説明

Fターム[5F136EA15]の内容

Fターム[5F136EA15]に分類される特許

41 - 60 / 73


【課題】半田との接合界面が、低温で水素雰囲気では還元されにくい材質で構成されている場合でも、低いボイド率で半田付けを行う。
【解決手段】半田を介して重ね合わせられている第1の接合部材および第2の接合部材が設置されたチャンバー内の空気を排気し、少なくとも水素を含むガスを導入して、大気圧よりも低い第1の圧力の状態に設定するステップA1と、第1の圧力の状態を保持したまま、半田の液相線温度よりも高い第1の温度まで加熱するステップA3と、第1の温度の状態を保持したまま、第1の圧力よりも低い第2の圧力まで減圧するステップA4と、第1の温度の状態を保持したまま、チャンバー内に少なくとも水素または窒素を含むガスを導入して、大気圧まで加圧するステップA5と、大気圧の状態を保持したまま、半田の固相線温度よりも低い第2の温度まで冷却するステップA6とを含む。 (もっと読む)


【課題】Cuが用いられた放熱体に対して、AlNまたはSi3N4の絶縁基板を組み合わせた場合において、冷熱サイクル寿命を向上させ、信頼性を向上させる半導体装置を提供する。
【解決手段】絶縁基板12と、絶縁基板12の第1の主面上に搭載された、少なくとも1つの半導体素子11と、絶縁基板12の半導体素子11が搭載された第1の主面とは反対側の第2の主面にはんだ部材14を介して接合された放熱体13と、を有し、はんだ部材14は少なくとも錫、アンチモンを含有し、アンチモンの含有量が7重量%以上、15重量%以下である半導体装置10が提供される。これによって、半導体装置10の信頼性が向上する。 (もっと読む)


【課題】第1のはんだを介してSi素子とヒートシンクとをはんだ接合して複合体を形成する第1のはんだ付け工程の後、第2のはんだを介して複合体と基板とをはんだ接合する第2のはんだ付け工程を行って形成されるはんだ接合体において、はんだとは別体の位置ずれ防止部材を用いることなく、第2のはんだ付け工程時にSi素子の位置ずれを防止する。
【解決手段】第1のはんだ付け工程では、第1のはんだ51の面積をSi素子10の被接合面の面積よりも大きくして、第1のはんだ51の周辺部がSi素子10の外周からはみ出すように、Si素子10とヒートシンク20との重ね合わせを行う。次に、Si素子10の外周からはみ出している第1のはんだ51の周辺部の表面を酸化して、第2のはんだ52の加熱温度よりも高い融点を有する酸化膜としての被膜60を形成し、その後、第2のはんだ付け工程を行う。 (もっと読む)


【課題】ボンディングワイヤが接続された半導体チップを一対の放熱板によって挟んでなる半導体装置において、厚さ確保用のブロックを用いずに両放熱板の対向間隔を狭くしても、ボンディングワイヤ側に位置する放熱板と当該ワイヤとの接触を回避する。
【解決手段】ボンディングワイヤ8を、半導体チップ1の一面から離れる方向に凸となったループ状をなすものとし、第1の放熱板3における半導体チップ1の一面と対向する対向面3aを、ボンディングワイヤ8の頂部8aよりも半導体チップ1の一面に近くに位置させ、第1の放熱板3の対向面3aのうちボンディングワイヤ8に対向する部位を開口した開口部3dとし、ボンディングワイヤ8の頂部8a側の部位を、第1の放熱板3とは離れた状態で開口部3dに入り込ませている。 (もっと読む)


【課題】光通信モジュール全体から見た鉛フリー化並びにレーザダイオードの光軸ずれ防止に有用な金スズ接合ペルチェ素子熱電変換モジュールの提供。
【解決手段】サーモモジュール10は、放熱側のセラミック基板11と冷却側のセラミック基板12との間にP型熱電半導体素子13aとN型熱電半導体素子13bを複数対接合し、セラミック基板11のリード線取付ランド部112a−1に電力供給用のリード線15またはポスト16を接合して成る。セラミック基板11のリード線取付ランド部112a−1とリード線15またはポスト16との間は、金スズ層により接合される。金スズ層113,123としては、金の含有量が概ね80重量パーセントの金スズ共晶組成ハンダが用いられる。 (もっと読む)


【課題】放熱板の放熱特性を損ねることなく、電位の発生を防止しうる樹脂封止型半導体装置および半導体装置を構成するための組立構造を提供する。
【解決手段】実装用組立構造Aは、放熱板11と、放熱板12を固定している樹脂キャリア12と、放熱板11の上に載置された電極パターン14付きのサブマウント13と、樹脂キャリア12に固定されたインナーリード21aとを備えている。サブマウント13上の電極パターン14の上に、半導体チップ30が搭載され、ワイヤボンディングにより、半導体チップ30上の各電極及び電極パターン14と、インナーリード21aとがワイヤ31,32,33によって接続される。その後、全体が封止樹脂35によって封止されて、樹脂封止型半導体装置Bが形成される。 (もっと読む)


【課題】 カーボンナノチューブシート、その製造方法、及び、電子装置に関し、配向方向の揃ったカーボンナノチューブシートと被放熱部材或いは発熱部材との接触界面の熱抵抗を低減する。
【解決手段】 カーボンナノチューブ束の群とめっき金属からなり、カーボンナノチューブ束の配向方向がシートの垂直方向に保持されているとともに、カーボンナノチューブ束の少なくとも先端部が前記めっき金属により結合されており、且つ、カーボンナノチューブ束の先端部と反対側に空洞を設ける。 (もっと読む)


【課題】反りの発生や熱サイクル負荷時の回路層と絶縁基板の界面及び金属層と絶縁基板の界面での剥離を防止することができるヒートシンク付パワーモジュール用基板及びヒートシンク付パワーモジュールを提供する。
【解決手段】絶縁基板12の一方の面に回路層13が形成されるとともに他方の面に金属層14が形成されたパワーモジュール基板11と、金属層14側に接合され、パワーモジュール基板11を冷却するヒートシンク17とを備えたヒートシンク付パワーモジュール用基板10であって、金属層14とヒートシンク17との間には、ヒートシンク17及び金属層14と接合する前の状態において純度99%以上のアルミニウムからなる緩衝層15が形成されており、緩衝層15の厚さtが、0.5mm≦t≦7mmとされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】亜鉛を主成分とするはんだ材料を用いたときの濡れ性の向上によって、被接合部材が均一に接合された接合体、パワー半導体モジュール及びこれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の接合体300は、第1部材101と第2部材102を有する。第1部材101と第2部材102の間は、亜鉛を主成分とするはんだ材料50によって接合される。第1部材101と第2部材102の被接合面には、各々ニッケル層111,112を備え、更に、前記ニッケル層111,112の表面は、亜鉛との反応性が高く亜鉛と合金を生成する金属表面層121,122を備える。接合後の接合面では、前記金属表面層121,122が消失している。接合部材がパワー半導体モジュールの場合には、第1部材101と第2部材102が、パワー半導体素子と絶縁基板、又は絶縁基板と放熱板に相当する。 (もっと読む)


【課題】細長い形状のセラミックス基板が用いられる場合でも、冷熱サイクルに対する半導体モジュールの耐久性を高める。
【解決手段】この半導体モジュール10においては、セラミックス基板21がこのように細長い形状の場合に、その長辺において、セラミックス基板21を金属放熱板23よりも突き出した形状としている。a/b比が0.2〜0.4の範囲であれば、セラミックス基板の長辺における突き出し量を1〜2mmの範囲と設定することによって、冷熱サイクルに対する耐久性を高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】製造時あるいは運転時に生ずる熱応力ないし熱歪みを緩和し、長期にわたって安定して稼動し得る信頼性が高い半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置11は、半導体基体20と、半導体基体を搭載する絶縁セラミックス板30と、熱応力を緩和する応力緩衝部40と、を有している。応力緩衝部は、半導体基体と絶縁セラミックス板との間、および絶縁セラミックス板の両面のうち半導体基体が搭載される側とは反対側の面の少なくとも一方に設けられている。応力緩衝部は、Alと第2相とを少なくとも含む組織から形成され、第2相がAlX(X=アルカリ土類金属元素の少なくとも一種)である。 (もっと読む)


【課題】
Pbフリーはんだの高温系はんだとして、Sn−(5〜10)Sb(融点:235〜243℃)が一般に知られている。この組成では階層用としては235℃で制約されるので、公知のSn−Ag−Cu系Pbフリーはんだを235℃以内で接続することは難しい。例え接続できたとしても、この系のはんだは耐クリープ性はあっても、クリープ変形ができず、残留応力が高く、パワーモジュールの#2はんだとしての温度サイクル寿命が短いことが分かった。
【解決手段】
Pbフリーの階層はんだで高信頼性とはんだ付けプロセスを両立する方法として、高温系はんだとして、Sn−(11〜20)Sb(固相線温度は246℃)、低温系はんだとして240℃以下での接続が可能なSn−3Ag−0.5Cu−5Inを用いること。 (もっと読む)


【課題】半導体素子の放熱性に優れた1つの熱伝導性の良好なベース基板に対して半導体素子の放熱性を良好にすることにより、大掛かりな構成にする必要のない電子回路基板の放熱構造体を提供すること。
【解決手段】電子回路基板の放熱構造体11は、発熱部品16aを実装した回路基板12と、回路基板12の発熱部品16aの頭部16a1が位置する側に、回路基板12とほぼ平行に所定の間隔をおいて設けられるベース基板13と、前記間隔内において、発熱部品16aの頭部16a1に隣接して設けられるヒートパス18aと、当該ヒートパス18aと発熱部品16aの頭部16a1とを接着接合する接着剤層17aと、ヒートパス18aとベース基板13とを熱伝導的に結合する半田層19aとを備える。 (もっと読む)


【課題】はんだ工程の温度管理によって、はんだ接合部におけるボイドの生成を抑えた半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】半導体素子11と絶縁基板13との間の素子下はんだ12について行う第1はんだ工程と、絶縁基板13とヒートシンク15との間の基板下はんだ14について行う第2はんだ工程を有し、素子下はんだ12及び基板下はんだ14は、すずからなるSnはんだであり、半導体素子11には、電極層22を挟んで密着層21と酸化防止層23とを備えた電極部20が形成されたものであって、第1はんだ工程では、素子下はんだ12のすずと電極層22を構成する材料との合金層25を形成する温度で加熱を行い、更にその第1はんだ工程と前記第2はんだ工程では、合金層25を素子下はんだ12中に分離させない温度で加熱を行うようにし半導体装置の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高充填率で接着剤に混入するのに適したフィラー構造、およびこれを用いた接着剤層およびパワーモジュールを提供する。
【解決手段】パワーモジュール10は、半導体チップ11と、ヒートシンク21と、金属配線23と、金属配線23とヒートシンク21との間に設けられた絶縁性樹脂膜26と、半田層14とを備えている。絶縁性樹脂膜26は、接着剤EにフィラーFを混入して形成された第1の接着剤層26aと、第1の接着剤層26aの上面および下面の上に設けられた、実質的に接着剤のみからなる第2の接着剤層26bとを有している。第2の接着剤層26bにより、フィラーFのために接着強度が比較的低い第1の接着剤層26aと被接着面との間の接着強度を高めている。 (もっと読む)


【課題】安価で汎用性があり、従来のPb含有の高温系はんだの代替が可能になる新規な合金接合材を提供する。
【解決手段】第1金属被接合材1と第2金属被接合材2とを薄層接合材3を介して積層し積層体4を形成する。薄層接合材3は、TeとAgとを主成分にし、Sn、ZnおよびCoからなる群から選択された1種以上の元素を含む非鉛系の合金接合材、あるいはTeとAgとを主成分にし、Al、Ti、Ni、Au、Mg、Pt、MnおよびFeからなる群から選択された1種以上の元素を含む非鉛系の合金接合材の例えばシートハンダである。この積層体4を350℃〜450℃の範囲の温度で加熱することによって、高耐熱性を有する接合層5を通して接合された接合体6が得られる。 (もっと読む)


【課題】 異種金属を組み合わせて製造することを容易化する構造を持つフィン付放熱部品およびそれを用いた放熱構造体を提供する。
【解決手段】 金属製の熱伝導板1と、フィン3aと熱伝導板と異なる金属製の基部3bとで構成される、基部付フィン3とを備え、熱伝導板1と基部3bとは接合され、熱伝導板と基部の相対向する面の少なくとも一方に、当該面の端へと通じる開通路となる溝3cが設けられ、相対向する面の間に接合に用いた金属5が充填されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、導電性(放熱性)および冷間鍛造性に優れる半導体収容金属容器用銅合金線材を提供する。
【解決手段】Cr0.2〜1.1質量%を含み、残部がCuと不可避的不純物とからなる銅合金線材、またはCr0.2〜1.1質量%を含み、さらにSn0.1〜1.0質量%、Zn0.1〜1.5質量%のうち1種以上を含み、残部がCuと不可避的不純物とからなる銅合金線材であって、最大伸びが10%以上、導電率が50%IACS以上、冷間鍛造後400℃で1時間加熱を行ったときの硬さがHv135以上であることを特徴とする半導体収容金属容器用銅合金線材。本発明の銅合金線材は、所定長さに切断し、これを冷間鍛造により円板体とし、さらに皿状の金属容器1に加工される。 (もっと読む)


【課題】一対の金属板の間に半導体素子を挟んだものをモールド樹脂で封止した後、樹脂封止工程におけるワーク固定用のピンによって形成された穴部を封止材で封止してなる半導体装置の製造方法において、封止材とモールド樹脂との剥離を防止する。
【解決手段】ワーク110を支持するピンとして、その外周の側面のうち両金属板3、4の内面の間に対応する部位であって且つ第2の金属板4寄りの部位に段差を有するものを用いて樹脂封止工程を行うことによって、穴部11として、ピンの段差に対応した部位に段差11aを有するものを形成し、封止材充填工程では、穴部11の段差11aを越えないように穴部11に封止材を充填する。 (もっと読む)


【課題】環境に及ぼす影響を考慮した高信頼性の半導体装置を提供する。
【解決手段】セラミック基板2aの両面に導体層2b,2cを形成した絶縁基板2が放熱ベース6上に半田層5を介して半田接合されると共に、その絶縁基板2上にIGBT等の半導体チップ4が半田層3を介して半田接合されたパワー半導体モジュール1を形成する際、絶縁基板2と半導体チップ4の接合、および絶縁基板2と放熱ベース6の接合に鉛フリー半田を用いる。また、絶縁基板2と放熱ベース6の接合時には、接合前にあらかじめ放熱ベース6に絶縁基板2が半田接合される面と反対の面側に接合後に平坦か平坦に近い状態が得られるような凸状の反りを与えておく。これにより、放熱ベース6を冷却フィン等に取り付けた際、それらの熱抵抗が低く抑えられ、半導体チップ4の熱が効率的に放散されて異常な温度上昇が防止される。 (もっと読む)


41 - 60 / 73