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Fターム[4K058CA05]の内容

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Fターム[4K058CA05]に分類される特許

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【課題】中和剤やその他の特殊な薬剤を用いずに、ろ過性がよく、銅をほとんど含まない鉄澱物を作ることが可能な湿式銅精錬法を提供する。
【解決手段】銅硫化鉱物を含む銅原料を塩素浸出して、浸出生成液を得る塩素浸出工程、得られた浸出生成液を還元して、還元生成液を得る銅イオン還元処理工程、得られた還元生成液から、銅を電解採取または溶媒抽出する銅分離採取工程、および、浸出生成液、還元生成液、溶媒抽出残液または電解尾液から鉄を分離除去する工程を含む湿式銅精錬法において、塩化第一鉄と塩化第一銅もしくは塩化第二銅を含む、前記浸出生成液、還元生成液、溶媒抽出残液または電解尾液のpHを0〜2.5に、温度を60〜95℃にそれぞれ保持し、大気圧下で、該液に酸素を含むエアを吹き込むことにより、塩化第一鉄の一部をゲーサイトとして沈殿させる。 (もっと読む)


【課題】従来有効に利用されていない炭素を多く含む石油系未利用資源中の金属を容易且つ迅速にそして高純度で回収することができ、残った金属回収済未利用資源を熱源として利用可能になる石油系未利用資源からの金属回収方法及び金属回収装置を提供する。
【解決手段】ペトロコークやオイルサンドなどの炭素を多く含む石油系未利用資源から、ニッケルなどの金属を回収する石油系未利用資源からの金属回収装置1であって、シート状を成す陰極2と、バインダを混ぜてシート状に形成した石油系未利用資源を陽極3として陰極2に対峙させる導電性を持たないセパレータ4と、電解液Lを収容する液槽5と、液槽5内の電解液Lに陰極2及びシート状の陽極3を浸けた状態で、両電極2,3間に所定の電圧を印加する電圧印加部6を備えている。 (もっと読む)


【課題】電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する際に、電解時に電着金属が自然剥離することを防止しながら、かつカソード端部の電力集中により形成される異常電着物を製品から容易に分別することができる電解採取方法を提供する。
【解決手段】カソードと不溶性アノードを備えた電解槽を用いて、電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する際に、下記の(1)〜(3)の要件を満足するカソードを用いることを特徴とする。
(1)カソード材質は、酸性水溶液中で耐食性に優れている。
(2)カソードの表面粗さは、5点標準粗さ(Rz)で表した値で10〜20μmになるように粗さ調整する。
(3)カソードの表面上に、絶縁部分を設けることにより、カソード面を中央部(A)と、カソードの側辺及び底辺から5〜10mmの幅を有する周辺部(B)とに分割する。 (もっと読む)


【課題】銅を含有する酸性塩化浴からなる電解液から平滑性に優れた電着物を得ることができる安全性と経済性に優れた銅電解方法を提供する。
【解決手段】銅を含有する酸性塩化浴からなる電解液から平滑性に優れた電着物を得る銅電解方法であって、前記電解液をカソードとアノードを備えた電解槽へ給液し、電解槽への通電を断続通電とするとともに、1周期での通電時間と停電時間の合計時間で通電時間を除して求めた有効通電率が50〜90%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する際に、電解時に電着金属が自然剥離して落下することを防止し、電解後の分別作業においてカソードから電着金属を容易に剥ぎ取ることができる電解採取方法を提供する。
【解決手段】カソードと不溶性アノードを備えた電解槽を用いて、電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する方法であって、
下記(1)〜(3)の要件を満足するカソード用い、電解後に、貫通孔内部に形成された連結を切断してカソードから電着金属を分別することを特徴とする。
(1)カソード材質は、酸性水溶液中で耐食性に優れている。
(2)カソードの表面粗さが、5点標準粗さ(Rz)で表した値で10〜20μmになるように粗さ調整する。
(3)カソードの周辺部の少なくとも四隅に貫通孔を設け、電解時にカソード両面の電着金属の連結を図る。 (もっと読む)


ニッケルイオン、及び2,5-ジメチル-3-ヘキシン-2,5-ジオールを含む、ニッケルカソード製造用の酸性電解質水溶液を提供する。2,5-ジメチル-3-ヘキシン-2,5-ジオールは、酸性電解質水溶液中に約5 ppm〜約300 ppmの量で存在することができる。また、ニッケルイオン、及び2,5-ジメチル-3-ヘキシン-2,5-ジオールを含む酸性電解質水溶液を用意すること、及びニッケルを電解堆積させてニッケルカソードを形成することを含む、電解採取または電解精製方法も提供する。2,5-ジメチル-3-ヘキシン-2,5-ジオールの添加により、電解採取または電解精製により製造されるカソードの表面上に現れることがある。縞及び他の欠陥が低減される。
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【課題】 銅硫化鉱のハロゲン系浸出液に平滑化添加剤としてポリエチレングリコールを添加したハロゲン系電解液から銅を電解採取する方法では、緻密な電着銅を得るためには、電解液をカソード近傍で強制的に攪拌する必要がある。
【解決手段】 カソード2の近傍にカソード2に対して一回り小さい窓6bを開けた遮蔽板6を設置して、電解液の強制撹拌を併用せずに、緻密な板状電気銅を製造する。 (もっと読む)


【課題】 ディスプレーデバイスのパネルから、エネルギーコストをかけないでインジウムを高回収率で回収し、同時にインジウム濃度が低くかつ適度な大きさのガラスも回収することができる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 主としてガラスからなりかつITO透明電極を含むディスプレーパネルを粉砕し、粉砕物からインジウムを回収する方法において、粉砕物を250μm以下のガラス微粉に分級し、得られたインジウム濃縮ガラス微粉からインジウムを回収する。 (もっと読む)


【課題】粒径が小さく、粒度分布が比較的狭く、分散安定性に優れかつデンドロイト化が抑制された銅微粒子を、簡便な方法でかつ大量に生成することのできる金属微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、銅イオン、ハロゲンイオン、及び有機物分散媒が溶解している還元反応溶液において、銅イオンの還元反応により粒子径が1〜500nmの範囲にある銅微粒子を析出させることを特徴とする、銅微粒子の製造方法 (もっと読む)


【課題】インジウムが付着した軍手や紙などの繊維質廃棄物、マスキングテープ等の接着性廃棄物から効率良くインジウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】インジウム付着物を焼成した後に、焼成残渣を酸溶解し、該酸溶解液から不純物を除去して金属インジウムを回収することを特徴とするインジウムの回収方法であって、ITOスパッタリング工程等のインジウム含有物処理工程において発生する使用済みの軍手、拭き取り紙などの繊維質廃棄物、あるいはマスキングテープ等の接着質廃棄物を原料とし、好ましくは、上記インジウム付着物を低酸素雰囲気下で蒸し焼きにした後に焼成残渣を酸溶解し、該酸溶解液を濾過して溶解残渣を分離し、溶解濾液から不純物を除去して金属インジウムを回収する方法。 (もっと読む)


【課題】湿式銅製錬法において、溶媒抽出法により銅と鉄を分離する際に、トリブチルフォスフェイトを含む抽出剤により、還元後の塩化物水溶液から1価の銅イオンを選択的に抽出し、次いで逆抽出することにより形成される抽出剤中の残留銅濃度を極力低くし、それによって抽出工程で逆抽出後抽出剤を繰り返し使用する際に、銅抽出率を上昇させるとともに、抽出残液中の銅濃度をその後の銅除去の負荷が低くなるように極力低下させることができる溶媒抽出方法を提供する。
【解決手段】トリブチルフォスフェイトを含む抽出剤を用いて、還元後の塩化物水溶液から1価の銅イオンを選択的に抽出し、次いで逆抽出することにより形成される抽出剤を、再生始液として用いる塩素イオンを含む水溶液と接触させて再生抽出剤を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シュウ酸とInを含むシュウ酸エッチング液中に含有されている不溶性のIn化合物を捕捉するフィルターから、その不溶性のIn化合物を除去するとともに、そのIn、In合金、In化合物等を回収する方法と装置に関し、Inとともにシュウ酸イオンが含まれているシュウ酸エッチング液を循環させる流路内に配置されるフィルターで捕捉される不溶性In化合物を好適に除去することができるとともに、そのフィルターを再生することもでき、しかもIn、In合金、In化合物等を有価物として好適に回収することができる回収方法と装置を提供することを課題とする。
【解決手段】シュウ酸とInとを含有するシュウ酸エッチング液中の不溶性In化合物を捕捉したフィルターから、無機酸によって前記不溶性In化合物を溶解させて除去し、無機酸に溶解したIn若しくはIn合金、又はIn化合物を回収することである。 (もっと読む)


【課題】塩化第1銅を含む酸性水溶液から電着銅を高電流効率で回収することができる電解採取方法を提供する。
【解決手段】陰極室7、陽極室8、及び前記両室を分離する隔膜9から構成される電解槽を用いる隔膜電解法により、該陰極室7に塩化第1銅を含む酸性水溶液3を給液し、一方該陽極室8に塩化鉄水溶液4を給液して、銅を電解採取する方法において、前記陰極室7の液面レベルを、前記陽極室8の液面レベルに対し、陽極室深さの1〜3.5%の距離を隔てた高い位置に調整するとともに、前記塩化第1銅を含む酸性水溶液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)を200〜290mVに調整することにより、陰極室7からの廃液の酸化還元電位(Ag/AgCl電極規準)を300mV以下に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、廃触媒から白金族金属を電気化学的な方法により抽出する方法に関するものであって、本発明によれば、技術的過程の単純化、白金族金属の低抽出費用、抽出される貴金属の生産性が顕著に向上し、経済性に極めて優れている。
【解決手段】本発明は、電解槽の両電極間に処理すべき物質を付加する段階、電解質として0.3〜10.0%塩酸水溶液を電解槽に満たす段階、電極の極性を逆転電極に活性化し、白金族金属を浸出させる段階、前記活性化過程後、貴金属の水和された陰イオン塩素複合体が形成される速度で陽極
(anode)から陰極(cathode)に電解質を循環させる段階からなる。 (もっと読む)


鉄の水素過電圧より高い水素過電圧を有するカソードを備え、そして約2未満のpHを有するカソード液を含む、カソード区画と、アノードを備え、そしてアノード液を含むアノード区画と、陰イオンの通過を可能にするセパレーターと、を含む電解槽中で鉄分の豊富な金属塩化物の溶液中で電解すること、(この電解ステップは、電解槽の非アノード区画中で鉄分の豊富な金属塩化物の溶液を循環させること、それによって鉄をカソードで電着させること、および塩素ガスをアノードで発生させること、そして鉄を使い果たした溶液を残すこと、を含む)を含む鉄分の豊富な金属塩化物の溶液からの金属鉄および塩素ガスの同時回収のための電気化学的方法。鉄分の豊富な金属塩化物の溶液は、炭塩素化の廃棄物、使用済みの酸の浸出液または酸洗い液に由来することができる。
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【課題】酸性塩化浴から電解精製又は電解採取によって得られる電着銅中に含有される塩素を効率的に除去する方法を提供する。
【解決手段】酸性塩化浴から電解精製又は電解採取によって得られる電着銅を、非酸化性ガス雰囲気下に500〜800℃の温度で加熱処理に付し、次いで硫酸洗浄処理に付すこと、さらに、前記硫酸洗浄処理の後に、水洗浄処理に付すこと、前記加熱処理に先だって、電着銅を希塩酸又は塩化ナトリウム水溶液を用いた洗浄処理に付し、次いで水洗浄処理に付すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄、ヒ素その他の不純物元素を含有する塩化ニッケル水溶液から、鉄及びヒ素を効率的に除去することができる塩化ニッケル水溶液の精製方法を提供する。
【解決手段】鉄、ヒ素その他の不純物元素を含有する塩化ニッケル水溶液に、酸化剤とpH調整剤を添加し、酸化還元電位(Ag/AgCl電極基準)を1050〜1080mVに、かつpHを1.95〜2.00に調整して、鉄及びヒ素を水酸化物沈殿として除去することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】少ない労力とエネルギーを用い塩化鉄液中のインジウムおよび/または錫を回収するとともに塩化鉄溶液を再利用することができるインジウムおよび/または錫を含有する塩化鉄溶液の処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】インジウムおよび/または錫を含有する塩化鉄溶液の再生処理方法であって、前記塩化鉄溶液中の塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元して第1溶液を作製する還元工程と、前記第1溶液中のインジウムおよび/または錫を分離して第2溶液を作製する分離工程と、前記第2溶液中の塩化第一鉄を塩化第二鉄に酸化する酸化工程を含む塩化鉄溶液の再生処理方法と、該方法を行なう再生処理装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】不純物元素を含有する酸性塩化ニッケル水溶液から不純物元素を除去する際に、高塩酸濃度の液を用いることなく、安全かつ経済的に、銅、鉄、コバルト、亜鉛等の不純物元素を除去することができるとともに、得られた精製液を電解液として用いた電解採取法において、不純物元素含有量が低い電解ニッケルを高電流効率で得ることができる塩化ニッケル水溶液の精製方法を提供する。
【解決手段】不純物元素を含有する酸性塩化ニッケル水溶液に水溶性金属塩化物を添加し、全塩素濃度を8.5〜10.0モル/L、及び塩酸濃度を3モル/L以下に調整した後、次いで調整後の塩化ニッケル水溶液を強塩基性陰イオン交換樹脂と接触させて不純物元素を吸着除去することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】銅、鉄、及びコバルトのほかに、鉛、亜鉛等の不純物元素や水素のようなガス成分を除去することができる高純度ニッケルの製造方法を提供する。
【解決手段】不純物元素を含有する酸性塩化ニッケル水溶液を、強塩基性陰イオン交換樹脂と接触させ、不純物元素イオンを吸着除去し、精製液を得る工程(A)、該精製液を、カソードを設置したカソード室と不溶性アノードを設置したアノード室とを備えた電解槽を用いて電解採取に付し、電解ニッケルを得る工程(B)、及び該電解ニッケルを、5000℃以上の水素含有高温雰囲気下に水素プラズマ溶解に付し、電解ニッケルに残存する蒸発成分を除去し、精製金属ニッケルを得る工程(C)を、含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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