説明

Fターム[4L037PF44]の内容

無機繊維 (8,808) | 紡糸による繊維の形成に共通の特徴 (343) | 化学的処理 (113) | 処理剤の化学的特徴 (66) | 硅素含有 (42)

Fターム[4L037PF44]の下位に属するFターム

Fターム[4L037PF44]に分類される特許

1 - 11 / 11


【課題】排ガス処理設備の稼動率、エネルギー消費量および大気環境負荷の低減を解決しようとするものであり、低コストで地球環境の観点からも優れた耐炎化繊維または炭素繊維の製造工程における排ガス処理方法を提供すること。
【解決手段】前駆体繊維を加熱された酸化性気体によって耐炎化する耐炎化炉を有する耐炎化繊維の製造工程、および/または耐炎化繊維の製造工程の後、耐炎化繊維を加熱された不活性気体によって炭化する炭化炉を有する炭素繊維の製造工程において、前記炉内の排ガスおよび/または前記炉周辺雰囲気の排ガスを収集して分解処理する、耐炎化繊維、および/または炭素繊維の製造工程における排ガス処理方法であって、前記排ガスのうち、耐炎化炉の炉内排ガス、耐炎化炉の炉周辺雰囲気の排ガス、および炭化炉の炉周辺雰囲気の排ガスの少なくとも一部を蓄熱式排ガス処理設備で分解処理することを特徴とする排ガス処理方法。 (もっと読む)


【課題】優れた炭素繊維強度が得られる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤の提供。
【解決手段】変性シリコーン(A)と、下記一般式(1)および(2)で示されるシロキサン(B)とを含有する。


(もっと読む)


本発明は、炭素含有繊維、特に炭素繊維及び/又はそれらの前駆体繊維を製造するための方法に関し、該方法は、a)1つ又は複数の出発材料繊維を準備する工程;b)該1つ又は複数の出発材料繊維を、少なくとも1つの処理液と接触させる工程、その際、処理液は、少なくとも1つのシリコーン化合物を包含し、かつ、該処理液の全質量を基準として0〜25質量%の含水率を有する;c)該1つ又は複数の出発材料繊維を、該処理液で、少なくとも3分の継続時間を有する処理時間を通じて126℃〜450℃の範囲の処理温度で処理する工程を包含する。さらに、本発明は、特に本発明による方法に従って製造されることができる炭素繊維及び炭素繊維前駆体繊維、並びにそれらの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】安定化工程の効果を一層高めることができるライオセル系炭素繊維および炭素織物の製造方法を提供する。
【解決手段】ライオセル繊維またはライオセル織物をシリコーン系高分子を含む溶液、および難燃性塩を含む水溶液に浸漬処理する前処理工程、安定化工程、炭化工程および黒鉛化工程を含んでなる炭素繊維および炭素織物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】横型炭素化炉内で付着した珪素化合物を除去し、品位の優れた炭素繊維糸条の製造方法を提供すること。
【解決手段】シリコーン系油剤が付与されたポリアクリロニトリル系前駆体繊維糸条を酸化性雰囲気で200〜300℃で耐炎化し、得られた耐炎化繊維を不活性ガス雰囲気の炭素化炉で炭素化処理して炭素繊維糸条を製造する方法において、炭素化炉として横型炭素化炉を用い、該横型炭素化炉から出炉した炭素繊維糸条を液体で満たした槽に浸漬することを特徴とする炭素繊維糸条の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明にかかる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有する炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。また、本発明にかかる炭素繊維の製造方法は、上記炭素繊維製造用アクリル繊維油剤を炭素繊維製造用アクリル繊維に付着させる付着処理工程と、付着処理後のアクリル繊維を200〜300℃の酸化性雰囲気中で耐炎化繊維に転換する耐炎化処理工程と、前記耐炎化繊維をさらに300〜2000℃の不活性雰囲気中で炭化させる炭素化処理工程とを含む製造方法である。 (もっと読む)


【課題】静電気による繊維束の収束性低下の抑制と、シリコーン系化合物由来の微粉体発生の抑制を同時に達成可能な、耐炎化繊維束および炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系化合物を含有する油剤組成物を炭素繊維前駆体アクリル繊維束の繊維質量当たり0.1〜3.0質量%付与し、その後耐炎化処理する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束に、更に特定の芳香族エステルを60〜90質量%と、酸化防止剤を1〜10質量%と、250℃で2時間加熱後の残渣率が1.0質量%以下のノニオン系界面活性剤を9〜35質量%とを含有するからなる油剤組成物を繊維質量当たり0.1〜3.0質量%付与し、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】シリコ−ン系化合物含有油剤が付着した炭素繊維前駆体アクリル繊維束の耐炎化において、シリコーン系化合物含有油剤に起因した微粉体発生が抑制された炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系化合物を含有する油剤を付与した炭素繊維前駆体アクリル繊維束を、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化工程に導入する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束の含水率を1.5質量%未満とする炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
生産性、プロセス性を損なうことなく、圧縮強度、圧縮弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供すること。
【解決手段】
ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を空気中200〜300℃で耐炎化処理してなる耐炎化糸を、不活性雰囲気中最高温度600〜800℃で予備炭化処理して、単繊維繊度が0.4〜0.6dtexかつ単繊維引張強度が10〜20gf/dtexかつ伸度0〜7%の予備炭化糸となした後、さらに不活性雰囲気中300〜2000mgf/dtexの張力下で、最高温度1200〜1600℃で炭化処理することを特徴とする、炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【解決手段】 セルロース前駆体から炭素の繊維テクスチャーを得る方法は:
・粘性溶液またはセルロース溶液でセルロースフィラメント(12)を紡糸すること;
・前記セルロースフィラメントを水(21)の洗浄に供すること;
・洗浄、非乾燥セルロースフィラメントを少なくとも1つの有機ケイ素添加物のエマルジョン水(41)で含浸すること;
・含浸セルロースフィラメントを乾燥すること;
・含浸、乾燥セルロースフィラメントからなる繊維テクスチャーを得ること;および
・炭化の前に含浸、乾燥セルロースフィラメントからなる繊維テクスチャーを得ること
粉工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、炭素繊維の生産性と高弾性率等の性能とを両立させるために、高速焼成が可能で、耐炎化処理後の断面二重構造が低減され得る前駆体繊維を与えるようなアクリロニトリル系ポリマーを提供することを目的とする。
【解決手段】 炭素繊維用前駆体繊維の製造に用いられるアクリロニトリル系ポリマーであって、示差走査熱量計を用いて空気気流中にて230℃で測定した等温発熱曲線における発熱ピーク出現時間の逆数をV(min-1)としたときに、Vが0.01以上、0.3未満であることを特徴とするアクリロニトリル系ポリマー。 (もっと読む)


1 - 11 / 11