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Fターム[4K070EA30]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | その他 (43)

Fターム[4K070EA30]に分類される特許

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【課題】CaO等を主成分とする製鋼スラグから高い分離性で燐を分離することができる、製鋼スラグの燐分離方法および製鋼スラグの燐分離装置を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを酸化させる第1工程と、その製鋼スラグを粉砕する第2工程と、粉砕された製鋼スラグを、所定のpHを有する液体に浸漬させる第3工程と、その後、液体中の固体成分と液体成分とを分離する第4工程とを有する。第1工程は、製鋼スラグに含まれる酸化鉄をFeおよび/またはFeに変化させることにより、FeOの濃度が1質量%以下となるよう、製鋼スラグを酸化させる。酸化前の製鋼スラグは、トリカルシウム・フォスフェイト(3CaO・P;濃度C3P)と、ダイカルシウム・シリケート(2CaO・SiO;濃度C2S)とを成分とする固溶体相を有している。固溶体相は、C3P/(C2S+C3P)が、0.25以上0.95以下である。 (もっと読む)


【課題】製鉄所内における転炉などの製鉄設備から発生する排ガスエネルギーを回収するに際し、回収排ガスのカロリーを高めるために排ガスに供給する二酸化炭素還元剤の供給方法を提供する。
【解決手段】転炉の煙道中に設けた二酸化炭素還元剤供給ノズルより還元剤を煙道内部に向けて供給すると共に、転炉の酸素吹錬用メインランスに設けた副孔より還元剤を煙道の内壁面に向けて供給する。 (もっと読む)


【課題】 石灰源の一部を上吹きランスから投射して転炉内の溶銑を脱炭精錬するに際し、酸素ガスを過剰に供給することなく脱炭精錬終了時の溶湯中燐濃度を低位に安定する。
【解決手段】 底吹き羽口3から攪拌用ガスを吹き込みながら、上吹きランス2から、酸素ガスを供給すると同時に石灰源19を投射して溶銑16を転炉にて脱炭精錬するにあたり、上吹きランスからの酸素ガス流量、排ガス組成、排ガス流量、副原料投入量及び溶湯成分から酸素バランスを計算することにより求められる不明酸素量に基づいて炉内でのFeO生成量を推定し、推定したFeO生成量の推移に照らし合わせて、上吹きランスからの酸素ガス流量、上吹きランスのランス高さ、攪拌用ガス流量のうちの少なくとも何れか1種を調整し、この調整により精錬開始時から全酸素量の40体積%の酸素量を供給する時点までに、炉内でのFeO生成量を3〜30kg/溶銑tの範囲に調製する。 (もっと読む)


【課題】転炉スリーブ煉瓦切削用の穿孔ビットは一般的には20リットル/minの冷却水を0.5〜1.0MPaの高圧空気にて噴射して穿孔ビットを冷却しているが、全ての超硬チップを均一に冷却するのは困難であり冷却水が蒸発するときの蒸発潜熱で冷却している状態であった。また、切削刃の役割をする超硬チップはWCが主力成分のため特に高温酸化されやすい問題があった。
【解決手段】穿孔ビットの内部に冷却水充填室を設けて、穿孔部表面を冷却できるようにした。また超硬チップの下部に銅棒をロウ付けし、銅棒を冷却水充填室に突出させて冷却効率を向上した。さらに超硬チップに貫通孔を設けたり、スリーブや超硬チップに通水孔を設けたりして冷却効果を高めた。 (もっと読む)


【課題】スラグの冷却過程における処理効率を向上させることができる高温スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】高温のスラグを一次冷却したうえ、冷却装置の内部を移動させつつ二次冷却する高温スラグの処理方法であって、該冷却装置投入前に一次冷却後のスラグの質量および内部温度を測定して該スラグの含有する熱量を計算し、該熱量を有するスラグを、該冷却装置の最大冷却処理能力(J/h)の80〜100%の範囲で冷却装置へ投入する制御を行う。 (もっと読む)


【課題】固体酸素源の酸素比率、固体酸素源の供給のタイミングを適正化することにより汎用鋼を確実に溶製することができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の固体酸素比率を10%以上60%以下とし、脱りん処理に際して使用する全気体酸素のうち0%以上10%未満の気体酸素を供給する間に、全固体酸素源の30%以上80%以下を投入し、残りの固体酸素源は全気体酸素のうち10%以上60%未満の気体酸素を供給する間に投入し、残りの固体酸素源を投入するときの供給速度は0.3〜1.5Nm3/min/tとし、全気体酸素のうち60%以上の気体酸素を供給するときは固体酸素源を供給しない。 (もっと読む)


【課題】 簡便かつ低コストな方法にて、海水のpH上昇や白濁、固結を抑止できる海洋環境用途に適した「製鋼スラグの改質品」を提供する。
【解決手段】粒状の製鋼スラグを、濃度が0.1〜3モル/リットル以下となる硫酸溶液中に保持し、液温を60℃以下に維持し、0.5h以上保持させることにより、製鋼スラグ粒子表層に平均厚さが50μm以上のカルシウム欠乏層を形成させる。本発明の「改質製鋼スラグ」とは、製鋼スラグ粒子を塩酸に浸漬して、粒子表面の性質を変化させたものである。 (もっと読む)


【課題】 炉底に2列の底吹き羽口群を有する底吹き転炉において、炉体使用回数の初期から末期まで安定して溶融鉄の揺動を抑制することのできる底吹き転炉を提供する。
【解決手段】 本発明の底吹き転炉は、羽口列間隔をDとする、2列の底吹き羽口7の群を有する底吹き転炉1において、転炉内溶融鉄の浴径L及び静止浴深さhに基づいて下記の(1)式によって算出される、底吹きガスにより発生する揺動の振幅Aが、静止したときの溶融鉄浴面から出鋼口までの距離Hよりも小さくなるように前記羽口列間隔Dが決定され、底吹き羽口が設置されることを特徴とする。但し、(1)式において、Aは揺動の振幅(m)、aは操業条件により定まる定数、Dは2列の底吹き羽口群の羽口列間隔(m)、fは揺動の振動数(1/秒)である。
A=(a/D)×[1/(2πf)2]…(1) (もっと読む)


【課題】転炉排ガス中の可燃性ガス成分の熱エネルギー分を増加させることのできるエネルギー回収方法と、この方法の実施に用いる熱エネルギー回収装置とを提供する。
【解決手段】転炉吹錬時に発生する排ガス中に、転炉排ガスダクト部に取り付けた吹込み管を介して還元剤を吹込み、該排ガス中の二酸化炭素と還元剤を反応させることにより、該排ガスの熱エネルギーを増大させる際に、転炉排ガスの排ガス回収設備内の誘引送風機の出側における回収排ガスの一部を、上記吹込み管から還元剤と共に並行して吹込むようにする転炉排ガスの熱エネルギー回収方法とその装置。 (もっと読む)


【課題】アルカリが溶出して海水のpHを上昇させることがない藻場、漁礁等の海洋資材の材料として長期間に亘り安定して活用することができる製鋼スラグを、簡易な手法で作製することができる製鋼スラグの炭酸化処理方法と、その炭酸化処理方法に用いられる固定床蒸気エージング装置を提供する。
【解決手段】製鋼スラグ3に二酸化炭素を含有するガスを投入して製鋼スラグ3の炭酸化処理を行うにあたり、平均粒子径が限界粒子径以上の製鋼スラグ3を用いる固定床方式によって炭酸化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 高炉から出湯される溶銑を受銑して保持し、保持した溶銑を搬送する或いは保持した溶銑に精錬処理を実施するための製鉄用容器の耐火物ライニング構造において、施工が容易であって施工工数を抑えることができるとともに、長期間にわたって断熱効果を十分に発揮することのできる、製鉄用容器の耐火物ライニング構造を提供する。
【解決手段】 本発明に係る製鉄用容器の耐火物ライニング構造は、高炉から出湯される溶銑を受銑して保持し、保持した溶銑を搬送する或いは保持した溶銑に精錬処理を実施するための製鉄用容器1の耐火物ライニング構造であって、製鉄用容器の外側から、鉄皮2、永久耐火物層3、ワーク耐火物層4をこの順に有し、製鉄用容器の側壁部位においては、前記永久耐火物層は、厚みが30mm以上65mm以下の成形煉瓦の2層以上の煉瓦層からなり、且つ、前記鉄皮と前記永久耐火物層との間に、断熱材5を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶融金属容器の底部に配置されるガス吹き込み部において、ガス吹き込み耐火物の寿命を延長することのできる溶融金属容器のガス吹き込み部構造を提供する。
【解決手段】ガス吹き込み耐火物1と、ガス吹き込み耐火物1の外周面に接する羽口耐火物4から構成される溶融金属容器11のガス吹き込み部において、羽口耐火物4の外周に円筒耐火物5を配置し、羽口耐火物4の外周と円筒耐火物5の内周との間の空間6に耐火物8を充填する。これにより、ガス吹き込み耐火物の寿命を大幅に延長することが可能となる。特に、ガス吹き込み耐火物1と羽口耐火物4の溶融金属側表面位置が、溶融金属容器の底部耐火物13の溶融金属側表面に対して溶融金属側に突き出ている構造において、円筒耐火物5の溶融金属側表面位置を同じく溶融金属側に突き出た構造とすることにより、本発明の効果を顕著に発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】 溶銑に酸素ガスや酸化鉄などの酸素源と、生成する燐酸化物を吸収するためのCaO系脱燐精錬剤とを供給して行う溶銑の脱燐処理において、Al23−SiC−C系耐火物などの使用済み炭素含有耐火物を造滓剤として有効活用し、これにより、溶銑の熱余裕度を従来よりも格段に高めることができると同時に、CaO系脱燐精錬剤の迅速な滓化により効率良く脱燐処理することのできる、溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の脱燐処理方法は、反応容器4に収容された溶銑2に、酸素源、CaO系脱燐精錬剤、及び、非酸化物系珪素化合物及び/または炭素を含有する物質を添加して溶銑に脱燐処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して未滓化のCaOの低減をしつつ脱りん効率を向上させる。
【解決手段】底吹きを行うことができる転炉1又は取鍋に溶銑3を装入して、当該溶銑3の脱りんを行う溶銑の脱りん方法において、溶銑3に投入する生石灰及び転炉スラグをそれぞれ大きさ毎に分け、大きさ毎に溶銑3に供給する供給量を決める。大きさ毎に分けられた生石灰及び転炉スラグの供給量に基づいて溶銑3を攪拌する底吹きの攪拌動力密度を適正化する。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して、脱りん効率を低下させることなくスラグのフォーミングを確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】脱りん用精錬容器1の溶銑3の脱りん処理中に、スラグSのフォーミングを抑制するために投入する酸化鉄源を投入するに際し、投入する酸化鉄源を、球換算直径が10mm〜50mmの粗粒酸化鉄源M1と、球換算直径が3mm〜10mmの細粒酸化鉄源M2とし、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入量を式(1)を満たすように設定し、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入の際には、細粒酸化鉄源M2を投入後に粗粒酸化鉄源M1を連続的に投入している。 (もっと読む)


【課題】
カーボンや非燃焼成分など堆積がなく、排ガスの増熱と共に炭酸ガスの排出削減とを同時に実現し、高温排ガスの改質・増熱を図る。
【解決手段】高温の排ガスに還元剤を添加し、その排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導くことにより、改質反応後の排ガス中に還元剤が残留するように還元剤を添加し、改質された排ガスを急冷することにより、冶金炉発生排ガスの改質・増熱を図る方法とその装置。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源およびCaO源を供給して溶銑から燐を除去する方法であって、脱燐吹錬終了後に転炉から採取したスラグを分析して得られるCaOとSiOとの質量%比が1.8以上2.4以下となる条件下において、上吹きランスから吹き付ける酸素が溶銑浴面に形成する火点面積と前記転炉内の溶銑浴表面積との比を0.15以上とする。CaO源として、粒径を3mm以下に調整した粉体CaO源を用い、上吹きランスから炉内の溶銑に吹き付けることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグの種類に関係なく、短時間で水和反応が可能なようにする。
【解決手段】製鋼スラグ2を加圧蒸気によってエージングする方法である。スラグ収納容器3を挿入する圧力容器4に蒸気を供給すべく設けられた配管5を、前記スラグ収納容器3の内部に導く。この配管5を介して、前記スラグ収納容器3に装入された製鋼スラグ2に蒸気を供給することによって、前記製鋼スラグ2を直接水和反応させる。
【効果】どのような種類の製鋼スラグでも、短時間で蒸気がスラグ内に十分行き渡り、2時間以内の短時間で水和反応が可能になる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのフッ素の溶出を、少ない薬剤使用量で効果的に抑制する技術を提供する。
【解決手段】第二リン酸アルカリ金属塩、第三リン酸アルカリ金属塩およびリン酸アルカリ土類金属塩から選ばれる1種以上の固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩を酸性溶液に溶解させてなる製鋼スラグ中フッ素の不溶化剤とする。これらの固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩を酸性溶液に溶解させてなるフッ素不溶化剤を製鋼スラグに添加する製鋼スラグ中フッ素の不溶化方法とする。固体状リン酸アルカリ(土類)金属塩は、水に溶解させても数%程度しか溶解せず、フッ素不溶化剤としては不適であるが、酸性溶液に溶解させることにより、より高濃度の溶液とすることができるため、フッ素固定効果を有効に発揮させることができ、添加量を少なく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉底に配置した底吹き羽口を他の羽口に切り替えるために予備的に配置した羽口開口部を閉止する閉止用部材を除去する際に、羽口開口部煉瓦に損傷を与えず、しかも容易に除去することができる羽口開口部の閉止用部材とその除去方法を提供する。
【解決手段】転炉の底吹き羽口開口部の閉止用部材であって、全体形状が円錐台状を成す耐火物と、該耐火物の大径側底面と該底面近傍の端部側面とを一体的に被覆した金属ケースと、該金属ケースの底面部のほぼ中央を耐火物の軸心方向に貫通して一部が前記耐火物内に埋設され、中間位置にて前記金属ケースの底面部に固設された金属棒(パイプを含む)とから構成され、前記耐火物の小径側の端部側面部と前記金属ケースにより被覆された側面部とを除く側面部に複数の溝を有したことを特徴とする転炉の底吹き羽口開口部の閉止用部材。 (もっと読む)


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