿命化を図った転動部品用鋼および転動部品を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.50〜1.1%、Si:0.1〜1.2%、Mn:0.2〜1.5%、Cr:3.0〜10.0%、N:0.02〜0.05%、P≦0.03%、S≦0.01%、Al:0.005〜0.05%、Ti≦0.005%、O≦0.0015%を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼で、焼入れ温度900〜1080℃から焼入れして150〜230℃の焼戻し後の残留オーステナイト量が8〜30%であり、かつその後に300℃に保持した場合に残留オーステナイトの減少量が3%以下である転動部品用鋼である。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた鋼管を提案する。
【解決手段】C:0.3〜0.1mass%、Si:3.0mass%以下およびMn:2.0mass%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、少なくとも一部分に焼入れを施した鋼管において、該焼入れ組織を、旧オーステナイト粒の平均粒径が12μm以下かつ、最大粒径が平均粒径の4倍以下であるものとする。 (もっと読む)


【課題】 長手方向の張力印加と同等の効果が期待できる熱処理用治具、およびその治具を用いた熱処理方法を提供する。
【解決手段】 合金薄帯を巻き回したコアへ熱処理中に応力をかけるための治具であって、前記治具は、前記合金薄帯よりも高い熱膨張率を有する高熱膨張部材が前記コアの内周側に配置された構造、もしくは、前記合金薄帯よりも低い熱膨張率を有する低熱膨張部材でかつ前記コアを取り囲むよう配置される固定部材を具備することを特徴。 (もっと読む)


【課題】硬さ、延性、靭性、および耐遅れ破壊性に優れるセルフピアスリベットの製造方法を提供する。
【解決手段】鋼素材を、オーステナイト域で鍛造し、焼入れすることによりセルフピアスリベット前駆体とし、前記セルフピアスリベット前駆体を焼戻しする工程を有するセルフピアスリベットの製造方法において、前記鋼素材が、C:0.30〜0.70質量%、Si:0.01〜2.50質量%、Mn:0.10〜1.00質量%、Cr:0.01〜3.00質量%、Ni:0.10〜3.00質量%を基本成分として含有し、さらに、Mo、W、V、Ti、およびNbからなる群から選択される一種または二種以上を合計で0.002〜1.50質量%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、前記不純物中のPは0.01質量%以下、Sは0.01質量%以下であるセルフピアスリベット300の製造方法である。 (もっと読む)


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