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Fターム[4K043FA09]の内容

Fターム[4K043FA09]に分類される特許

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【課題】高温の炉内に露点温度制御手段を設ける必要がなく、炉内雰囲気ガスの露点温度を均一化することができる露点温度制御方法と露点温度制御装置を提供する。
【解決手段】鋼板を水平方向に通板して熱処理を施す横型水平炉の炉内に水蒸気を含ませた雰囲気ガスを送り込み、炉内の露点温度を制御する方法において、上記炉の下流側に設けられた雰囲気ガス供給室から水蒸気を含ませた雰囲気ガスを上流の炉内に供給すると共に、炉内の露点温度差に基いて雰囲気ガス供給室から炉内に供給する雰囲気ガスの流量を調整し、炉内の露点温度を均一化する、好ましくはさらに、上記雰囲気ガス供給室内に、鋼板に対して近接、離間が可能な仕切板を配設して雰囲気ガス供給室から炉内に供給する雰囲気ガスに縮流を発生させ、撹拌することを特徴とする露点温度制御方法。 (もっと読む)


【課題】鋼帯の表面における模様状欠陥の発生を抑制することが可能な、鋼板の製造設備及び製造方法を提供する。
【解決手段】搬送されてくる鋼帯Cの表面から水分を除去するリンガーロール2と、リンガーロール2よりも鋼帯Cの搬送方向下流に配置され、且つ連続焼鈍炉の入側において鋼帯Cの表面を乾燥させるドライヤー4と、リンガーロール2とドライヤー4との間に配置され、鋼帯Cの表面へ霧状の冷却水を噴霧する噴霧設備6を備える。 (もっと読む)


【課題】非金属介在物の存在が確認された鋼板についてブリスター発生を抑制し得る、めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を鋳造して鋳片を得る工程と、上記鋳片に熱間圧延を施して熱延鋼板を得る工程と、上記熱延鋼板を、非金属介在物を検出する介在物センサが出側に配置された冷間圧延ラインに通板させて、冷間圧延を施して冷延鋼板を得る工程と、上記冷延鋼板を、水素ガスを含む還元性ガスが供給された焼鈍炉と溶融めっき浴とを有する溶融めっきラインに通板させて、上記焼鈍炉で焼鈍した後に上記溶融めっき浴に浸漬させてめっきを施す工程と、を備え、上記介在物センサによる非金属介在物の検出量があらかじめ設定した値以上であった場合には、上記焼鈍炉での上記冷延鋼板の在炉時間を、予め定められている時間よりも短くする、めっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱延後の冷却中や、保管・搬送時には剥離せず、MDの際に容易に剥離するスケールが形成された線材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、C:0.05〜1.2%(質量%の意味。以下、化学成分について同じ。)、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、N:0.005%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄及び不可避不純物である鋼線材であって、厚さ7.0μm以下のスケールを有し、且つ、該スケール中のFeO比率が30〜80体積%であり、Fe2SiO4比率が0.1体積%未満である鋼線材である。 (もっと読む)


【課題】焼鈍時に鋼中のSi、Mn等の易酸化性元素が鋼帯表面に濃化して易酸化性元素の酸化物が形成するのを防止する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯及び冷却帯を備え、炉内ガスの一部を炉外に設けたリファイナに導入して露点を低下し、露点を低下したガスを炉内に戻す縦型焼鈍炉を用い、均熱帯と冷却帯の連結部を炉上部に配置し、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯及び均熱帯上部にリファイナに導入する炉内ガスの吸引口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部及び均熱帯下部にリファイナから戻るがスの吐出口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯の吸引ガス量Qo1、均熱帯上部の吸引ガス量Qo2、均熱帯と冷却帯の連結部の吐出ガス量Qi1、均熱帯下部の吐出ガス量Qi2、冷却帯以降の雰囲気ガスの供給量Qf1、均熱帯の雰囲気ガスの供給量Qf2、均熱帯内容積Vs、均熱帯平均炉温Tsが0.3×Qf1<Qo1等の関係を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】従来の方法では、炉内の水分除去が不十分で、露点を目標の−45℃以下とするのに長時間を要するため、容易に低露点雰囲気とならしめる炉内雰囲気改善法を提供する。
【解決手段】炉内雰囲気ガスから一部取り出したガスをリファイナー7で脱湿した後、再び炉内12へ供給する、連続焼鈍炉3の雰囲気調整方法において、前記取り出したガスを前記リファイナーに通した後、熱交換器6にてガス温度を400〜600℃にする昇温を行った上で、焼鈍炉壁10から炉壁耐火物11内部を経由させて炉内へ供給する。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が多い場合でも、優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.4〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に、連続焼鈍を施す際に、加熱過程では焼鈍炉内温度:600℃以上A℃以下(A:650≦A≦1000)の温度域を昇温速度:7℃/s以上とし、かつ、均熱過程では焼鈍炉内温度:820℃以上1000℃以下の温度域を雰囲気の露点:−45℃以下とし、さらに、冷却過程では750℃以上の温度域を雰囲気の露点:−45℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が0.2質量%以上の鋼板であって、全長、全幅にわたり良好な化成処理性が得られる鋼板を低コストに製造する。
【解決手段】
鋼板を連続焼鈍するに際し、直火加熱炉内の通板方向に沿って、各々が直火バーナー群を備えた3つ以上の加熱ゾーンを設け、最上流側の1つ以上の加熱ゾーン(A)では、直火バーナーの空気比0.60〜0.95で鋼板を400〜600℃に加熱し、その下流側の1つ以上の加熱ゾーン(B)では、直火バーナーの空気比1.05〜1.25で鋼板を600〜750℃に加熱し、最下流側の1つ以上の加熱ゾーン(C)では、直火バーナーの空気比0.60〜0.95で鋼板を650〜800℃に加熱する。 (もっと読む)


【課題】製造中においてはスケール剥離性が抑制すると共に、メカニカルデスケーリング性を向上させた鋼線材、およびそのような鋼線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼線材は、所定の化学成分組成を有し、表面にスケール層が形成された鋼線材であって、前記スケール層は、平均厚さが5μm以下であるFeO層と、該FeO層より下側に形成された、ボイドを含む酸化物層とを有しており、鋼線材の軸に垂直な断面において前記酸化物層を顕微鏡観察したとき、鋼線材表面と同心円周に沿った線分上でボイドが占める割合が10%以上、50%未満になる部分の厚さが平均0.50μm以上である。 (もっと読む)


【課題】ピックアップ欠陥発生、炉壁損傷の問題の少ない低露点の雰囲気を安定して得ることができ、鋼中のSi、Mn等の易酸化性元素が焼鈍時に鋼板表面に濃化してSi、Mn等の易酸化性元素の酸化物が形成されるのを防止し、Si等の易酸化性元素を含有する鋼板の焼鈍に適した鋼板の連続焼鈍方法を提供する。
【解決手段】連続焼鈍炉において、鋼板温度が600℃以上である温度域の雰囲気ガスを、Cを1質量%以上含有する固形物と接触させ、雰囲気ガス中の水分と固形物中のCを反応させて雰囲気ガスの露点を低下させることを特徴とする鋼板の連続焼鈍方法。 (もっと読む)


【課題】生成不純物含有雰囲気ガスが装入側冷却領域を構成する前室側に入り込まないようにしてホワイトパウダーの発生を排除する。
【解決手段】ストリップ1の搬送路2に沿って配置された装入側冷却領域3、焼鈍領域4、搬出側冷却領域5、焼鈍領域4と搬出側冷却領域5を連結する中間領域6、およびガス供給装置7で構成された連続式光輝焼鈍炉Aにて装入口12及び搬出口14から還元性雰囲気ガスを放出しつつストリップ1を還元性雰囲気内で連続的に光輝焼鈍する方法であって、装入口12より搬出口14の炉内ガス排出抵抗を小さくし、且つ、ガス供給装置7の装入側ガス供給口8を装入側冷却領域3に接続して、供給された還元性雰囲気ガス10aを装入側冷却領域3から焼鈍領域4方向に流し、ホワイトパウダーその他不純物に起因する焼鈍ムラを解消する。 (もっと読む)


【課題】鋼帯幅方向の温度分布の不均一やガス噴射速度を速くしたときの鋼帯のばたつきを低減する。
【解決手段】鋼帯表裏の各々の面に対向して、その長さが鋼帯幅より長い管状の圧力ヘッダーが鋼帯長手方向に間隔Lで各々複数配置され、さらに該圧力ヘッダーに該圧力ヘッダーから突出して設けられたノズルが鋼帯幅方向に間隔Wで複数配置され、ノズルは鋼帯長手方向に千鳥状に配置された連続焼鈍炉のガスジェット冷却装置であって、鋼帯表裏の圧力ヘッダーの鋼帯長手方向間隔が前記鋼帯長手方向の圧力ヘッダー間隔Lの1/3以上、2/3以下となるように鋼帯表裏の圧力ヘッダーの位置が鋼帯長手方向にずらして配置され、鋼帯表裏の一方の側のノズル群のノズルに対して、鋼帯表裏の他方の側のノズル群のノズルの鋼帯幅方向のずらし量が前記鋼帯幅方向のノズル間隔Wの1/6以上、1/3以下になるように鋼帯表裏のノズルが鋼帯幅方向にずらして配置される。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量の多い高炭素鋼線について、組織崩壊や延性低下を生ずることなく伸線加工を行って、所望の高強度かつ高延性の鋼線を得ることのできる鋼線の製造方法およびそれにより得られる鋼線を提供する。
【解決手段】パーライト組織を有する炭素含有量0.70〜1.10質量%の鋼線材に対し、最終熱処理後に湿式伸線加工を施す鋼線の製造方法である。湿式伸線加工を2回に分けて行うとともに、前半の湿式伸線加工後、後半の湿式伸線加工前に、中間熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性及び耐食性に優れ、低コストで、実用的なコンベヤチェーンを用いたインライン熱処理用の溶融ソルト槽内搬送設備の提供。
【解決手段】溶融ソルト槽31内におけるルーズコイルのパスラインに沿ってコンベヤチェーン1を配置し、ルーズコイルをコンベヤチェーン1に載置して、溶融ソルト30に浸漬させながら搬送する構成を有し、溶融ソルトは、硝酸又は亜硝酸のアルカリ金属塩から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせからなり、コンベヤチェーンを構成する部品のうち、溶融ソルトに浸漬し、且つ互いに摺動する何れか一方又は両方の部位の材質は、(A)Ni:0.60%以下、Cr:11〜18%、C:1.2%以下、Si:1.0%以下である熱処理されたマルテンサイト系ステンレス鋼、(B)Cr:11〜20%、C:0.12%以下、Si:1.0%以下である熱処理されたフェライト系ステンレス鋼又は(C)コバルト基合金から選ばれる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、連続熱処理炉の加熱効率を低下せずに、通板中の鋼帯からスケールがハースロール上に転写、焼付くのを防止可能な鋼帯の連続熱処理炉及びその操業方法を提供することを目的としている。
【解決手段】鋼帯をガスバーナで加熱する直火炉及びラジアントチューブで加熱する輻射炉で構成した加熱帯内に、該鋼帯を支持する複数個のハースロールを配設した連続熱処理炉を改良した。具体的には、前記ハースロールに非水冷方式及び水冷方式を採用すると共に、スケールの発生領域のみに、水冷方式のハースロールを配置するようにし、且つ該ハースロールの表面温度をFe酸化物の焼結温度未満に制御するようにした。 (もっと読む)


【課題】伸線工程および熱処理(パテンティング)工程を含む製造プロセスを改良することで、一次伸線での加工限界を向上するとともに、製造プロセス全体のの省エネルギー化を実現できる鋼線の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素を含有するパーライト組織からなる高炭素鋼材から鋼線を製造する方法である。高炭素鋼材に対し、X=Ln(t)−40000/T+52(ここで、tは熱処理時間(s)であり、Tは熱処理温度(K)であって、熱処理温度Tは、673K以上Ac1点以下の範囲内の温度である)で定義されるXが0.8≦X≦17.8を満足する条件にて一次熱処理を行った後、該一次熱処理後の高炭素鋼材に対し、一次伸線、最終熱処理、最終伸線および撚り線を順次行う。 (もっと読む)


【課題】軟質鋼板から超ハイテンまでの多種類の薄鋼板製品を熱処理することができる鋼板連続焼鈍設備および鋼板連続焼鈍設備の運転方法を提供する。
【解決手段】(1) 予熱帯、加熱帯、均熱帯、冷却帯、再加熱帯、過時効帯、最終冷却帯を、この順に有する鋼板の連続焼鈍設備であって、前記再加熱帯から前記最終冷却帯までの間(前記再加熱帯、前記最終冷却帯を含む)に、鋼板を加熱速度:15℃/秒以上で急速加熱できる急速加熱領域と、該急速加熱領域で急速加熱された鋼板を冷却速度:10℃/秒以上で急速冷却できる急速冷却領域を有することを特徴とする鋼板連続焼鈍設備、(2) 上記鋼板連続焼鈍設備において急速加熱領域が過時効帯にあり、急速冷却領域が過時効帯と最終冷却帯との間、または、最終冷却帯にあるもの等。 (もっと読む)


各種高強度鋼の生産に適するフレキシブルな薄い帯鋼処理ラインにおいて、アンコイリング及び洗浄、加熱、均熱、徐冷、ジェット冷却、水焼入れ冷却、酸洗、再加熱、オーバーエージング、最終冷却、テンパー、フィニッシュ、塗油及び巻取りというステーションが順次に設けられ、アンコイリング及び洗浄ステーション、酸洗ステーション、再加熱ステーションのそれぞれに接続通路を介して接続される電気めっきステーションと、溶融亜鉛めっき炉のノーズを介して再加熱ステーションに接続され、接続通路を介してめっき後の冷却と最終冷却ステーションに接続される溶融亜鉛めっき及びめっき層合金化焼鈍しステーションと、電気めっきステーション、テンパーステーション、フィニッシュステーションのそれぞれに接続通路を介して接続されるパッシベーション及び他の後処理のステーションと、をさらに備え、前記の再加熱ステーションは、移動可能なバイパスを介してオーバーエージングステーションに連通される。本発明によれば、普通の冷延板、溶融亜鉛めっき板及びめっき層合金化焼鈍し板の生産及び電気Zn、Niめっき板の生産、特に超高強度レベルの冷延板、電気亜鉛めっき板と溶融亜鉛めっき板及びめっき層合金化焼鈍し板の生産を、一つの装置に統合させて、フレキシブルな生産を実現した。
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【課題】軟化焼鈍を施しつつソリッドワイヤ用鋼線材を製造するに際して、軟化焼鈍条件を適切に制御することによって、ソリッドワイヤ用鋼線材を酸洗性に優れたものとする方法、およびこうした方法によって得られる酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に調整した鋼線材を軟化焼鈍する際に、軟化焼鈍炉内の温度を700〜850℃に設定すると共に、軟化焼鈍炉内の酸素濃度を10容量%以下、水蒸気濃度を20容量%以下とし、且つこれら酸素濃度と水蒸気濃度が下記(1)式および(2)式の関係を満足するように調整し、60分以上、15時間以下で軟化焼鈍する。
Y≧0.02X-7.5388 …(1)
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。 (もっと読む)


1以上のセクションを含め、前記1以上のセクションに非還元性雰囲気または弱還元性雰囲気のガスが充填された焼鈍装置及び前記焼鈍装置が含まれるメッキ鋼板の製造装置及びこの装置を介してメッキ鋼板を製造する方法が提供される。
追加的な酸化―還元熱処理工程や高価の合金元素を多量に含まなくても既存の焼鈍設備及び熱処理サイクルを用いて溶融メッキ鋼板に対するメッキ性、合金化性、耐ピックアップ性、メッキ密着性、耐剥離性(Anti−flaking)、耐クレーター(Anti−crater)、耐アッシュ性(Anti−ash)などのメッキ品質を大幅向上させることができる。また、優秀な品質を経済的で容易に確保することができて、その用度が多様で費用節減の側面から効果的である。
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