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Fターム[5J070AK18]の内容

レーダ方式及びその細部 (42,132) | 目的(効果) (6,033) | クラッタ消去 (225) | 地面クラッタ消去 (30)

Fターム[5J070AK18]に分類される特許

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【課題】短い観測時間でマルチパス環境下において高度を推定する、レーダ装置、レーダ制御方法、及びレーダ制御プログラムを提供する。
【解決手段】空間に送信信号を送信し、前記空間内の目標物から反射された受信信号を受信する送受信部と、前記受信信号に基づき前記目標物の高度情報を計測する位置計測部と、を備えるセンサ部を複数個備え、分散算出部は、前記複数個の全部又は一部のセンサ部を含む組み合わせ毎に、前記計測された高度情報の分散を算出し、データ選択部は、前記算出した分散が最小となるセンサ部の組み合わせを選択し、選択した組み合わせに含まれるセンサ部が計測した高度情報に基づき前記目標物の高度情報を決定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】互いに隣り合う素子アンテナで受信した信号の位相差を用いてターゲット方位の計測を行なう場合、角度アンビギュイティが発生し、レーダ装置としての有効な測角範囲を狭めてしまう。
【解決手段】複数の素子アンテナにより1つの受信チャンネルを構成する場合、互いに隣り合わない位置関係に配置された複数の素子アンテナRX1−1、RX1−2を同一の受信チャンネルとして組み合わせて信号合成することにより、角度アンビギュイティが発生し始める角度をレーダの視野角よりも可能な限り広角へと追いやり、レーダとして有効な測角範囲を最大限確保することができる。しかも複数の素子アンテナは不等間隔で配置されている。 (もっと読む)


【課題】 同程度の周波数変化を持つ目標信号と不要信号が混在するレーダ受信信号から、目標信号のみを的確に検出する。
【解決手段】 レーダ受信信号を周波数領域に変換することで周波数スペクトルを取得し(ステップS11)、取得された周波数スペクトルをエコー群それぞれの密度関数の和(混合密度関数)でモデリングし(ステップS12)、混合密度関数のパラメータの最適値を学習することにより推定し(ステップS13)、推定したパラメータから目標信号の平均ドップラー周波数、スペクトル幅及び受信電力を算出し、観測結果として出力する(ステップS14)。上記モデリングに際して、エコー群の周波数スペクトルを混合密度関数に当て嵌め、その当て嵌まり具合をペナルティ付きの尤度関数でもって評価するものとし、前記尤度関数のペナルティ項には、事前に測定した単独エコーの受信電力、ドップラー周波数、スペクトル幅の少なくともいずれかを用いる。 (もっと読む)


【課題】迅速に適切な信号処理パラメータを設定する気象レーダ装置を提供する。
【解決手段】送信パルス信号を放出するとともに反射パルス信号を受信し、反射パルス信号をA/D変換およびI/Q検波してI/Q信号を出力する空中線部1と、I/Q信号をMTI処理して受信信号に変換して出力する信号処理部2と、受信信号を収集して観測データを出力するデータ処理部3と、観測データから反射断面積を算出する反射断面積推定部41と、反射断面積推定部41で算出された反射断面積からMTIフィルタ抑圧度を算出するMTIフィルタ抑圧度算出部42と、MTIフィルタ抑圧度から信号処理部2のMTI処理に用いられるパラメータを設定するパラメータ設定部45と、備える気象レーダ装置。 (もっと読む)


【課題】MTIと速度幅フィルタについて有効なパラメータを自動的に求める。
【解決手段】予め設定されたMTIパラメータに基づいて目標反射波の受信信号からグランドクラッタ成分を演算し除去するMTI処理器A1と、前記グランドクラッタが除去されたMTI処理後の信号を予め設定された速度幅パラメータを基づく閾値と比較して、MTI処理後の信号に含まれる気象エコー成分を抽出する速度幅フィルタA2と、前記速度幅フィルタの出力から気象情報を得る気象情報演算部A3とを備え、レーダ設置地点での観測データ及び模擬気象エコーを用いて前記MTIパラメータ及び速度幅パラメータの最適値を自動探索し、自動探索されたMTIパラメータ及び速度幅パラメータを事前にMTI処理器A1及び速度幅フィルタA2に設定することで、オフラインでのシミュレーションによるパラメータ調整を自動化する。 (もっと読む)


【課題】気象エコーのドップラ速度が小さい場合でも、気象エコーの減衰を招くことなく、不要な地形エコーのみを除去可能なレーダ信号処理装置を得る。
【解決手段】時刻t1、t2での観測データDt1、Dt2を格納する観測データ格納手段1a、1bと、観測データDt1、Dt2からドップラ速度V1、V2を算出するドップラ速度算出手段2a、2bと、ドップラ速度V1、V2からドップラ0分布R1、R2を作成するドップラ0分布作成手段3a、3bと、ドップラ0分布R1、R2から補正エコー分布Rcを作成する補正エコー分布作成手段4と、観測データDt2に対して通常のクラッタ除去処理を行い、クラッタ除去後の観測データDt2’を生成するクラッタ除去手段5と、観測データDt2とクラッタ除去後の観測データDt2’と補正エコー分布Rcとを合成して補償観測データDcを取得するエコー補償手段6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 従来のCFAR(Constant False Alarm Rate)回路では、入力信号特性とCFAR回路特性が合わないため、近接する複数目標を検出できない場合や、クラッタを抑圧できず誤検出する場合があった。
【解決手段】 CFAR回路内の各参照セル内の最大値を除いて平均することにより、特定振幅によるノイズレベル上昇を抑圧することができる。また、クラッタのような広がりのある信号存在時には、GO−CFARを用いることにより、ノイズレベルが上昇し誤警報を抑圧することができる。 (もっと読む)


【課題】最小限のリソースで速度の分離精度を高めることの可能なレーダ信号処理装置を提供すること。
【解決手段】受信信号に対してドプラフィルタ処理部2により粗くドプラフィルタ処理を施し、各フィルタバンクにおける信号強度を用いた重心計算により、強度分布のピーク位置を得る。そしてこのピーク位置から特定したフィルタバンクにつき最小限の周波数レンジで再度、高精細のドプラフィルタ処理を施す。 (もっと読む)


【課題】車両下部方向からのクラッタを抑制してターゲットの方向へ効率的にアンテナビームを絞る。
【解決手段】アンテナ素子をプリント整形したアンテナ基板とアンテナスペーサ12とかならるアンテナユニット20を、アンテナ素子11と車体フレームとの間の距離がアンテナ帯域の中心周波数の波長λの1/4となるように取り付ける。更に、アンテナユニット20の下部に、平板状のリフレクタ22と車体取付用のリフレクタスペーサ23とからなるリフレクタユニット21を配設し、アンテナ素子11とリフレクタ22との距離もλ/4に設定する。これにより、車両下部方向からのクラッタを抑制してターゲットの方向へ効率的にアンテナビームを絞ることができる。 (もっと読む)


【課題】グランドクラッタ信号の変動成分を、気象信号として誤検出すること無く除去して、気象成分のみを正しく抽出可能な気象情報検出装置と、この装置を用いた気象情報検出方法とを提供する。
【解決手段】気象情報検出回路の前段に、レーダー受信信号に含まれる気象成分を選択的に通過するウェザードップラ通過フィルタ回路を設ける。ウェザードップラ通過フィルタ回路は、気象成分にかかわる周波数帯域を通過するバンドパスフィルタを具備する。 (もっと読む)


【課題】目標検出精度を向上させることができる目標検出装置を得る。
【解決手段】赤外線カメラ8の画像データを温度領域毎に分割し、レーザ測距器9の距離から各温度領域の角度と距離を求める画像処理器10と、互いに直交する偏波特性を有する二つのアンテナ1、2のうち、送信ではいずれか一方、受信では双方を駆動させ、観測対象のレーダ信号を収集する偏波切替器3と、レーダ信号を分解能セル毎に散乱ベクトルとして格納する観測散乱ベクトル蓄積器7と、求めた温度領域毎の角度と距離を用いて、対応する散乱ベクトルの分解能セルを抽出し、散乱ベクトルを温度領域毎に分割するレーダ信号分割器11と、温度領域毎に分割された散乱ベクトルからフィルタの生成を行い、フィルタを温度領域内の各分解能セルに適用処理を行い、温度領域毎に電力を出力するノッチフィルタ回路12と、電力を閾値と比較して目標とクラッタの判別を行う閾値回路13とを設けた。 (もっと読む)


【課題】距離アンビギュィティを解消し高距離分解能化する測距性能を向上できるレーダ装置を得る。
【解決手段】FMレンジング後の距離分解能と、PRI内の距離分解能が高精度になるようなパラメータに基づき複数のPRIに渡って周波数変調されたキャリア信号に対してPRIでパルス変調された送信信号を放射する送信機3と、目標で反射して戻った受信信号に対して、キャリア信号を用いてダウンコンバートし受信ビート信号に変換する受信機8と、受信ビート信号に対しFMレンジングを行い、PRI内の距離−FMレンジング後の距離マップを作成する距離マップ作成手段201と、PRI内の距離−FMレンジング後の距離マップに対し、信号の強度に基づき目標候補を検出する目標候補検出手段220と、目標候補のFMレンジング後の距離を用いて目標との相対距離を算出する目標相対距離算出手段221とを設けた。 (もっと読む)


【課題】地中の掘削作業に先立って埋設状況を調査する際に、埋設物の位置を探知するだけでなく、地中の埋設物が金属物体か非金属物体かを識別可能とする地中レーダ。
【解決手段】地中に向けて電磁波を送出する電磁波送信部4と、送出された該電磁波に基づいて反射された電磁波を受信する電磁波受信部5とを有し、該電磁波受信部5によって受信された電磁波に基づき地中に埋設された埋設物9を探知する地中レーダ1において、前記電磁波受信部5で受信された電磁波の受信波形19と前記電磁波送信部4から送出される電磁波の送信波形12との相互相関処理、及び該受信波形19の自己相関処理を行う相関処理部22と、前記相関処理部22により得られる相互相関値と自己相関値との比率を算出し、算出した該比率に基づいて前記地中に埋設された埋設物9が金属物体であるか非金属物体であるかを識別する識別部7とを備えた構成とした。 (もっと読む)


【課題】クラッタのドップラー周波数折り返し発生時にこれを補正したクラッタ中心周波数推定処理を行うことでクラッタの消え残りを防止するレーダ装置を得る。
【解決手段】パルスレーダの受信信号からクラッタの数と中心周波数を推定するための信号を抽出するクラッタ推定用データ抽出手段1、抽出された信号から受信されたクラッタの数を推定するクラッタ数判定手段2、クラッタ数判定結果から実施するクラッタ抑圧処理の内容を切り替える切替器3、抽出された信号とクラッタ数判定結果を用いて、クラッタの周波数折り返しが発生する場合に生じる推定誤差を回避してクラッタ中心周波数推定を行う折り返し補正付クラッタ中心周波数推定手段4、切替器によりクラッタの数に従って処理内容が決定され、折り返し補正付クラッタ中心周波数推定手段から転送されるクラッタ中心周波数推定値を入力して、受信信号中のクラッタを抑圧するクラッタ抑圧処理部5を備える。 (もっと読む)


【課題】 観測された目標の識別を行う目標識別用レーダ装置において、クラッタ及び人工物の偏波特性を利用して、目標識別性能を向上する。
【解決手段】 広帯域パルスを発生して送信する送信機と、相互に偏波特性の異なる複数のアンテナを用いて複数の偏波信号を受信し、上記偏波信号の振幅と位相を示す散乱行列レンジプロフィールを出力する受信機と、上記散乱行列レンジプロフィールを用いて、目標の背景箇所の偏波特徴を算出する背景識別部と、上記偏波特徴に基づき最適なフィルタを選択する参照セル選択算定部と、上記フィルタによってクラッタを抑圧し、上記目標を検出する目標検出部と、検出された上記目標近傍の散乱行列レンジプロフィールを用いて複数の特徴量を算出する特徴量抽出部と、上記特徴量を用いて目標の識別を行う目標識別部とを備える。 (もっと読む)


【課題】 受信したパルスから地表面の反射波等の不要信号を抑圧する不要波抑圧装置において、計算処理負荷を軽減させた上で所望の不要信号の抑圧効果を得る。
【解決手段】 マトリクスから特定のレンジセルを選択するデータ選択部と、データ選択部によって選択されたレンジセルの共分散行列を計算する共分散行列算出部と、この共分散行列に対して小行列を構成して、これらの小行列に対して移動平均処理を実行して平均共分散行列を算出する移動平均部と、平均共分散行列の逆行列を算出する逆行列算出部と、この逆行列を用いてフィルタを生成し、マトリクスから出力された特定のレンジセルのデータから不要信号を抑圧するフィルタ部とを備えて、不要波抑圧装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】大地による強い反射や送信アンテナから受信アンテナへの直接結合による干渉がある場合においても、低コストで干渉波を効率的に抑圧し、また、アンテナを単一のエレメントで構成し、低コストで検知範囲の広いパルスレーダ用アンテナ装置とする。
【解決手段】送信アンテナ1と受信アンテナ2とを車体4のバンパ5の内側の左右端近傍に配置し、送信アンテナ1と受信アンテナ2との少なくとも一方を、ビームパターンのヌル方向に大地面が位置するように設置し、且つ送信アンテナ1を大地面とのなす入射角がブルースター角iB近傍となるように設置する。これにより、送信アンテナから大地方向に輻射される電力を弱めると同時に、大地方向から伝播して受信アンテナに入力される電力を弱め、大地反射波による干渉を効果的に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】DPCA条件を満足しない場合でも移動目標の検出確率を最大化できる移動目標検出装置を提供する。
【解決手段】移動目標検出装置は、パルス繰り返し間隔で連続して送受信される第1のパルスと第2のパルスを増幅し同期検波して得られる所定数の第1の複素信号と第2の複素信号それぞれからレーダ画像を再生し、一方のレーダ画像を構成する第1の複素信号から複素共役な複素信号を生成し、この複素共役な複素信号と他方のレーダ画像を構成する第2の複素信号とを乗算して検出対象の積の複素信号を生成し、一方、レーダプラットフォームの対地速度から求まる位相偏差を用いて送受信アンテナのDPCA条件からのずれを考慮して積の複素信号の確率密度を算出する。 (もっと読む)


【課題】捜索や追尾のために用いられ、フォルスの誤探知やクラッタへの誤追尾を抑制するために、僅かな演算処理時間でアンテナパターンを制御することによりグランドクラッタを低減する航空機搭載用のレーダ装置を提供する。
【解決手段】レーダ装置は、航空機に搭載され、且つ構成するアクティブモジュールの位相を制御するとアンテナパターンが可変するフェイズドアレイアンテナを備えるレーダ装置において、航空機の姿勢が任意のロール角に制御されているとき、フェイズドアレイアンテナのアンテナパターンに地表面側に低サイドローブが存在するようアクティブモジュールに設定する位相データが、ロール角毎に予め記憶される位相テーブルが格納される位相データ格納メモリと、入力される航空機のロール角に基づいて選択される位相テーブルから読み出す位相データでアクティブモジュールの位相を設定する位相制御部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】反射波成分の強度に基づいて対象物の状態を検出できる物体探知装置を提供する。
【解決手段】A/D変換部10は、各アンテナ位置で受信された受信信号の強度をサンプリングタイミングごとに強度データとし、強度データのアンテナ位置ごとの集合を位置毎データ列として記憶部5に記憶する。不要波算出手段12は、同一のサンプリングタイミングごとに、複数のアンテナ位置の強度データが分布している強度範囲を一定の強度幅の強度区間に分割し、強度データのデータ数が最多の強度区間について強度データの平均値を求め、当該平均値の集合を各アンテナ位置で共通の不要波成分として出力する。不要波除去手段13は、各位置毎データ列から不要波成分をそれぞれ減算することにより反射波成分を求め、検出手段14は、複数のアンテナ位置の反射波成分の強度および電磁波が送信されてから反射波成分が受信されるまでの経過時間に基づいて対象物の状態を検出する。 (もっと読む)


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