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【課題】直径のばらつきを抑制しつつ、直径がサブミクロンから数十ナノメーター程度のファイバー状構造体を容易に高スループットに製造でき、延伸処理も行えるファイバー状構造体の製造方法、並びにさらに該ファイバー状構造体を炭素化する炭素繊維の製造方法、及び該製造方法により得られる炭素繊維の提供を目的とする。
【解決手段】ポリマーを溶解した原液を、陽極酸化ポーラスアルミナ12の平均直径10nm〜1μmの貫通細孔14から空気中又は貧溶媒中に紡出させ、前記ポリマーを凝固させて、平均直径10nm〜1μmのファイバー状構造体を形成する凝固工程を有するファイバー状構造体の製造方法。また、前記凝固工程と、炭素化工程を有する炭素繊維の製造方法、及び該方法により得られる炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】大量生産可能で、耐熱性、難燃性および耐薬品性が良好であると共に機械的強度が高く、かつ、厚みが従来に比して極薄化されたフェノール系繊維シート、並びに厚みが従来に比して極薄化されたフェノール系炭素繊維シートおよびフェノール系活性炭素繊維シートを提供すること。
【解決手段】繊維直径が0.01〜2μmのフェノール系繊維を含む紙料を抄紙して得ることを特徴とするフェノール系繊維シート。該フェノール系繊維シートを炭素化すること、または海成分が熱可塑性樹脂であり、島成分がフェノール樹脂である複合繊維を含む紙料を抄紙して得られた複合繊維シートを、海成分を除去した後に、炭素化することを特徴とするフェノール系炭素繊維シート。該フェノール系炭素繊維シートを賦活することを特徴とするフェノール系活性炭素繊維シート。 (もっと読む)


【課題】紡糸原液中に含まれる、炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造工程や繊維の性能に悪影響を及ぼす異物およびゲル状物のみを効率的に取り除きつつ、フィルターにかかる圧力の増加を抑制し、高強度の炭素繊維を得るためのフィルター材を提供する。
【解決手段】目開きの異なる不織布タイプのフィルター材をもっとも目開きの細かい順に2層又は3層構造になるよう積層、焼結したフィルター材である。k番目の層の充填率Xk(%)、厚みYk(mm)、フィルター材を構成する繊維の断面積Zk(μm2)が次式(1)〜(3)を満足する。ただし、kはアクリロニトリル系重合体溶液精製用のフィルター材の目開きの細かい順位、nはフィルター材の積層数である。
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【課題】本発明によれば、良好な紡糸性を有し、焼成工程後の炭化収率に優れた炭素繊維用アクリル系前駆体繊維、及びその前駆体繊維から得られる炭素繊維を低コストで製造できる。
【解決手段】ジブチルフタレート吸収量100(cm/100g)以下、水90質量部とカーボンブラック10質量部とからなる水分散液のpHが7.0以上8.0以下であるカーボンブラックを、ポリアクリロニトリル系重合体100質量部に対し、1〜100質量部を含む混合物で構成される炭素繊維用アクリル系前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】ポリマー溶液の曳糸性を改善することで繊維径の細い繊維を容易に紡糸することができ、さらに得られた繊維ないし不織布中のビーズ状欠陥を抑制することで取り扱い性も向上できる繊維、不織布および炭化不織布、ならびにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリマー溶液を電界紡糸する繊維の製造方法であって、B型粘度計で測定した粘度が100mPa・s以下であるときの伸張時破断時間が0.05秒以上であるポリマー溶液や、ポリマー溶液を構成するポリマーのz平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比で表される多分散度(Mz/Mw)が2.7〜15であるポリマー溶液を電界紡糸して得られる繊維およびその繊維を含む不織布、ならびにそれらの製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた引張強度と優れた引張弾性率を同時に満足する高性能炭素繊維を、生産性およびプロセス性を損なうことなく製造する方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維用ポリアクリロニトリル系繊維が空気中220℃以上の温度で熱処理され、その際に与えられる熱量の積算値が100J・h/g〜800J・h/gであることを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】乾熱延伸でも充分な延伸倍率が得られるとともに毛羽や糸切れが少ない生産性に優れたポリアクリロニトリル繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリルを紡糸、凝固、前延伸、乾燥した後さらに後延伸するポリアクリロニトリル繊維の製造方法において、後延伸として複数個のホットローラーを用いた多段延伸を行い、第1ホットローラーの表面温度を160℃以上とし、第2ホットローラー表面温度を200℃以下とするとともに、第2ホットローラーの表面温度が第1ホットローラーの表面温度よりも3℃以上低い、ポリアクリロニトリル繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与する炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度が6以上であるポリアクリロニトリル系重合体からなる紡糸原液を口金から吐出し、乾式紡糸によって繊維化し、全延伸倍率が20〜120倍の範囲で延伸を行ったポリアクリロニトリル系繊維を空気中で200〜300℃の温度範囲で耐炎化した後、300〜800℃の温度の不活性雰囲気中において予備炭化処理し、引き続き不活性雰囲気中で800〜2000℃の範囲の温度で炭化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた機械特性を有し、特に航空機用途、産業用途といった高品質、高性能な繊維強化樹脂を得るための炭素繊維束を提供する。
【解決手段】単繊維の表面に繊維の長手方向に2μm以上延びる数本の表面凹凸構造を有し、単繊維の表面の最高部と最低部の高低差(Rp−v)が15〜50nm、平均凹凸度Raが2〜6nm、単繊維の繊維断面の長径と短径との比(長径/短径)が1.015〜1.10である炭素繊維の単繊維からなり、ストランド強度が5700MPa以上、ASTM法で測定されるストランド弾性率が245〜280GPa、結節強さが700N/mm以上である炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、炭素ナノ繊維に係り、より具体的には、ピッチとポリアクリロニトリル(PAN)とを含むスキン−コア(skin−core)構造を有する炭素ナノ繊維、その製造方法、および炭素ナノ繊維を含む製品に関する。
【解決手段】本発明の炭素ナノ繊維は、1μm以下の直径および互いに異なる特性を有するPANとピッチがスキン層および/またはコア層を成して構成されているため、その成分構成が変わることにより炭素ナノ繊維の機能も多様になるという優れた効果がある。 (もっと読む)


本発明の種々の実施例は改良されたカーボンファイバおよびフィルム、ならびにカーボンファイバおよびフィルムを製造する方法を提供する。ここに開示されるカーボンファイバおよびフィルムは一般にアクリロニトリル含有ポリマーから形成される。カーボンファイバおよび/またはフィルムは、炭素ナノチューブ、グラファイトシート、または両方とアクリロニトリル含有ポリマーとを含む複合体からも形成できる。ここに記載されるファイバおよびフィルムはそのファイバまたはフィルムの意図される用途に応じて、高強度、高係数、高導電率、高熱伝導率、または光学的に透過性を一つ以上示すよう調整できる。
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【課題】
生産性とプロセス性を損なうことなく、圧縮強度および引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法により、紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程とからなる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、極限粘度が2.0乃至10.0であるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が5乃至25重量%である紡糸原液を、下記式を満足する吐出線速度で紡糸口金から吐出させ紡糸することを特徴とする炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
16≦V<350×C^(−0.8)
V:紡糸口金からの吐出線速度(m/分)
C:紡糸原液中のポリアクリロニトリル系重合体の濃度(重量%)
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【課題】完全無機質、かつ、柔軟性を有する生体適合性シリカ繊維を、実験室レベルの小型で簡便な装置でも製造しうる製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】アルコキシシランを、リン酸トリエチルを含む水と有機溶媒の混合溶媒に溶解させ、大気と接触させながらゾル状の紡績液とし、粘度を調整した紡績液を、静電噴霧法により紡糸化してシリカ不織布とする。その後、カルシウムイオンを含む水溶液中でイオン交換し、400℃以上1000℃以下の温度で焼成する。または、前記混合溶媒にリン酸トリエチルを添加せずに、静電噴霧法により紡糸化してシリカ不織布とした後、リン酸中で加熱し、その後、カルシウムイオンを含む水溶液中でイオン交換し、400℃以上1000℃以下の温度で焼成してもよい。 (もっと読む)


【課題】極細の炭素繊維と活性炭素繊維状の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン(Polyolefin)及び炭素含有ポリマー(polymer)を鞘部とし、ポリオレフィンを芯部として芯鞘型(Sheath & Core)溶融紡糸方法によって炭素前駆体(precursor)の芯鞘型繊維を直接紡糸し、温度雰囲気下で芯鞘型繊維を安定化(stabilization)させ、最後に不活性雰囲気中において、安定化された芯鞘型繊維を600℃〜1500℃で高温炭化処理して繊維径が20〜800nmの極細炭素繊維を得る。その後CO2、水蒸気及び空気又はその混合ガスにおいて600℃〜1500℃で活性化して極細活性炭素繊維を生成することもできる。 (もっと読む)


【課題】繊維径が細く、表面積が大きく、固体高分子型燃料電池の触媒層に使用することで、触媒の担持効率を向上させて、固体高分子型燃料電池の性能を高めることが可能な炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】芳香環を有する化合物を電解重合してフィブリル状ポリマーを生成させる工程Aと、該フィブリル状ポリマーを焼成して炭素繊維を生成させる工程Bとを含み、前記電解重合工程Aにおいて、電流をパルス状に印加し、該電流の最大値が正の値で且つ最小値が負の値であることを特徴とする炭素繊維の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成と手順とで、電気を導く導電線と導電コイルとその製造方法とを提供しようとする。
【解決手段】
従来の電気を導く導電線にかわって、帯状のシートを有する被覆部材と、前記シートの表面の長手方向に沿って延びた線状または帯状の領域に付着した多数のカーボンナノチューブが互いに連接してできた導電体と、を備え、前記被覆部材が、前記前記シートを長手方向に沿って延ばしてでできた帯状の部材、前記シートを長手方向に直交する方向に沿って巻いてできた線状の部材、または、前記シートを長手方向に交差する90度方向以外の方向に沿って巻いてできた線状の部材であるものとした。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、耐炎繊維束の優れた工程通過性を達成し、同時に毛羽が少ない高品位の耐炎繊維束を得ることである。また、この高品位な耐炎繊維束を前駆体に用い、工程通過性が良好で製品の品位・品質が良好な炭素繊維の製造方法を提供することである。また、紡績・不織布工程の通過性が良好な耐炎繊維束を提供することである。
【解決手段】
本発明のアミン変性耐炎繊維束は、アミン系化合物で変性されてなり、広角X線測定による分子配向度が65%以上であり、毛羽数が1×10−3個/m/フィラメント以下であるアミン変性耐炎繊維束である。また、本発明のアミン変性耐炎繊維束の製造方法は、アミン系化合物で変性された耐炎ポリマーを含有する溶液を、湿式紡糸または乾湿式紡糸して得られた繊維束に収束剤を付与した後、50℃以上150℃以下の温度の加熱体に接触するものである。 (もっと読む)


【課題】
口金からの吐出時における耐炎ポリマーの賦形安定性および洗浄工程における賦形物の物理的な安定性を向上させることができる耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
耐炎ポリマーが有機溶剤中に分散している分散体であって、その単位断面積あたりの水中引っ張り強度が5gf/mm以上450gf/mm以下であることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であり、耐炎ポリマーは、好ましくは、有機溶媒中、酸、酸無水物または酸塩化物の少なくとも1種類の存在下にアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得ることができるものであり、そして好適な有機溶剤は極性有機溶剤である。
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