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Fターム[5F102GK09]の内容

接合型電界効果トランジスタ (42,929) | バッファ層(中間層) (2,318) | 格子定数のずれ、格子歪の利用 (111)

Fターム[5F102GK09]に分類される特許

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【課題】従来に比べ極めて薄いバッファ層を用いて、工業的に安定でかつ低コストで、基板と格子定数の異なる良質の薄膜を形成した半導体基板を提供すること。
【解決手段】基板1は、格子定数xを有するものである。第1の半導体層2は、基板1上に形成され、格子定数yを有し、少なくともSbを含んでいる。第2の半導体層3は、第1の半導体層2上に形成され、格子定数yからzまで格子定数を段階的又は連続的に変化させものである。第3の半導体層4は、第2の半導体層3上に形成され、格子定数zを有するものある。これらの格子定数の関係は、x<z<yの関係を有している。基板1上に格子定数の異なる薄膜を形成する際に、まずSbを含む半導体を形成し、その上層に格子定数を変化させるためのバッファ層を形成することで、従来に比べ薄いバッファ層で結晶欠陥のない薄膜形成が可能となる。 (もっと読む)


【課題】異種材料基板の上にそりを制御して窒化物半導体結晶の層が形成できるようにする。
【解決手段】シリコン基板101と、シリコン基板101の上にエピタキシャル成長されたAlN結晶からなる膜厚100nmの核形成層102と、核形成層102の上にエピタキシャル成長されたAlGaNからなる膜厚100nmの挿入層103と、挿入層103の上にエピタキシャル成長されたGaNからなるキャリア走行層104と、キャリア走行層104の上にエピタキシャル成長されたAl0.25Ga0.75Nからなる膜厚25nmのバリア層105とを備える。バリア層105は、キャリア走行層104に対してキャリアを供給するキャリア供給層として機能する。また、AlGaNからなる挿入層103にホウ素が添加されている。 (もっと読む)


本発明は、AlGa1−xN(式中、0≦x≦3)の組成を有する窒化物の無亀裂単結晶質層(5)を、該層中に引張応力を発生しそうな基材(1)上に形成する方法に関し、該方法は、a)該基材(1)上に核形成層(2)を形成する工程、b)該核形成層(2)上に単結晶質中間層(3)を形成する工程、c)該中間層(3)上に単結晶質種層(4)を形成する工程、d)該種層(4)上にAlGa1−xN窒化物の単結晶質層(5)を形成する工程を含んでなる。この方法の特徴は、−中間層(3)の材料がアルミニウムおよびガリウム窒化物であり、−種層(4)の材料が、ホウ素含有量が0〜10%であるAlBN化合物であり、−種層(4)の厚さと中間層(3)の厚さとの比が0.05〜1であり、−種層(4)を形成する温度が、該無亀裂単結晶質AlGa1−xN窒化物層(5)を形成する温度より50〜150℃高いことである。
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【課題】耐圧性が高く反りが小さい半導体電子デバイスを提供すること。
【解決手段】基板と、前記基板上に形成された、前記基板よりも格子定数が小さく熱膨張係数が大きい窒化物系化合物半導体からなる第一半導体層と該第一半導体層よりも格子定数が小さく前記基板よりも熱膨張係数が大きい窒化物系化合物半導体からなる第二半導体層とが交互に積層した2層以上の複合層を有するバッファ層と、前記基板と前記バッファ層との間に形成された、前記第一半導体層よりも格子定数が小さく前記基板よりも熱膨張係数が大きい窒化物系化合物半導体からなる介在層と、前記バッファ層上に形成された、窒化物系化合物半導体からなる半導体動作層と、を備え、前記バッファ層は、前記各第一半導体層または前記各第二半導体層の厚さが積層方向に向かって減少するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】挿入損失を増大させることなくマルチゲートのゲート間の電位安定化が可能なスイッチング素子並びにそれを用いたアンテナスイッチ回路及び高周波モジュールを提供すること。
【解決手段】電界効果型トランジスタを成すように、半導体基板上に形成された2個のオーミック電極39,40と、上記2個のオーミック電極の間に配置された少なくとも2個のゲート電極41,42と、隣り合うゲート電極の間に挟まれて配置された導電領域45とが備えられる。導電領域は、一端に、上記隣り合うゲート電極に挟まれている導電領域よりも幅が広い幅広部分を有し、隣り合うゲート電極の間の距離が幅広部分の幅よりも狭い。更に、幅広部分を介して2個のオーミック電極の間に直列に抵抗44,46が接続されている。 (もっと読む)


【課題】大出力窒化物半導体装置において、動作効率を向上させ、ドリフトを抑制する。
【解決手段】窒化物半導体装置は、基板と、前記基板上に形成され、非ドープ窒化物半導体よりなる電子走行層と、前記電子走行層上にエピタキシャルに形成され前記非ドープ窒化物半導体よりも小さな電子親和力を有するn型窒化物半導体よりなる電子供給層と、を含む積層半導体構造と、前記積層半導体構造上にチャネル領域に対応して形成されたゲート電極と、前記積層半導体構造上、前記ゲート電極の第1の側および第2の側にオーミック接触して形成されたソースおよびドレイン電極と、を備え、前記積層半導体構造は、前記基板と電子走行層との間に、n型導電層と、Alを含むバリア層とを、順次エピタキシャルに形成した。 (もっと読む)


【課題】電子供給層で発生した電子をより効率的に電子走行層へ供給し、高移動度の電子走行層の特性を生かした高電子移動度トランジスタや磁気センサなどの半導体デバイスを提供すること。
【解決手段】半導体基板1と、この半導体基板上に形成されたバッファ層2と、このバッファ層上に形成された電子走行層3と、この電子走行層上に形成されたスペーサ層4と、このスペーサ層上に形成された電子供給層5と、この電子供給層上に形成されたバリア層6と、このバリア層上に形成されたキャップ層7とからなる多層膜構造を備えている。電子供給層を形成する半導体の電子親和力が、この電子供給層の下にあるスペーサ層を形成する半導体の電子親和力より小さく構成されている。 (もっと読む)


【課題】III族窒化物半導体からなり、ヘテロ接合を有する半導体装置において、HJFETを作製する際、エンハンスメント型のHJFETが容易に実現でき、そのエンハンスメント動作時におけるチャネル抵抗の低減がなされる構造を提供を提供する。
【解決手段】ゲート部を、障壁層に接するように設ける。ゲート直下となる部分では、ゲートを設けていない状態でも、障壁層とチャネル層とのヘテロ接合界面には、二次元電子ガスは発生しないように、チャネル層上に形成されるInAlGaN障壁層を構成する、InAlGaNの組成を選択する。ゲート直下を除き、InAlGaN障壁層の上層として、InAlGaNキャップ層を設ける。InAlGaNキャップ層は、バッファ層と格子整合し、自発分極により、障壁層とチャネル層の界面に二次元電子を発生させる組成のInAlGaNで形成する。 (もっと読む)


【課題】縦方向リーク電流を抑制する半導体装置を提供する。
【解決手段】基板と、基板の上に設けられた第1導電型のGaN層と、GaN層の上に設けられたInAlGa1−X−YN(4.66X≦Y≦4.66X+0.41、X+Y≦1)からなるバリア層と、バリア層の上に設けられたGaNからなるチャネル層と、チャネル層の上に設けられ、チャネル層よりもバンドギャップが大きい窒化物半導体からなる電子供給層と、電子供給層の表面に接して設けられたソース電極と、電子供給層の表面に接して設けられたドレイン電極と、電子供給層の上におけるソース電極とドレイン電極との間に設けられたゲート電極とを備えた。 (もっと読む)


【課題】チャネル層直下のバッファ層において、高い絶縁性を有しかつ過剰な不純物を含有しないGaNバッファ層を形成することによって、複数の電界効果トランジスタ(FET)で構成される半導体チップの製造に際して好適に用いられる半導体エピタキシャルウエハを供給する。
【解決手段】本発明の半導体エピタキシャルウエハは、基板の上にバッファ層を有し、前記バッファ層の直上にチャネル層となるエピタキシャル層を有する半導体エピタキシャルウエハであって、前記バッファ層がAlXGa1-XNバッファ層(0≦X≦1)、AlNバッファ層、GaNバッファ層を順次積層した構造からなり、かつ前記 GaNバッファ層が1×107 Ω・cm以上の電気抵抗率を有し、3×1016〜2×1017 cm-3の炭素濃度を有する。 (もっと読む)


【課題】バッファリーク電流を低減する。
【解決手段】HFET10は、SiC基板1上に、AlN層2、グレーテッドAlGaN層3、GaN層4、Al組成比が20%のAlGaN層5が順次積層され、AlGaN層5上にソース電極6、ゲート電極7、ドレイン電極8がそれぞれ分離して形成された構造である。また、グレーテッドAlGaN層3のAl組成比は、AlN層2からGaN層4に向かって30%から5%まで漸減している。このグレーテッドAlGaN層3を設けたことにより、AlN層2とGaN層4との間に生じる歪は抑制される。そのため、HFET10はバッファリーク電流が抑制された構造である。 (もっと読む)


【課題】格子不整合の小さいエンハンスメント型特性を有する半導体装置を提供すること。
【解決手段】基板と、前記基板上に設けられた半導体層とを備え、前記半導体層は、前記基板上に設けられ、Ga面成長した、組成AlGa1−xN(0<x≦1)またはInGa1−yN(0<y≦1)を有するバッファ層と、前記バッファ層上に設けられ、前記バッファ層の組成と異なる組成、In1−z−tAlGaN(0<z≦1,0≦t<1)を有する障壁層と、を備えることを特徴とする半導体装置。 (もっと読む)


その中に伝導チャネルを有するチャネル層20と、一対の分極生成層14、18と、一対の分極生成層間に配置されるスペーサ層とを有する半導体構造。分極生成層は共通の所定の方向に沿って分極場を作り出す。一対の分極生成層のうちの各層はInGaN;InAlGaN;又は四元InxAlyGa1−x−yNとすることができ、xはy/2以上である。その分極生成層は共通の所定の方向に沿って分極場を作り出し、チャネル層が受ける全分極場を強め合うように大きくし、伝導チャネル内のキャリアの閉じ込めを強化する。 (もっと読む)


【課題】能動層として窒化ガリウム(GaN)系の化合物半導体層を採用して構成される化合物半導体装置について、電流をオフしやすくすること。
【解決手段】トランジスタ構造を有する化合物半導体装置であって、基板1と、基板1の上に形成されたGaN含有の第1層3と、第1層3より上に形成されて第1層3よりも格子定数の大きいInN含有の第2層4と、第2層4より上に形成されて第2層4よりもエネルギーバンドギャップの小さいGaN含有の第3層5と、第3層5の上に形成されるチャネル領域層2DEGを有している。 (もっと読む)


【課題】高い破壊耐圧、高い電子移動度及び低いゲート漏れ電流を併せ持つ高性能の電界効果トランジスタを提供すること。
【解決手段】GaN系FET用エピタキシャル結晶基板において、下地基板101の上に設けられるエピタキシャル結晶が、ゲート層108の下地基板側界面に接するチャネル層を含む高純度な第1の緩衝層107と、第2の緩衝層106と、開口部104Aを有する絶縁層104と、p伝導型半導体結晶層103とを有している。第1の緩衝層107をp伝導型半導体結晶層103に電気的に接続するための接続層105が開口部104Aに配されており、第1の緩衝層107に滞留する正孔を接続層105を介してp伝導型半導体結晶層103に引き抜くことができる。 (もっと読む)


【課題】耐圧を向上させかつドリフト層と基板との接触抵抗を低減すること。
【解決手段】本発明は、導電性の基板10と、基板10上に離間して設けられAlを含有する窒化物半導体層12と、窒化物半導体層12及び基板10と直接接して設けられ導電性の窒化物半導体からなるバッファ層14と、バッファ層14上に設けられ、バッファ層14及び基板10よりキャリア濃度が低いドリフト層16と、ドリフト層16上に設けられた第1電極32と、基板10に接続された第2電極36と、第1電極32と第2電極36との間に流れる電流を制御する制御電極34と、を具備することを特徴とする半導体装置である。 (もっと読む)


【課題】 シリコン基板上に窒化物半導体領域を設けると、半導体ウエーハに反りが発生する。
【解決手段】 シリコン基板2の上に窒化物半導体から成るバッファ領域3を介してHEMT用の窒化物半導体から成る主半導体領域4を設ける。前記バッファ領域4を、第1の多層構造バッファ領域5と第2の多層構造バッファ領域8とで構成する。第1の多層構造バッファ領域5を複数のサブ多層構造バッファ領域6と複数の単層構造バッファ領域7で構成する。サブ多層構造バッファ領域6を、交互に配置された複数の第1及び第2の層で構成する。第1の層をアルミニウムを第1の割合で含む窒化物半導体で形成する。第2の層をアルミニウムを含まない又は前記第1の割合よりも小さい第2の割合で含む窒化物半導体で形成する。第2の多層構造バッファ領域8を第3及び第4の層で構成する。第3の層のアルミニウム割合を第1の割合よりも低くする。 (もっと読む)


【課題】結晶性の良好なGaN層を有し、かつ反りの小さな半導体基板および半導体装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、Si基板10上に設けられたAlN層12と、AlN層12上に設けられたAlの組成比が0.3以上かつ0.6以下のAlGaN層14と、AlGaN層14上に設けられたGaN層16と、を具備する半導体基板および半導体装置である。本発明よれば、AlGaN層14のAl組成比を0.6以下とすることによりウエハの反りが小さくなり、0.3以上とすることによりGaN層の結晶性が向上する。 (もっと読む)


【課題】ウェハの反りを抑制し、リーク電流を一層低減させること。
【解決手段】基板1上にバッファ層2,3を介して積層された半導体動作層4を備える電界効果トランジスタ100において、バッファ層3は、窒化物系化合物半導体を用いて形成された層であって該層の層厚に対する電界効果トランジスタ100のリーク電流が略最小となる厚さに形成された第1の層11上に、この第1の層11よりもAl組成比が高い窒化物系化合物半導体を用いて形成された層であって該層の成長温度に対する電界効果トランジスタ100のリーク電流が略極小となる温度で形成された第2の層12が積層された複合層10を有する。 (もっと読む)


【課題】AlNバリア層の表面のひび割れを防止し、更に、順方向電圧Vf特性を改善する。
【解決手段】AlGaN/GaN−HEMTは、サファイヤ基板21a等の成長基板上にAlN層21bが形成されたAlNテンプレート21と、このAlNテンプレート21上にエピタキシャル成長されたGaNチャネル層22と、このGaNチャネル層22上に形成されたサンドイッチ構造の層とを有している。サンドイッチ構造の層は、下層のAlGa1ーxNバリア層23と、厚さ2nm以上の中間のAlNバリア層24と、上層側のAlGa1ーxNキャップ層25とにより形成されている。 (もっと読む)


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