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Fターム[4K042DC02]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 加熱温度 (1,317)

Fターム[4K042DC02]に分類される特許

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【課題】 表面に複雑な凹凸を有する金型にも適用可能な焼入れ方法として、歪を飛躍的に低減し、ベイナイト域を急冷することによりベイナイト組織の生成を極力抑えることができると同時に、高い靭性を得ることができる金型の熱処理方法を提供する。
【解決手段】 金型の焼入れ方法であって、金型の表面温度が800〜550℃となるまで冷却ガスを吹き付けて冷却を行う工程の後、前記金型を油槽内の油に投入し、次いで雰囲気の減圧を開始し、金型の表面温度が400〜300℃の範囲に冷却された時に前記油槽を400Pa以下に減圧し、金型の表面温度が300℃未満に低下後に大気圧に復圧を開始する金型の焼入れ方法である。好ましくは、油中冷却中の金型の表面温度が400℃から250℃まで冷却する冷却時間を30分以内とする金型の焼入れ方法である。 (もっと読む)


【課題】 材料表面が剥離を生じることがなく、スパッタリングやCVD等の高価な装置、処理を不要にでき、更には、十分な潤滑性、疲労強度及び耐衝撃性を得ることができる直動装置を低コストで提供する。
【解決手段】 直動装置において、案内軸1の転動体軌道面3、可動体2の転動体軌道面7及び転動体Bの転動面の表面は、官能基を有する含フッ素重合体とPFPEとを含有する潤滑膜14と、前記表面と同等かそれ以上の硬度を有する略球状の研磨材を該表面に噴射して前記表面の温度を鉄系金属の場合はA3変態点以上に、非鉄系金属の場合は再結晶温度以上に上昇させると共に、前記表面に微小な断面円弧状をなす無数の凹部からなる油溜まりを形成する処理を施して得られた硬質層20とを備える。 (もっと読む)


【課題】 苛酷な環境下で使用した場合であっても、転がり疲れ寿命の長い転がり軸受を安価で提供する。
【解決手段】 玉3を、C含有率が0.3〜1.2%で、Si含有率が0.5〜2.0%で、Mn含有率が0.15〜2.0%で、Cr含有率が0.5〜2.0%で、O含有率が12ppm以下で、残部がFe及び不可避不純物の鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化、焼入れ、250℃以上330℃以下での焼戻しをこの順に施すことにより、その転動面をなす表層部の残留オーステナイト量を7%以下、硬さをHv700以上、N含有率を0.2〜2.0%とする。また、内輪1及び外輪2を、鋼からなる素材を所定形状に加工した後熱処理を施すことにより、その軌道面1a,2aをなす表層部の残留オーステナイト量を7%以下、硬さをHv650以上とする。そして、玉3の表面粗さを、内輪1及び外輪2の軌道面1a,2aの表面粗さよりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】 自動車、建設車両、産業機械などの構成部品に用いられる、歯面疲労強度に優れた歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、
C:0.15〜0.25%、Si:1.0〜1.5%、Mn:0.3〜2.0%、S:0.005〜0.02%、Cr:1.0〜1.8%、Mo:0.8〜1.2%、V:0.10〜0.25%、Al:0.001〜0.04%、N:0.003〜0.02%を含有し、P:0.02%以下に制限し、残部が鉄と不可避的不純物であり、37Si(%)+18Mn(%)+10Cr(%)+31Mo(%)+201V(%)が100〜150の範囲である鋼材を、歯車形状に成型加工した後、加熱温度が900〜1050℃の範囲で真空浸炭処理を施すことを特徴とする歯面疲労強度に優れた歯車の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 焼入れ焼戻し後または熱間成形−焼戻し後の引張強さが980MPa以上で、強度−延性バランスに優れ、かつ溶接熱影響部の軟化が少ない自動車用部材を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:1.5 %以下、Mn:1.0 〜3.0 %、P:0.10%以下、S:0.005 %以下、Al:0.01〜0.5 %、N:0.010 %以下およびV:0.10〜1.0 %を含み、かつ(10Mn+V)/C≧50を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、焼戻しマルテンサイト相の体積率を80%以上、粒径:20nm以下のVを含む炭化物の析出個数を単位体積:1μm3当たり1000個以上、かつ該粒径:20nm以下のVを含む炭化物の平均粒径を10nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】くびれ部が発生したり、破断したりすることが無く、周長補正率を十分に高くできる無段変速機用金属リングの製造方法を提供する。
【解決手段】薄板状のマルテンサイト系ステンレス鋼板1の端部同士を突き合わせて溶接し円筒状の金属ドラム2を形成する。金属ドラム2を所定幅毎に裁断して金属リング3を形成する。該溶接後に金属ドラム2または金属リング3をマルテンサイト系ステンレス鋼板1のMs点からMf点までの範囲の温度に保持して冷却処理する。該冷却処理後に金属リング3を塑性変形させる。 (もっと読む)


表面に生成する酸化スケールの密着性と潤滑性が良好で、高強度の熱間加工用工具鋼である。この工具鋼は、C:0.05〜0.5%、Si:0.1〜1%、Mn:1.6〜3.5%、Ni:0.05〜0.5%、Mo:2〜5%、W:2〜5%、Cu:0.05〜0.5%を含み、残部は実質的にFeからなる。更に、Cr、Co、REM、Ti、Nb、V、ZRおよびBのうちの1種以上を含んでもよい。この鋼から作られる工具は、その表面が厚さ50〜1500μmの酸化スケールで覆われている。工具の代表例は継目無管製造用の穿孔プラグである。 (もっと読む)


【課題】 円錐ころ軸受を駆動するのに必要なトルクが小さくて、かつ、ピニオン軸と円錐ころとの間にガタや振動が発生しない車両用ピニオン軸支持装置を提供すること。
【解決手段】 ピニオン軸1を支持する円錐ころ軸受5,6を備える。内輪28,29は、円錐ころ30,31の大径端面が摺動する凹面形状の大鍔面を有する。上記大径端面の表面粗さσ1[μmRa]は0.025以上である。また、上記大鍔面の表面粗さをσ2[μmRa]としたとき、(σ1+σ21/2は0.17以下である。上記大径端面の摺動部、および、上記大鍔面の摺動部は、浸炭鋼から成り、かつ、表面から50μmまでの深さの表層部のマトリックス相中の炭素量が0.8重量%以上であり、かつ、表面硬さがロックウェルC硬さで63〜67であり、かつ、表面残留オーステナイト量が20%以上25%未満に設定されている。 (もっと読む)


構成要素、例えばギア及び他の動力伝達部品は、高強度、高靱性の鉄を含む金属合金をニアネット鋳造し、金属合金を表面処理して、硬化された表面領域を形成し、そして表面領域に潤滑膜を被覆することによって形成される。
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【課題】異物混入潤滑下で使用しても、優れた転動寿命を維持できる軸受用鋼を提供可能とすること。
【解決手段】浸炭層表面の炭素量が1.2%以上となる高濃度浸炭を行って用いられる転がり軸受用鋼であって、質量%で、C:0.70超〜0.90%、Si:0.70%以下、Mn:0.70%以下、Cr:3.20〜5.00%未満、Al:0.040%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Ti:0.0050%以下、O:0.0015%以下と、Mo:1.00%未満、V:0.50%未満の1種又は2種を含有し、残部がFe及び不純物元素からなり、硬さがHv250以下である球状化焼鈍組織を有し、鋼中に存在する未固溶炭化物の平均粒径が0.1〜0.5μmであり、0.1μm以上の大きさの炭化物の析出数が1500000個/mm2以上であることを特徴とする転がり軸受用鋼。 (もっと読む)


【課題】湾曲及び表面疵が少ない長尺鋼材の提供。
【解決手段】穿孔機によって得られた素管に、ピルガーミルによる圧延が施される(STEP5)。圧延により、管状の母材が得られる。次に、母材が酸洗される(STEP6)。次に母材は、大気炉中で高温雰囲気下に保持される(STEP7)。これにより、母材の表面にスケールが生じる。次に母材は、空冷される(STEP8)。母材が所定温度T2に達した段階で、母材は水冷される(STEP9)。温度T2は350℃以上450℃以下である。水冷により、母材は湾曲する。次に、母材に矯正が施される(STEP10)。矯正により、母材からスケールが剥離する。矯正により、真直度が高い鋼管が得られる。 (もっと読む)


【課題】 素管の2倍以上の偏芯拡管加工での母材部で発生する拡管加工割れ、括れの無い、拡管加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼溶接管を提供するものである。
【解決手段】 (1)フェライト系ステンレス鋼溶接管に於いて、溶接管母材部の円周方向伸びが15%以上であることを特徴とするフェライト系ステンレス鋼溶接管。
(2)質量%にて、C:0.001〜0.015%、N:0.001〜0.020%,Cr:11〜25%,Mo:0.01〜2.0%,TiまたはNbの1種または2種を0.05〜0.6%,B:0.0003〜0.0030%を含有し、溶接管素材の円周方向となるべき方向の伸びが30%以上で、平均ランクフォード値が1.5以上であることを特徴とするフェライト系ステンレス鋼溶接管。 (もっと読む)


【課題】 Tiを添加した高強度肌焼鋼からなる鋼部品を、浸炭した後、再焼入れすることにより、積極的に旧オーステナイト粒を超微細化して強度を向上させた浸炭部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.35%、Si:0.03〜0.50%、Mn:2.0%以下、N:0.020%以下、Al:0.005〜0.05%を含有し、さらにTi:0.05〜0.2%、V:0.02〜0.10%、Nb:0.02〜0.10%のうち1種又は2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる肌焼鋼からなる鋼部品を、旧オーステナイト結晶粒度がJIS G0551で規定されているNo.11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなる鋼とし、この鋼から形成の鋼部品を浸炭後、さらに再焼入れを行い、JIS G0551 No.11以上まで微細化したマルテンサイト組織からなる高強度浸炭部品を製造する。 (もっと読む)


【課題】転動体の回転範囲が限定された範囲となる転がり軸受であっても、耐摩耗性が良好となって、十分な転がり疲労寿命が得られるようにする。
【解決手段】スラストころ軸受10の軌道盤11,12および針状ころ13を、以下の方法で作製する。V含有率が0.6〜2.0質量%、C含有率が0.10〜0.80質量%、Si含有率が0.1〜1.5質量%、Mn含有率が0.1〜1.5質量%、Cr含有率が0.5〜3.0質量%、Mo含有率が1.5質量%以下、残部が鉄(Fe)および不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に形成した後、浸炭窒化処理と焼入れおよび焼戻し処理を行い、転がり面の表層部の炭素含有率を0.50質量%以上2.0質量%以下、前記表層部の窒素含有率を0.20質量%以上2.0質量%以下とする。 (もっと読む)


本発明は、従来よりも更に大きい圧縮残留応力を付与することの可能な高強度ばねの製造方法を提供することを目的として成されたものである。このような目的は、次のようにして達成される。焼戻し(熱処理ばねの場合)や歪取り焼鈍(冷間成形ばねの場合)等の最終加熱を行った後、ばねの表面温度が265〜340℃(望ましくは、300〜340℃)となっている間に該ばねにショットピーニングを施し、その後ばねを急冷する。また、ショットピーニングの前、又はショットピーニングの後であって急冷の前に、セッチングをも行っておくことが望ましい。急冷の方法としては、水冷又は油冷のいずれでも構わない。また、線径が小さいばねの場合には、強制空冷でもよい。
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【課題】 軸の一方側端部に鍔部を設けた場合でも軸が割れにくく、水や鉄粉などが侵入しやすい環境下においても長寿命化しうるバックアップロールユニットとする。
【解決手段】 軸3の一方側端部に鍔部5を有するバックアップロールユニット1である。この軸3は、炭素を0.15〜0.3重量%含む鋼材からなるとともに、少なくとも前記鍔部5から軸側軌道面3aにかけては浸炭処理を含む熱処理が施されている。この軸側軌道面3aは、最表面から0〜50μmの深さの部分において炭素量が1.0〜1.5重量%、圧縮残留応力が150〜2000MPa、最大炭化物径が3μm以下、および炭化物面積率が10〜25%とされ、最表面から50〜a/5μm(a=有効硬化層深さ:μm)の深さの部分において炭素量が0.75〜1.3重量%、圧縮残留応力が150〜1000MPa、残留オーステナイト量が25〜45%、最大炭化物径が1μm以下、および炭化物面積率が15%以下とされている。 (もっと読む)


【課題】耐熱応力割れ性に優れたディスクブレーキ用ステンレス鋼板を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.10%未満、Si:1.0%以下、Mn:2.5%以下、P:0.04%以下、 S:0.01%以下、Cr:11.5%超15.0%以下、Ni:1.0%以下、Al:0.10%以下、N:0.10%以下、Nb:0.02〜0.6%、W:0.02〜2.0%を、0.03≦(C+N−(13/93)Nb)≦0.10、 5Cr+10Si+15Mo+20Nb+35V+5W−9Ni−5Mn−3Cu−225N−270C≦45 (ここに、Cr、Si、Mo、Nb、V、W、Ni、Mn、Cu、N、C:各元素の含有量(mass%))を満足するように含有する。これにより、靭性と焼戻し後の耐食性とともに、耐熱応力割れ性に優れたディスクブレーキ用ステンレス鋼板となる。さらに、V:0.02〜0.3%、および/またはCu:0.05〜2.0%、Mo:0.01〜2.0%、Co:0.01〜2.0%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】 踏面に軸方向クラウニングや軸方向テーパー角を有する車輪が複列円すいころ軸受により片持回転軸に支持されている車輪装置において、大鍔面の摩耗や内輪軌道面の剥離を抑制し耐久性を向上させる。
【解決手段】 内輪5,6は、炭素を0.15〜0.3重量%含む鋼材からなり、且つ浸炭処理を含む熱処理が施されている。最表面から0〜50μmの深さの部分において炭素量が1.0〜1.5重量%、ロックウェルC硬さが62〜67、圧縮残留応力が150〜2000MPa、最大炭化物径が3μm以下、および炭化物面積率が10〜25%である。最表面から50〜a/5μm(a=有効硬化層深さ:μm)の深さの部分においては、炭素量が0.75〜1.3重量%、圧縮残留応力が150〜1000MPa、残留オーステナイト量が25〜45%、最大炭化物径が1μm以下、および炭化物面積率が15%以下である。大鍔面52,62の硬さは、円すいころ81,82の大径端面81a,82aの表面硬さよりも2HRC以上硬くされている。 (もっと読む)


本発明は、端縁層固化のために構成部材の表面の少なくとも一部にオイルジェットが噴射され、その場合にオイルおよび/または構成部材が温度調節される、結晶質、部分結晶質または無定形の構造の金属またはセラミックの材料を有する構成部材をケースハードニング処理する方法と同方法を実施する装置に関する。 (もっと読む)


【課題】 浸炭深さが求められる例えばCVT用プーリー等の棒状の機械部品用素材として、浸炭や浸炭窒化処理をより短時間で行ない得るよう、従来例よりも高温で浸炭を行なった場合でも優れた結晶粒粗大化防止効果を発揮し得る様な肌焼用圧延棒鋼を提供すること。
【解決手段】 C,Si,Mnなどの含有率が特定される他、N,Al,Nb,Tiの含有率が特定された鋼材からなり、鋼材中のAl,Nb,Tiから選ばれる少なくとも1種の元素を含む円相当径100nm以上の炭化物、窒化物および炭窒化物、それらの2種以上が付着し、もしくは複合した析出物の数が1.0×1012個/m2以下である高温浸炭時の結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼用圧延棒鋼を開示する。 (もっと読む)


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