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Fターム[5E041HB19]の内容

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Fターム[5E041HB19]に分類される特許

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【課題】本発明は、表面部分での比抵抗の低下を抑制することができる軟磁性複合圧密コアの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、Mg含有酸化膜を具備してなる酸化物被覆軟磁性粒子と無機系バインダとを混合して金型により圧密して軟磁性複合圧密コアを製造し、該軟磁性複合圧密コアを金型から取り出した後、その表面を無機酸により酸洗し、表面のFeの酸化スケールを除去し、圧密後の軟磁性金属粒子が表面に沿って延伸した塑性変形による導通部を除去することにより、その内側の圧密軟磁性金属粒子とそれを覆っている酸化膜を表面に露出させた状態として高比抵抗化することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明により、高密度、高強度、高比抵抗および高磁束密度を有する軟磁性複合圧密焼成材を提供できる。
【解決手段】本発明は、Fe系の軟磁性金属粒子と該軟磁性金属粒子の表面に被覆されたMg含有酸化膜とを具備してなるMg含有酸化物被覆軟磁性粒子と、シリコーンレジン、低融点ガラス、金属酸化物の少なくとも1種とを混合して圧密し、非酸化性雰囲気において焼成処理して軟磁性複合圧密焼成材の前駆体とした後、酸化性雰囲気において熱処理して焼成体とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 磁場配向を利用した簡便な方法でありながら、磁気特性を向上させることができる磁性シートの製造方法を提供する。
【解決手段】 磁性シートを製造するにあたっては、少なくとも扁平形状の軟磁性粉末と溶媒に溶解したバインダーとを混合して作製された磁性組成物を所定の基材上に塗布する塗布工程と、この塗布工程にて基材上に塗布した磁性組成物に流動性のある時間内に、磁性粉末が塗工物の面に対して垂直方向に起立するように当該塗工物に磁場を印加する磁場印加工程と、この磁場印加工程にて磁場が印加された塗工物を、実質的に無磁場の状態で、少なくとも垂直方向に起立した磁性粉末が当該塗工物の面と平行な水平方向に倒れるまでの所定時間だけ静置させる磁場解除工程と、塗工物を静置させた所定時間経過後に磁性組成物を乾燥して磁性シートを形成する乾燥工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】エッチング法による加工性に優れた無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、質量%で、C:0.08%以下、Si:0.5〜8.0%、Mn:5.0%以下、Al:5.0%以下を含有し、残部鉄及び不可避な不純物からなる無方向性電磁鋼のスラブを熱間圧延し、必要に応じ熱延板焼鈍し、1回あるいは中間焼鈍を挟んで2回以上冷間圧延し、仕上焼鈍する一連の製造工程を含む無方向性電磁鋼板の製造方法において、前記熱間圧延の粗圧延における最終パスの圧下率を30%以上とし、前記最終パス出側の鋼板温度を800℃以上900℃未満とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、表面性状に優れ、かつ高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性を兼備し、回転子の軽量化にも寄与する無方向性電磁鋼板の製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:3.5%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%超6.0%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb:0.02%超を含有し、Nb、Ti、ZrおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)<5×10-3を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋼塊または鋼片を、1100℃以上1300℃以下としたのちに、累積圧下率が80%以上の粗熱間圧延を施して粗バーを得る粗熱間圧延工程と、上記粗バーに仕上熱間圧延を施す仕上熱間圧延工程とを有し、上記仕上熱間圧延工程前の粗バーの温度を950℃以上とする熱間圧延工程を備えることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板の製造方法を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】雰囲気ガスを安価に供給するとともに、皮膜性能および磁性の高位安定化を図ることのできる方向性珪素鋼板の製造方法及びその連続脱炭・窒化焼鈍設備を提供する。
【解決手段】Siを2.0〜4.8%含む所定厚の冷延鋼板に、脱炭工程を含む一次再結晶焼鈍及び窒化焼鈍を行い、焼鈍分離材を塗布して仕上焼鈍を施す方向性珪素鋼板の製造方法及びその製造設備において、窒化焼鈍を行う窒化帯または窒化帯の前後の雰囲気仕切り内から雰囲気ガスを回収・脱水し、H2、不活性ガスを主成分とし、NH3を1vol%(ドライガス換算)未満含む再生雰囲気ガスを生産し、供給後の窒化帯雰囲気がH2濃度:25vol%(ドライガス換算)以上、NH3:0.1〜10vol%(ドライガス換算)、露点:10℃以下、残部不活性ガスになるように、再生雰囲気ガスに、不活性ガス、NH3、H20を加えて成分調整してから窒化帯に供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回収効率に優れ、粒度の揃った良質な磁性酸化物ナノ粒子を容易に製造することができる磁性酸化物ナノ粒子の製造方法および磁性酸化物ナノ粒子の製造装置を提供する。
【解決手段】反応容器12に収納された、金属錯体または金属塩を含有する前駆体溶液11に、紫外レーザー光発生装置13により、波長400nm以下の紫外レーザー光を照射して、磁性酸化物ナノ粒子を析出させる。前駆体溶液11は、鉄錯体または鉄塩を含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 アモルファスおよびナノ結晶金属薄帯の難加工性を改善し、打抜き加工が容易でハンドリング性に優れた積層板および積層体の製造方法を提供する。
【解決手段】 厚さが8〜35μmの軟磁性金属薄帯に熱硬化性樹脂を厚さが0.5μm以上2.5μm以下となるように塗布して複合薄帯とし、前記複合薄帯を総厚さが50μm以上250μm以下になるように積層して積層板とし、前記積層板を打抜き加工して積層ブロックを得た後、前記積層ブロックを重ねて積層体とする積層体の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】電磁鋼板を巻いたコイルを、バッチ型焼鈍炉を用い、インナーケースを被せた状態で仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の仕上焼鈍において、大きな設備改造を伴わず、しかもインナーケースの側壁と、それと向かい合うコイルの外巻き間の熱の授受を妨げることなく、加熱工程と、均熱工程の後の冷却工程で生じるコイル内の温度分布の不均一さを抑制する技術を提供する。
【解決手段】コイルをバッチ焼鈍炉の炉内で仕上焼鈍する間、ケース上部にコイルの内巻きと向かい合う円筒状凹みを有するインナーケースを被せておく方向性電磁鋼板の仕上焼鈍方法である。また、それに用いる上部にコイルの内巻きと向かい合う円筒状凹みを有する方向性電磁鋼板の仕上焼鈍用のインナーケースである。 (もっと読む)


【課題】 エージングによる厚みの変化を低減し、極めて高品質の磁性シートを製造する。
【解決手段】 磁性シートを製造するにあたっては、少なくとも磁性材料と溶媒に溶解した高分子結合剤とを混合して作製された磁性塗料を用いて形成された磁性シート10を所定のプレス板20,21を用いて押圧して圧縮する際に、少なくともプレス板20,21と磁性シート10の片面との間に、ベック平滑度が150秒/ml以下である通気材30,31を介在させる。 (もっと読む)


【課題】異方性を有するアモルファス金属成形体、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】アモルファス金属成形体は、複数の偏平状粒子が層状に積み重なって形成された積層構造を有するアモルファス金属成形体であって、偏平状粒子は、その厚み方向に対してほぼ平行な方向に積層されており、且つそのアスペクト比が2以上である。
アモルファス金属成形体の製造方法は、複数の偏平状粒子が層状に積み重なって形成された積層構造を有するアモルファス金属成形体であって、偏平状粒子は、その厚み方向に対してほぼ平行な方向に積層されており、且つそのアスペクト比が2以上であるアモルファス金属成形体の製造方法であって、アモルファス金属粉末を配置する工程とその工程より後に実施され、アモルファス金属粉末を伸展させつつ成形する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 シート状軟磁性材料に対し、塗布法で作成した複数の薄い硬化性の軟磁性シートを積層して作成した場合であっても、高温あるいは高温高湿環境下でもシート厚変化が抑制され且つ透磁率の変動も小さくなるような構成を付与する。
【解決手段】 シート状軟磁性材料は、少なくとも扁平軟磁性粉末と、アクリルゴムと、エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂用硬化剤と、溶剤とを混合してなる軟磁性組成物から形成される。扁平軟磁性粉末は、シート状軟磁性材料の面内方向に配列している。アクリルゴムとしてグリシジル基を有するものを使用する。アクリルゴムとエポキシ樹脂とエポキシ樹脂用硬化剤との合計量に対する扁平軟磁性粉末の重量比は3.7〜5.8である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、TiCなどIVa、Va族金属の炭化物をインヒビターとする方向性電磁鋼板の製造方法において、磁気特性発現のための最終工程である二次再結晶焼鈍工程の中で、二次再結晶完了後、湿潤雰囲気にて焼鈍を実施するかあるいは、二次再結晶焼鈍後、湿潤雰囲気で脱炭焼鈍を実施し、製造に際してのエネルギー消費を減ずる事である。
【解決手段】TiCをインヒビターに用い、二次再結晶完了前または後に、鋼板表面に低Ti層を形成させながら、二次再結晶完了後に、湿潤雰囲気中におけるオープンコイル状焼鈍を行い、鋼板表層にタイトな酸化膜が形成されるのを阻止することで脱炭をスムーズに進行させる事で、従来方法に比べて極めて高速に純化を完了させる生産性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】レーザビーム照射等で歪みを導入した一方向性電磁鋼板の鉄損をヒステリシス損と渦電流損に分けて、渦電流損の観点から歪みおよび残留応力の板厚方向を含めた分布を定量的に適正に制御することにより、従来に比べて鉄損の優れた一方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】レーザビーム照射等により、圧延方向とほぼ直角な線状の歪みを板幅方向に均一に、且つ圧延方向に周期的に、導入して磁区制御を行った一方向性電磁鋼板において、一箇所の歪み導入部近傍に生じた圧延方向の残留応力の、板幅方向に垂直な断面における、二次元分布において、圧延方向の圧縮残留応力を該断面の圧縮残留応力が存在する領域内で積分した値が所定の範囲内にあるように歪みを導入すること。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍において、0.002〜0.02%脱炭させることにより、焼鈍後の表面粒組織のラメラ間隔を20μm以上に制御するとともに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1350℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは50〜250℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】安価なFe−Bやスクラップをアモルファス素材の原料として使用した場合でも、磁気特性を低下させるAlやTiを効率的に除去することで、安価にアモルファス素材を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量で、2%以上4%以下のB、1%以上6%以下のSiを含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鉄系アモルファス材料を製造するに際し、主原料を溶解した後の溶鉄中Ti濃度もしくはAl濃度が0.005質量%以上の場合には、鉄分55質量%以上を含む酸化鉄源を添加してTiとAlをともに0.005質量%未満まで酸化除去する。また、主原料の配合でTiもしくはAlの含有濃度が0.005質量%以上の場合には、鉄分55質量%以上を含む酸化鉄源を主原料とともに溶解容器内に予め装入する。 (もっと読む)


【課題】粉末の表層部のみにSiを均一に濃化させることにより、飽和磁束密度の低下や圧縮性の劣化を招くことなしに、絶縁材料と粒子間の結合力を高めた、電気絶縁性に優れた圧粉磁心用金属粉末を提供する。
【解決手段】直径が1〜500μmの金属粉末を、650℃以上 900℃以下の温度域に加熱し、この温度域にて気相反応により該金属粉末の表層部にSiを濃化させる。 (もっと読む)


【課題】直流重畳特性の改善されたフェライト被覆軟磁性粒子の圧粉成形体を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の表面にフェライトめっきを施したフェライト被覆軟磁性粒子を用いた軟磁性成形体の製造方法において、フェライトめっき軟磁性粒子を酸素含有雰囲気中で熱処理した後、圧粉成形及び成形後の熱処理を行うことを特徴とする軟磁性成形体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 電源装置用の磁心材料としてコアロスを小さくした低損失酸化物磁性材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】 主成分組成として、Fe23の換算で52.5〜53.5mol%、MnOの換算で35.0〜40.0mol%、及び残部がZnOであり、副成分として、0.005〜0.05wt%のSiO2、0.01〜0.1wt%のCaO及び0.01〜0.1wt%のNb25を含有するMn−Zn系フェライトからなる低損失酸化物磁性材料の製造方法において、焼結工程の保持過程の保持温度から1000℃までの冷却過程における温度の冷却スピードを100〜400℃/hrとすると共に、前記冷却過程での酸素濃度P(%)が、aを傾きとし、Tを絶対温度(K)とし、bを保持過程での保持温度及び保持酸素濃度並びに前記傾きaによって一義的に決定される定数としたとき、Log(P)=a/T+bの式で規定され、傾きaの範囲を−6000〜−18000とする。 (もっと読む)


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