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Fターム[4K042DC02]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 加熱温度 (1,317)

Fターム[4K042DC02]に分類される特許

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【課題】 被処理物の必要部位に圧縮応力を付与し、機械的強度を向上させる。
【解決手段】 本発明の高周波熱処理装置は、高周波により被処理物の表層を加熱して焼入硬化する装置であって、高周波により被処理物に誘導電流を励起して加熱するコイル部と、加熱した被処理物に焼入れ液を供給して冷却する焼入液噴射部とを備え、コイル部が、被処理物において圧縮応力を残留させたい部位に近づけるように配置し、焼入液噴射部が、被処理物において圧縮応力を残留させたい部位から遠ざけるように配置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】小型化、高トルク化、さらには長寿命化の要求に応えることができる波動歯車装置を提供する。
【解決手段】波動歯車装置1は、剛性内歯歯車2と、可撓性外歯歯車3と、波動発生器4を有する。可撓性外歯歯車3を構成する歯部8、胴部5およびダイヤフラム6の各部品の全てまたは少なくとも一部品の結晶粒の平均粒径を1〜10μmに調製する。平均粒径の調製は、オーステナイト領域の温度まで急速加熱した後、オーステナイト領域以下の温度まで急速冷却する工程を3回以上繰り返す、高周波焼入れ、レーザ焼入れ、火炎焼入れまたは電解焼入れのいずれかの焼入れ処理により行う。 (もっと読む)


【課題】高温の蒸気環境中で安定な運用ができ、かつ経済性に優れたベイナイト単相組織からなる耐熱鋼、耐熱鋼の熱処理方法および高温用蒸気タービンロータを提供することを目的とする。
【解決手段】重量%で、C:0.25〜0.35、Si:0.15以下、Mn:0.2〜0.8、Ni:0.3〜0.6、Cr:1.6〜1.9、V:0.26〜0.35、Mo:0.6〜0.9、W:0.9〜1.4、Ti:0.01未満、N:0.001〜0.007、MoとW/2との合計が1.3〜1.4であって、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、焼戻し熱処理後に、重量%で、Fe:1.0以上、Cr:0.8〜0.9、Mo:0.4〜0.5、W:0.3〜0.5、V:0.2以上が析出物中に移動して、析出物総量を3.5以上確保したベイナイト単相組織からなる耐熱鋼を提供する。 (もっと読む)


【課題】 焼入れ深さを適正範囲に維持しつつ転動面の表面層に必要な残留オーステナイト量を確保することで、耐疲労性に優れ、塑性変形の生じにくい転動軸を提供する。
【解決手段】 相手部材に対して相対的に転動する転動面を有する転動軸3において、高周波加熱焼入れを2回以上行い、前記転動面の表面層の残留オーステナイト量を15〜40体積%、硬さをHv650以上とする。 (もっと読む)


改良された耐摩耗性を有するジョイント部材が得られる方法を提供するという課題を解決するために、第1ステップでは、鋼の総量に対して約0.4〜約0.6重量%の範囲内の炭素成分を有する鋼から製造されるジョイント部材が、少なくとも部分的に、成形部材の表面から最大0.5mmの深さまでにおいて、鋼の総量に対して1.3重量%までの炭素成分まで浸炭され、第2ステップでは、浸炭されたジョイント部材が、第1ステップでの浸炭によって得られる深さよりも大きな深さまで焼入れされる方法が提案される。 (もっと読む)


【課題】
棒鋼の熱処理を行なう装置であって、加熱炉から抽出して冷却槽に投入するまでの時間が一定であり、しかも、きわめて短時間であって、熱処理の効果が所期のとおり得られるような熱処理装置を提供する。
【解決手段】
棒鋼を加熱するために必要な長さの炉体を有する加熱炉の出入口側の延長線上に、加熱された鋼材を冷却するために必要な長さの冷却液を満たした冷却槽を設ける。熱処理される材料をのせて加熱炉内に出入するためのトレーを用意し、このトレーを加熱炉内に装入したり、加熱炉から抽出したりするために、平行に走る一対のチェーンとその駆動手段を冷却槽の上に設ける、および抽出されたトレーとその上の加熱された鋼材とを支持し、冷却液中に投入し、またそこから引き上げるための、冷却槽の両端に設けた一対の昇降装置とから構成される。 (もっと読む)


ジョイント(4)の転動体(3)を受ける多数の開口(3)を有する本発明に基づく保持器(1)は、保持器(1)がほぼ同じ延性を有することを特徴とする。また、保持器(1)を無心焼入れし、焼戻しする保持器の製造方法を提案する。本発明によれば、ジョイントに大きな屈折角が生じるときも、コンパクトな構造のジョイントにより大きなトルクを伝達することが可能である。本発明による保持器は、特に自動車工業分野での使用に適する。
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【課題】
引張強度が980MPa以上で、高い加工性及び成形性を有し、さらに水素脆化起因による遅れ破壊特性を改善した鋼板、及びそれを使用した自動車用部材とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
質量%で、C:0.01〜0.40%、Si:2.0%以下、Mn:0.01〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜4%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、ミクロ組織がマルテンサイトを面積率で最大の相とし、引張強度が980MPa以上であり、旧オーステナイト組織が粒径3〜50μmのマルテンサイト組織又はベイナイト組織からなることを特徴とする耐水素脆化特性に優れたホットプレス用鋼板。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、従来の高強度コイルばねよりもさらに高い強度と耐疲労性とを有する安価な高強度コイルばねとその製造方法を提供することである。
【解決手段】化学成分と機械的性質とを制御したオイルテンパー線を素材として、
窒化処理により形成される白層の厚さが4μm以下で、かつ表層部(表面から0.02mm付近)の硬さがHv700〜900、および表面から0.3mmの内部硬さがHv580以上であるコイルばねとする。 (もっと読む)


【課題】クリーンな環境における介在物起点はく離や汚染環境下における圧痕起点型のはく離を抑制し、長寿命化を達成し得る転がり軸受を提供する。
【解決手段】外輪と内輪との間に複数の転動体を配置して用いられる転がり軸受において、炭素量0.8質量%以上含有する高炭素軸受鋼からなる前記外輪、内輪、転動体のうち、少なくとも1つの完成品における旧オーステナイト平均結晶粒径をdμmとするとき、極値統計法により推定した推定面積S=30000mm中の酸化物系の最大介在物寸法とTi系の最大介在物寸法とのうち大きい方の推定最大介在物寸法を√areamaxとした場合に、下記(1)式を満たす転がり軸受とする。
d≦−(1/3)×√areamax+20 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】潰されてもへたりにくい環状ビードを持ち、しかも耐久性に優れたメタルガスケットをもたらすことにある。
【解決手段】金属板の表面上に下地および接着剤を介してラバーコーティング層を敷設されてなる基板であって、少なくとも流体通路孔とその流体通路孔を囲繞する環状ビードとを有する基板を具えるメタルガスケットを製造するに際し、前記基板の金属板として低温時効硬化特性を持つ金属板を用い、前記下地を前記基板の金属板へ塗布してその金属板の低温時効硬化温度より低い温度で乾燥させた後、その金属板に前記環状ビードのプレス加工を行い、その後に、前記基板の金属板の低温時効硬化温度にて前記下地を焼成しつつその金属板を時効硬化させることを特徴とする、メタルガスケットの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 コンパクト化を図りつつ、寿命の低下を抑止することのできるロッカーアーム用転がり軸受を提供する。
【解決手段】 本発明のロッカーアーム用転がり軸受50は、エンジンのカム6と転がり接触するローラ4と、ローラ4の内側に位置し、ロッカーアーム1に固定されたローラ軸2と、ローラ4とローラ軸2との間に介在する複数のころ3とを備えたロッカーアーム用転がり軸受において、ローラ4、ローラ軸2、およびころ3の全てが窒素富化層を有している。ローラ軸2およびころ3のうち少なくとも一方の部材における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番を超える範囲にあり、かつ前記部材の残留オーステナイト量が11体積%以上25体積%以下であり、かつ前記部材の窒素含有量が0.1質量%以上0.7質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】
歯車用鋼から冷間鍛造−ガス軟窒化の工程により歯車を製造するにあたり、冷間鍛造に先立つ熱処理の条件を適切に選択して、冷間鍛造時には加工に好都合であるが、最終製品の強度を確保する上で必要な程度の硬さ領域にあるようにし、軟窒化工程においてはVの析出がもたらす再結晶温度上昇効果が適切に得られる量のVを固溶させることができる熱処理方法を提供する。
【解決手段】
重量%で、C:0.18〜0.22%、Si:0.05〜0.15%、Mn:0.55〜0.90%、S:0.01〜0.02%、Cr:0.90〜1.10%、s−Al:0.10〜0.15%およびV:0.18〜0.23%を含有し、P:0.03%以下、Cu:0.3%以下およびNi:0.25%であって、残部が実質的にFeからなる合金組成を有する冷鍛軟窒化歯車用鋼を材料とし、下記の条件の熱処理を行なう。1)一次均熱:900±15℃に約1時間加熱、2)中間冷却:2〜10℃/秒の速度で冷却、3)二次均熱:680±30℃に1〜4時間加熱 (もっと読む)


【課題】 転動疲労寿命と表面損傷寿命との長寿命化を実現して転がり軸受のコンパクト化を可能とし、それによりロッカーアームも軽量かつコンパクトにできるロッカーアーム構造体を提供する。
【解決手段】 軽合金製のロッカーアーム1はロッカーアーム軸5に取り付けられている。ロッカーアーム1の一方の端部1aには二股状のローラ支持部14が、他方の端部1bにはバルブ9の端部が当接している。二股状のローラ支持部14にはローラ軸(内輪)2が固定され、ローラ軸(内輪)2には、ころ(転動体)3を介して回転自在にローラ(外輪)4が支持されている。外輪4、内輪2および転動体3の少なくとも一つの部材が窒素富化層を有し、その窒素富化層におけるオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番を超える範囲にある。 (もっと読む)


【課題】 高炭素含有のパーライト組織の鋼レールにおいて、レール底部に再加熱処理を施し、レール底部の延性を向上させ、同時に、レール底部の硬さを制御し、レール底部からの折損に対する抵抗性を改善し、耐落重破壊特性を向上させる。
【解決手段】 質量%で、C:0.65〜1.40%を含有するパーライト組織を呈する鋼レールにおいて、レール底部を500〜600℃の温度範囲に再加熱し、その後、放冷もしくは加速冷却することを特徴とすることを特徴とする耐落重破壊特性に優れたパーライト系レールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】材料及び製造コストが安価でしかも疲労強度が高く、加えて耐食性が良好でしかも窒化特性も良好な無段変速機ベルトの金属帯リング用の高強度薄鋼帯板を提供する。
【解決手段】無段変速機ベルトの金属帯リング用の高強度薄鋼帯板を、質量%でC:0.10〜0.25%,Si:≦0.25%,Mn:≦0.40%,Ni:5.0〜8.5%,Cr:0.30〜2.50%,Mo+1/2W:1.20〜2.50%,Cu:≦0.20%,V:0.05〜0.15%,Co:1.00〜6.00%,N:≦0.010%,O:≦0.0050%,Al:≦0.10%,Ti:≦0.10%,P:≦0.05%,S:≦0.03%,残部実質的にFe及びその他不可避的不純物から成る組成を有するものとなす。 (もっと読む)


【課題】 高炭素含有のパーライト組織の鋼レールにおいて、レール底部におけるある一定の粒径を有する微細なパーライトブロック粒の数を制御し、これに加えて、レール底部のパーライト組織の硬さを制御し、レール底部からの折損に対する抵抗性を改善し、耐落重破壊特性を向上させる。
【解決手段】 質量%で、C:0.65〜1.40%を含有するパーライト組織を呈する鋼レールにおいて、底部表面を起点として深さ10mmまでの範囲の少なくとも一部に、粒径1〜15μmのパーライトブロックが被検面積0.2mmあたり200個以上存在 することを特徴とする耐落重破壊特性に優れたパーライト系レール。 (もっと読む)


本発明は鋼材の製造方法であって、特にはネットシェイプ鍛造ギヤ歯を有するステアリングラックのような部材に適した鋼材の製造方法に関するものである。本発明による鋼材の製造方法は、少なくとも鋼ブランクの部分を少なくとも600℃の第1の温度まで加熱するステップと、前記部分を成形のため鍛造するステップと、前記部分を200℃よりも高温の第2の温度まで制御手法で冷却するステップと、少なくとも前記部分の表面部を少なくともオーステナイト温度まで加熱するステップと、前記部分を焼入れることにより前記表面を硬化するステップとを有する。
(もっと読む)


【課題】 良好な「感触」と耐食性を兼備したゴルフクラブに適した表面硬化ステンレス鋼鋳造部材を提供する。
【解決手段】 表面硬化ステンレス鋼鋳造部材であって、下記の化学組成:
Cr:15.5〜18.5wt%、
C :0.13〜0.29wt%、
Mn:1.5wt%以下、
Si:0.25〜1.5wt%、
Mo:1.0wt%以下、および
Fe:残部
を有し、この鋳造部材は外表面および表層を備え、この表層は外表面に隣接する第1層を構成しており、この鋳造部材は更に芯部を備え、この芯部は上記表層に隣接し上記外表面からは離れている第2層を構成しており、
上記芯部の硬さがHRB80〜HRC50、上記表層の硬さがHRC30相当以上であることを特徴とする表面硬化ステンレス鋼鋳造部材。 (もっと読む)


【課題】 耐食性、機械的強度の優れる溶接材料を用いてタービンロータを補修する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 タービンロータ2に発生した損傷部に対して、重量比でC:0.01〜0.05%、Si:0.01〜0.6%、Mn:0.1〜0.8%、Ni:3.5〜6%、Cr:12〜16%、Mo:0.01〜0.5%、Cu:3〜5%、Nb:0.03〜0.5%、N:0.005〜0.1%、残部Fe及び不可避的不純物から構成され、下記で示されるCr当量が−15〜0の範囲にある材料を溶接して補修するタービンロータ2の補修方法。
Cr当量=Cr含有量(%)+6×Si含有量(%)+4×Mo含有量(%)+1.5×W含有量(%)+5×Nb含有量(%)−40×C含有量(%)−2×Mn含有量(%)−4×Ni含有量(%)−30×N含有量(%) (もっと読む)


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