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Fターム[4L035BB22]の内容

合成繊維 (28,381) | 繊維の形成 (8,949) | 溶液からの (2,963) | 紡糸条件の特徴 (168) | ドラフト率;吐出速度 (104)

Fターム[4L035BB22]に分類される特許

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【課題】コスト的に有利に製造することができるショートカット繊維であり、性能の優れたフィルターやセパレーター用途に好適な、厚みが薄く、通気度の低い湿式短繊維不織布を得ることができる湿式短繊維不織布用ショートカット繊維を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる繊維長が2〜20mm、単糸繊度が0.8〜4.0dtex、機械捲縮が付与されていない短繊維であって、短繊維を構成する単繊維は、繊維の長手方向に対して垂直に切断した断面が扁平断面形状を呈しており、長辺と短辺の長さの比であるアスペクト比(長辺/短辺)が1.8〜6.0、強度が3.0〜8.0cN/dtex、伸度が25〜100%である湿式短繊維不織布用ショートカット繊維。 (もっと読む)


【課題】 抗ピル性に優れ且つ細繊度であるアクリル繊維を湿式紡糸にて製造するにあたり、高い操業安定性と高生産性を兼備することができ、工業生産プロセスとして最適な湿式紡糸方法を提供する。
【解決手段】 アクリロニトリルを87重量%以上含有するアクリロニトリル系ポリマーからなる抗ピル性細繊度アクリル繊維を湿式紡糸により製造する方法であって、凝固浴中の総繊度と吐出線速度との関係が下記式を満たし、延伸倍率が3.5〜5.0倍であり、延伸後の緩和率が5%以下であり、緊張熱処理温度が160℃以上であり、製造されるアクリル繊維の単糸繊度が0.3〜1.0dtexであることとする。 2.5≦総繊度/吐出線速度≦15.9 (もっと読む)


【課題】繊維物性や紡糸安定性が改善された剛直複素環高分子繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】下記(1)〜(3)の条件を満たすことを特徴とする剛直系複素環高分子繊維の製造方法。
(1)150〜250℃の温度範囲に制御された紡糸口金ホルダーに設置された紡糸口金より上記ドープを押し出し、
(2)紡糸口金出口〜凝固浴までのエアギャップ長が1.0cm以上であり、
(3)該エアギャップ部分において、紡糸口金出口面からその下方3.5cmまでの範囲だけを30〜250℃の温度で保温、またはエアギャップ長が3.5cm未満の場合はエアギャップ部分全体を30〜250℃の温度で保温して紡糸を行う。 (もっと読む)


【課題】
血液透析や血液透析ろ過において、β2MGに代表されるサイズの有害物質の除去性とその除去安定性およびアルブミンなどの有用物質の漏出阻止性を高めることが可能な中空糸膜を提供する。
【解決手段】
セルロースアセテート系ポリマーからなる非対称構造を有する中空糸膜であって、中空糸膜を走査型電子顕微鏡を用いて倍率10000倍で観察したとき、(a)内表面に孔が実質的に観察されないこと、(b)中空糸膜の断面において、内表面から膜厚の20%までの領域の開孔率が0.1〜5%、外表面から膜厚の20%までの領域の開孔率が22〜30%、それ以外の中間部の領域の開孔率が10〜20%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】口金面と凝固液の液面との間の距離、すなわち、エアギャップを、口金の中心側と外周側とで、紡糸中に、ほぼ等しく維持することが可能な紡糸技術を提供すること。
【解決手段】紡糸孔の数が、6,000以上であり、前記紡糸孔の紡糸孔配列の縦横比Raが、2.5以上である口金を有する乾湿式紡糸用スピニングパック。前記口金の長辺方向における最外の紡糸孔から吐出され、凝固浴中に設けられた繊維束の方向転換ガイドへと走行する単繊維の前記口金の口金面となす単繊維の引取角度が、87°乃至92°であり、前記口金の短辺方向における最外の紡糸孔から吐出され、前記繊維束の方向転換ガイドへと走行する単繊維の前記口金の口金面となす単繊維の引取角度が、83°乃至87°である繊維束の製造装置および製造方法。 (もっと読む)


【課題】
中空糸膜の内径ムラや糸切れ、芯液の吐出部分の閉塞などを防ぎ、内径に対して膜厚が薄く、均一構造の中空糸膜を高速に紡糸する方法を提供する。
【解決手段】
紡糸ポリマー原液と、前記紡糸ポリマー原液に対して不活性な芯液とをチューブインオリフィスノズルから同時に吐出する中空糸膜の紡糸方法であって、ノズルスリット部から紡糸ポリマー原液を吐出するときの平均吐出線速度(A)と、ノズルスリット内径基準としたときの芯液の平均吐出線速度(B)の比率が0.4≦A/B≦2.0であり、紡糸後の中空糸膜の膜厚と内径の比率が0.03以上0.15以下であり、ノズル吐出から凝固浴に導入されるまでのエアギャップ部分での紡糸ポリマー原液のノズルドラフト比が5以上30以下である。 (もっと読む)


【課題】機械的物性に優れた芳香族コポリアミド繊維を得ることのできる芳香族コポリアミドを、安定的に効率よく得る製造方法を提供する。
【解決手段】式(2)で表される構造反復単位および式(3)で表される構造反復単位を含み




熱分析において、200℃〜220℃の範囲に観測される第1の吸熱ピーク、および、230℃〜250℃の範囲に観測される第2の吸熱ピークを有し、かつ、第2の吸熱ピークに対する第1の吸熱ピークの比が0.8以上である式(1)で表されるジアミンを用いる。
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【課題】集束性が高く、焼成工程通過性が良好な炭素繊維前駆体繊維束を得る。また、樹脂含浸性および開繊性が良好で、機械的強度が高い炭素繊維束を得る。
【解決手段】単繊維の繊維断面の偏平係数を1.15〜1.30とし、かつ前記単繊維の粗面係数を1.038〜1.060とする。そして、この炭素繊維前駆体繊維束を焼成して得られる炭素繊維束において、前記炭素繊維束を構成する単繊維の繊維断面の偏平係数を1.20〜1.35とし、かつ前記炭素繊維束を構成する単繊維の粗面係数が1.030〜1.060とする。 (もっと読む)


【課題】ポリアミド重合時におけるゲル化、高粘度化による流動性の低下を抑制し、紡糸に適した重合度に制御が可能であり、かつ、得られたポリマーの未溶解物が抑制された均一なポリマー溶液を得ることのできるDAPBIを提供する。
【解決手段】DAPBIを特定の温度範囲で乾燥させることにより、熱分析における吸熱ピークの比率が特定の範囲に制御され、かつ、水分率が低下したDAPBIとする。 (もっと読む)


【課題】引張強度等の機械的物性に優れたパラ型芳香族コポリアミド繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】5−アミノ−2−(4−アミノフェニレン)ベンズイミダゾールを共重合一成分に持つ定構造のパラ型全芳香族コポリアミド繊維の製造にあたり、凝固工程における紡糸ドラフトが、1.5〜6であり、延伸工程における延伸倍率が、1.3〜2.0倍の範囲で、かつ走行する繊維束に掛かる張力を、それぞれ一定範囲内に調整する。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸性および開繊性が良好で、嵩高い炭素繊維束を得ることができ、かつ集束性に優れ、焼成工程通過性が良好な炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束およびその製造方法、ならびに炭素繊維束の提供。
【解決手段】表面の平均面粗さ(Ra)が36〜55nm、最大高低差(P−V)が170〜270nm、表面積率(Sratio)が1.18〜1.25である単繊維から構成される、炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束、およびその製造方法、ならびに前記炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束を耐炎化および炭素化して得られる、炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】
高い透水性と膜強度を持ち、血液浄化器作成時の歩留りを高い水準で維持することができるポリスルホン系中空糸膜の製造方法を提供する。
【解決手段】
ポリスルホン系ポリマー、親水性ポリマー、非プロトン系有機溶媒、及び非溶媒をタンク内に投入して混合した後、加熱して均一に溶解した紡糸ポリマー原液を、送液ラインに設けられたフィルターでろ過し、次いでノズルより吐出し、その後、凝固浴に浸漬する工程を含む中空糸膜の製造方法において、タンクからフィルターまでの紡糸ポリマー原液の温度を70〜95℃の範囲とし、ノズル吐出温度を前記温度より低く、40〜70℃の範囲とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】カーボンニュートラルな植物資源のうち、利用されることなく廃棄又は焼却されている資源、あるいは利用効率の悪い資源を用いて、環境に対する負荷の少ない方法で衣料用、産業用に使用される繊維素材を提供する。
【解決手段】サトウキビから糖汁を絞り出す前に、サトウキビの茎を硬い外皮部分(ラインド)と、糖汁を含む芯部分(ピス)をあらかじめケインセパレーターで分離し、その外皮部分を原料とし、通常処方によってパルプ化した物を、N−メチルモルホリン−N−オキシド(NMMO)水和物に溶解、紡糸原液を作製し、乾湿式紡糸によって製造した再生セルロース繊維。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、本発明は、前記した従来技術が有する問題を解決すること、すなわち、多孔数の紡糸口金を用いて、高粘度の凝固浴液中を高速で紡糸しようとしても、安定して炭素繊維前駆体繊維を製造でき、かつ、短時間の耐炎化においても毛羽の発生が少なく、安定して炭素繊維を製造する方法を提案することを目的とする。
【解決手段】
短径が75〜200mm、孔数3000〜30000個である紡糸口金を用い、凝固浴液の紡糸条件での凝固温度における粘度が7〜15mPa・sの条件で凝固浴液中を凝固糸が35〜100m/分の速度で走行するように乾湿式紡糸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法であって、Z平均分子量(Mz(P))が80万〜600万で、多分散度(Mz(P)/Mw(P))(Mw(P)は、重量平均分子量を表す)が2.7〜10であるポリアクリロニトリル系重合体を含有する紡糸溶液を用い、紡糸ドラフトを5〜50とし、紡糸口金の最外孔からの吐出した紡糸溶液の紡糸口金面鉛直方向との角度を5〜15°とすることを特徴とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
乾湿式紡糸法で優れた可紡性を与える炭素繊維前駆体繊維を製造するに際して必要となる特定の分子量分布を有するポリアクリロニトリル系重合体溶液を高品質かつ低コストで得るための方法を提供する。
【解決手段】
アクリロニトリルと0.001〜0.09mmol/Lの重合開始剤を含む溶液を加熱し、重合することで、重量平均分子量Mwが80万〜800万であるポリアクリロニトリルと未反応のアクリロニトリルを含む重合体溶液を得るA工程と、A工程と同一重合槽内で、前記A工程で得られた未反応のアクリロニトリルとポリアクリロニトリルを含む重合体溶液にA工程における重合開始剤の使用量とB工程における重合開始剤の使用量の比(A/B)が0.001〜0.2となる量の重合開始剤と、連鎖移動剤を添加し加熱することで、前記重合体溶液中のポリアクリロニトリルの重量平均分子量Mwを10万〜70万とするB工程の2工程で重合するポリアクリロニトリル系重合体溶液の製造方法であって、B工程終了時における重合槽内の残存重合開始剤量がA工程で加える重合開始剤量の0〜50%となるよう、B工程の加熱温度および/または加熱時間を調整するポリアクリロニトリル系重合体溶液の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】中空糸膜の製造において糸切れの発生を予防し、かつ品質の安定した中空糸膜の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリマー、溶媒、非溶媒を均一に溶解してなる紡糸原液を複数の紡糸口金1から吐出し、空中走行部を経た後、凝固浴4に浸漬して中空糸膜を得る乾湿式紡糸法において、空中走行部が外気と遮断するエアギャップ管2により囲まれており、エアギャップ管の内壁と紡糸口金から吐出された紡糸原液との最短距離L1が10mm以上50mm以下となるように調整されていることを特徴とする中空糸膜の紡糸方法である。 (もっと読む)


【課題】伸度、回復性、耐熱性、及び耐薬品性に優れ、ストレッチ布帛や衣服用などに好適なポリウレタン弾性糸を提供する。
【解決手段】ポリマージオールおよびジイソシアネートを出発物質とするポリウレタン弾性糸に芳香族縮合リン酸エステルを含有させる。該芳香族縮合リン酸エステルが1,3−フェニレンビスジキシレニルホスフェートでり、該ポリウレタン弾性糸は米国自動車安全基準FMVSS−302法にて、自己消火性を示す。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を乾湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%以下の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


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