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Fターム[4M119CC08]の内容

MRAM・スピンメモリ技術 (17,699) | 磁化制御技術 (1,406) | 応力による磁化制御 (12)

Fターム[4M119CC08]に分類される特許

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【課題】安定した特性の磁気抵抗効果素子を有する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】本発明の実施形態にかかる半導体記憶装置は、複数の磁気抵抗効果素子を有し、この各磁気抵抗効果素子は、半導体基板上に形成され、且つ、その膜面に対して垂直な磁化容易軸を有する第1の磁性層と、第1の磁性層上に形成された非磁性層と、非磁性層上に形成され、且つ、その膜面に対して垂直な磁化容易軸を有する第2の磁性層と、からなる積層構造を有し、保護膜を介して各磁気抵抗効果素子の側壁を覆うように設けられ、且つ、磁気抵抗効果素子に対して、磁化容易軸に沿った方向に引張応力を与える側壁膜を備え、側壁膜のうちの第1の磁性層を覆う部分は、側壁膜のうちの第2の磁性層を覆う部分と比べて厚い。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を低減する磁気ランダムアクセスメモリを提供する。
【解決手段】磁気ランダムアクセスメモリは、半導体基板と、半導体基板の上方に配置され、垂直磁化膜で形成されたMTJ素子10と、MTJ素子10の上側に配置されかつ半導体基板に対して引っ張る方向に応力を加える引っ張り応力膜21及びMTJ素子10の下側に配置されかつ半導体基板に対して圧縮する方向に応力を加える圧縮応力膜の少なくとも一方を有する応力膜と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】 磁気抵抗素子、その製造方法及び半導体記憶装置に関し、磁気抵抗素子の熱安定性指標Δを応力制御により大きくすることを目的とする。
【解決手段】 下部電極上に前記下部電極側から順に設けた反強磁性層、ピンド層、トンネル絶縁膜、フリー層、キャップ層、エッチングストッパー膜、ハードマスク及び上部電極と、前記少なくともフリー層の側面に設けた絶縁膜を有する磁気抵抗効果素子のエッチングストッパー膜の応力とフリー層の磁歪定数との積を負にする。 (もっと読む)


【課題】新しいスピン機能素子への展開が可能な、省電力で動作可能な新しい磁化配向制御方法の基本要素技術を提供する。
【解決手段】単結晶強誘電体層上に、強磁性体層をエピタキシャル成長させたヘテロ構造体を準備し、強誘電体層に電圧を印加して強誘電体層と強磁性体層との接合界面に生じる歪みによって、強磁性体の磁気異方性を変化させる、磁気異方性制御方法。 (もっと読む)


【課題】磁気メモリに用い得る磁気素子を作製するための方法及びシステムを提供する。
【解決手段】磁気素子には、固定層と、非磁性スペーサ層と、自由層とが含まれる。スペーサ層は固定層と自由層との間にある。自由層は、書き込み電流が磁気素子を通過する時にスピン転移を用いて切換え得る。磁気素子には更に、バリア層と第2固定層とを含み得る。他の選択肢として、第2固定層と第2スペーサ層と自由層に静磁気的に結合された第2自由層とが含まれる。少なくとも1つの自由層が高垂直異方性を有する。高垂直異方性は、面外減磁エネルギの少なくとも20%であり且つ100パーセント未満である垂直異方性エネルギを有する。 (もっと読む)


【課題】記録層における磁化容易軸が垂直方向を向いている垂直磁化型の不揮発性磁気メモリ装置において、記録層の磁化容易軸をより確実に垂直方向に向かせることを目的とする。
【解決手段】不揮発性磁気メモリ装置は、磁化容易軸が垂直方向を向いている記録層を有する積層構造体50、第1の配線41、及び、第2の配線42から成る磁気抵抗効果素子を備えており、積層構造体50の上、又は、積層構造体50の下、又は、積層構造体50の上及び下には、記録層53を構成する材料のヤング率よりも低い値のヤング率を有する低ヤング率領域481が配置されており、積層構造体50は磁化参照層51を更に有し、低ヤング率領域481を配置することによって記録層53及び磁化参照層51において内部応力が発生し、記録層53及び磁化参照層51の垂直磁気異方性が増大される。 (もっと読む)


【課題】記録を安定に保持できながら少ない電流で記録が可能であり、且つ実用に供し得るスピン注入電流で情報を記録するメモリ素子を提供するものである。
【解決手段】磁化方向が決められた参照層4と、記録情報に依存して磁化方向が変化する記録層5と、参照層4と記録層5との間に設けられた非磁性層6とを有し、スピン注入電流で情報を記録層5に記録するメモリ素子積層体7を有する。さらに、メモリ素子積層体7の側部に設けられた圧電体11と、圧電体11に電界を印加する手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来にない新規な物性を発現し得る酸化チタン薄膜及びその製造方法と、それを用いた磁気メモリ、光情報記録媒体及び電荷蓄積型メモリを提供する。
【解決手段】TiO粒子を混入させた原料溶液を基板2の表面に塗布して、TiO粒子層を当該基板2の表面に形成し、水素雰囲気下において焼成処理することにより、基板2の表面に酸化チタン薄膜3を形成する。これにより、温度が約460K付近において非磁性半導体と常磁性金属とに相転移する従来におけるバルク体とは異なり、室温で相転移せずに、全ての温度領域において、Ti粒子本体が常磁性金属の特性を常に維持することができるという従来にない新規な物性を発現し得る酸化チタン薄膜3を提供できる。 (もっと読む)


【課題】磁性細線の磁壁移動に要する電流を低減し、且つ磁壁保持時の状態を安定にする。
【解決手段】磁性細線の材料として、遷移温度を境に磁化容易軸が面内方向と垂直方向とで遷移する材料を用いる。この場合、磁性細線12の磁化容易軸が面内方向である第1の状態にあるときには、磁壁48を移動させるための電流供給が行われず、磁壁の移動に要する電流が小さい磁化容易軸が垂直方向である第2の状態にあるときにのみ、磁壁を移動させるための電流供給が行われるようなシーケンスを実行することにより、磁壁移動時に必要とする電流を低減することが可能である。また磁壁48を移動しない状態は第1の状態であり、磁壁の保持を安定化させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を増大させることなく、熱安定性を改善することができるメモリを提供する。
【解決手段】情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層17を有し、この記憶層17に対して、中間層16を介して磁化固定層31が設けられ、中間層16が絶縁体から成り、積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層17の磁化M1の向きが変化して、記憶層17に対して情報の記録が行われ、記憶層17の周囲にある、記憶層17よりも熱膨張係数が小さい絶縁層から、記憶層17に歪が印加されている記憶素子3と、記憶素子3の積層方向に流す電流を供給する配線とを備えたメモリを構成する。 (もっと読む)


【課題】少ない電力消費で磁気抵抗素子を動作させる方法を提供する。
【解決手段】磁気抵抗素子(21)は、磁気異方性を示しかつその磁化を少なくとも第1と第2の配向の間に切り換えることができる強磁性領域(22)とこの強磁性領域(22)に容量的に結合するゲート(23)とを含む。この方法は、電界パルス(29)を強磁性領域(22)に与えることにより、磁気異方性の配向を変えて磁化を第1と第2の配向の間に切り換えることを含む。 (もっと読む)


磁気素子の磁化を超高速で制御するための装置とその方法であって、装置(100)は表面弾性波発生手段(102)と、典型的には機能的及び部分的に構造的に前記SAW発生手段(102)内に設けられたトランスポートレイヤー(104)と、少なくとも1つの強磁性素子(106)とを備える。表面弾性波は発生された後、典型的には圧電材料より成るトランスポートレイヤー(104)内を伝播する。これにより、歪みがトランスポートレイヤー(104)及びトランスポートレイヤー(104)と接触した強磁性素子(106)内に発生する。この歪みは磁気弾性結合により強磁性素子(106)内に有効磁界を発生する。表面弾性波が強磁性共振(FMR)周波数に実質近い周波数を有する場合は、強磁性素子(106)は充分に吸収され、素子の磁化状態はFMR周波数で制御される。装置はRF磁気共振器、センサ、カメラ等に使用される。対応する方法は磁気要素及び磁気論理素子における超高速の読み出し及び切り換えに利用される。

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