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Fターム[4K042DC02]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 加熱温度 (1,317)

Fターム[4K042DC02]に分類される特許

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【課題】 従来よりも疲労強度を一層向上させた機械構造用部品を提案する。
【解決手段】 少なくとも一部分に焼入れを施した機械構造用部品において、該焼入れ組織を、旧オーステナイト粒の平均粒径が12μm以下かつ最大粒径が平均粒径の4倍以下であるものとする。 (もっと読む)


【課題】 生産性に優れることに加えて軽量で長寿命な車輪支持用ハブ軸受ユニットを提供する。
【解決手段】 車輪支持用転がり軸受ユニット1は、車輪取り付け用フランジ6及び内輪軌道面20aを外周面に有するハブ2と、ハブ2に一体的に固定されるとともに内輪軌道面20bを外周面に有する内輪3と、懸架装置取り付け用フランジ17を外周面に有するとともに内輪軌道面20a,20bに対向する外輪軌道面21a,21bを内周面に有する外輪4と、転動自在に配された二列の転動体5と、を備えている。また、内輪軌道面20a,20bと外輪軌道面21a,21bとには、高周波焼入れによる硬化層が形成されている。そして、ハブ2,内輪3,外輪4は、炭素,ケイ素,マンガン,クロム,及びバナジウムを所定量含有する合金鋼で構成されている。 (もっと読む)


【課題】大量の鋼材に対する焼入れを連続的に行うことができる焼入れ方法であって、転がり軸受の軌道輪として必要な硬さが確保できる方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪を、炭素0.50〜1.20質量%、珪素0.50〜2.00質量%、マンガン0.20〜2.00質量%、クロム2.00〜5.00質量%、モリブデン0.10〜2.00質量%であり、下記の(1)式により算出されるDI 値が15.0以上40.0以下である合金鋼により形成する。また、焼入れ時の加熱温度を870℃以上とし、焼入れ時の冷却を、大気圧下で気体を流速6m/秒以上で処理品に当てることにより行う。
I =(0.2〔C〕+0.14)×(0.64〔Si〕+1)×(4.1〔Mn〕+1)×(2.33〔Cr〕+1)×(3.14〔Mo〕+1)‥‥(1) (もっと読む)


【課題】 異物混入潤滑下で使用しても寿命の長い円すいころ軸受を、低コストで提供する。
【解決手段】 円すいころ軸受のころ3を、C含有率が0.3〜1.2質量%、Si含有率が0.4〜2.0質量%、Mn含有率が0.2〜2.0質量%、Cr含有率が0.5〜2.0質量%である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、焼戻し処理とを施すことにより作製する。そして、ころ3の転がり面および大径側鍔部10Aとの摺接面をなす表層部のN含有率を0.20〜2.00質量%とし、CおよびNの合計含有率を1.20〜3.00質量%とし、硬さをHv750〜900とし、残留オーステナイト量を5〜20体積%とする。 (もっと読む)


【課題】フェライト系ステンレス鋼とオーステナイト系ステンレス鋼との異材溶接構造を有する水素用電磁バルブのガイドチューブにおいて、高圧水素ガスとの接触による水素脆性亀裂の発生を防止する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼とオーステナイト系ステンレス鋼との溶接金属の組織をオーステナイト量が50%以上(100%でも可)であって、残部がフェライト及び/又はマルテンサイト組織とすると共に、溶接金属の硬さが150〜320HVとなるようにする。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れ後に高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.7 %、Si:0.30〜1.1 %、Mn:0.2 〜2.0 %、Al:0.25%以下、Ti:0.005 〜0.1 %、Mo:0.05〜0.6 %、B:0.0003〜0.006 %、S:0.06%以下、P:0.020 %以下およびCr:0.2 %以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、母材組織を、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上とする。 (もっと読む)


【課題】 疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 曲率半径が板厚の5倍以下の曲げ部を有する形状に成形した、10g/m2以上の亜鉛メッキを施した鋼板または鋼管、あるいは一部または全面に亜鉛が10g/m2以上付着するように亜鉛粉末含有塗料を塗布した曲率半径が板厚の5倍以下の曲げ部を有する鋼板または鋼管を800 ℃以上1000℃以下の温度に加熱後急冷して、表面の鉄亜鉛合金層直下の鋼に炭素濃化層を形成する。 (もっと読む)


少なくとも以下の方法ステップ:a)薄鋼板から成形品を成形するステップと、b)成形品の成形前、成形時または成形後に所要の端縁切断および、場合により、所要の押し抜きないし穴あけが行われるステップと、c)成形品は続いて少なくとも部分領域において、鋼材料のオーステナイト化を可能にする温度に加熱されるステップと、d)加熱された成形品は続いて焼入れ成形型内に移されて、焼入れ成形型内で焼入れ成形型による少なくとも部分領域への接触とプレスとによって冷却されて硬化されるステップと、を包含する、薄鋼板から焼入れ部品を製造する方法であって、e)部品は正の半径部領域において焼入れ成形型によって支持されるとともに、部分領域、少なくとも切断端縁の領域においてひずみなく挟持固定され、部品が挟持されない領域において部品は少なくとも一方の焼入れ半成形型に対して空隙を保って離間させられていることを特徴とする方法。
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【課題】 摩擦係数や摩耗を減少させて安全性と乗り心地を改善し保守コストを減少させることができる鉄道用部材とその表面処理方法を提供する。
【解決手段】 車輪Wは、摩擦抵抗を受けるフランジ面W2が表面処理された鉄道用車輪であり、フランジ面W2は急曲線のレールの頭側面と回転接触する接触面である。窒化処理層1は、フランジ面W2を窒化処理して形成した部分であり、フランジ面W2の表層に窒素を拡散浸透させる窒化処理によって硬質の窒化層が形成されている。拡散層1aは、フランジ面W2に窒素を拡散させて形成した部分であり、反応層1bは鉄系金属である車輪Wと窒素とを熱化学反応させて形成した部分である。気孔層1cは、フランジ面W2を窒化処理して形成された部分であり、気孔層1cには表面に開口部1dを有する多数の微細な空隙部1eが形成されており、潤滑剤がこの開口部1dから空隙部1e内に含浸されている。 (もっと読む)


【課題】 高温高速回転で使用される場合に、耐熱性および心部靭性に優れるのは勿論のこと、耐焼付き性にも優れる鋼製の転動部材を備えることで、信頼性の向上を図る。
【解決手段】 一対の軌道輪及び前記転動体の内の少なくとも一つの転動部材を、C:0.1〜0.5重量%、Si:0.1〜1.5重量%、Mn:0.1〜1.5重量%、V:0.8〜2.0重量%、Cr:3〜5重量%、Mo:3〜5重量%、Ni:2.5〜4.5重量%を含有する合金鋼で形成し、浸炭窒化処理を施した後に焼入れを行い、更に焼戻しを施すことによって二次硬化し、表面層のC濃度:0.6〜1.5重量%、表面層のN濃度:0.1〜0.5重量%、表面層の硬さ:Hv650〜950、非浸炭窒化部である心部硬さ:Hv400〜550とする。 (もっと読む)



【要 約】
【課 題】 高疲労強度を有する中空ドライブシャフトの製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.25〜0.55%、Si、Mn、Alを適正量含む組成を有する鋼管に、所定のドライブシャフト形状に成形する成形加工を施したのち、肉厚方向全域をAc変態点以上の温度に加熱し急冷する焼入れ処理と、ついで、肉厚方向全域を450℃以上Ac1変態点未満の温度に加熱した後、外表面と外表面から肉厚1/4の位置までの範囲の平均温度が350℃となった時に、前記外表面から肉厚1/4の位置から内表面までの範囲の平均温度が400℃以上、好ましくは450℃以上となる肉厚方向温度勾配を生ずるように外表面を冷却する焼戻し処理を行う。これにより、外表面に216MPa以上好ましくは440MPa以上の圧縮残留応力を有する中空ドライブシャフトとなり、疲労強度が向上する。さらに、Cr、Mo、W、Ni、Cu、Bのうちから選ばれた1種または2種以上、および/または、Ti、Nb、Vのうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】焼入処理の開始前における温度低下を好適に抑制することのできる鍛造成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】この製造方法では、熱間鍛造加工を通じて粗材を成形した後(工程A)、これを焼入処理する(工程D)。熱間鍛造加工において粗材から一旦除去されたバリを、焼入処理に先立って粗材に取着する(工程B)。 (もっと読む)


【課題】疲労強度を確保しつつ、被削性が良好な鋼材および実際に高周波焼入れにより疲労強度を一層向上させた鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.3〜0.7mass%、Si:1.1mass%以下、Mn:0.2〜1.1mass%、Mo:0.05〜0.6mass%、S:0.06mass%以下、P:0.025mass%以下、Al:0.25mass%以下およびCr:0.3mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、母材組織をフェライト組織およびパーライト組織の合計の組織分率が90%以上のものとし、さらにフェライト組織の最大厚みを30μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた機械構造用部品を提案する。
【解決手段】少なくとも一部分に高周波焼入れによる硬化層を有する機械構造用部品において、該硬化層における旧オーステナイト粒の平均粒径GS(μm)と前記高周波焼入れを施した部位の応力集中係数αとの関係を式GS≦11−2×α(ただしα≧1.5)に従うものとする。 (もっと読む)


【課題】 曲げ疲れ強さの向上と、耐ピッチング性の向上との両立を図った機械構造用部品を製造するための方法を提供する。
【解決手段】 素材としての機械構造用肌焼鋼に対して減圧炉内で真空浸炭および窒化処理を行って機械構造用部品を製造する方法であり、減圧炉の加熱昇温時に減圧炉の温度が所定温度T1に達した時点で窒化処理を行う工程S1と、その後さらに減圧炉を加熱昇温(温度:T2)させて浸炭処理を行う浸炭工程S2と、次いで、減圧炉の降温時に減圧炉の温度が焼入れ可能な温度よりも高い温度(焼入れ保持温度)T3に下がった時点で窒化処理を再び行う工程S3と、を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】生成後に膨張の原因となり、低歪達成の障害となる化合物層の生成を極力抑える条件で窒化処理を行った場合においても、浸炭品に近い強度の得られる窒化部品の提供。
【解決手段】C:0.20〜0.30%、Si:0.25%以下、Mn:0.50%未満、P:0.03%以下、S:0.05%以下、Cr:1.00超〜2.00%、Mo:0.10〜0.50%未満、V:0.10〜0.50%、Al:0.10超〜0.20%、Ti:0.10%以下、N:0.0060〜0.020%以下を含有し、18<27C+9Mn+7Cr+8Mo及び22<37C+6Mn+8Cr+11Vを満足し、残部がFe及び不純物元素からなる成分を有し、ベイナイト主体の組織からなり、ベイナイト組織の平均パケットサイズが10μm以下であり、窒化処理後の表面硬さがHV650以上、硬化深さが0.2mm以上であり、表層の化合物層の平均厚さが1μm以下である。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、高温強度及び切欠き強度に優れた耐熱鋼とそれを用いた蒸気タービン用ロータシャフト及び蒸気タービン並びに蒸気タービン発電プラントを提供することにある。
【解決手段】
本発明は、重量で、C0.15〜0.40%、Si0.5%以下、Mn0.05〜0.50%、Ni0.5〜1.5%、Cr0.8〜1.5%、Mo0.8〜1.8%、及びV0.05〜0.35%を含み、(Ni/Mn)の比が3.0〜10.0であるCr−Mo−V低合金鋼からなることを特徴とする耐熱鋼にある。 (もっと読む)


【課題】 異物混入潤滑下や高荷重下等の苛酷な環境下で使用される転がり支持装置において、表面起点型剥離および白色組織起点型剥離をともに抑制し、寿命を長くする。
【解決手段】 内輪1、外輪2、および玉3の少なくとも一つを、C含有率が0.3質量%以上1.2質量%以下、Si含有率が0.5質量%以上2.0質量%以下、Mn含有率が0.2質量%以上2.0質量%以下、Cr含有率が0.5質量%以上2.0質量%以下である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化、焼入れ、焼戻しを含む熱処理を施した。そして、転がり面をなす表層部のC含有率を1.0質量%以上2.0質量%以下、前記表層部のN含有率を0.2質量%以上2.0質量%以下、CおよびNの総含有率が1.2質量%以上3.0質量%以下、前記表層部の残留オーステナイト量を5体積%以上20体積%以下、前記表層部の硬さをHRC62以上とした。 (もっと読む)


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