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Fターム[4K058BB04]の内容

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Fターム[4K058BB04]に分類される特許

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【課題】インジウムが付着した軍手や紙などの繊維質廃棄物、マスキングテープ等の接着性廃棄物から効率良くインジウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】インジウム付着物を焼成した後に、焼成残渣を酸溶解し、該酸溶解液から不純物を除去して金属インジウムを回収することを特徴とするインジウムの回収方法であって、ITOスパッタリング工程等のインジウム含有物処理工程において発生する使用済みの軍手、拭き取り紙などの繊維質廃棄物、あるいはマスキングテープ等の接着質廃棄物を原料とし、好ましくは、上記インジウム付着物を低酸素雰囲気下で蒸し焼きにした後に焼成残渣を酸溶解し、該酸溶解液を濾過して溶解残渣を分離し、溶解濾液から不純物を除去して金属インジウムを回収する方法。 (もっと読む)


【課題】湿式銅製錬法において、溶媒抽出法により銅と鉄を分離する際に、トリブチルフォスフェイトを含む抽出剤により、還元後の塩化物水溶液から1価の銅イオンを選択的に抽出し、次いで逆抽出することにより形成される抽出剤中の残留銅濃度を極力低くし、それによって抽出工程で逆抽出後抽出剤を繰り返し使用する際に、銅抽出率を上昇させるとともに、抽出残液中の銅濃度をその後の銅除去の負荷が低くなるように極力低下させることができる溶媒抽出方法を提供する。
【解決手段】トリブチルフォスフェイトを含む抽出剤を用いて、還元後の塩化物水溶液から1価の銅イオンを選択的に抽出し、次いで逆抽出することにより形成される抽出剤を、再生始液として用いる塩素イオンを含む水溶液と接触させて再生抽出剤を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シュウ酸とInを含むシュウ酸エッチング液中に含有されている不溶性のIn化合物を捕捉するフィルターから、その不溶性のIn化合物を除去するとともに、そのIn、In合金、In化合物等を回収する方法と装置に関し、Inとともにシュウ酸イオンが含まれているシュウ酸エッチング液を循環させる流路内に配置されるフィルターで捕捉される不溶性In化合物を好適に除去することができるとともに、そのフィルターを再生することもでき、しかもIn、In合金、In化合物等を有価物として好適に回収することができる回収方法と装置を提供することを課題とする。
【解決手段】シュウ酸とInとを含有するシュウ酸エッチング液中の不溶性In化合物を捕捉したフィルターから、無機酸によって前記不溶性In化合物を溶解させて除去し、無機酸に溶解したIn若しくはIn合金、又はIn化合物を回収することである。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する粗酸化亜鉛等の亜鉛含有物を湿式亜鉛製錬用工程で用いる際に、フッ素が液中に蓄積しないよう効率良くフッ素を吸着除去することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するために、硫酸酸性溶液中にフッ素イオンと第二鉄イオンとを共存させ、当該溶液を中和することによって生成する鉄沈殿物にフッ素を吸着させて共沈除去する。また、フッ素を吸着した鉄沈殿物を再溶解して、複数回フッ素吸着用の鉄原料として使用することにより、鉄元素のフッ素吸着剤としての能力を最大限に活用する。そして、亜鉛製錬工程で発生する未溶解残渣を、吸着剤である鉄の原料として活用し、フッ素を含む粗酸化亜鉛などを中和剤として用いれば、湿式亜鉛製錬工程で一般的に実施されている、溶解、中和、固液分離の操作のみで目的を達成できる。従って、大きな設備投資を必要としない。 (もっと読む)


【課題】 カソードを電解槽に吊り下げた際に良好な吊り下げ状態となり、吊り下げ状態の調整が必要な場合でも人手で容易に調整することが可能な電気銅製造用カソードを提供する。
【解決手段】 電気銅製造用カソードは、電着面となる種板1と、断面矩形のカソードビーム3と、種板1とカソードビーム3を繋ぐ吊手2とからなる。湾曲した薄板状の吊手2の両端が種板1の両面上端縁部に固定され、湾曲した吊手2の内側にカソードビーム3が挿通されると共に、カソードを吊り下げた状態において、湾曲した吊手2はカソードビーム3の上側の2稜線3a、3bにのみ接触している。 (もっと読む)


【課題】イリジウムなどの希少な金属を、不要となった発光素子から回収する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】室温で三重項励起状態からの可視光発光が可能な有機金属化合物を加熱して回収する、又は室温で三重項励起状態からの可視光発光が可能な有機金属化合物を含む発光素子を用い、発光素子のEL層を溶媒に溶かして溶液を形成し、前記溶液を加熱、マイクロ波照射又は酸性の水で処理して回収する方法を提供する。上記方法により、希少金属であるイリジウムや白金などの金属の資源を有効活用することができる。 (もっと読む)


【課題】塩化第1銅を含む酸性水溶液から電着銅を高電流効率で回収することができる電解採取方法を提供する。
【解決手段】陰極室7、陽極室8、及び前記両室を分離する隔膜9から構成される電解槽を用いる隔膜電解法により、該陰極室7に塩化第1銅を含む酸性水溶液3を給液し、一方該陽極室8に塩化鉄水溶液4を給液して、銅を電解採取する方法において、前記陰極室7の液面レベルを、前記陽極室8の液面レベルに対し、陽極室深さの1〜3.5%の距離を隔てた高い位置に調整するとともに、前記塩化第1銅を含む酸性水溶液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)を200〜290mVに調整することにより、陰極室7からの廃液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)を300mV以下に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱伝達率をより一層向上させることができるように、焼結した際に十分な空隙を確保できるヒートパイプ構成原料としての銅粉を提供せんとする。
【解決手段】中心粒径(D50)が5μm〜50μmである電解銅粉粒子からなるヒートパイプ構成原料を提案する。D50が5μm〜50μmである電解銅粉粒子は、その粒度、形状の特徴ゆえに粉体状態で空隙を多く含み、焼結してもポーラスで空隙率の高い焼結体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】陰極装入位置の調整作業において、簡便に極間距離を等間隔に調整可能な治具を提供し、種板の重量ばらつきを抑制する。
【解決手段】種板電解工程の電解槽において、所定の陽極間距離Cのもとに対向する2つの陽極12の間に陰極11を装入する際に、2つの陽極12の中間位置に陰極11を案内する調整治具20であって、治具本体19の下方に陰極ビームを挟み込むガイド部と、ガイド部の側方位置に陽極12に接するアーム部21とを形成するとともに、ガイド部の中心位置からアーム部21の外側面までの距離D、またはガイド部の中心位置からアーム部21の外側に取付けたアタッチメント22の外側面までの距離Dを陽極間距離Cの1/2に設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、廃触媒から白金族金属を電気化学的な方法により抽出する方法に関するものであって、本発明によれば、技術的過程の単純化、白金族金属の低抽出費用、抽出される貴金属の生産性が顕著に向上し、経済性に極めて優れている。
【解決手段】本発明は、電解槽の両電極間に処理すべき物質を付加する段階、電解質として0.3〜10.0%塩酸水溶液を電解槽に満たす段階、電極の極性を逆転電極に活性化し、白金族金属を浸出させる段階、前記活性化過程後、貴金属の水和された陰イオン塩素複合体が形成される速度で陽極
(anode)から陰極(cathode)に電解質を循環させる段階からなる。 (もっと読む)


【課題】 メッキ用の特殊形状電気ニッケルの電解採取に用いるカソードについて、絶縁物でのマスキングにより形成する電着部が縮小ないし変形することを防止し、電着部の特殊形状を維持することができる方法を提供する。
【解決手段】 マスキングのためカソード母板に塗布する絶縁物として一液性エポキシ樹脂を使用し、塗布時の動粘度を外気温にかかわらず10000〜30000cStに保持する。更に具体的には、一液性エポキシ樹脂の樹脂温度Yを、外気温Xに対しY=−0.82X+48.27の関係を満たすように予熱し、予熱直後〜1時間の間にカソード母板に塗布する。 (もっと読む)


【課題】 亜鉛を含むカドミウム溶液から亜鉛を分離し、高純度の金属亜鉛として回収する。
【解決手段】 少なくとも亜鉛とカドミウムを含む溶液を
第1工程としてアルカリ剤でpH調整し、
第2工程として得られたカドミウム溶液から2−エチルヘキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシルエステルによる溶媒抽出によって亜鉛を有機相中へ抽出し、
第3工程として得られた亜鉛を含む有機相を洗浄し、カドミウムなどの不純物を除去後、
第4工程として洗浄後の亜鉛を含む有機相を亜鉛電解液で亜鉛を逆抽出し、
第5工程で逆抽出後の溶液から電解採取によって金属亜鉛を得る亜鉛の分離回収方法。 (もっと読む)


【課題】インジウムのロスの抑制および回収されるインジウムの品位の保持、の両者を実現するインジウム含有溶液の処理方法を提供する。
【解決手段】鉛とインジウムとを含有する溶液へ活性炭を添加し鉛を吸着させる工程と、当該溶液中へ、当該溶液中に残留する鉛を硫化するに足る量の硫化剤を添加し、当該残留する鉛を硫化物として除去する工程と、当該鉛の硫化物を除去した溶液からインジウムを採取する工程と、を有するインジウム含有溶液の処理方法である。 (もっと読む)


【課題】金属製錬や産業廃棄物処理工程より発生する炭酸鉛、酸化鉛、水酸化鉛、硫酸鉛等の鉛含有物から効率よく、高純度な金属鉛を回収する方法を提供する。
【解決手段】鉛含有物を硝酸溶液にてpH1〜3、反応時間1時間以上の条件にて浸出し、濾過後、濾液中の鉛より貴な金属の不純物を除去するため、金属鉛を用いてpH2〜3の範囲にて置換反応を行い、硝酸鉛溶液から電解採取法により、アノードに二酸化鉛、カソードに金属鉛を析出させた後、アノードより二酸化鉛を剥離回収して、還元剤とともに溶融還元して金属鉛にした後、炉冷した後苛性ソーダを添加して微量不純物を取り除き、鋳造して電気鉛を得、カソードより回収した電着鉛も溶融後、同様に微量不純物を取り除き、鋳造して電気鉛を得る。 (もっと読む)


鉄の水素過電圧より高い水素過電圧を有するカソードを備え、そして約2未満のpHを有するカソード液を含む、カソード区画と、アノードを備え、そしてアノード液を含むアノード区画と、陰イオンの通過を可能にするセパレーターと、を含む電解槽中で鉄分の豊富な金属塩化物の溶液中で電解すること、(この電解ステップは、電解槽の非アノード区画中で鉄分の豊富な金属塩化物の溶液を循環させること、それによって鉄をカソードで電着させること、および塩素ガスをアノードで発生させること、そして鉄を使い果たした溶液を残すこと、を含む)を含む鉄分の豊富な金属塩化物の溶液からの金属鉄および塩素ガスの同時回収のための電気化学的方法。鉄分の豊富な金属塩化物の溶液は、炭塩素化の廃棄物、使用済みの酸の浸出液または酸洗い液に由来することができる。
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【課題】酸性塩化浴から電解精製又は電解採取によって得られる電着銅中に含有される塩素を効率的に除去する方法を提供する。
【解決手段】酸性塩化浴から電解精製又は電解採取によって得られる電着銅を、非酸化性ガス雰囲気下に500〜800℃の温度で加熱処理に付し、次いで硫酸洗浄処理に付すこと、さらに、前記硫酸洗浄処理の後に、水洗浄処理に付すこと、前記加熱処理に先だって、電着銅を希塩酸又は塩化ナトリウム水溶液を用いた洗浄処理に付し、次いで水洗浄処理に付すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄、ヒ素その他の不純物元素を含有する塩化ニッケル水溶液から、鉄及びヒ素を効率的に除去することができる塩化ニッケル水溶液の精製方法を提供する。
【解決手段】鉄、ヒ素その他の不純物元素を含有する塩化ニッケル水溶液に、酸化剤とpH調整剤を添加し、酸化還元電位(Ag/AgCl電極基準)を1050〜1080mVに、かつpHを1.95〜2.00に調整して、鉄及びヒ素を水酸化物沈殿として除去することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ニッケル酸化鉱石からニッケル及びコバルトを回収する高温加圧酸浸出に基づく湿式製錬方法において、ニッケル及びコバルトの高純度金属等の最終製品を製造する工程で用いる原料として好適な、ニッケル及びコバルトの濃縮度が高く、かつ付着水分が低い中間精製物を得る湿式製錬方法を提供する。
【解決手段】ニッケル酸化鉱石のスラリーに硫酸を添加し加圧下で浸出した後、ニッケル及びコバルトを含む浸出液と浸出残渣とに分離し、引き続き、得られた浸出液を電解槽に供給し、電解採取に付すことによって、ニッケル及びコバルトを含む合金を製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】銀インク用銀粉として、溶液に分散させた後に沈降しない特性に優れた銀粒子を提供する。
【解決手段】一座配位子錯塩である銀アンミン錯塩の水溶液に、ゼラチン、ポリビニルアルコール、水溶性でんぷん、にかわ、水溶性カルボン酸塩のいずれかを添加した電解液を用いて電解することにより、電子顕微鏡観察による形状が非粒状であり、中心粒径(D50)が0.05μm〜3.0μmであり、且つ、カーボン含有量が0.03〜3質量%である銀粒子を得る。 (もっと読む)


【課題】少ない労力とエネルギーを用い塩化鉄液中のインジウムおよび/または錫を回収するとともに塩化鉄溶液を再利用することができるインジウムおよび/または錫を含有する塩化鉄溶液の処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】インジウムおよび/または錫を含有する塩化鉄溶液の再生処理方法であって、前記塩化鉄溶液中の塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元して第1溶液を作製する還元工程と、前記第1溶液中のインジウムおよび/または錫を分離して第2溶液を作製する分離工程と、前記第2溶液中の塩化第一鉄を塩化第二鉄に酸化する酸化工程を含む塩化鉄溶液の再生処理方法と、該方法を行なう再生処理装置を提供する。 (もっと読む)


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