説明

Fターム[5C135AA10]の内容

冷陰極 (7,202) | 電界放出型のエミッタ形状 (1,432) | 巨視的形状 (662) | 針状等で基板上に形成されないもの (85)

Fターム[5C135AA10]に分類される特許

1 - 20 / 85


【課題】冷陰極装置の真空容器内の真空度を高めるため、容器内の真空排気時に冷陰極から吸着ガスを追い出すためにその冷陰極を昇温させることを実現できる冷陰極装置を提供する。
【解決手段】電圧の印加により電子を放出する冷陰極3と、冷陰極3を加熱するフィラメント4と、冷陰極3を支持する導電性を有した支持軸6と、冷陰極3、ヒータ4及び支持軸6を包囲する真空容器であるガラス管2と、ガラス管2の外部に出ておりフィラメント4につながっているヒータ端子7a,7bと、ガラス管2の外部に出ており支持軸6につながっている支持体端子7cとを有した冷陰極装置1である。ヒータ端子7a,7bと支持体端子7cとは互いに電気的に独立しており、それらに独自に所望の電圧を正確に印加できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電子エミッタに関し、特に、カーボンナノチューブを利用した電子エミッタ、その製造方法及び該電子エミッタを利用した電界放出表示装置の画素管に関するものである。
【解決手段】本発明の電子エミッタは、チューブ状構造体を有する。チューブ状構造体を有する電子エミッタにおいて、前記電子エミッタは、中空の線状の軸心を有し、前記電子エミッタは、前記線状の軸心を囲む複数のカーボンナノチューブからなり、前記電子エミッタの一つの端部に、複数の電子放出の先端が形成されている。また、本発明は、前記電子エミッタの製造方法及び前記電子エミッタを利用した電界放出表示装置の画素管も提供する。 (もっと読む)


【課題】 電子放出性能を向上可能な突起構造体、及び、この突起構造体を製造する方法を提供する。
【解決手段】 突起構造体1は、一辺が1000μmの立方体に収容可能である。また、突起構造体1は、基材2と、基材2の先端部21の端面22に設けられており端面22からの高さが10μm以上である突起3と、を備える。さらに、この突起構造体1においては、基材2の端面22の外周23から突起3の基端31までの距離Dが5μm以下である。 (もっと読む)


【課題】 電子放出性能を向上可能な突起構造体を提供する。
【解決手段】 突起構造体1は、基体部2と突起部3とからなる。突起部3は、基体部2上に設けられている。基体部2及び突起部3はダイヤモンド結晶を含む。突起部3の先端32から基体部2と突起部3との境界面Sまでの距離h3は、10μm以上1000μm以下である。突起部3は、境界面Sから先端32に向けて先細る形状を有している。突起部3の側面31は、突起部3の内側に湾曲している。突起部3の先端径は、10nm以上30μmである。 (もっと読む)


【課題】
本発明は当技術分野で認識された上記技術的課題に鑑みてなされたものであり、(1)引出し電圧を大きくしなくても1.0mA/sr以上の高角電流密度動作ができることに加えて、(2)真空劣化を引き起こす余剰な電流を少なくする、という技術的要求をバランスよく実現することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明によれば、タングステンの単結晶からなる陰極と、陰極の中腹部に設けられた拡散源とを有する電子源であって、前記陰極先端に形成された(100)面と(110)面との境界近傍から放出される電子が、前記陰極の軸と略平行に放出されるよう、前記陰極の軸方向と前期陰極の<100>方位とのなす角度が調整されてなる電子源によって達成できた。 (もっと読む)


【課題】設計自由度が高く曲げ強度が高く極めてアスペクト比が高いニードルを提供する。
【解決手段】最小幅1μm以上の連続領域を保護する膜であるリード保護膜R1をシリコン基板100の主面101の一カ所以上に形成する工程と、シリコン基板100の主面101のリード保護膜R1から露出している領域を垂直方向にエッチングすることによって直柱体102を形成する工程と、直柱体102の内部に酸化されずに残る直柱体領域104の横断面最大幅が1μm未満になるまでシリコン基板100を熱酸化する工程と、シリコン基板100に形成された酸化膜103を除去することによって、直柱体領域104からなるリードと、底に向かって広がるフレア面を側面とし頂からリード104が突出するマウント105とを有しシリコンからなるニードル10を形成する工程と、を含むシリコンナノニードルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】現用のZr/O/W電子源よりも電子放出面の仕事関数を減少させ、狭エネルギー幅かつ高電流密度の放出電子が得られ、長寿命な電子源を提供し、高分解能像が短時間に得られる電子顕微鏡や高スループットな電子線描画装置を実現する。
【解決手段】先端を針状にした金属からなる針状電極104と、前記針状電極を加熱する発熱体103からなる電子源において、前記電子源は前記発熱体により加熱可能な拡散源を有し、酸素を含むバリウム化合物と炭素粒子の混合物を拡散源106とする。 (もっと読む)


【課題】 電界放出型電子源の冷陰極を構成する炭素材の表面構造の先鋭化を実現すると共に、その先鋭化を1回の工程で行うことで製造コストを抑える。
【解決手段】 電界が印加されることにより電子を放出する冷陰極を備えた電界放出型電子源の製造方法であって、冷陰極の素材となる炭素材10を水素酸素混合ガスの燃焼炎11に暴露することで、該炭素材10の表面に炭素のナノメートル構造を形成するエッチング処理を行い、得られた炭素材10で冷陰極を形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属下地及びその上に形成されたCNFとからなる線状複合体を、安定して電界電子を放出可能な形状に規定した電界電子放出源用部材及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】頂端に曲率半径を有する円錐体を端部に備えた線状の金属下地と、その上に多数本の炭素ナノファイバーとを具備した線状複合体を改良した電界電子放出源用部材を提供する。その改良は、前記金属下地の頂角を40〜80degに限定したことである。この場合、前記線状複合体の電界電子放出面積が10,000〜15,000nmであったり、あるいは前記円錐体の曲率半径が3〜7μmであるのが好ましい。また、前記金属下地が、タングステン(W)上にパラジュウム(Pd)をスパッタ被覆したものであると良い。さらに、上記電界電子放出源用部材の製造方法をも提供する。 (もっと読む)


【課題】低温動作し、小さいエネルギー幅と低仕事関数を有し、さらに高い角電流密度で長時間安定動作する電子源を提供する。
【解決手段】絶縁碍子5と、絶縁碍子に取り付けられた2つの導電端子4と、導電端子同士を渡るように取り付けられたフィラメント3と、フィラメントに取り付けられた棒状のロッド1と、ロッドの中腹に取り付けられた拡散源2を有し、ロッドがタングステン、モリブデン、タンタル、レニウムからなる群から選ばれる少なくとも1種以上からなる金属の<100>方位単結晶で形成され、ロッドの先端部には{100}結晶面を露出した電子放出面が形成され、拡散源は酸化バリウム、酸化スカンジウムの複合酸化物からなり、該複合酸化物の酸化バリウムの組成比が50mol%以上、酸化スカンジウムの組成比が10〜50mol%である。 (もっと読む)


【課題】長時間に渡り安定して動作する電子源を提供する。
【解決手段】電子源のエミッタ11は、先端に{100}結晶面16aを電子放出面16aとして備える先端部16を備える<100>方位単結晶タングステンロッド11aを備える。電子放出面16aは、仕事関数を低減させるためのZrO膜で被覆されている。<100>方位単結晶タングステンロッド11aには、補助棒11b、11cが取り付けられている。<100>方位単結晶タングステンロッド11aと補助棒11b、11cには、ZrとOを拡散・供給するための拡散源12が配置されている。補助棒11b、11cは、<100>方位単結晶タングステンロッド11aの外表面以外に、ZrとOを電子放出面16aに拡散供給するための通路を形成する。 (もっと読む)


【課題】キャリアの引き出し効率を向上させることが可能なキャリア放出素子を提供する。
【解決手段】針状の放出部10の先端部に、電子供給層としてのp型半導体層13Pと、電子放出層としての金属層15とを含む多層膜からなる積層構造を設ける。また、この多層膜内における全ての層間の界面(p型半導体層13Pと絶縁層14との界面および絶縁層14と金属層15との界面)が、放出部10の伸長方向(Z軸方向)と略垂直となっているようにする。放出部10における積層構造内の各等電位面Svも、この放出部10の伸長方向と略垂直になる。放出部10から外部へ電子が放出される際に、電子の移動方向が先端部側に向けて揃うことになり、先端部へ向けてキャリア(電子)が集中し易くなる。なお、積層構造としては、MOS構造、ショットキー接合構造もしくはヘテロ構造またはこれらの組み合わせを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】電子放出性能を向上可能な電子放出素子、及び、そのような電子放出素子の作製方法を提供する。
【解決手段】基材3と、基材3の端部3aに設けられた突起5と、突起5の表面に設けられ導電性を有する導電性皮膜7と、を備え、突起5は、一辺が1000μmである立方体内に収容可能な形状を有し、突起5の先端部5bの表面は露出しており、導電性皮膜7の厚さは、突起5の基端部5aから先端部5bへ向かう方向に連続的に減少している。 (もっと読む)


【課題】高価な大型(mm以上クラス)の単結晶ダイヤモンドを利用することなく、ダイヤモンド電子源を提供する。
【解決手段】基台部と、その先端に位置する電子放出部とを有し、該電子放出部が、最大径が10μm以上で、(111)面と(100)面とを有するダイヤモンド砥粒であって、該砥粒の電子放出面に高さが5μm以上のダイヤモンドの突起が形成されているダイヤモンド砥粒でからなることを特徴とするダイヤモンド電子源。また、前記ダイヤモンド砥粒において、少なくとも砥粒の一部にCVD法でダイヤモンドが合成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷陰極電界放出型電子源への希土類六ホウ化物の適用を実現し、輝度や電子源の寿命が向上し、エネルギーの広がりも抑制できる電子源を提供する。
【解決手段】高電界により電子放出する冷陰極電界放出型電子源であって、希土類六ホウ化物単結晶ナノファイバが電子源支持針の表面に取り付けることで、上記課題を達成する。 (もっと読む)


【課題】比較的低温及び低引き出し電圧のもとで電子放出の可能な電子放出素子、及び、この電子放出素子の作製方法を提供する。
【解決手段】電子放出素子2は、ダイヤモンド結晶を含むエピタキシャル構造体5を備え、エピタキシャル構造体5は、100μmの直径の底面と1000μmの高さとを有する円柱内に収容可能な形状を有する。更に、電子放出素子2は、エピタキシャル膜6上に設けられた金属膜7を更に備える。また、エピタキシャル構造体5はn型又はp型ドーパントを含有する。 (もっと読む)


【課題】比較的低温及び低引き出し電圧のもとで電子放出の可能な電子放出素子、及び、この電子放出素子の作製方法を提供する。
【解決手段】電子放出素子2は、ダイヤモンド結晶を含むエピタキシャル膜6と、エピタキシャル膜6が形成された領域を含む表面を有するダイヤモンド突起部5とを備える。ダイヤモンド突起部5は、100μmの直径の底面と1000μmの高さとを有する円柱内に収容可能な形状を有する。更に、電子放出素子2は、エピタキシャル膜6上に設けられた金属膜7を更に備える。また、エピタキシャル膜6はn型又はp型ドーパントを含有する。 (もっと読む)


【課題】電子放出素子であって素子内に効率よく電子を注入可能なもの、及び、そのような電子放出素子を作製する方法を提供する。
【解決手段】基3と、該基材3の端部3aに設けられた突起5と、導電性を有する導電性皮膜7と、を備え、突起5は、突起5の側面に設けられた少なくとも1つの穴部5cを有し、導電性皮膜7は、穴部5cの内面を含む突起5の表面上に形成されており、突起5の先端部5bの表面は露出しており、突起5は一辺が1000μmの立方体内に収容可能な形状を有する。 (もっと読む)


【課題】電子線及び電子ビーム機器や真空管、特に、電子顕微鏡や電子ビーム描画装置等の電子光学機器に使用される、量産性に優れ入手の容易な遷移金属炭化物を用いた高輝度電子源を提供する。
【解決手段】電子顕微鏡、電子ビーム描画装置等の電子光学機器に使用される電子源であって、電子放出部分は表層部と基材部からなり、該表層部は遷移金属炭化物であり、該基材部はダイヤモンド単結晶であることを特徴とする電子源により解決される。 (もっと読む)


【課題】電子線及び電子ビーム機器や真空管、特に、電子顕微鏡に使用される、高輝度高安定性を有する電子ビームが得られる電子銃を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するため本発明に係る電子銃は、電子光学機器に使用される冷陰極電界放出電子銃であって、1000℃以下で動作し、得られる電子放出特性として、エミッション電流安定性が5%未満で且つ角電流密度が50μA/srより大きいことを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 20 / 85