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Fターム[5H031BB09]の内容

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【課題】マンガン酸化物系廃棄物、リチウムイオン二次電池の正極材料由来の廃棄物からのマンガン系合金の回収。
【解決手段】非酸化性雰囲気下での回転溶解炉を利用した溶融還元により、電池屑中のマンガンを溶融金属相側に分配して、マンガン系合金として回収する。電池屑にはニッケルが含まれているので、溶融すると合金化して液相点が下がり、比較的低温下で回収作業を進められる。電池屑中のアルミニウムは分離せず、還元材として用いる。また、太陽電池由来のシリコン屑も還元材として利用でき、その場合には太陽電池の廃棄物も同時に再資源化できる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池のリチウムを選択的に浸出し、不純物の混入を抑えながらリチウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】リチウムと、マンガン、コバルト及びニッケルのいずれか1種以上の遷移金属との複合酸化物を含むリチウムイオン電池の正極活物質を焼却した際に生じる焼却灰からリチウムを回収する方法であって、前記焼却灰を水に加えて作製した処理液に無機酸を添加してpHを3〜10の範囲に調整しながら焼却灰中の水溶性のリチウムを水へ浸出させる第1工程と、前記リチウムを水へ浸出させた処理液を固液分離する第2工程と、前記固液分離で得られた浸出後液に焼却灰を加えて前記第1及び第2工程を繰返してリチウム濃度を高める第3工程と、前記リチウム濃度を高めた処理液に炭酸化剤を添加してリチウムを炭酸リチウム塩として回収する第4工程とを備えたリチウム回収方法。 (もっと読む)


【課題】廃電池熔融物の酸化度を安定させ、スラグと合金との分離を確実にする方法を提供する。
【解決手段】廃電池を焙焼して酸化処理を行う予備酸化工程ST20と、この予備酸化工程において酸化処理がされた廃電池を熔融して、スラグと、有価金属の合金と、を分離して回収する乾式工程S20と、を備える。乾式工程S20に先行して、廃電池の焙焼による酸化処理を予め行う予備酸化工程ST20を設けることにより、熔融工程ST21における最適な酸化度を安定的に得ることが可能となり、スラグと合金との分離効率を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際に、コバルト等の有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムと鉄を含む廃電池を焙焼して予備酸化処理を行う予備酸化工程ST20と、予備酸化工程ST20後の廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物から、酸化アルミニウムを含む第1のスラグを分離して回収する第1のスラグ分離工程ST22と、第1のスラグ分離工程後の熔融物である第1の合金に酸化処理を行う第2酸化工程ST23と、第2酸化工程ST23後の第2の合金から、鉄を含む第2のスラグを分離して回収する第2のスラグ分離工程ST24とを経て、鉄とコバルトの分離性能に優れ、鉄の含有量が少ない第2の合金を得る。 (もっと読む)


【課題】金属マンガンの電解採取を効率良く商業的且つ安定的に実施可能な金属マンガンの電解採取方法を提供する。
【解決手段】ニッケル、コバルトを含む硫酸マンガン溶液をpH4〜7に調整後、硫化処理にてニッケル、コバルトを1massppm以下に除去する不純物除去工程と、ニッケル、コバルトを除去した硫酸マンガン溶液に、pH緩衝剤としての硫酸アンモニウム、還元剤としての亜硫酸ナトリウム又は亜硫酸ガス又は亜セレン酸を添加し、硫酸および炭酸マンガンでアノライトおよびカソライトのpH調整をする電解液調整工程と、アノードおよびアノライトを隔膜で分離し、アノライトとカソライトを別々に供給し電解を行う電解工程とを含む金属マンガンの電解採取方法である。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵合金組成物の酸素濃度を低くすることができ、その結果、負極活物質構成元素からなる合金溶湯に投入して加熱溶解させる際の回収率を高めることができる、廃ニッケル水素電池から回収される新たな水素吸蔵合金組成物の製造方法を提案する。
【解決手段】廃ニッケル水素電池から負極主体回収物を選別する負極回収工程と、該負極主体回収物を加熱処理する還元・脱炭素工程とを備えた水素吸蔵合金組成物の製造方法において、還元・脱炭素工程では、還元雰囲気下、750〜1050℃まで昇温する昇温過程において、少なくとも330℃±15℃の範囲、すなわち315℃〜345℃間での昇温速度を5.0℃/min以下とし、還元・脱炭素工程終了後から降温過程の途中段階の間で還元雰囲気から不活性雰囲気に切り替え、その後の降温過程における40〜70℃の温度領域で不活性雰囲気から空気雰囲気に切り替えることを提案する。 (もっと読む)


【課題】 正極活物質の凝集を抑制して効果的に正極材から正極活物質を分離し、正極活物質の回収率を向上させるとともに有価金属の回収ロスを防止することができる正極活物質の分離方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 リチウムイオン電池を解体して得られる電池解体物の正極材に、アルカリ溶液を添加して正極活物質が固着した正極基板を溶解して、正極活物質を含有するスラリーを生成し、生成したスラリーに界面活性剤溶液を添加してスラリー中の正極活物質を分散させ、正極活物質とアルカリ溶液とを分離することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 水酸化リチウムの結晶水の組成ずれを防止する。
【解決手段】 炭酸リチウムを溶解した溶液に水酸化アルカリを添加し、次いで固液分離して得た水酸化リチウムを、温度20〜40℃、かつ、相対湿度60〜80%の範囲で乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際にスラグの粘度を下げて有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】乾式工程S20において、アルミニウムと鉄を含む廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、スラグ中の酸化アルミニウムの含量が20質量%以上75質量%未満であり、かつ、金属鉄換算の鉄含量が5質量%以上40質量%以下であり、更に、スラグの融点が1500℃以上、好ましくは1650℃以下となるように、熔融工程ST21において、フラックスとして酸化珪素及び酸化カルシウムを添加し、熔融工程ST21を1500℃以上、好ましくは1650℃以下で行う有価金属回収方法である。これによりスラグの粘度を低下して合金と分離し易くなるので合金の回収率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】リチウム二次電池用金属酸化物系正極活物質の再処理方法、及びこれによるリチウム二次電池用金属酸化物系正極活物質の合成方法を提供する。
【解決手段】本発明によるリチウム二次電池用金属酸化物系正極活物質の再処理方法は、(a)亜硫酸ガスを含む硫酸水溶液を用いて廃リチウム二次電池から正極活物質を溶解して、金属イオンを含む溶液を形成する段階と、(b)前記金属イオンを含む溶液に水酸化ナトリウム溶液及びアンモニア水溶液を注入して、電極活物質前駆体を形成する段階とを含み、(c)前記電極活物質前駆体を濾過、乾燥、及び粉砕して、固体状の正極活物質前駆体を得る段階をさらに含み、本発明によるリチウム二次電池用金属酸化物系正極活物質の合成方法は、前記処理方法で形成した電極活物質前駆体と炭酸リチウム又は水酸化リチウムを混合して熱処理して、金属酸化物系正極活物質を形成することからなる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池などの廃電池を乾式処理する際にコバルトの回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】鉄とコバルトとを含む廃電池からのコバルト回収方法であって、廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、熔融工程ST21において酸化剤を添加して熔融物中に金属鉄と酸化鉄とを共存させた後、スラグ分離工程ST22にて酸化鉄を含むスラグを回収し、合金分離工程ST23にて金属鉄と金属コバルトとを含む合金を回収し、熔融物中において、鉄元素換算の全鉄量に対する、前記金属鉄の質量割合が35%以上60%以下となるように、空気などの酸化剤を添加する。 (もっと読む)


【課題】硫酸塩被膜除去時における発熱を抑制しつつ、硫酸塩被膜の除去に要する時間の短縮させること。
【解決手段】硫酸塩被膜除去装置10は、パルス幅1.6μsec、周波数20000Hzのパルス波形駆動信号を用いてスイッチング回路140を駆動する。スイッチング回路140がオンすると、抵抗R1を介して500mAの電流がバッテリから取り出され、スイッチング回路140がオフすると、電流の取り出しは停止する。スイッチング回路140がオフすると、バッテリに対して逆起電力および500mAの逆電流が供給される。供給される逆電流は、ネガティブなスパイク状の電流であり、この電流がバッテリの電極に作用することによって、バッテリの電極に析出した硫酸塩被膜が除去される。また、動作時における硫酸塩被膜除去装置10の温度上昇も抑制される。 (もっと読む)


【課題】
煩雑な工程を使用せず、かつ、比較的簡便な設備によって、リチウムイオン電池から金属を回収する有価金属回収方法を提供する。
【解決手段】
リチウムと遷移金属元素との複合酸化物を含む正極材を、酸性溶液で溶解させ、リチウムイオン及び遷移金属イオンとを含む酸性溶液を塩基陰イオン交換樹脂に通液し、初めの期間Dにイオン交換樹脂から溶出した遷移金属イオンの濃度比が高い溶液を第一の容器に回収し、その後の期間Eに溶出したLiイオンの濃度比が高い溶液を第二の容器に回収することで、金属イオンの分離を行う金属回収方法。 (もっと読む)


【課題】廃電池に残留する電荷の放電状況を精度良く把握することができ、個々の廃電池の残留電圧を測定することなく放電終了の的確な判断が可能な、効率の良い廃電池の放電終了の判断方法を提供すること。
【解決手段】本発明の廃電池の放電終了の判断方法は、廃電池を、導電性を有する液体に浸漬させた後、当該液体から発生する水素ガスの濃度を測定することにより、前記廃電池に残留する電荷の放電終了を判断することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 リンやフッ素等の不純物が含まれていないリチウムを効率的に回収することができるリチウムの回収方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池から有価金属を回収する工程において排出されたリチウムを含有する放電液及び/又は洗浄液にアルカリを添加し、pH9以下、0〜25℃の温度条件で酸性系溶媒抽出剤を接触させてリチウムイオンを抽出する抽出工程と、抽出工程にてリチウムイオンを抽出した酸性系溶媒抽出剤を、pH3以下の酸性溶液と接触させてリチウムイオンを逆抽出する逆抽出工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】電池を放電処理する際に、多数の電池を均一かつ確実に放電処理することができる電池の放電設備を提供する。
【解決手段】電池Cを液体に浸漬させて放電処理を行うための設備であって、電池Cが浸漬される液体を収容した浸漬槽14と、浸漬槽14に設けられた、電池Cを複数保持しうる電池保持部11と、を備えており、電池保持部11は、網状の部材によって形成された、複数の電池Cを保持し得る電池保持部材12と、電池保持部材12の底面12aを、浸漬槽14の底面から浮かせた状態で支持する支持部材13とを備えている。電池保持部11に保持されている複数の電池Cでは、どの電池Cの周囲にも生成物sが少ない状態とすることができるから、放電処理開始からの経過時間や電池保持部11上における電池の位置に係わらず、各電池Cの放電レベルをほぼ均一にでき、放電処理を効率よく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 有価金属の回収工程において用いられ排出された処理液に含まれる有機溶媒を水相から効率的に除去し、排液のCODやTOCを低減させることができる有価金属回収処理液の処理方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池から有価金属を回収する工程において用いられ排出された処理液を、炭化水素を主成分とする洗浄溶剤と接触混合させ、その処理液中に含まれる有機溶媒を抽出する。さらに、その洗浄溶剤には、リチウムイオン電池を放電させた放電液を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン電池の正極活物質を構成する化合物を効果的に分解することができ、正極活物質から有価金属であるニッケル及びコバルトの浸出率を向上させて回収率を向上させることができるニッケル及びコバルトの浸出方法及び有価金属の回収方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池から剥離した正極活物質を、水素の還元電位よりも卑な還元電位を有する金属を添加した酸性溶液に浸漬し、正極活物質からニッケル及びコバルトを浸出させる。添加する金属としては、ニッケル−水素電池から得られるニッケルメタルを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】保護回路が内蔵されているため電池パックを簡便かつ安全に放電処理することができる電池パックの放電方法を提供する。
【解決手段】ケースK内に複数の電池セルCが収容された、保護回路PSを有する電池パックPBを処理する方法であって、ケースKに、ケースK内部と外部との間を連通する貫通孔hを形成し、貫通孔hが形成された電池パックPBを、電気伝導性を有する液体に浸漬する。ケースKに貫通孔hを形成してから電池パックPBを電気伝導性を有する液体に浸漬すれば、貫通孔hを通して液体をケースK内に導入することができる。ケースK内の電池セルCの電極に直接に液体が接触し、保護回路PSを通ることなく、電極間に電流が流れるので、保護回路PSが設けられている電池パックPBであっても、効率よく放電処理を行うことができる。ケースKに貫通孔hを形成するだけであるから、放電処理のための前処理を簡単かつ容易に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】保護回路が内蔵されていても、簡便かつ安全に放電させることができる電池パックを提供する。
【解決手段】ケースK内に複数の電池セルCが収容された、保護回路PSを有する電池パックPBであって、ケースKには、電池パックPBを液体に浸漬して放電処理を行う際に、液体をケースK内に導入し得る液体導入機構が設けられている。液体導入機構が設けられているので、電池パックPBを液体に浸漬すれば、ケースK内に液体を導入することができる。すると、ケースK内の電池セルCの電極に直接液体が接触し、保護回路PSを通ることなく、電極間に電流が流れるので、保護回路PSが設けられている電池パックPBであっても、効率よく放電処理を行うことができる。 (もっと読む)


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