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Fターム[4L055BA25]の内容

 (82,557) | パルプ化 (740) | 化学的パルプ化 (267) | 蒸解 (101) | 送液、浸透 (10)

Fターム[4L055BA25]に分類される特許

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【課題】チップによる詰まりや閉塞を防止することができる蒸解缶用スクリーンプレートを提供する。
【解決手段】セルロース材パルプ化槽に使用するスクリーンプレート50であって、該スクリーンプレートが、プレートを貫通して伸びるスロット52を含み、該スロットがスクリーンプレートの内側表面に隣接すると共に、パルプ化槽に取り付けられたとき、パルプ流れに面する面取りされた曲面状入口コーナー端64を有し、前記曲面状入口が、各スロットの下側に設けられ、かつスロットの下側が、プレートの内側表面から外側表面まで5°〜15°の角度ωで各々傾斜していることを特徴とするスクリーンプレート。 (もっと読む)


【課題】クラフトパルプの蒸解性及び収率を向上させる方法を提供することである。
【解決手段】白液と緑液を混合した蒸解液を使用することを特徴とするクラフトパルプの蒸解方法。白液と緑液を混合した蒸解液中には、硫黄に対するホウ素のモル比が0.05以上になるようにホウ素化合物、好ましくはメタホウ酸ナトリウム、を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース物質の蒸解方法において、大掛かりな設備の改造無しで、クラフト蒸解における蒸解性、パルプ収率を向上させる蒸解方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を浸透ゾーン、蒸解ゾーンを順に有する連続蒸解装置で蒸解する際に、蒸解薬液を浸透ゾーンおよび蒸解ゾーンに添加する方法であって、前記蒸解ゾーンに添加する蒸解薬液として、浸透ゾーンに添加する蒸解薬液よりも5%以上硫化度の高い蒸解薬液を用いて蒸解する。 (もっと読む)


【課題】 パルプ製造システムにおけるエネルギー所要量を減少させることができる蒸解槽中のチップの加熱方法を提供する。
【解決手段】 含浸槽および化学的蒸解槽を有するパルプ製造システム中でチップ・スラリーを加熱する方法であって、
液体を含む含浸槽においてチップを含浸処理し、
含浸槽から蒸解槽の上部へ前記チップを移送し、
蒸解槽の下部から液体を抽出し、抽出された液体が、含浸槽中のチップの温度よりも実質的に高い温度を有するようにし、
蒸解槽の下部から抽出された液体を、含浸槽から蒸解槽へ移送される、または移送されているチップに加え、移送されているチップを抽出された液体中において熱エネルギーで加熱する
ことを含むことを特徴とするチップ・スラリーの加熱方法。 (もっと読む)


【課題】 チップによる詰まりや閉塞を防止することができる蒸解缶用スクリーンプレートを提供する。
【解決手段】 セルロース材パルプ化槽に使用するスクリーンプレートであって、該スクリーンプレートが、
プレートを貫通して伸びるスロットを含み、
該スロットがスクリーンプレートの内側表面に隣接すると共に、パルプ化槽に取り付けられたとき、パルプ流れに面する曲面状入口コーナー端を有することを特徴とするスクリーンプレート。 (もっと読む)


【課題】効率的な方法で連続蒸解システムにおいてセルロースパルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】セルロースチップは、移送液を用いて移送循環路11で、蒸解装置30の頂部に配置されたセルロースチップから自由液体を分離するためのトップセパレータ20へ連続的に供給される。トップセパレータは自由液体を収集するための回収空間21を有する。分離された温度Tutを有する自由液体の少なくとも一部が、リターンライン32で、トップセパレータの回収空間から移送液として使用されるべき位置まで導かれる。本質的に少なくとも135℃のクッキング温度で、蒸解装置30において少なくとも一度、黒液の加圧回収が行われる。本発明は、温度Tutより高い温度Tinを有する液体添加物をトップセパレータの回収空間21に添加する。 (もっと読む)


【課題】連続蒸解釜中でのエネルギー効率に優れたセルロースパルプの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、連続蒸解釜システムにおけるエネルギー効率に優れた手法でのセルロースパルプの製造方法に関する。本方法は、チップを含浸する含浸容器を含み、該チップはその後、続く蒸解容器に移動流体で供給される。黒液回収物は蒸解釜から採取され、回収物は底部に導入されて、チップを加熱してから含浸容器から流出される。移動流体の回収物は、蒸解釜の頂部から採取され、そして含浸容器中で含浸流体として作用するための位置に導入される。本発明は、蒸解釜の頂部から回収された移動流体の少なくとも一部が間接熱交換器を通過することを特徴とし、該間接熱交換器において、少なくとも125℃の温度にて蒸解釜の頂部から回収された移動流体が第一の流体からの蒸気の生成のために第一の流体と間接的に熱交換する。生成された蒸気はその後、含浸工程の上流にある蒸気前処理位置に導入されて、前記蒸気前処理位置のチップを加熱する。 (もっと読む)


【課題】工程数も少なく短時間でしかも薬品を使用しなくてもよく、且つ、装置も簡単な構造とした靭皮繊維のパルプ化方法及び該方法を具体化した装置を提供すること。
【解決手段】靭皮繊維を含む原料を水に浸漬状態で減圧して抜気して吸水させてから浸漬状態を解除しその後蒸気にて湿潤状態を維持しつつ150℃以上に昇温してその昇温した温度を所定時間保持した後冷却してパルプを得ることを特徴とする靭皮繊維を含む原料のパルプ化方法及び装置。 (もっと読む)


【課題】様々な蒸解技術に簡単に適用することができ、使用する蒸解工程とは独立して含浸処理を実行する連続蒸解システムにおけるチップの含浸方法。
【解決手段】少なくとも一つの含浸容器101と一つの蒸解釜102とを有する。また、蒸解システムは、頂部分離装置105aから流体を引き出す第一戻りライン106aと、蒸解釜102から黒液を引き出す黒液ライン108との間に配置された熱交換器107を備える。熱交換器107により、二つのライン間の熱移動が行われる。含浸容器101内の流体内容物の主たる部分が、チップ水分、覆水、追加白液及び第一戻しライン106aの頂部分離装置から引き出された流体より成る。 (もっと読む)


【課題】
リグノセルロース材料の蒸解法において、低カッパー価かつ高収率なパルプを提供する。
【解決手段】
リグノセルロース材料のパルプ化蒸解法において、浸透工程においてリグノセルロース材料を処理する蒸解液が、活性アルカリを絶乾リグノセルロース材料重量に対し1〜10%含有し、かつ、キノン化合物類を絶乾リグノセルロース材料重量に対し0.001〜1.5重量%含有する蒸解液を用い、温度が110℃〜140℃の条件でリグノセルロース材料を処理することにより、低カッパー価かつ高収率で蒸解できる。 (もっと読む)


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