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Fターム[5E041HB15]の内容

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Fターム[5E041HB15]に分類される特許

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【課題】α−γ変態を持つ無方向性電磁鋼板について、今までにない高磁束密度、低鉄損の無方向性電磁鋼板を、低コストで提供する。
【解決手段】C:0.005%以下、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.05〜0.6%、P:0.100%以下、N:0.0030%以下、Al:0.01〜0.05%、B:Nとの比でB/N=0.9〜1.2を含有し、平均直径10〜200nmの非磁性析出物AlNを、個数密度10個/μm以下含有し、圧延方向と圧延直角方向の平均のB50が1.75T以上である無方向性電磁鋼板を、スラブ加熱温度を1050℃〜1250℃、コイルの巻き取り温度を780〜Ac1変態点とし、仕上げ焼鈍工程における焼鈍温度を800℃〜Ac1変態点として製造する。 (もっと読む)


【課題】高透磁率で低損失な圧粉磁心、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の表面に絶縁被膜を有する複数の被覆粒子から構成される圧粉磁心であり、軟磁性粒子がFe-Si-Al合金粒子とFe-Ni合金粒子とで構成されている。Fe-Si-Al合金粒子の平均粒径が25μm〜100μm、Fe-Ni合金粒子の平均粒径が25μm未満である。複数のFe-Si-Al合金粒子がつくる隙間に、相対的に圧縮性に優れる上に保磁力が小さい微粒のFe-Ni合金粒子を充填させることで、成形性に優れる上に、透磁率の向上及び低損失を図ることができる。原料粉末を圧縮成形した後、加熱温度:550℃〜900℃の熱処理を施すことで、成形時の歪を除去してヒステリシス損を低減でき、かつ絶縁被膜の熱的損傷を防止して渦電流損を低減できることからも、低損失な圧粉磁心が得られる。 (もっと読む)


【課題】圧縮応力に対する磁歪感受性を低減し、もって、変圧器等の鉄心における騒音を効果的に低減することができる、磁歪特性に優れる方向性電磁鋼板と、その鋼板を用いた低騒音の変圧器を提供する。
【解決手段】Si:3.0〜7.0mass%、Mn:0.04〜0.15mass%、Sb:0.01〜0.10mass%およびSn:0.01〜0.20mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、張力付与被膜が被成してなる方向性電磁鋼板であって、ゴス方位{110}<001>粒における圧延方向を回転軸とした結晶方位の平均方位差角δが6°以下であり、かつ、圧延方向に圧縮応力3.92MPaを付加した状態において50Hz、1.7Tで磁化したときの磁歪λp−pが1.7×10−6以下である方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】リサイクル性に優れるとともに、鋼板表面に欠陥のない高磁束密度かつ低鉄損の無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:1.5%以上4.5%以下、Al:0.005%以下、Mn:0.01%以上0.10%以下、Ca:0.0010%以上0.0050%以下、S:0.0030%以下およびN:0.0030%以下を、Ca/S≧0.80の下に含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成からなるスラブを、加熱後に熱間圧延を施して巻取り、ついで熱延板焼鈍を経て、冷間または温間にて圧延を施したのち、仕上焼鈍を施す一連の工程からなる無方向性電磁鋼板の製造方法において、前記スラブ加熱温度を1050℃以上1150℃以下、前記熱間圧延の仕上げ圧延終了後の温度を800℃以上900℃以下、前記巻取り温度を500℃以上650℃以下、前記熱延板焼鈍温度を950℃以上前記スラブ加熱温度以下とし、更に仕上焼鈍を、水素を10vol%以上含有し、かつ露点が−20℃以下の雰囲気下にて950℃以上の温度で行う。 (もっと読む)


【課題】高周波で高いμ’と低いμ”を備え特性に優れた磁性材料を提供する。
【解決手段】実施の形態の磁性材料は、Fe、Co、Niからなる群から選ばれる少なくとも1つの磁性金属、Mg,Al,Si,Ca,Zr,Ti,Hf,Zn,Mn,希土類元素、BaおよびSrから選ばれる少なくとも1つの非磁性金属を含有する磁性粒子と、上記磁性粒子の少なくとも一部を被覆する第1の酸化物の第1の被覆層と、上記磁性粒子間に存在し、第1の酸化物と共晶反応系を構成する第2の酸化物の酸化物粒子と、上記磁性粒子間に存在し、第1の酸化物と第2の酸化物の共晶組織を有する酸化物相と、を備える。 (もっと読む)


【課題】製品コイルの全長にわたって低鉄損の方向性電磁鋼板を製造する。
【解決手段】mass%で、C:0.001〜0.10%、Si:1.0〜5.0%、Mn:0.01〜0.5%、sol.Al:0.003〜0.050%、N:0.0010〜0.020%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種:合計0.005〜0.040%を含有する鋼スラブを熱間圧延し、冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、上記一次再結晶焼鈍の昇温過程におけるT1(℃):500+2×(NB−NA)とT2(℃):600+2×(NB−NA)との間の昇温速度S1を80℃/sec以上とし、かつ、温度T2〜750℃の間の平均昇温速度S2を、上記S1の0.1〜0.7倍とする。ここで、上記式中の、NAは冷延後の析出N量、NBは一次再結晶焼鈍後の析出N量。 (もっと読む)


【課題】ナノ構造を有し、高い飽和磁化と高い比透磁率を有する軟磁性材料を提供する。
【解決手段】絶縁性非磁性体からなるマトリックス中に軟磁性体が三次元的且つ周期的に配置しており、繰り返し構造の一単位の長さの平均値が1nm〜100nmである三次元的周期構造を有しており、前記軟磁性体が、鉄、コバルト、鉄−コバルト合金、鉄−ニッケル合金、鉄−貴金属合金、ケイ素鋼、センダストおよびソフトフェライトからなる群から選択される少なくとも1種であり、前記絶縁性非磁性体が、金属または半金属の酸化物および窒化物からなる群から選択される少なくとも1種である、ナノヘテロ構造軟磁性材料。 (もっと読む)


【課題】焼成過程で反りを最小化することができる磁性基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】磁性基板100は、第1の磁性材料から成る第1の磁性層110と、第2の磁性材料から成る第2の磁性層120とを含み、前記第1の磁性材料と前記第2の磁性材料とは同じ材料で、粒径が異なる。また、前記磁性基板の製造方法は、ベース基板の上面に第2の磁性材料を塗布するステップ(A)と、前記第2の磁性材料の上面に第1の磁性材料を塗布するステップ(B)と、前記第1の磁性材料の上面に第2の磁性材料を塗布するステップ(C)と、前記ステップ(C)の後に磁性材料を焼成するステップ(D)とを含む。 (もっと読む)


【課題】 互いに積層されて多面形形状の全体に立体的な部品を形成するアモルファス金属ストリップ製の複数の層を含む、バルクアモルファス金属磁気構成要素を提供する。
【解決手段】バルクアモルファス金属磁気構成要素は円弧状表面を含むのがよく、好ましくは、互いに両側に配置された二つの円弧状の表面を含む。磁気構成要素は、約60Hz乃至20000Hzの範囲の周波数で作動でき、約60Hzの周波数及び約1.4Tの磁束密度で作動した場合のアモルファス金属材料の鉄損が1W/kgとほぼ等しいか或いはそれ以下であり、約20000Hzの周波数及び約0.30Tの磁束密度で作動した場合のアモルファス金属材料の鉄損が70W/kgとほぼ等しいか或いはそれ以下である。本発明のバルクアモルファス金属磁気構成要素の性能特性は、同じ周波数範囲に亘って作動する珪素−鉄構成要素と比較した場合、大幅に良好である。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍において、従来技術よりも効率よく脱炭することができ、薄物でも安定して低鉄損が得られる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:2.0〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種を合計で0.05%以下を含有する鋼スラブを熱間圧延し、1回以上の中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後、仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、上記いずれかの中間焼鈍において、鋼板表面に鉄系酸化物層を形成し、必要に応じて還元して純鉄層を形成した後、脱炭することを特徴とする方向性電磁鋼板の有利な製造方法。 (もっと読む)


【課題】電磁弁等の磁気回路部分を構成する磁性材料として用いるのに適した非磁性部を有する強磁性鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.3%以下、Si:0.04〜3.0%以下、Mn:0.1〜2.2%以下、Cr:10〜26.5%以下、N:0.02%以下及びNi:3.0%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる、強磁性鋼材の少なくとも一部に、Nを固溶富化した非磁性部を形成し、該非磁性部の最大透磁率が前記強磁性鋼材の最大透磁率の10分の1以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】透磁率の向上と抵抗絶縁抵抗の向上を図りつつ、高温負荷、耐湿性等の信頼性特性を向上させる積層インダクタの提供。
【解決手段】複数の磁性材料層からなる積層体と、積層体の内部にスパイラル状に形成されたコイル導体とを備え、コイル導体は磁性材料層に形成された導体パターンと磁性材料層を貫通し複数の導体パターンを電気的に接続するビアホール導体とを有し、磁性材料層は、Fe−Si−M系軟磁性合金からなる複数の金属粒子と、金属粒子の表面に形成された軟磁性合金の酸化物からなる酸化被膜とを備え、隣接する金属粒子表面に形成された酸化被膜を介しての結合部および酸化被膜が存在しない部分における金属粒子どうしの結合部を有し、金属粒子の集積により生じた空隙の少なくとも一部には樹脂材料が充填されている磁性材料からなる層である、積層インダクタ。 (もっと読む)


【課題】直流重畳特性の改善を実現できるリアクトル用コアとその製造方法およびリアクトルを提供する。
【解決手段】絶縁被膜で覆った金属磁性粒子を加圧成形してなるリアクトル用コアMで、前記金属磁性粒子が次の構成を備える。(1)平均粒径が1μm以上70μm以下であること。(2)粒径の標準偏差(σ)と平均粒径(μ)との比である変動係数Cv(σ/μ)が0.40以下であること。(3)円形度が0.8以上1.0以下であること。ここで、円形度は、無作為に抽出した1000個以上の金属磁性粒子について断面を顕微鏡で観察し、各金属磁性粒子の面積および外周長さを算出し、以下の式により求めた値の平均値である。
円形度=4π×金属磁性粒子の面積/金属磁性粒子の外周長さの2乗 (もっと読む)


【課題】{200}面がより高集積化されており、さらに、高い電気抵抗が付与されたFe系金属板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】α−γ変態成分系のFe系金属よりなり、加工組織を有する母材金属板を準備し、その片面あるいは両面にフェライト生成元素を付着する工程と、フェライト生成元素の付着した母材金属板を、キューリー温度以下では磁場を印加させながら母材のA点まで加熱して、母材金属板内のフェライト生成元素を拡散させ、合金化させる工程と、母材金属板をA点以上1300℃以下の温度に加熱、保持して、フェライト生成元素の拡散によって合金化されたα−Fe相の{200}面集積度を増加させるとともに{222}面集積度を低下させる工程とよりなる、Fe系金属板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鉄損の少ない磁心が得られる圧粉成形体を成形可能な圧粉成形体の成形方法を提供する。
【解決手段】柱状の第一パンチ(下パンチ12)と筒状のダイ10とでつくるキャビティに、原料粉末3を充填し、下パンチ12と上パンチ11とで原料粉末3を加圧して、磁心に利用される圧粉成形体100を製造する。下パンチ12は、最大粒径:20μm以下の固体潤滑剤の粉末を液媒に分散させた金型用潤滑剤を充填する液溜め溝24を具える。液溜め溝24から下パンチ12の外周面12oとダイ10の内周面10iとの間に金型用潤滑剤を供給して、下パンチ12とダイ10との相対移動により、ダイ10の内周面10iに金型用潤滑剤を塗布する。原料粉末3は、絶縁層を具える軟磁性粉末である。成形用金型1に特定の大きさの潤滑剤の粉末を含む分散剤を塗布することで、成形用金型1と成形体との摺接による絶縁層の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】粒径が30nmから数100nmのフェライト微粒子を連続式で合成することのできる合成方法を開発する。
【解決手段】一方から2価鉄イオンを含有する反応液を送出して輸送し、他方からで酸化剤液を送出して輸送し、送出された前記反応液と前記酸化剤液とを合流させ、合流した前記反応液と前記酸化剤液とを、流れ反応器中に流しながら反応させて粒径が30nmから数100nmで結晶性の良好なフェライト微粒子を合成する。またフェライト微粒子の合成とフェライト微粒子の表面修飾とを一つにまとめた形で、表面修飾されたフェライト微粒子の製造することができるようになった。こうして粒径が30nmから数100nmの範囲の粒径を有し粒径の揃ったフェライト微粒子の表面を修飾して液に分散することにより、粒子サイズが大きく磁化が大きくしかも分散安定性に優れ、これまで実現することのできなかった分散液が製造できるようになった。 (もっと読む)


【課題】軟磁性粉末として、極めて硬く、成形し難いアモルファス軟磁性合金粉末を用い、かつバインダ量を0.5〜1.0質量%と低減させてアモルファス軟磁性合金粉末の占積率を高くした圧粉磁心を提供するとともに、このような圧粉磁心をクラック等の発生を防止しながら製造する方法を提供する。
【解決手段】アモルファス軟磁性合金粉末をバインダで結着した圧粉磁心であって、中空部を有する筒形状を有し、中空部の軸方向の両端部もしくは一方の端部にバインダ量が1.5〜2.0質量%の第1層が設けられているとともに、残部にバインダ量が0.5〜1.0質量%の第2層が設けられ、密度が6.4Mg/m以上である。 (もっと読む)


【課題】 高い表面抵抗と高い透磁率を同時に有し、ノイズ抑制効果を向上させた電磁干渉抑制体を提供すること。
【解決手段】 Fe−Si−Al合金からなる扁平状の第1の軟磁性粉末11と酸化物粉末12とが有機結合剤13中に分散されて構成された電磁干渉抑制体であって、酸化物粉末12は、Fe−Si−Al合金からなる扁平状の第2の軟磁性粉末を大気雰囲気下で熱処理することにより酸化させて得る。その熱処理条件は、第1の軟磁性粉末11のみを有機結合剤中に分散して構成される電磁干渉抑制体Aの実部透磁率をμ’(A)とし、酸化物粉末12のみを第1の軟磁性粉末11と同じ重量配合比率で同じ有機結合剤中に分散して構成される電磁干渉抑制体Bの実部透磁率をμ’(B)とするとき、μ’(B)の大きさがμ’(A)の大きさの5〜25%となるように設定する。 (もっと読む)


【課題】{100}面をより高集積化して高磁束密度化し、異種金属元素が濃化して鉄損特性に優れたFe系金属板を提供する。
【解決手段】α−γ変態系のFe系母材金属板の表面と裏面にフェライト生成元素を濃化させて形成した異種金属元素濃化領域と、前記表面に形成された前記異種金属元素濃化領域中に形成されたα単相表面側領域と、前記裏面に形成された前記異種金属元素濃化領域中に形成されたα単相裏面側領域と、前記α単相表面側領域の一部と前記α単相裏面側領域の一部とに跨る結晶粒とを備え、前記α単相表面側領域の割合と前記α単相裏面側領域の割合との和であるα単相領域の割合を面積率で1〜90%とし、前記結晶粒の含有量を面積率で3〜90%とし、前記表面と前記裏面のα−Fe相の面集積度それぞれを、{200}面集積度で30〜99%、{222}面集積度で0.01〜30%とする。 (もっと読む)


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