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Fターム[4K042DE04]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 冷却条件 (1,672) | 冷却速度 (1,247) | 徐冷(炉冷) (67)

Fターム[4K042DE04]に分類される特許

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【課題】耐久性に優れた穿孔圧延用工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.5%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:0.1〜1.5%、Mo:0.6〜3.5%、W:0.5〜3.5%、Nb:0.1〜1.0%を含み、さらにCo:0.5〜3.5%、Ni:0.5〜4.0%を、1.0<Ni+Co<4.0を満足する基材の表面にスケール層を形成する。そのスケール層のうち基材側に形成されるスケール層を、深さ方向に10〜200μmの厚さを有する地鉄と複雑に絡み合ったネット状スケール層とし、該ネット状スケール層と基材との界面から深さ方向で少なくとも300μmの範囲の基材側組織を、面積率50%以上のフェライト相を含み、かつ該フェライト相が最大長さ:1〜60μmのフェライト粒を400個/mm以上含む。 (もっと読む)


【課題】組織変化型はく離の抑制と高い靱性の両立を図ることができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】浸炭あるいは浸炭窒化処理後、焼き入れ・焼き戻し処理の前に、炉冷して、転がり軸受部品を620〜700℃で所定時間保持する工程を設け、CrとMoを適正量含有する合金鋼を用いた転がり軸受部品の接触面でのC+N量を0.9〜1.4質量%、炭化物の面積率を10%以下とし、この接触面から転動体直径の1%の深さでの、硬さをHv720〜Hv832、残留オーステナイト量を20〜45容量%、圧縮残留応力を50〜300MPaとし、この接触面から転動体直径の1〜3%の深さでの、旧オーステナイト粒径の平均値を20μm以下、旧オーステナイト粒径の最大値を平均値の3倍以下とし、かつ、芯部の硬さをHv400〜550とする。 (もっと読む)


【課題】塑性加工による硬度上昇に伴う疲労強度の上昇を、より向上させることができるようにする。
【解決手段】本発明の鋼構造物の高耐久化処理方法は、鋼構造物における溶接部11の溶接止端部11aに対し、溶接止端部11aの温度が100℃以上400℃未満で超音波ピーニング処理装置13によりピーニング処理を行い、かつ、ピーニング処理部を徐冷する。 (もっと読む)


【課題】表面硬化処理をした機械部品の製造方法において、浸炭と高周波焼入れとの併用を可能にし、全体として歪みが小さく、かつ表面強度が高い機械部品を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜3.00%、Mn:0.30〜3.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜3.00%、Cr:0.20〜1.00%、Al:0.20%以下およびN:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不可避な不純物からなり、かつ、[Si%]+[Ni%]+[Cu%]−[Cr%]>0.50 の条件を満たす合金組成を有する鋼を材料として使用し、これを部品形状に加工し、真空浸炭処理を施したのち徐冷し、ついで高周波焼入れにより表面を硬化させることからなり、高周波焼入れを、760〜900℃に加熱してこの範囲内の温度に保持した後、水冷却することにより実施する。 (もっと読む)


【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。
【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された略円筒状の外周リング部2と、外周リング部2の内周面20bから径方向内方に延設されたフランジ部3とを有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結位置よりも軸方向一方側に突出する第1突出部21と軸方向他方側に突出する第2突出部22とを備える。第1突出部21の軸方向長さは第2突出部22の軸方向長さよりも長い。外周リング部2には、歯形10の表層に形成された浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯形10の歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、第1突出部21よりも第2突出部22の方が深くされている。 (もっと読む)


【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。
【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された外周リング部2、内周面20bから内方に延設されたフランジ部3を有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結部Lよりも軸方向一方側に突出する第1突出部21、他方側に突出する第2突出部22を備える。第1突出部21と第2突出部22の軸方向長さは略同等である。外周リング部2には、歯形10の表層の浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、フランジ部3との連結部Lよりも第1突出部21及び第2突出部22の方が深く、第1突出部21と第2突出部22とにおいて略同等である。 (もっと読む)


【課題】水素が侵入する環境化においてもWEAの生成を効果的に抑制して、転動疲労寿命を向上させるだけでなく、素材の切削性や鍛造性などの加工性も併せて改善した、球状化焼鈍後の加工性に優れ、かつ焼入れ・焼戻し後の耐水素疲労特性に優れる軸受鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.10%、Si:0.30〜0.80%、Mn:0.90〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:1.8〜2.5%、Mo:0.15〜0.4%、N:0.0080%以下およびO:0.0020%以下を含み、さらにSb:0.0015%超0.0050%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は変形抵抗の低減と共に変形能の向上を図り、優れた冷間鍛造性を発揮できる鋼材、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鋼材は、C:0.15〜0.6%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.001〜0.05%、Cr:0.01〜0.5%、Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下(0%を含まない)を含有し、残部は鉄、及び不可避的不純物からなると共に、鋼の金属組織が、セメンタイトとフェライトを有し、全組織に対するセメンタイトとフェライトの合計面積率は95面積%以上であると共に、前記セメンタイトの90%以上のアスペクト比が3以下であって、且つ前記セメンタイトの平均重心間距離が1.5μm以上であり、更に前記フェライトの平均結晶粒径が5〜20μmであること。 (もっと読む)


【課題】自動車および各種産業機器等の高い面圧疲労強度の要求される歯車とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定成分の鋼を、鍛造または鍛造後の機械加工により歯車形状とした後、浸炭(浸窒)焼入焼戻しを行い、その後ショットピーニングを行って製造する際、浸炭表層部:歯車の表面から30μm深さまでの残留γ組織(体積%)が25%以上、58%以下で、ショットピーニング後には7%以下であり、その他はマルテンサイト組織を有し、前記浸炭表層部の結晶粒度が8.5以上で、且つショットピーニング後の歯面および歯元の表面の圧縮残留応力が1500MPa以上で、表面の硬さがHV850以上で、残留γ量、歯面ビッカース硬さおよび歯面残留応力を因子とするパラメータ式を満足する歯車。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製角筒容器を高生産能率かつ低コストで製造する。
【解決手段】プレス機10−1〜10−Nと変形加工機50と焼鈍炉30とトリム機40とをこの順序で配置し、A工程(ステンレス鋼製材料に複数段のプレス絞り加工を順番に施して未完角筒容器を成形する。)、B工程(プレス絞り加工後の未完角筒容器の製品外フランジ部に変形部を成形する。)、C工程(製品外フランジ部を残したままの未完角筒容器全体に焼鈍処理を施す。)およびD工程(焼鈍処理後の未完角筒容器から製品外フランジ部をトリム加工して完成角筒容器を製造する。)をこの順で実行してステンレス鋼製完成角筒容器を製造する。 (もっと読む)


本発明は、合金から製造された半製品をサーモメカニカル処理することによる、ラーベス相及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物が析出した鉄クロム合金からの部品の製造法において、第一の工程において、合金を溶解焼鈍温度以上の温度で溶解焼鈍し、次いで、静止保護ガス又は空気、運動している(吹き付けられた)保護ガス又は空気中で、又は水中で冷却し、第二の工程において、半製品の機械加工を0.05〜99%の範囲で実施し、かつ後続の工程において、加工された半製品から完成された部品を0.1℃/分〜1000℃/分で加熱して550℃〜1000℃の適用温度にすることによって、ラーベス相Fe2(M,Si)又はFe7(M,Si)6及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物を意図的かつ微細に分布させる方法に関する。 (もっと読む)


【課題】付加的な補強材なく衝突エネルギーの吸収方向性を安定的に維持し、衝突吸収性能を向上させる車両用メンバー製作方法及びこれを利用したサイドメンバーを提供する。
【解決手段】ボロン鋼板を素材としてメンバー用のブランクを準備する段階S1と、ブランクを変態点温度以上の高温でプレス熱間成形によってメンバーを成形する段階S2と、熱間成形されたメンバーを第1冷却法によって冷却して、高強度の第1金属組織を有するようにする段階S3と、高強度の第1金属組織を有するメンバーに対してエネルギー吸収方向性を考慮して計算された位置に加熱源を通じて変態点温度まで2次加熱する段階S4と、2次加熱されたメンバーを第2冷却法によって冷却して、部分的に相対的な低強度の第2金属組織を有するようにする段階S5と、第1金属組織上に部分的に第2金属組織を有するメンバーを組立てる段階S6と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ブレーキディスク素材として用いた場合において、長時間使用しても安定した耐食性と耐熱安定性を有する鋼板、および、該鋼板より製造されたブレーキディスクを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以上0.10%未満、Si:0.6%以下、Mn:0.5%超え2.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下、Cr:11.0%以上13.5%以下、Ni:0.01%以上0.30%以下、Nb:0.10%以上0.60%以下、N:0.03%以上0.10%未満およびB:0.0010%超え0.0060%以下を含有し、更に所望の関係式を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、焼入れ後の硬さがHRC(ロックウェル硬さのCスケール)で32HRC以上40HRC以下であることを特徴とするブレーキディスク用鋼板。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.50%、Si:0.6%以下、Mn:0.5〜1.4%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜1.1%、Mo:0.1〜0.7%、V:0.01〜0.3%、S:0.0002〜0.01%、及びO:0.002%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品の直径)の鋼断面において観察される組織が、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織が90面積%以上であり、且つベイナイト組織が0.008〜5面積%であり、ベイナイト組織の平均粒径が10μm以下であり、ベイナイト組織の最大粒径が50μm以下であり、ベイナイト組織のラス間隔が1.0μm以下である鍛鋼品。 (もっと読む)


【課題】水素雰囲気中で使用されても長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1及び外輪2は、炭素,ケイ素,マンガン,クロム,モリブデン,イオウ,リン,及び酸素の含有量が所定の範囲内で且つ残部が鉄及び不可避的不純物である合金鋼で構成されている。また、組織変化抵抗値が10以上である。さらに、浸炭処理又は浸炭窒化処理に続いて焼入れ及び焼戻しが施されることにより、軌道面1a,2aに硬化層が形成されている。硬化層の炭素濃度と窒素濃度との和は0.9〜1.5質量%で、残留オーステナイト量は20〜45体積%である。軌道面1a,2aの表面硬さはHv700〜780で、芯部の硬さはHv550以下である。軌道面1a,2aから100μm内側の深さ位置における周方向の圧縮残留応力は、100〜500MPaである。軌道面1a,2aの軸方向の粗さ曲線の最大山高さRpが0.2μm以下である。 (もっと読む)


【課題】水素雰囲気中で使用されても白色組織への組織変化が生じにくいことに加えて摩耗損傷が生じにくく長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1及び外輪2は、炭素の含有量が0.5質量%以上0.9質量%以下、ケイ素の含有量が0.6質量%以上1質量%以下、マンガンの含有量が0.6質量%以上1.2質量%以下、クロムの含有量が6.5質量%以上9.5質量%以下、モリブデンの含有量が1質量%以下で、且つ、残部が鉄及び不可避的不純物である合金鋼で構成されている。また、組織変化抵抗値が10以上である。さらに、焼入れ及び焼戻しが施されており、軌道面1a,2aの残留オーステナイト量が10体積%以上20体積%以下であるとともに、硬さがHv674以上772以下である。さらに、旧オーステナイト結晶粒度が、粒度番号で7以上10以下である。 (もっと読む)


【課題】 熱間鍛造された鋼製ワークに焼鈍し処理を施すことなく、結晶粒度の細粒な鋼製ワークを製造すること。
【解決手段】 900℃を超える温度で熱間鍛造された鋼製ワーク30を、500℃以上に保たれたパイプ58内に順次挿入し、挿入された各鋼製ワーク30を、6分以上かけて徐々に放熱塔56上部開口側まで押し上げ、押し上げられた各鋼製ワーク30を、その温度がA1変態点以下になったことを条件に排出用シュート78内に排出し、排出された各鋼製ワーク30を搬送ローダ108で下降させた後、振り分け器118内に落下させ、各鋼製ワーク30を振り分け器118で鉄箱に振り分ける。 (もっと読む)


【課題】 プランジャポンプ用軸受の主要寸法を変更することなく、割れ強度を向上させること。
【解決手段】 複数のボール4を内外輪間に介在させてなる玉軸受の前記内輪2を偏心軸に嵌合すると共に前記外輪3の外周面をポンプのプランジャに衝合させて前記偏心軸の回転によって前記プランジャを往復動させるプランジャポンプ用軸受において、前記外輪3の半径方向最薄部肉厚(t)をボール径(D)の50%以上60%以下とする。 (もっと読む)


【課題】高荷重下においても優れた耐摩耗性や耐割れ性を発揮して優れた軸受機能を長期に亘って維持できる長寿命な転がり軸受およびその熱処理方法の提供。
【解決手段】内輪および外輪のいずれか一方を固定輪とすると共に、当該内輪と外輪との間に転動体を複数配設してなる転がり軸受であって、前記固定輪が、少なくとも、C:0.15〜0.26重量%、Cr:0.1〜0.8重量%、Ni:0.5〜2.5重量%の添加物を含む鋼材からなり、かつ、当該鋼材に含まれる添加物の関係を示す値E1(40Mn+20Cr+17Ni+10Mo+10Si)およびE2((2+0.9Ni)/C)が、E1≦90かつE2≧60を満足する。これによって、高荷重下においても優れた耐摩耗性や耐割れ性を発揮して優れた軸受機能を長期に亘って維持できる。 (もっと読む)


【課題】表面起点剥離などの表面損傷や内部起点剥離に対して長寿命になり、かつ軸端面がかしめ加工が可能な転がり軸受およびその転がり軸受を用いたローラ付きカムフォロアを提供する。
【解決手段】ローラ軸2の製造方法は、鋼からなる部材にA1点以上の浸炭窒化処理温度で浸炭窒化処理を行なうことにより窒素富化層を形成する工程と、窒素富化層が形成された上記部材をA1点よりも低い温度に冷却することにより、当該部材の内部にフェライトとセメンタイトとを生成させる工程と、内部にフェライトとセメンタイトとが生成した上記部材の表面層を高周波焼入れする工程とを備えた熱処理が実施されることを特徴とする。 (もっと読む)


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