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Fターム[5H018CC06]の内容

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Fターム[5H018CC06]に分類される特許

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【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、隣り合う発電素子部の間における段差が形成された表面を連続して覆う緻密膜にクラックが生じ難いものを提供すること。
【解決手段】隣り合う発電素子部A,A間における固体電解質膜40(緻密膜)と、発電素子部A内の固体電解質膜40とがディッピングにより連続して形成される。このディッピングは、隣り合う発電素子部A,Aのそれぞれの燃料極20が支持基板10の外側面から突出した状態にある支持基板10に対してなされる。即ち、「緻密膜」は、段差が形成された表面を連続して覆うように充填・形成される。「緻密膜」における隣り合う燃料極20,20の間の特定部分41の外側面Zの表面粗さが、算術平均粗さRaで0.01〜5μmである。ここで、算術平均粗さRaは、JIS B 0601−2001(ISO4287−1997に準拠)に基づく。 (もっと読む)


【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、緻密膜又は緻密膜の周辺にクラックが発生し難いものを提供すること。
【解決手段】隣り合う発電素子部A,A間における固体電解質膜40(緻密膜)と、発電素子部A内の固体電解質膜40とがディッピングにより連続して形成される。隣り合う燃料極20,20の間の領域に固体電解質である「緻密膜」が充填される。隣り合う発電素子部A,Aの一方の燃料極20と他方の空気極50との間の領域の一部が、固体電解質である「緻密膜」を介して接続される。発電素子部内の固体電解質膜40の厚さtは、10〜100μmである。「隣り合う燃料極20,20における互いに向き合う両端の間の距離L」が0.1mm以上であると、「緻密膜」又は「緻密膜」の周辺にクラックが発生し難くなる。 (もっと読む)


【課題】高出力化が可能な新規な構成の固体酸化物型燃料電池及びその製造方法を提供する。
【解決手段】酸素イオン導電性を有する固体電解質層11と、前記固体電解質層の一方の主面側に形成され、電子−イオン混合導電性の材料からなる多孔質焼結体121、及びこの多孔質焼結体の表面の少なくとも一部に形成されてなる、金属粒子123を分散担持してなる酸化物膜122を含む燃料極12と、前記固体電解質層の他方の主面側に形成された空気極と、を具えることを特徴とする、固体酸化物型燃料電池。 (もっと読む)


【課題】燃料を効率的に電解質膜に供給することが可能であり、優れた電池性能を備えた触媒層−電解質膜積層体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の触媒層−電解質膜積層体の製造方法は、クラックを有する触媒層が電解質膜の片面又は両面に2層以上積層されてなり、かつ触媒層の少なくとも一部が電解質膜に埋没されている触媒層−電解質膜積層体の製造方法であって、(1)触媒担持炭素粒子の水分散液、(2)水素イオン伝導性高分子電解質及び(3)粘度調整用の溶剤を含む触媒層形成用ペースト組成物を用いて転写基材上に触媒層を形成させて触媒層転写シートを得る第1工程、第1工程で得られた触媒層転写シートを電解質膜に熱プレスすることにより触媒層を電解質膜に積層させる第2工程、及び第2工程で得られた積層体の触媒層上に、さらに上記触媒層転写シートを熱プレスすることにより触媒層を積層させる第3工程、を備えている。 (もっと読む)


【課題】燃料電池において電解質膜が変形した場合における発電性能の劣化を抑制する。
【解決手段】燃料電池は、電解質膜と、電解質膜に当接する第1の当接面を有し電解質膜に接して配置されている触媒層と、第1の当接面の裏面側に配置されているガス拡散層と、触媒層とガス拡散層との間に配置され触媒層とガス拡散層とを接合する接着層であって、第1の接着部と、前記第1の接着部と比べて接合強度の低い第2の接着部とを有する接着層と、ガス拡散層と当接することにより燃料電池用の反応ガスをガス拡散層に供給するためのガス流路を形成するガス流路形成部を有しガス拡散層における接着層との当接面である第2の当接面の裏面側に配置されている外側部材と、を備え、第1の接着部は、ガス流路形成部に対応する位置に配置され、第2の接着部は、ガス流路に対応する位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】固体電解質層とバリア層との間の剥離の発生を抑制する。
【解決手段】燃料電池セル1は、燃料極11、空気極14、燃料極と空気極との間の電解質層15、電解質層と空気極14との間のバリア層13、及びバリア層13と電解質層15との間の緩衝層16を備える。バリア層13は、バリア層13と緩衝層16との界面17近傍に、気孔13cを備える。 (もっと読む)


【課題】低加湿条件においても高い発電性能を発現でき、充分な機械的強度および寸法安定性を有し、湿潤と乾燥等を繰り返す環境下においても優れた耐久性を有する固体高分子形燃料電池用膜電極接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】触媒層22と、ガス拡散性基材からなるガス拡散層26との間に、ポリマーからなる多孔質のシート状補強材および導電性ファイバーを含む補強層24を有する膜電極接合体10の製造方法であって、補強層24を、導電性ファイバーを含む液をシート状補強材に含浸させてなるウエット層をガス拡散性基材と接した状態で乾燥して形成する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度、表面平滑性が高く、十分なガス透過度、導電性を持ち、反りがなくかつ電池に組み込む条件である厚み方向への荷重をかけた際の層間剥離の発生を抑制できる多孔質炭素電極基材を提供する。
【解決手段】炭素短繊維を二次元平面内において分散せしめた抄紙体にフェノール樹脂を含浸させて樹脂含浸紙を製造する工程と、前記樹脂含浸紙を2枚重ね合わせ加熱プレス硬化した後、更に炭素化する工程と、を含む多孔質炭素電極基材の製造方法であって、前記加熱プレス硬化前の樹脂含浸紙の前記フェノール樹脂の硬化進行度が5%以下である多孔質炭素電極基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】広範囲な加湿条件において、安定した発電を行うことが可能となる燃料電池用膜電極積層体を提供する。
【解決手段】電解質膜10と、電解質膜10の両面を挟持する酸化極32および燃料極34を備え、酸化極32は、電解質膜10側から順に酸化極触媒層12と、酸化極拡散層16と、を含み、燃料極34は、電解質膜10側から順に燃料極触媒層14と、燃料極保水層36と、燃料極拡散層38と、を含み、燃料極保水層36が、繊維状導電材と、吸水性を有する高分子電解質とを含み、該燃料極保水層の目付量が1.6〜3.0mg/cmであって、その厚さが50〜150μmである。 (もっと読む)


【課題】複数の層からなる固体酸化物形燃料電池セルの製造に際し、品質と量産性をともに向上させることができる固体酸化物形燃料電池セルの製造方法を提供する。
【解決手段】固体酸化物形燃料電池セル(単セル)10は、例えば、燃料極層11、活性層12、固体電解質層13、反応防止層14、空気極層15とを含み、単セル10の製造工程では、隣接する2層以上を積層した複数積層シート(未焼成複数積層体)を形成し、この複数積層シートを他の層と一体化して単セル10が形成される。これにより、複数積層シート構成する各層を高い密着性で接合して発電性能を高めるとともに、製造工程を簡素化して不良の発生の低減と量産性の向上を実現できる。 (もっと読む)


【課題】発電特性を向上させることができる固体酸化物形燃料電池用単セルおよび固体酸化物形燃料電池用単セルの製造方法を提供する。
【解決手段】燃料極3の電解質1と接触する面と反対側の面に、導電性の材料からなる導電部材4を設ける。これにより、燃料極3の平面内を横流れしていた電流が導電部材4を流れることが可能となるので、燃料極3の材料に起因する電気抵抗を受ける電流が少なくなるため、発電特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、液体について高い不浸透性および気体の貫流が達成することができ、気体側からの電気接触が可能となる、低い厚みを有し、および要求される疎水性を得る多層酸素消費カソードを製造する。
【解決手段】酸素含有気体に面する側およびアルカリ性電解質に面する側を有し、少なくとも1つの支持体、および触媒および疎水性物質を含む少なくとも2つの層であって、気体側に面する最外層が、電解質側に面する最外層より低い触媒の割合を有し、疎水性物質の割合が、触媒および疎水性物質の全量を基準として8重量%を越えない層を含んでなる、多層酸素消費電極。 (もっと読む)


【課題】燃料電池を締結する際にセパレータの位置がずれても、セパレータの接触面積の低下を抑制し、安定した電池性能を確保することができる高分子電解質形燃料電池を提供することを目的とする。
【解決手段】膜電極接合体5と、板状に形成され、膜電極接合体5の第1電極4Aと接触するように配置された導電性の第1セパレータ6Aと、板状に形成され、膜電極接合体5の第2電極4Bと接触するように配置された導電性の第2セパレータ6Bと、を備え、第1セパレータ6Aの第1電極4Aと接触する一方の主面には、溝状の第1反応ガス流路8が形成され、第2電極4Bの第2セパレータ6Bと接触する一方の主面には、複数の直線状の第2リブ部12が並走するように溝状の第2反応ガス流路9が形成されている、高分子電解質形燃料電池。 (もっと読む)


【課題】固体酸化物形燃料電池用単セルの発電効率を向上させる。
【解決手段】燃料極1と電解質3との間に燃料極1よりも気孔率が低くかつ厚さが薄い燃料極中間層2を設ける。また、電解質3と空気極5との間に空気極よりも気孔率が低くかつ厚さが薄い空気極中間層4を設ける。これにより、良好なガス供給による燃料利用率の向上と、三相界面を多くすることによる電池電圧効率の向上を両立できるので、結果として発電効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】電池内に充填された溶液を容易に撹拌することができ、電池性能を回復することが可能なフレキシブル燃料電池を提供する。
【解決手段】表面に酸化還元酵素が存在すると共に、導電性接着剤により集電体3,4が導通接続されているアノード電極シート1及びカソード電極シート2を対向配置し、その間にプロトン透過膜からなるセパレータ5を配置する。また、少なくともアノード電極シートに接触する位置に燃料溶液が充填される燃料貯留部を設けて、電池部9とする。そして、この電池部9を、柔軟性を有する封止用シート6,7で封止してフレキシブルバイオ燃料電池10とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、触媒層領域と接着層領域とで膜含水量を均一化させるとともに、排水性を向上させることができ、電解質膜の損傷を良好に抑制することを可能にする。
【解決手段】燃料電池を構成する電解質膜・電極構造体12は、固体高分子電解質膜46と、前記固体高分子電解質膜46を挟持するカソード側電極48及びアノード側電極50とを備える。電解質膜・電極構造体12は、電極触媒層48b、50bの外周に位置し、固体高分子電解質膜46にガス拡散層48a、50aを接合する接着層52a、52bを設ける。電極面に沿って反応ガスを流通させる反応ガス流路の下流側には、電解質膜・電極構造体12の一部に、電極触媒層48b、50bと接着層52a、52bとに跨ってそれぞれ複数の空洞部位56a、56bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】高温低湿状態および低温高湿状態のいずれの場合においても、良好な発電性能が得られる膜電極構造体を提供すること。
【解決手段】プロトン伝導膜11と、これを挟持するカソード電極15およびアノード電極と、を備えた膜電極構造体10において、カソード電極15は、プロトン伝導膜11上に設けられたカソード側電極触媒層12と、カソード側電極触媒層12上に設けられたカソード側ガス拡散層14と、カソード側ガス拡散層14とカソード側電極触媒層12との間に設けられたカソード側中間層13と、を備え、カソード側ガス拡散層14の平均細孔径が31μm〜49μmであり、カソード側ガス拡散層14とカソード側中間層13とを合わせた厚み方向の貫通抵抗が、面圧15kgf/cmとしたときに6.7mΩ・cm以下であり、カソード側ガス拡散層14の細孔容積に対するカソード側中間層13の細孔容積の比率が、0.010以上である。 (もっと読む)


【課題】一方の主面にガス流路が形成されたガス拡散層において、発電性能の一層向上させることができるガス拡散層を提供することにある。
【解決手段】本発明の燃料電池用ガス拡散層は、一方の主面にガス流路を有する第1拡散層と、第1拡散層の他方の主面側に配置される第2拡散層と、を有する複数構造で構成され、第1拡散層及び第2拡散層は導電性粒子及び高分子樹脂を主成分とした多孔質部材で構成され、第1拡散層の多孔度は第2拡散層の多孔度より低く構成される。 (もっと読む)


【課題】 生産性良く製造することができ、形態保持性に優れるとともに、ガス拡散性、及び生成水の排出性に優れるガス拡散シートを製造することのできる水分管理シート、この水分管理シートを用いたガス拡散シート、膜−電極接合体及び固体高分子形燃料電池を提供すること。
【解決手段】 多孔質基材シート形成後に炭化処理をしていない非炭化処理多孔質基材シートに、導電剤と撥水材料が充填された、固体高分子形燃料電池の触媒層と導電性拡散基材との間に配置して使用する自立した水分管理シートであり、細孔分布において、細孔直径1μm〜120μmの範囲と5nm〜1μmの範囲にピークを有し、細孔直径1μm〜120μmの細孔容積が全細孔容積の20〜40%であり、細孔直径5nm〜1μmの細孔容積が全細孔容積の80〜60%である。また、前記水分管理シートを用いたガス拡散シート、膜−電極接合体及び固体高分子形燃料電池である。 (もっと読む)


【課題】間欠運転時の出力維持性能に優れた燃料電池用電極および燃料電池を提供する。
【解決手段】導電性粒子と、前記導電性粒子に担持された触媒と、下記(1)式に示す関係を満たす炭素繊維集合体6とを含む触媒層と、前記触媒層が積層される多孔質基材とを含むことを特徴とする燃料電池用電極。
a>c>b (1)
但し、前記aは第1の断面における前記炭素繊維集合体の触媒層第一辺に平行な長さで、前記cは第2の断面における前記炭素繊維集合体の触媒層第二辺に平行な長さで、前記bは、前記第1の断面及び前記第2の断面における前記炭素繊維集合体の前記触媒層の厚さ方向に平行な長さの平均である。 (もっと読む)


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