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Fターム[4K070EA27]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 原料組成 (80)

Fターム[4K070EA27]に分類される特許

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【課題】転炉形式の脱燐炉で大量の含硫黄鉄源を使用しながら低硫溶銑を製造すること、脱燐処理では実質的にフッ素含有物を使用しないこと、および設備費は極力安価でかつ取扱いが容易なことを、いずれも達成することができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内に持ち込まれる硫黄質量が使用溶銑トン当たり0.1kg以下となる条件で、螢石に代表されるハロゲン化物を用いることなしに、脱燐処理後のCaOとSiOとの質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.0以上2.8以下とし、溶銑に含有される炭素の質量濃度を3.3%以上3.8%以下とするとともに、脱燐処理中の全吹錬時間中後半50%の底吹きガス流量を溶銑1tあたり0.12Nm/min以上0.26Nm/min以下に保つことにより、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を5質量%以上10質量%以下にする。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造する。
【解決手段】蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法である。脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用する。
【効果】実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】フォーミングする溶融スラグを少ない使用量で迅速に鎮静化し、溶融スラグの溢れ出しによる設備損傷を防止して、生産性の安定維持を実現するスラグのフォーミング鎮静材及びその鎮静方法を提供する。
【解決手段】粒度が0.2mm以上2mm以下の炭素粉を20質量%以上40質量%以下、水分を30質量%以上60質量%以下含有する混合物が、不透水性の可燃性物質で構成される容器に収納されているスラグのフォーミング鎮静材12を、塩基度が0.8以上1.5以下の泡立っている溶融スラグS2中に投入する。 (もっと読む)


【課題】 鋼の連続鋳造設備のタンディッシュから発生する使用済み耐火物を、製鋼精錬工程における副原料として再利用する。
【解決手段】 本発明の使用済みタンディッシュ耐火物の再使用方法は、Al23−SiO2系耐火物をワーク耐火物4とし、該ワーク耐火物の表面にMgOの被覆層5が施工された連続鋳造用タンディッシュ1から発生する使用済み耐火物を回収して30mm以下に破砕し、破砕した使用済み耐火物を、粒径が10mm以下の細粒、及び、10mm超え30mm以下の粗粒に篩い分けし、篩い分けにより得た前記細粒を転炉での溶銑の脱炭精錬における造滓剤として使用する。 (もっと読む)


【課題】 以降の使用が不可能な産業廃棄物を有益なフォーミング現象鎮静剤として再生することにより、環境負担の発生を抑制することを可能とする。
【解決手段】 本発明では、銑滓または鋼滓中に投入してフォーミング現象を鎮静するための鎮静剤であって、古紙が回収されて再生される過程で発生する短繊維の再生されない製紙スラッジと、衛生陶器の製造工程で発生する衛生陶器排水汚泥とを混合した後に圧縮成形することにより得られる固形体であることを特徴とすることにより、
以降の使用が不可能な産業廃棄物を有益なフォーミング現象鎮静剤として再生し、環境負担の発生を抑制することを可能とした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精錬容器の形状を問わず、製鋼工程でのスクラップ消費量を低下させることなく、また、脱りん剤にCaF2を用いない場合でも、効率良くCaO源の滓化を促進し、安価にかつ高効率に溶銑を脱りん処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】Si含有量0.1質量%以上の溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱りん精錬を行うに際し、溶鋼を製造する際に発生するスラグを再利用する目的で脱りん精錬容器に予め入れ置きするおよび/または溶銑装入後に添加するスラグ中のCaO分を除き、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の30質量%以下(ゼロを含む)とする精練前半と、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の70質量%以上とする精練後半に分け、後半の開始時点は、溶銑中のSi含有量が0.1質量%未満とする。 (もっと読む)


【課題】プリメルト滓化促進剤を投入してスラグを生成するにあたり、安定的にスラグを滓化させることができるようにする。
【解決手段】上底吹き機能を有する転炉1で精錬を行う際に、蛍石の代わりにプリメルト滓化促進剤を投入することでスラグを生成させるプリメルト滓化促進剤の投入方法において、プリメルト滓化促進剤を投入するに際し、プリメルト滓化促進剤に含まれるフッ素含有量が1.0%以下とし、各種条件の範囲でプリメルト滓化促進剤を投入する。 (もっと読む)


【課題】 マグネシア・カーボン煉瓦からなる羽口煉瓦と、羽口煉瓦を囲む、マグネシア・カーボン煉瓦からなる羽口周囲煉瓦とから構成される底吹き羽口において、羽口煉瓦の損傷を抑制し、長期間の使用に耐えることのできる、底吹き羽口の煉瓦構造を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための発明に係る底吹き羽口の煉瓦構造は、精錬用ガスを吹き込むためのガス吹込管を有し、マグネシア・カーボン煉瓦からなる羽口煉瓦と、該羽口煉瓦を囲む、マグネシア・カーボン煉瓦からなる羽口周囲煉瓦と、から構成され、転炉の底部に設置される底吹き羽口の煉瓦構造において、前記羽口煉瓦のカーボン含有量が前記羽口周囲煉瓦のカーボン含有量よりも低く、これにより、羽口煉瓦の熱膨張率が羽口周囲煉瓦の熱膨張率に比較して相対的に大きく、且つ、羽口煉瓦の熱伝導率が羽口周囲煉瓦の熱伝導率に比較して相対的に小さいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのフッ素の溶出を、少ない薬剤使用量で効果的に抑制する技術を提供する。
【解決手段】第二リン酸アルカリ金属塩、第三リン酸アルカリ金属塩およびリン酸アルカリ土類金属塩から選ばれる1種以上の固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩を酸性溶液に溶解させてなる製鋼スラグ中フッ素の不溶化剤とする。これらの固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩を酸性溶液に溶解させてなるフッ素不溶化剤を製鋼スラグに添加する製鋼スラグ中フッ素の不溶化方法とする。固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩は、水に溶解させても数%程度しか溶解せず、フッ素不溶化剤としては不適であるが、酸性溶液に溶解させることにより、より高濃度の溶液とすることができるため、フッ素固定効果を有効に発揮させることができ、添加量を少なく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉底に配置した底吹き羽口を他の羽口に切り替えるために予備的に配置した羽口開口部を閉止する閉止用部材を除去する際に、羽口開口部煉瓦に損傷を与えず、しかも容易に除去することができる羽口開口部の閉止用部材とその除去方法を提供する。
【解決手段】転炉の底吹き羽口開口部の閉止用部材であって、全体形状が円錐台状を成す耐火物と、該耐火物の大径側底面と該底面近傍の端部側面とを一体的に被覆した金属ケースと、該金属ケースの底面部のほぼ中央を耐火物の軸心方向に貫通して一部が前記耐火物内に埋設され、中間位置にて前記金属ケースの底面部に固設された金属棒(パイプを含む)とから構成され、前記耐火物の小径側の端部側面部と前記金属ケースにより被覆された側面部とを除く側面部に複数の溝を有したことを特徴とする転炉の底吹き羽口開口部の閉止用部材。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理や脱炭処理等により発生する製鋼スラグの処理方法において、金属酸化物から鉄や有価金属等の回収を行うとともに、f−CaOを低減させる反応を促進させ、さらに、還元剤の燃焼によるCO発生を低減させる。
【解決手段】本発明は、反応容器に装入された溶融状態の製鋼スラグにSiO含有物質および還元用物質を添加し、製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う製鋼スラグの処理方法であって、還元用物質の一部または全部として、K値(= (H−O/2)/C)が1以上である廃プラスチックを使用する。 (もっと読む)


【課題】安価に製作でき、長期間保存することができ、しかも軽量で出湯口の内面になじみ易く、また出湯口の内径が拡大しても対応できるスラグ流出防止用プラグを提供する。【解決手段】耐火物を含有した粘土を先細テーパ形状に成形したプラグ本体1と、プラグ本体1の外面を覆う乾燥防止用フィルム2とからなり、プラグ挿入用冶具により転炉の出湯口に炉外側から挿入されるスラグ流出防止用プラグである。プラグ本体1を構成する耐火物を含有する粘土は、さらに水分と油分とを混練し、土練機により押出し成形された円柱体を切削して先細テーパ形状に成形される。長期間の保存に耐え、プラグ挿入用冶具によって容易に出湯口に挿入でき、傾動初期におけるスラグ流出を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】炭素成分が0.4〜1.0%を鋼を製造するにあたって、大きな非金属介在物の低減を十分に行うことができるようにする。
【解決手段】 脱炭処理を行う転炉1に対して装入する溶銑のP濃度を0.004%〜0.012%とする。転炉1にて脱炭処理を行う際は、Si及びMnをそれぞれ少なくとも全投入量の15%以上溶銑に投入する。転炉1から溶鋼を出鋼する際はSi及びMnを脱炭処理時に投入した投入量と合わせて前記全投入量の85%以上95%以下の範囲で溶鋼に投入する。二次精錬の際には、残りのSi及びMnを溶鋼に投入する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑脱りん処理において高い脱りん効率を実現する。
【解決手段】本発明の溶銑脱りん処理方法においては、上吹ランス4をハードブローとすると共に底吹撹拌動力をソフトブローとする脱珪期と、上吹ランス4をソフトブローとすると共に底吹撹拌動力をハードブローとする脱りん期との間に、上吹ランス4をソフトブローとすると共に底吹撹拌動力をソフトブローとする造滓期を設けると共に、溶銑の温度と脱りん処理後の溶銑の炭素濃度とを制御することにより、安定的かつ高精度に低りん鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】 転炉における精錬において熱源として或いは回収ガス量の増大のために使用しても、また、その精錬がたとえフッ素レス精錬であったとしても、プラスチックによる脱燐反応の阻害を効果的に防止し、溶銑及び溶鋼を効率的に脱燐処理することのできるプラスチック含有精錬剤を提供するともに、このプラスチック含有精錬剤を用いた溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明のプラスチック含有精錬剤は、プラスチックと砂鉄との混合物が、押出し成形されて製造される成形体からなることを特徴とする。その際に、前記砂鉄の粒径を125μm以下とすることが好ましい。また、本発明の溶銑の脱燐処理方法は、製鋼用転炉を用いた溶銑の脱燐処理において、前記プラスチック含有精錬剤を転炉内に投入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉内で溶銑予備処理を行った後に、溶銑を転炉内に残したままスラグを排滓鍋に排出する際のスラグの鎮静方法において、排滓鍋内で急速にフォーミングするスラグを効率良く鎮静することにより、排滓鍋からのスラグの溢出を防止しつつ、溶銑予備処理後のスラグを転炉から排滓鍋に短時間で大量に排出する。
【解決手段】転炉10内で溶銑Pの脱燐処理を行った後に、溶銑Pを転炉10内に残したまま、転炉10の下方に設置された排滓鍋30に、塩基度が1.0以上1.5以下で酸化鉄濃度が15質量%以上25質量%以下のスラグSを、排滓鍋30の体積1m当たり0.03トン/分以上の平均排出速度で排出する際に、スラグSのフォーミングを鎮静するために、所定の組成、比重を有する塊状の鎮静材50を、スラグSの排出開始から20秒以内に、連続的または断続的に50kg以上の投入量で排滓鍋30に投入する。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する転炉スラグを用いて高強度な水和硬化体を製造するとともに、この水和硬化体を再粉砕及び整粒して路盤材等として使用する場合におけるフッ素の溶出を安価かつ確実に抑制する。
【解決手段】フッ素を含む転炉スラグ83%以上と、17%以下の潜在水硬性を有するSiO含有物質とからなる混合物に、消石灰、生石灰又はセメントから選ばれた1種以上と、水とを加えてから混練する際に、パラメータS=W(CaO)+0.13W(2CaO・SiO2)−0.22W(F)−15.4の値を60以上130以下とすることにより、スラグからのフッ素の溶出を防止する。 (もっと読む)


【課題】余剰汚泥等の有機廃棄物を有効利用し、安価に安定して製造できるスロッピング防止剤を提供することにある。
【解決手段】水分量が多い余剰汚泥からなる有機廃棄物に、水分量が少ないタタミ屑及び紙屑等のつなぎ成分を混合して減圧発酵に適する水分量を有する混合物を調製し、該混合物をi)減圧下で発酵脱臭する工程とii)減圧下で加熱乾燥する工程に付して混合物を脱臭乾燥し、脱臭乾燥後の混合物に、鉄粉及び炭素粉等の重量成分を添加して比重を調整し、ミキサで混合した後、混合された材料を成形して、水分含量5%以下、かつ、比重1.7以上に調整されたスロッピング防止剤を得る。腐敗臭がきつく、水分含有量が多い余剰汚泥等の有機物を減圧発酵乾燥機1で脱臭乾燥することにより、余剰汚泥の有効利用ができると共に、安価かつ安定した材料の供給が実現できる。 (もっと読む)


【課題】副生物から溶出する6価クロム及びフッ素を長期間安定して土壌環境基準値以下にすることが可能な簡便かつ安価な副生物の処理方法を提供する。
【解決手段】副生物の処理方法は、クロムを含有するフライアッシュ、フッ素含有スラグ、及びクロム含有スラグのいずれか2又は3以上を有する第1の副生物と、フッ素含有石膏を有する第2の副生物と、高炉水砕スラグと、水酸化カルシウムを主成分とする硬化促進剤と、混練水とを混練して混練物を調製し、混練物を固化させることにより行ない、第2の副生物の添加量は、第1の副生物、高炉水砕スラグ、硬化促進剤、及び混練水の総量100重量部に対して二水石膏換算で2重量部以上で10重量部以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,スラグの溶融状態を維持しながら製鋼スラグの改質還元処理を行うことで,遊離CaOや気泡をほとんど含まない高品質のスラグを得るとともに製鋼スラグの外観を改善し,かつ,製鋼スラグ中の有価成分を十分に回収する。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う。 (もっと読む)


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