説明

Fターム[5E040BD01]の内容

硬質磁性材料 (8,571) | 磁性体の構造 (548) | 焼結体よりなるもの (496)

Fターム[5E040BD01]に分類される特許

201 - 220 / 496


【課題】高保磁力と高残留磁束密度の両立が可能となる希土類磁石及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明では、R−Fe−B(Rは希土類元素)系磁石の主相であるNd2Fe14Bの粒界の一部に層状の粒界相が形成された希土類磁石であって、前記粒界相はフッ素化合物を含み、該フッ素化合物の厚さが10μm以下、或いは、該フッ素化合物の厚さが0.1μm以上10μm以下であり、該フッ素化合物の主相粒子被覆率が平均で50%以上とする。そして、前記粒界相に板状に形成された粉末のフッ素化合物を層状に形成後、所定の温度で真空溶解後、急冷する、或いは、前記主相とフッ素化合物を加熱加圧して該フッ素化合物が前記粒界相に沿って層状に形成させることで製造する。 (もっと読む)


【課題】 モータ用磁石に好適な低保磁力、高角型比を有する希土類―鉄―ボロン系磁石およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 所定の組成を具備する保磁力が0.5kOe以上5kOe以下かつ10kOeの磁場での磁化に対する残留磁化の比で表した角型比が85%以上である永久磁石。(R11−x−yR2R3FeCo、R1:Nd,Prから選ばれる少なくとも1種、R2:Sm,La,Ceから選ばれる少なくとも1種、R3:Tb,Dyから選ばれる少なくとも1種、M:Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,Mo、W,Mn、Ni,Cuから選ばれる少なくとも1種、X:Ga,Si,Alから選ばれる少なくとも1種を満たすものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 モータ用磁石に好適な低保磁力、高角型比を有するSmCo系磁石およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 所定の組成を具備する保磁力が0.5kOe以上3.5kOe以下かつ10kOeの磁場での磁化に対する残留磁化の比で表した角型比が80%以上である永久磁石。また、第2,3象限の平均リコイル透磁率1.00〜1.08であること。また、構成相としてCaCu相、ThZn17相、ThCo相の3相を具備することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、高保磁力,高磁束密度,高比抵抗を有する希土類磁石及びそれを用いた回転機を提供する。
【解決手段】
鉄,希土類元素及びフッ素を主成分とする強磁性材料からなる希土類磁石であって、結晶粒内又は粒界に、少なくとも1種の軽希土類元素を含むフッ素化合物又は酸フッ素化合物が形成され、フッ素化合物又は酸フッ素化合物と、結晶粒内又は粒界との間に、4回対称性の結晶構造を有するRlFemn(Rは軽希土類元素、l,m,nは1以上の整数)が存在し、フッ素の濃度が、結晶粒内よりも粒界で高いことを特徴とする希土類磁石。 (もっと読む)


【課題】フッ素化合物の使用量が少なく、熱処理により磁性粉末材料の磁気特性劣化を抑える。
【解決手段】鉄、希土類、及び半金属元素を主成分とする強磁性材料と、前記強磁性材料の結晶粒内部あるいは粒界部の一部に形成されるフッ素化合物あるいは酸フッ素化合物と、前記フッ素化合物あるいは前記酸フッ素化合物が含むアルカリ、アルカリ土類元素、金属元素、希土類元素の少なくとも1種及び炭素あるいは窒素と、前記フッ素化合物あるいは前記酸フッ素化合物が前記強磁性材料の表面から内部を経て反対側表面に貫通する連続的に延びる連続延在層と、を有し、上記連続延在層に沿って前記アルカリ、前記アルカリ土類元素、前記金属元素、前記希土類元素の少なくとも1種が前記強磁性材料の粒界に沿った粒内外周部に偏析することを特徴とする焼結磁石を備える回転機を提供する。 (もっと読む)


【課題】高透磁率で低硬度、且つ高熱伝導率を備え、CPU等と放熱器との間に挿入可能な電磁波抑制放熱シートを提供する。
【解決手段】薄板状のフェライト焼結体12の上下両面に、微粘着性を有し熱伝導率0.7W/m・K以上のゲル状放熱層が設けられており、それら両方のゲル状放熱層が共にゲル状シート14、16である電磁波抑制放熱シート10である。一方のゲル状放熱層をゲル状シートとし、他方のゲル状放熱層をゲル状塗工膜としてもよい。ゲル状放熱層を、縦横ともフェライト焼結体よりも一回り大きな寸法とし、該フェライト焼結体の外周は上下のゲル状放熱層が直接的もしくは間接的に接合していて、フェライト焼結体が上下のゲル状放熱層で包まれている構造が好ましい。また、フェライト焼結体は、1mm角〜5mm角のフェライトチップを縦横に整列させたものが望ましい。 (もっと読む)


【課題】磁石製造時における酸化の影響を受けることなく、高電気抵抗と高保磁力の特性を併せ持った希土類磁石を製造すること。
【解決手段】R−T−B系希土類合金粉末に、重希土類元素のフッ化物、酸化物及び無機塩からなる群から選ばれる少なくとも1種である化合物Aと、アルカリ土類金属の水素化物である化合物Bを混合する混合工程と、冷間成形工程と、熱間成形工程と、熱処理工程と、を含むR−T−B系希土類磁石の製造方法において、熱間成形工程と熱処理工程によって、化合物Aと化合物Bを反応させて、熱間成形体中のRFe14B結晶近傍のRリッチ粒界相に重希土類元素を拡散させると共に、アルカリ土類金属のフッ化物、酸化物及び無機塩からなる群から選ばれる少なくとも1種である化合物Cを、R−Fe−B系希土類合金粉末間に生成させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、フッ素化合物の使用量低減が図られる焼結磁石モータを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、焼結される主成分が鉄の強磁性材料と、前記強磁性材料の結晶粒内部あるいは粒界部の一部に形成されるフッ素化合物あるいは酸フッ素化合物と、前記フッ素化合物あるいは前記酸フッ素化合物に含まれるアルカリ、アルカリ土類元素、希土類元素の少なくとも1種と、を有し、前記強磁性材料の表面から内部には前記フッ素化合物あるいは前記酸フッ素化合物の一部が濃度勾配をもって分布し、前記強磁性材料の粒界面と母相間には希土類元素が濃度勾配をもって分布する焼結磁石回転子を備える焼結磁石モータにおいて、前記フッ素化合物の濃度分布が焼結磁石回転子の磁極中心からみて非対称であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】R−T−B系焼結磁石において、RH元素が1.5原子%以上含まれる組成において、RH元素の置換量から期待される保磁力を得る。
【解決手段】RL:6原子%以上、14.5原子%以下、ここでRLは、Pr、Ndのうち1種または2種、RH:1.5原子%以上、6原子%以下、ここでRHは、Tb、Dyのうち1種または2種、かつ12原子%≦(RL+RH)≦16原子%、B:5.5原子%以上、6.5原子%以下、Mn:0.04原子%以上、0.2原子%未満、M:2原子%以下(0原子%を含む)、ここでMは、Al、Ti、V、Cr、Ni、Zn、Cu、Ga、Zr、Nb、Mo、Ag、In、Sn、Hf、Ta、W、Au、Pb、Biのうち、1種または2種以上、T:残部、ここでTは、FeまたはFeとCoであり、FeとCoの場合はCoはTのうち20原子%以下、からなる、RL−RH−T−Mn−B系焼結磁石。 (もっと読む)


【課題】過大な手間とコストを要することなく、耐食性を向上させるとともにアンモニア臭の発生も低減できる。
【解決手段】希土類磁性粉をX%の酸素を含有する雰囲気下にて、150℃〜300℃の温度範囲で[0.5×(20/X)]時間以上熱処理することにより前記磁性粉の表面に酸化皮膜を形成する。 (もっと読む)


中間的に機械仕事に変換することなく熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱磁気発生機であって、−20℃〜200℃の範囲の温度で作動し、例えば以下の化合物より選ばれる
熱磁気材料を有する熱磁気発生機。
(1)一般式(I)の化合物
(Ayy-12+δwxz (I)
式中、
Aは、Mn又はCoであり、
Bは、Fe、Cr、又はNiであり、
CとDとEは、CとDとEのうち少なくとも2つ異なり、濃度がゼロでなく、P、B、Se、Ge、Ga、Si、Sn、N、As、およびSbから選ばれ、CとDとEの少なくとも一つがGe又はSiであり、
δは、−0.1〜0.1の範囲の数字であり、
w、x、y、zは、0〜1の範囲の数字である(ただし、w+x+z=1); (もっと読む)


【課題】Dyの使用量を減少させつつもDyによる保磁力の向上を十分に図ることが可能な永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】Nd27〜30%−Fe60〜70%−B1〜2%からなる磁石原料をジェットミルで乾式粉砕する。そして、粉砕された微粉末と、Dy化合物(又はTb化合物、Dy微粒子、Tb微粒子のいずれか)が溶解された防錆オイルとを混合することによりスラリー42を生成し、生成したスラリー42を湿式成形した後に、脱油並びに焼結することにより永久磁石1を製造するように構成する。 (もっと読む)


【課題】焼結時の磁石粒子の粒成長を抑制することにより焼結体の結晶粒径を3μm以下とし、磁気性能を向上させることが可能な永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】Nd27〜30%−Fe60〜70%−B1〜2%からなる磁石原料を粒径が3μm以下の微粉末に湿式粉砕するとともに、湿式粉砕中に磁石粉末に対して、含まれる金属成分が0.01〜8wt%となる高融点金属元素を含む有機化合物、又は含まれるセラミック成分が0.01〜8wt%となる高融点セラミックのプリカーサや分散剤を添加することにより、高融点金属元素を含む有機化合物又は高融点セラミックのプリカーサを磁石原料と共に溶媒中で分散させる。その後に溶媒中に樹脂バインダーを添加し、磁石粉末と樹脂バインダーとを混練することによりスラリー41を生成する。そして、生成したスラリーをシート状に成形したグリーンシート42を焼結することにより永久磁石1を製造するように構成する。 (もっと読む)


【課題】優れた磁気特性を有するとともに、B含有割合の変動に伴う磁気特性のばらつきを十分に抑制することができる希土類磁石を提供すること。
【解決手段】R(但し、RはYを含む希土類元素から選ばれる1種以上の元素)、B、Al、Cu、Zr、Co、C、Si及びFeを必須元素とし、必須元素全体に対する含有割合が、R:25〜32質量%、B:0.84〜0.98質量%、Al:0.03〜0.25質量%、Cu:0.01〜0.15質量%、Zr:0.03〜0.25質量%、Co:3質量%以下(但し、0質量%を含まず。)、C:0.03〜0.15質量%、Si:0.028〜1.5質量%、Fe:残部、であり、Oの含有割合が0.2質量%以下である希土類磁石。 (もっと読む)


【課題】焼結時の磁石粒子の粒成長を抑制することにより焼結体の結晶粒径を3μm以下とし、磁気性能を向上させることが可能な永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】Nd27〜30wt%−Fe60〜70wt%−B1〜2wt%からなる磁石原料をジェットミルで乾式粉砕することにより粒径が3μm以下の微粉末へと粉砕する。そして、粉砕された微粉末と、高融点金属元素を含む有機化合物又は高融点セラミックのプリカーサが溶解された防錆オイルとを混合することによりスラリー42を生成し、生成したスラリー42を湿式成形した後に、脱油並びに焼結することにより永久磁石1を製造するように構成する。 (もっと読む)


【課題】R−T−B系合金中のDy濃度が高く、しかもR−T−B系合金の粉砕性を低下させることのない、優れた磁気特性を有する希土類系永久磁石の原料となるR−T−B系合金を提供する。
【解決手段】希土類系永久磁石に用いられる原料であるR−T−B系合金であって、前記Rが20質量%以上のDyを含み、CuKαによるX線回折(2θ/θ)で31.1〜31.3°と37.8〜38.0°とに回折ピークの現れるR−T−B系合金とする。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れた焼結磁石を高生産性で製造することが可能な焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】界面活性剤の存在下で磁性粉末を湿式粉砕する工程と、湿式粉砕された前記磁性粉末20を乾燥させ、前記界面活性剤が付着している磁性粉末20を得る工程と、乾燥させた前記磁性粉末20を、バインダ樹脂と共に加熱混練してペレットを形成する工程と、前記ペレットを溶融させ、磁場が印加された金型内で射出成形して予備成形体を得る工程と、前記予備成形体を焼成する工程と、を有する焼結磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 低酸素のR−T−B系焼結磁石における理想的な組織構造を見出し、今後さらに増加する傾向にあるHEV用磁石に要求される耐熱性を満足することができる保磁力を有し、かつ、希少資源である重希土類元素の使用をできるだけ少なくすることができるR−T−B系焼結磁石の提供。
【解決手段】 R14B型結晶構造を有する化合物からなる主相と、粒界相とを有するR−T−B系焼結磁石であって、R:27.3質量%〜29質量%、X(XはCu、Ag、Auのうち少なくとも一種):0.06質量%〜0.18質量%、B:0.92質量%〜1質量%、O:0.05質量%以下、残部FeまたはFeとCo及び不可避的不純物からなるR−T−B系焼結磁石。 (もっと読む)


【課題】Dyの使用量を減少させつつもDyによる保磁力の向上を十分に図ることが可能な永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】Nd27〜30wt%−Fe60〜70wt%−B1〜2wt%からなる磁石原料を湿式粉砕するとともに、湿式粉砕中に磁石粉末に対して0.01〜8wt%のDy化合物や分散剤を添加することにより、Dy化合物を磁石原料と共に溶媒中で分散させ、その後に溶媒中に樹脂バインダーを添加し、磁石粉末と樹脂バインダーとを混練することによりスラリー41を生成し、生成したスラリーをシート状に成形したグリーンシート42を焼結することにより永久磁石1を製造するように構成する。 (もっと読む)


【課題】保磁力及び磁化曲線の角型性が高いNdFeB焼結磁石を製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るNdFeB焼結磁石の製造方法は、NdFeB焼結磁石基材の表面にDy及び/又はTbを含む層を形成した後に前記磁石基材の焼結温度以下の温度に加熱することにより、前記層中のDy及び/又はTbを前記磁石基材の結晶粒界を通じて前記磁石基材内部に拡散させる粒界拡散処理を行う方法において前記磁石基材中に含まれる金属状態の希土類量が12.9原子%以上であり、前記層が50質量%以上のDyのフッ化物及び/又はTbのフッ化物を含有する、ことを特徴とする。これにより、従来は特性の向上が困難であった3〜6mmという厚い厚みを持つ場合においても、1.4mA/m以上という高い保磁力を有し、且つ磁化曲線の角型性が高いNdFeB焼結磁石を製造することができる。 (もっと読む)


201 - 220 / 496