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Fターム[4K070AC22]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 原料 (1,319) | 副原料 (650) | 金属 (54) | 合金鉄 (35)

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【課題】マンガン源として安価な高炭素FeMnを使用したとしてもなお、CのピックアップやMnのロスを少なくすることで、低C高Mn鋼を確実にかつ安価に溶製することができる低炭素高マンガン鋼の溶製方法を提案する。
【解決手段】転炉の吹錬終了後、底吹きガスによるリンシング処理を行ってから取鍋へ出鋼するに当たり、まず、C≧1.0mass%を含有する高C−FeMnを投入したのちにAlを投入して脱酸処理し、次いで、出鋼溶鋼をAP処理して脱硫し、その後、RHガス脱ガス処理を施すことにより、C:0.030〜0.050mass%、Mn≧1.00mass%の鋼とする。 (もっと読む)


【課題】 転炉製鋼方法において、カーボンニュートラルであるバイオマス由来の炭材を、コークスや石炭などの化石燃料由来の炭材に替わる熱源として利用することで温室効果ガス発生量を削減する。
【解決手段】 転炉内の溶銑12を酸素吹錬して溶鋼を溶製する転炉製鋼方法において、酸素吹錬中に熱源として使用する、コークス、石炭、黒鉛などの化石燃料由来の炭材の一部または全部をバイオマス由来の炭材に置き換え、温室効果ガスの発生量を削減する。この場合に、前記バイオマス由来の炭材の硫黄含有量を0.10質量%以下とすること、前記バイオマス由来の炭材は、植物系バイオマスを炭化して製造される炭化物にバインダー及び水分を加えて成型した成型体であること、及び、前記バイオマス由来の炭材として、パームヤシ殻由来のバイオマス炭、パームヤシ空果房由来のバイオマス炭、パームヤシ幹由来のバイオマス炭のうちの何れか1種または2種以上を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命の長い軸受材料を提供すると共に、該軸受材料の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被検面積が3000mmである場合に、(長さ×幅)1/2で算出される介在物平均径が3μm以上である酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり100個以下、前記介在物平均径が10μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり2個以下で、且つ、前記介在物平均径が3μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の全体の90%以上が、酸化マグネシウム濃度が5質量%以下である軸受材料は、転動疲労寿命が優れている。 (もっと読む)


【課題】 溶銑と鉄スクラップとを主原料として溶鋼を製造するにあたり、低品位の鉄スクラップを多用する場合であっても、鉄鋼製品の品質外れや過剰品質の問題をきたすことなく溶鋼を製造する。
【解決手段】 本発明に係る溶鋼の製造方法は、主原料として溶銑及び鉄スクラップを用いて転炉にて脱炭精錬を行い、目標成分の溶鋼を製造するにあたり、要求される鉄鋼製品の材質特性に基づいて仮に決定されている目標成分値の範囲に対し、転炉に装入した溶銑及び鉄スクラップの成分組成及び質量から転炉内溶湯のトランプエレメントの濃度を計算し、該トランプエレメントが材質特性に及ぼす影響に基づいて前記の仮に決定されている目標成分値の範囲を修正し、転炉での精錬条件及び成分調整材添加量を制御して、溶鋼成分を修正した目標成分値の範囲に入るように転炉にて調整することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 2基の転炉を用い、一方の転炉では、炭材などを熱源として大量の鉄スクラップを溶解して高炭素溶融鉄を溶製し、他方の転炉では、該高炭素溶融鉄を酸素吹錬して所定成分の溶鋼を溶製する製鋼方法において、大量の鉄スクラップを鉄源として利用する。
【解決手段】 2基の転炉を用い、一方の転炉では、炉内に鉄スクラップ及び予備処理の施されていない溶銑を装入し、更に、フェロシリコン、黒鉛、コークス及び4.0kg/(高炭素溶融鉄トン)以下の造滓剤を炉内に添加し、炉底から攪拌用ガスを供給しながら、上吹きランスから、精錬の進行に伴って供給流量が低下するようにして酸素ガスを供給し、フェロシリコン、黒鉛及びコークスの燃焼熱により鉄スクラップを溶解して炭素濃度が3質量%以上の高炭素溶融鉄を溶製し、次いで、他方の転炉で前記高炭素溶融鉄を原料として酸素吹錬し、所定の成分の溶鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】 転炉型精錬炉内に保持された溶鉄を吹錬するにあたり、ダスト発生量や耐火物の溶損を助長することなく、着熱効率を高めて効率的に溶鉄を昇熱する。
【解決手段】 転炉型精錬炉2に保持された溶鉄12に酸化性ガス14を上吹きまたは底吹きして前記溶鉄を吹錬する際に、予め、酸化性ガスを上吹きする上吹きランス3の先端部または該上吹きランスとは別に設置したランス4の先端部に、燃料及び助燃ガスを噴出させる噴射孔からなるバーナーを設けておき、吹錬中、前記バーナーにより形成される火炎16の中を通過するように精錬用粉粒状物質15を転炉型精錬炉内に装入する。 (もっと読む)


本発明は、溶銑を利用した非晶質合金の製造方法に関する。本発明は、溶銑を提供する段階、前記溶銑に合金材を投入する段階、及び前記溶銑を凝固させる段階を含む、非晶質合金の製造方法を提供する。

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【課題】 転炉と真空脱ガス設備とを用いてMnを含有する極低炭素鋼を溶製するにあたり、真空脱ガス設備におけるMMnEの使用量を削減して製造コストを大幅に低減する。
【解決手段】 転炉での脱炭精錬により溶鋼を得て、得られた溶鋼を取鍋に出鋼し、取鍋内の溶鋼を真空脱ガス設備にて減圧下で脱炭精錬することによってMn含有極低炭素鋼を溶製するに際し、転炉での溶銑の脱炭精錬では、Si含有量が0.20質量%以下であり、実質的な予備脱燐処理が施されていない溶銑を使用すると共に、炉内に生成されるスラグの塩基度が4.0〜4.5となるように炉内に装入する生石灰の量を調整し、且つ、転炉内にMn鉱石を投入して溶銑中炭素で該Mn鉱石を還元し、溶鋼中炭素濃度が0.04〜0.05質量%となるまで溶銑を脱炭精錬して、溶鋼中炭素濃度が0.04〜0.05質量%の状態で溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、その後、真空脱ガス設備で脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】炭素成分が0.4〜1.0%を鋼を製造するにあたって、大きな非金属介在物の低減を十分に行うことができるようにする。
【解決手段】 脱炭処理を行う転炉1に対して装入する溶銑のP濃度を0.004%〜0.012%とする。転炉1にて脱炭処理を行う際は、Si及びMnをそれぞれ少なくとも全投入量の15%以上溶銑に投入する。転炉1から溶鋼を出鋼する際はSi及びMnを脱炭処理時に投入した投入量と合わせて前記全投入量の85%以上95%以下の範囲で溶鋼に投入する。二次精錬の際には、残りのSi及びMnを溶鋼に投入する。 (もっと読む)


少なくとも1種の卑金属と少なくとも1種の付加的な合金成分とを含有する金属溶融物を溶融容器の内部で前記金属溶融物を覆うスラグの存在下に溶製する方法。金属溶融物の合金成分を富化するために、合金成分を5〜10重量%、溶融冶金上無害な揮発性成分を5〜10重量%、硫黄を5重量%以下、及びその他の合金成分とスラグ生成材との少なくとも一方を含有する合金成分含有添加材料を前記金属溶融物に供給する。この添加材料は鉱石からの浸出処理と沈殿により水酸化物及び/又は炭酸塩の形態で得られる。本発明は更に係る添加材料にも関する。
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【課題】脱炭工程において、スロッピングの発生が防止されながら、高濃度のMnを含有する溶鋼中の炭素が安全に除去される、高Mn鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】高Mn鋼の製造方法は、原材料を溶解し、第1の溶鋼を得る溶解工程S10と、前記第1の溶鋼に造滓剤を添加するとともに酸素ガス及び不活性ガスを吹き込んで前記第1の溶鋼中の炭素を除去し、第2の溶鋼を得る脱炭工程S20と、前記第2の溶鋼の成分を調整し、第3の溶鋼を得る成分調整工程S30と、前記第3の溶鋼を鋳込み、10質量%以上20質量%以下のMn及び0.15質量%以下のCを含有する鋳塊を得る鋳込み工程S40とを備える。前記第1の溶鋼は、0.20質量%以下のSiと0.30質量%以下のCとを含有する。 (もっと読む)


【課題】Pbフリーであっても良好な被削性(特に仕上げ面粗さ)を発揮すると共に、連続鋳造方法によって生産性良く製造することのできる低炭素硫黄快削鋼を製造するための方法を提供する。
【解決手段】低炭素硫黄快削鋼を製造するに当り、転炉から取鍋へ出鋼して溶鋼処理するに際して、成分調整のため添加するFeMn合金およびFeS合金の70%以上を転炉出鋼時に添加すると共に、前記取鍋は前回受鋼した溶鋼中のSi含有量が0.20%以下およびAl含有量が0.030%以下の取鍋を使用するか、或は取鍋を施工してから溶鋼処理を全く行なっていない取鍋を使用し、溶鋼処理後の溶鋼中のSi含有量を0.0020%以下、Al含有量を0.0015%以下に制御する。 (もっと読む)


【課題】 、原料溶銑中に含有されているP分を転炉吹止時において残留させることによってFe-Pの使用量を削減して高りん鋼の溶製コストを低減するとともに、出湯後の成分調整を可能にして目標成分への的中率を高める高りん鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 スロッピングを抑止できることを条件として、可及的に低い塩基度を有する転炉スラグを生成せしめて転炉製錬を行うこととする。ここに塩基度とは、転炉スラグ中のCaO含有量(mass%)に対するSiO2含有量(mass%)の比をいう。また、高りん鋼とは、Pの含有量が0.05mass%以上の鋼をいう。 (もっと読む)


高マンガン低炭素鋼(1)を製造するための方法および溶解装置は、液状の銑鉄(2)と液状の炭素鋼(3a)とスラグ成分(4)をベースとして作動し、例えば電気アーク炉(18)とは違う容器内でのプロセス過程のこれまでの欠点を回避する目的を追求する。高いマンガン含有量と低い炭素含有量で生じさせる鋼は、液状のフェロマンガン(5)と液状の鋼(3a)をFeMn精錬転炉(6a)内に投入した後のプロセスにおいて、トップランス(8)と下吹きノズル(9)からの酸素(7)の組合せの吹込みにより炭素成分を約0.7〜0.8%に低減され、この場合、予備溶湯から成る低温の最終製品の一部が冷却剤(10)として投入され、下吹きノズル(9)から酸素(7)を連続的に吹き込むことにより炭素成分が約0.05〜0.1%に低減される。
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【課題】等軸晶の割合を簡便な方法で安定的に高位に維持でき、例えば、製品板の加工性の向上及び表面性状の改善を図ることが可能なTi含有含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、仕上脱炭処理後の溶鋼を覆うスラグの組成を、CaO/SiO2:2.2以上3.2以下、Al23:20質量%以上30質量%以下、MgO:12質量%以上22質量%以下、Cr23:1.0質量%以下にそれぞれ制御した後、溶鋼にTi源を添加する。 (もっと読む)


製鋼産業に由来し、酸化鉄粒子を含むスラグ(2,2')を利用するプロセスにおいて、還元剤(29)が追加され、スラグ(2,2')の酸化鉄粒子及び任意的に設けられる他の金属酸化物が前記還元剤(29)によって還元される。 小さいエネルギー消費と低い投資で可能となる効率的なスラグ還元を達成するために、本プロセスは以下のように実行される: − 反応容器(7)内の溶解炭素を含有している残留溶融鉄(25)上に、前記スラグ(2,2')を、ゆっくりと連続的に長時間に亘って充填するステップと、 − 前記スラグ(2)、前記残留溶融鉄、及び新たに形成された溶融鉄(17)を長時間に亘って電気的に加熱するステップと、 − 炭素を含有している還元剤(29)を不活性ガスと共に、前記スラグ(2)と前記溶融鉄(25)との間の境界面(26)に近接する領域内へ、若しくは直接的に前記溶融鉄(25)内へ、ランス(11)によって長時間に亘って噴出させるステップと、 − 前記溶融鉄(25)内の前記還元剤(29)の前記炭素を溶解させるステップと、 − 金属鉄及び一酸化炭素を形成しつつ、前記スラグ(2)の酸化鉄粒子を長時間に亘って還元させるステップと、 − 結果として生じる一酸化炭素によって発泡スラグ(2')を長時間に亘って形成させるステップと、 − 酸素含有ガス若しくは酸素を前記発泡スラグ(2')に導入して、長時間に亘って一酸化炭素を二酸化炭素へと後燃焼させるステップと、 − 前記反応容器(7)の底部を不活性ガスで長時間に亘って洗浄するステップと、− 前記処理されたスラグ(16)を排出するステップと、 − その後任意的に、溶融鉄(17)を排出し、これにより、溶解炭素を含有している残留溶融鉄(25)が前記反応容器(7)内に残されるステップと、を備えていることを特徴とする。
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【課題】転炉設備で製造された溶鋼を後工程に送ることができない状況下において、脱炭炉の稼働状況の低下を起こすことなく、溶鋼のリサイクルを行う。
【解決手段】脱りん炉と脱炭炉とを備えた転炉設備で、前記脱炭炉から出鋼された溶鋼の一部又は全部が収容された取鍋を、脱りん炉の炉下を通して脱炭炉の装入側へ移送し、前記取鍋内の溶鋼を再度脱炭炉に装入して吹錬を行う。 (もっと読む)


【課題】 より清浄度を高めるための軸受鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】 軸受鋼の精錬において、窒素ガスを溶鋼に供給しながら行う転炉で一次精錬工程を行い、転炉から出鋼した溶鋼中に窒素ガスを吹き込み当該窒素ガスで撹拌するバブリング工程を行い、バブリング工程後に行なう真空脱ガス処理工程を行なう。バブリング工程で窒素ガスを用いているので、一次精錬時に窒素濃度がばらついていても窒素濃度を高めた状態で真空脱ガス処理を行うことができる。このため、真空脱ガス処理での非金属介在物の除去効果が向上し、鋼の清浄度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 より高速で脱りんすることが可能な脱りん処理の方法を提供する。
【解決手段】 上吹きランスおよび底部に底吹き羽口を備える溶銑予備処理容器を用い、その上吹きランスからは酸素ガスを吹き付けると同時に底吹き羽口からは攪拌用ガスを吹き込むことにより、溶銑の脱りんを行う方法において、前記溶銑予備処理容器内に脱りん剤を添加した後の上吹きランスから浴面への酸素ガスの吹き付けを、脱りん剤の滓化完了まではソフトブローとし、滓化の完了後はハードブローとするとともに、前記ソフトブロー時に生成するスラグ中のFeO含有量が30mass%以上になったとき、前記底吹き羽口からの攪拌ガス流量を増加させてスラグ−メタル間の攪拌を強化する溶銑の脱りん方法。 (もっと読む)


鉄浴上に装荷された液状の冶金スラグからクロムを還元する方法であって、該クロムの還元がC含有量2〜4wt%の鉄浴によって行なわれる方法において、a)Cr含有量が2〜20wt%のCr含有スラグを、C含有量が1wt%未満の鉄浴上に装荷する工程、b)エネルギー供給と共に炭素源を添加して鉄浴の炭素含有量を約2〜4wt%にまで上昇させる工程、c)Crの還元後に、Cr含有量が約0.1wt%である液状スラグを除去する工程、d)冷却材、望ましくはスクラップを鉄溶湯に添加し、該溶湯のC含有量を1wt%未満にまで低下させる工程、およびe)Cr含有溶湯の一部を液状で除去し、一方、残部は以降の溶湯処理のために転炉内に液状で残す工程を特徴とする方法。 (もっと読む)


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